川崎重工業<7012>(東証プライム)グループは4月3日、大阪・関西万博の「未来の都市」パビリオンで、未来のオフロードパーソナルモビリティ「CORLEO(コルレオ)」を披露すると発表。CORLEOは四脚構造を持ち、安定した走破性と操る楽しさを両立。前脚と独立して可動する後脚が衝撃を吸収し、ライダーの姿勢を最適に保つ。乗馬のように体重移動で操作するため、初心者でも山岳や水場を安全に走行可能だ。

環境負荷の低減を目指し、CORLEOは水素を燃料として使用。後脚部に水素キャニスターを搭載し、前脚部の水素エンジンで発電する仕組みを採用する。川崎重工グループは、この展示を通じて、水素社会の可能性を体感してもらうことを狙う。「移動本能」をテーマにした展示では、自然を駆け抜けることで得られる喜びを訴求する。
大阪・関西万博の会場では、CORLEOのポーズ展示に加え、未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」の一部「ALICE Rail」も紹介される。最先端のモビリティ技術に触れる機会として、「未来の都市」パビリオンへの来場を呼びかけている。
■川崎重工グループの大阪・関西万博特設サイト
https://www.khi.co.jp/expo2025/