■対訳不要で訳文資産を活用、アジア・欧州言語の多言語展開支援を強化
メタリアル<6182>(東証グロース)は6月19日、グループ会社のロゼッタが提供する高精度産業翻訳AI「T−4OO(ティーフォーオーオー)」の機能アップデートを発表した。新たに、翻訳先言語の文書である参考文書のみを参照して翻訳できる機能を追加したほか、「高精度」モードで対訳が使用できる言語ペアを拡張した。メタリアルグループは業種特化の専門文書AIを企画・開発・運営し、ロゼッタはAI翻訳および専門文書AIを手掛けている。
参考文書を参照した翻訳機能は、「高精度」モードと「超高精度(熟考)」モードの双方で利用できる。従来は原文と訳文を一対にした対訳を参照することで訳語や表現を統一していたが、今回のアップデートにより、翻訳先言語の文書のみを登録し、その文書を参照しながら翻訳できるようになった。対応言語は日本語、英語、中国語の繁体字・簡体字、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語で、原文は日本語または英語に対応する。対応ファイル形式は.docx、.xlsx、.pptxである。
対訳機能の多言語対応では、これまで日本語、英語、中国語の簡体字・繁体字での利用に限られていた「高精度」モードの対象を拡張し、アジア・欧州の主要9言語を追加した。新たな対象は、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語で、リファレンス対訳機能から利用できる。過去訳の再利用による品質安定化、用語統一、多言語展開時の翻訳ブレ抑制、翻訳後の確認・修正工数の削減を狙う。特にマニュアルや取扱説明書など、多言語展開ニーズの高い文書で効果を見込む。
同社資料では、同アップデートによる業績影響への言及はない。今後は、既存顧客への利用拡大と多言語展開案件への採用が注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28
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