エスプール<2471>(大へ)は、9日に08年11月期中間決算の説明会を行った。既に発表されているように、08年5月中間連結業績は、売上高32億3600万円(前年同期比9.9%増)、経常利益4600万円(同50.2%減)、純利益2100万円(同53.6%減)であった。
期初計画の経常・純利益共に前中間期の数字を下回る予想であったが、その期初計画の数字より減少した要因は、本部の営業管理が想定したほど機能しなかったことにより計画売上を下回ったことに加え、販売費及び一般管理費、募集費、人件費の費用が嵩んだことによる。
セグメント別の売上を見ると総合人材アウトソーシング事業30億3500万円(同10.3%増)、パフォーマンス・コンサルティング事業1億4400万円(94.2%増)、モバイル・マーケティング事業5900万円(同54.7%減)とパフォーマンス・コンサルティング事業の大幅増収が際立つ。モバイルマーケッティングの大幅減収は、主力リサーチ業務の受注が下期へのずれ込んだことと、新規案件の獲得の遅れが原因。
下期では、総合人材アウトソーシング事業について、営業本部を独立させ、専門営業を強化する。また、営業推進部を発足する方針。更に、支店へ営業機能を一部付与することで、組織変更を柔軟に行い、機能する組織作りを目指すとしている。
新規出店戦略については、上期に首都圏を中心に4店出店。下期は、既存店の収益力確保に注力する方針である。
新規登録スタッフは、順調に増加中。今上期1万7804名、下期は1万5417名(計画)で、通期で3万3221名(前期2万8910名)を予想している。採用が順調であることを踏まえて、下期の募集費は抑制を図る。上期の売上高募集比率は2.5%であったが、下期は2.0%を計画している。
今通期連結業績予想は、売上高66億1200万円(前期比9.7%増)、経常利益1億2500万円(同9.1%減)、純利益6000万円(同13.9%増)を見込んでいる。
売上の主力である総合人材アウトソーシング事業の今後の取組みとして、キャンペーン、物流、システム受託開発、コールセンター、営業の業務請負の受注に注力していく方針。中でも組込み系のシステム受託開発については、1月24日にイーカム・ワークスの株式を取得し関連会社化して、エンジニア派遣に向けての準備をする一方で、7月7日には本社にエンジニアリング事業本部を新設すると共に、潟Wーアイエムと事業継承に関する基本合意を締結している。譲受け部門の事業内容は、システムコンサルティング・システム開発受託事業、システムエンジニア派遣事業である。08年3月期の売上高は23億7600万円。今年の秋口までは話をまとめる予定。
なお、今年3月に利益配分に関する基本方針を変更している。配当回数を1回から2回へ変更したほか、配当性向を20%から50%に大幅に引き上げている。今期は、中間配当600円、期末配当1700円を予定している。
株価は、7月11日に年初来の最安値3万4200円をつけているように底値圏、ジーアイエムの事業継承という話題も出てきたことから絶好の買い場といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:22
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