戸建住宅分譲のファースト住建<8917>(大2)は、5日に今10年10月期第1四半期決算短信を発表した。売上高は69億9400万円(前年同期比8.9%減)、営業利益6億9800万円(前年同期△4000万円)、経常利益6億7600万円(同△5900万円)、純利益3億9800万円(同△4800万円)と減収ながら大幅増益で黒字転換となった。
滞留完成在庫の処分一巡により販売棟数は減少したが、住宅販売価格が底堅く推移したことで、収益性は大幅に改善している。
同社の前09年10月期の業績を見ると、売上高349億9300万円(前々期比0.3%減)、営業利益16億5400万円(同102.0%増)、経常利益15億8200万円(同119.2%増)、純利益10億6700万円(前々期5400万円)と減収ではあるが大幅増益となっているように、リーマンショックの影響で大きく業績を落としていた同業他社とは違い前期から既に業績は回復していたことが分かる。
■今期配当は前期実績比14円増の年間20円
今10年10月期業績予想は、売上高388億円(前期比10.9%増)、営業利益31億円(同87.4%増)、経常利益30億円(同89.6%増)、純利益18億円(同68.6%増)と2ケタ増収大幅増益を見込んでいる。配当は前期実績比14円増の年間20円(第2四半期末10円、期末10円)を予想。
5日の株価は、前日比4円高の594円。今期予想で弾くPERは5.57倍。同業他社のPERと比較すると、飯田産業<8880>(東1)8.0倍、タクトホーム<8915>(東1)10.0倍、東栄住宅<8875>(東1)10.4倍(今回の上方修正前の数値)である。第1四半期通過で足もとの業績堅調を確認、今期も大幅増益を見込むことから、株価の見直し期待が高まる。


















































