丹青社<9743>(東1)の前07年3月期連結業績は、売上高724億4900万円(前々期比15.8%増)、経常利益17億7700万円(同2.91倍)、純利益17億4400万円(同9.79倍)と2ケタ増収大幅増益を達成した。
商業施設のプロパティマネジメントなど専門機能の強化を推進するとともに、首都圏新都市鉄道と提携し、つくばエクスプレス沿線の商業施設開発および運営管理をする子会社ティーアンドティーを設立するなど事業拡大に向けた取り組みも始めている。
セグメント別の業績は、商業施設分野では、「ラゾーナ川崎プラザ」の新装工事や「上野松坂屋」の改装を手がけたことに加え、小売業の設備投資も増加したことから売上高409億4200万円(同29.7%増)、営業利益29億7100万円(同70.1%増)と大幅に伸びた。
恒久展示施設分野は、ショールーム市場の売上は前年を下回ったものの「島根県古代出雲歴史博物館」や「愛・地球博記念館」など大型施設の展示工事を手がけ、売上高105億5100万円(同24.8%増)、営業利益9億8800万円(同60.6%増)と大幅増収増益だった。
短期展示施設分野は、「2007 INAX 新商品&リフォームフェア」などの企業イベントを多数手がけたことからイベント市場は好調であった。しかし東京モーターショーなどの大型展示会の開催が減少したことを受け、売上高36億8200万円(同32.5%減)となったものの、営業利益は2億8800万円(同6.9%増)となった。
その他の分野では、アミューズメント施設市場の売上は下回ったものの、「ロイヤルパークホテル改装工事」や「札幌パークホテル改装工事」などを手がけ、ホテル市場は好調だったことから売上高172億7200万円(同1.1%増)、営業利益13億3400万円(同16.8%増)となった。
今後についても、堅調な企業の販促関連投資に加え、東京や大阪などで大規模な都市再開発が計画されており、市場は引き続き堅調に推移するとの見通し。なお、今期より、事業の繁忙期と決算期の重複を避けるため決算期を3月から1月に変更する予定。そのため08年1月期連結業績は10ヶ月の変則決算となり、売上高470億円、経常損失4億2000万円、純損失3億1000万円を見込んでいる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:22
|
IR企業情報