ドリーム・アーツ<4811>(東証グロース)は7月28日、スズキ<7269>(東証プライム)が自動車の設計業務を支えるワークフロー基盤に、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入し、2026年6月から本格的な開発段階に入ったと発表した。日本と海外子会社の業務連携を強化し、設計業務のスピード向上と製品開発力の強化を目指す。

スズキは、既存オンプレミスシステムのサポート終了を機に基盤刷新を決定し、2025年11月にSmartDBの採用を決めた。従来は業務要件の拡大に伴うアドオン開発でシステムが複雑化し、処理レスポンスの低下、運用負荷の増大、担当者やベンダーへの依存が課題となっていた。多言語によるグローバル運用、ノーコードでの継続的改善、複雑な承認フローを標準機能で構築できる点、高度な権限管理と大規模利用実績を評価した。
導入対象は、車両の意匠情報を安全に共有する「意匠情報管理システム」と、日本・海外子会社間の分業を管理する「機種開発業務依頼管理システム」の2領域である。情報共有と承認を一体管理するとともに、複数工程の依頼状況や進捗を可視化し、拠点をまたぐ設計業務の迅速化と運用負荷の軽減を図る。
今後は海外子会社と連携して両システムの構築を進めるほか、認定制度「SmartDB Certified Specialist」の活用も視野に人材育成と内製力を強化する。ドリーム・アーツは同サービスを通じ、大企業の現場主体による業務改善とデジタル活用を支援する。
















































