米飯加工機のトップメーカーである鈴茂器工<6405>(JQ)は7日、10年3月期第1四半期連結業績を発表した。売上高11億7900万円(前年同期比11.9%減)、営業利益△300万円(前年同期6000万円)、経常利益100万円(前年同期比98.2%減)、純利益△75万円(前年同期3500万円)と2ケタ減収で、ほんのわずかであるが最終赤字で終わった。
今期は、ふんわり感を持ったシャリ玉を作れる「究極の寿司ロボット」を本格的に販売すると共に、新型のシャリ弁ロボを投入する等、同社の強みである開発力を活かした新製品で売上の拡大を目指している。
子会社のセハージャパンは、アルコール系洗浄剤・植物油等の販売と共に、食の安心・安全に役立つ衛生管理システムの販売に注力している。
原価率は1.1ポイント改善したものの2ケタ減収の影響で、売上総利益は5億2400万円(同9.6%減)となり、販売管理費が5億2800万円と売上総利益を上回ったことで、少額ではあるが営業損失となった。
財務面を見ると、自己資本比率85.4%と健全そのもの。現金及び預金額は21億6000万円と前期末より約6000万円増加。利益剰余金は44億3000万円。有利子負債は約2300万円。
同社は、世界で初めて寿司ロボットを開発した企業として回転寿司業界では有名であるが、最近の消費不況の影響の中でも、比較的好調と言われている回転寿司業界でさえも設備投資の抑制が見られていることから、減収となっている。
通期業績予想は、売上高54億8000万円(前期比4.3%増)、営業利益3億6500万円(同33.6%増)、経常利益3億6500万円(同29.1%増)、純利益2億900万円(同23.6%増)と増収増益を見込む。
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