ノバレーゼ<2128>(東マ)は、上場したことで知名度が上昇し、再生案件の情報を得やすくなっている。今年5月に長野県諏訪市にオープンしたホテルも再生案件のひとつであり、結婚式場、宴会場、宿泊施設、テニスコートがそろっている。当初100億円を掛けて作られた超高級ホテルをリニューアルオープンしていることから高級感が漂い好評である。普通結婚式は、土曜、日曜に集中していることから、ウィークデイは土日の準備にあてられている。しかし同社は、ウィークデイはゲストハウスをレストランとしてオープンし、高級西洋料理を地元客に楽しんでもらい、地元の人達と身近な関係を築いている。料理の味や接客サービスが認められて、結婚式の予約獲得にも結びつくこともあり、ウィークデイもレストラン事業を展開することで、営業の後押しをしているといえる。
基本方針として、出店は年間3店舗。それ以上であれば、社員教育が追いつかない状況となり、接客サービスの質が落ちることから、評判を悪くする可能性が高く、結果的に業績に悪影響を及ぼすと判断している。現在、ゲストハウス8店舗、ホテル1店舗、専門式場1店舗を運営しているが、既存店の売上げは、ほぼ前年並みの売上げを保っている。このほかに、ドレスショップ12店舗を運営している。イタリアから買い付けたウェディングドレス、タキシードなど高級品を揃えている。売上の90%以上がレンタル販売である。
ウェディング業界の1月〜3月は閑散期で、通常赤字決算であるが、第1四半期(1月〜3月)で通期最終利益の19.4%に当たる1億2100万円を確保し、予想以上のスタートを切ったことから、早くも通期業績の上振れ期待が高まっている。
ハウスウェディングの市場は年々伸びていて、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)を除く3社は最高益更新を継続中である。しかし、テイクアンドギヴ・ニーズの今期予想で弾くPERは23倍台で、順調に成長している3社のPERは10倍〜13倍台と評価が逆転している。今後見直されてゆくものと思われる。なかでも独自路線を行くノバレーゼの今07年12月期業績予想は売上高77億円(前期比36.8%増)、経常利益11億8400万円(同26.0%増)、純利益6億2600万円(同19.2%増)と3社の中でも最も成長率が高く、今後の株価上昇が予想される。















































