クレスコ<4674>(東1)の08年3月期中間連結業績は、売上高64億9600万円(前年同期比10.4%増)、営業利益2億200万円(同17.8%減)、経常利益3億700万円(同31.7%減)、純利益4500万円(前年同期は7800万円の損失)となった。2ケタ増収であったものの、売上原価が前年同期比で6億6310万6000円増加したことで、営業・経常利益とも2ケタ減となったが、前期あった受託ソフトウェア開発損失が消えたことで、最終黒字に転換した。売上原価が増加した理由は、自社開発製品の費用が嵩んだことも一因。
エンドユーザー向けへの営業を強化したことと銀行・保険向けのシステムの継続案件が増収の主な要因である。
ソフトウェア部門では金融・保険が24億3500万円(同10.3%増)、公共サービス12億4500万円(同4.3%減)、流通・その他13億5100万円(同37.2%増)となっている。
組み込み型ソフトウェア部門では、カーエレクトロニクス6億3600万円(同31.0%増)、通信システム5億6600万円(同15.0%減)、その他2億6400万円(同10.4%減)とカーエレクトロニクスの好調が際立つ。
連結対象子会社の売上高は、クレスコ・イー・ソリューション7億5900万円(同27.3%増)、ワイヤレステクノロジー2200万円(同51.2%減)、クレスコ・コミュニケーションズ1億900万円(同2.42倍)とワイヤレステクノロジー以外の2社は好調である。しかし、ワイヤレステクノロジーの大幅減収は、9月の売上が下期にずれ込んだためであり、不安要因は無い。
トピックスとして、関連会社アプレッソが提供するデータ連携パッケージ製品「DataSpider(データスパイダー)」を核としたソリューションをクレスコが展開している。DataSpiderは、基幹系業務におけるEAIサーバー、社内システム/データ連携システム、そして、商用サービスのバックエンドシステム等として様々な用途で利用されている。また、大手金融機関向けにオラクルが提供するID管理製品とクレスコが独自開発した「セキュアダイブ」を組み合わせた日本発となるセキュリティソリューションを開発。07年9月よりサービスインしている。さらに、クレスコ・イー・ソリューションはSAP ERPユーザーの連結決算早期化を強力に推進するため、SAP社製ERPパッケージとディーバ社の提供する連結会計システムであるDivaSystemとのデータ連携製品を開発、販売を開始している。
今期連結業績予想は、売上高139億円(前期比10.0%増)、経常利益9億1000万円(同9.9%減)、純利益4億円(同6.97倍)、1株当り純利益63円36銭と通期も2ケタ増収を見込む。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:09
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