クレスコ<4674>(東1)が30日発表した08年3月期第1四半期連結業績は、売上高30億4800万円(前年同期比16.9%増)、営業利益1000万円(同8.1%増)、経常利益8000万円(同17.7%減)、純利益1900万円(前年同期は1億9900万円の損失)と前年同期に特別損失を計上したプロジェクトの処理も一巡し、最終黒字を回復した。事業別の売上高は、ソフトウェア開発事業が23億2800万円(同13.5%増)。主力の金融分野で銀行及び保険業の受注が伸びた。公共サービス分野では旅客関連の受注は伸びたものの、エネルギー関連の不採算プロジェクトの影響もあり、ほぼ前年並みの微増に止まった。流通・その他の分野では大手ベンダーからの受注が伸びた。
組込型ソフトウェア開発事業の売上高は7億2000万円(同29.2%増)だった。通信システム分野で通信端末の開発が増加したほか、カーエレクトロニクス分野でカーオーディオ関連の受注が順調に推移した。情報家電等その他組込型分野は、主要顧客の受注減やパートナーの確保難等の影響により前年同期を下回った。
各企業の情報投資が活発化する一方で、コスト低減に加え、提案力強化、価格の透明性、生産性の改善などサービス面に対する顧客からの要望が一段と厳しくなっていることから、同社では新規マーケットの開拓や、営業交渉力の強化、コア人材の育成、プロジェクトリスクの分析、契約形態の見直し、ソフトウェアメトリクス(開発・保守・運用業務の指標)の導入といった経営課題の克服に努めている。
通期の連結業績については、第1四半期が概ね予定通りに推移しているとして期初予想を据え置き、売上高140億円(前期比10.8%増)、営業利益7億9000万円(同36.0%増)、経常利益10億7000万円(同6.0%増)、純利益5億6000万円(同9.8倍)、1株利益88.70円を見込んでいる。










































