アステリア<3853>(東証プライム)は7月27日、丸兼林業がノーコードのモバイルアプリ作成ツール「Platio」を導入し、免税軽油の申請・報告業務などをデジタル化したと発表した。丸兼林業の社長が作成した「免税軽油管理アプリ」は、Platioの標準テンプレートとして同日から外部提供を開始した。

丸兼林業では従来、山林で重機へ給油した後、給油量をノートに手書きし、社長が年間40〜50時間をかけてExcelへ転記・集計していた。記入漏れや数値の失念、雨天時の紙の汚損・紛失も課題だった。Platioはプログラミング不要で、電波が届かない山間部でもオフライン入力が可能な点などが評価された。
■月次集計を30分以下に短縮、現場主導のDX定着
導入後、社長自らが「免税軽油管理アプリ」「作業日報アプリ」「ヒヤリハット報告アプリ」を3日で作成した。給油実績を現場で入力できるようになり、月次集計は約3時間から30分以下へ短縮、事務工数を約80%削減した。全社員による作業日報の入力で生産量や燃費をリアルタイム共有し、写真付きのヒヤリハット報告による安全管理強化にもつなげた。
標準テンプレートはPlatio利用者が追加費用なしで使用でき、約10秒で免税軽油管理アプリを作成できる。日付や報告者の自動入力、選択項目による報告内容の統一、月別給油量の自動集計に対応する。丸兼林業は今後、伐採量、給油量、アワーメーター、燃費などを確認できる簡易ダッシュボードの整備を目指す。

















































