興研<7963>(JQ)は、昨年第1四半期にアスベスト対策の防塵マスクの売れ行きがピークであったため、今07年12月期第1四半期の業績は、売上高19億100万円(前年同期比13.6%減)、経常利益2億1700万円(同36.6%減)、純利益1億1800万円(同21.2%減)と減収減益であったが、製造業全般の設備投資に伴う需要が増加したことにより期初の予想を若干上回った。売上げの主力である呼吸のリズムに合わせた送風機能を持っている息苦しさを解消したブロワーマスクは、好評で現在国際特許を申請中である。今後、海外での販売も活発になるものと期待されている。
また、ブロワーマスクに次ぐ新商品として全自動内視鏡洗浄消毒装置「鏡内侍(かがみないし)」が注目されている。現在、使用した内視鏡を洗浄するにはグルタルアルデヒドという消毒液で殺菌した後、水で洗い落としている。グルタルアルデヒドは発がん性があるため、欧米では使用禁止となっている。洗浄に使用する際には換気をきちんと行うか、防毒マスクを使用する必要がある。しかも手洗いなので、40分から50分と時間もかかる。ところが、昨年2月に医療認可を取得した鏡内侍は、内視鏡の管路内のブラッシング機能を搭載している世界初の自動洗浄消毒装置である。洗浄には強アルカリ性電解水、消毒には強酸性電解水を使用していることから、環境にも配慮した商品である。内視鏡1本当たりの洗浄消毒時間は6分間、費用は約250円と消毒剤のコスト(400円〜600円)より安い。時間、コスト、人手も削減できることから、普及は早いと思われる。価格は300万円。今期より売上に貢献する。















































