[新製品&新技術NOW]の記事一覧
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記事一覧 (12/12)奥村組、プレキャストPC床版の継手工法「Zスパイラル工法」で作業時間75%短縮
記事一覧 (12/12)日立、生成AIに「論理的思考」を!高度な意思決定を支援する新技術開発
記事一覧 (12/11)ニーズウェル、生成AIが90%作成!PR原稿自動生成ソリューション「PRGen」提供開始
記事一覧 (12/11)大林組、20トン級バッテリー式油圧ショベルを国内初導入、商用電源不要で山間部などでも活躍期待
記事一覧 (12/05)青山商事、体温でフィット!オーダーメイドのような快適さを実現、新ビジネスリュック登場
記事一覧 (12/05)JAL、世界で一つの絵本を!子供の冒険心を刺激するパーソナライズ絵本を販売開始
記事一覧 (12/04)シノプス、勤務計画・作業スケジュール自動作成AIサービス「sinops−WLMS WORK」提供開始
記事一覧 (12/03)日本板硝子、ガラス端材でCO2削減の光輝材開発に成功、2026年上市目指す
記事一覧 (12/03)サカタのタネ、ベゴニア「セネタiQ」に桜色新色登場!「チェリーブロッサム」を発表
記事一覧 (12/03)鹿島、国内初!成瀬ダムに低炭素型コンクリートを導入しCO2排出量を大幅削減
記事一覧 (11/27)ファンデリー、塩分36%カット!栄養士監修の冷凍餃子「旨み味わうミールタイム餃子」を新発売
記事一覧 (11/26)ゼンリン、ドローン飛行経路を自動生成するAPIを提供開始、空のインフラ構築へ
記事一覧 (11/26)OKI、宇宙機器向け熱解析シミュレーションサービスを開始、非定常熱解析で宇宙環境の温度変動を正確に再現
記事一覧 (11/22)エル・ティー・エス、企業向け生成AIツール、Excelアドインで本格展開
記事一覧 (11/21)ヒーハイスト、球面軸受SRJに軸短タイプを追加、高精度な角度調整を実現
記事一覧 (11/20)古野電気、日本初!次世代「スマートブリッジ」搭載で漁業革新、石田丸漁業の船舶に搭載
記事一覧 (11/18)ケンコーマヨネーズ、ボジョレー・ヌーヴォー解禁、サラダカフェがワインに合う大人のサラダ2品を新発売!
記事一覧 (11/15)松のや、同店史上最重量級のロースかつ新登場!従来の厚さ2.5倍、食べ応え抜群
記事一覧 (11/11)三井住友建設、AIを活用した樹木診断システム「tree AI」開発に着手、茨城県で実証実験開始
記事一覧 (11/11)ヤマハ発動機、日清紡ホールディングスと協業し水上オートバイ専用航行支援アプリを国内初導入
2024年12月12日

奥村組、プレキャストPC床版の継手工法「Zスパイラル工法」で作業時間75%短縮

■高速道路総合技術研究所が耐久性を承認

 奥村組<1833>(東証プライム)と昭和コンクリート工業は12月12日、プレキャストPC床版の新しい継手工法「Zスパイラル工法」の施工性確認試験を実施したと発表。この工法は、従来のループ継手工法と比較して、接合部の配筋にかかる作業時間を大幅に短縮できることが特徴である。

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 Zスパイラル工法の最大の利点は、矩形状の特殊スパイラル筋「Zスパイラル筋」を床版上部から挿入することで、作業を効率化する点にある。従来は複数の作業員が必要であった鉄筋挿入を、わずか1人で実施可能となり、結束数も約1/3に削減できる。

 施工性確認試験の結果、本工法は従来の40分から10分へと作業時間を約75%短縮することが実証された。さらに、高速道路総合技術研究所の承認を受け、輪荷重走行試験により100年相当の耐久性も確認されており、インフラ整備における生産性向上と品質確保の両立を実現する画期的な技術といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:02 | 新製品&新技術NOW

日立、生成AIに「論理的思考」を!高度な意思決定を支援する新技術開発

■自然言語で高度な意思決定を支援、新規事業創出に貢献

 日立製作所<6501>(東証プライム)は12月11日、生成AIの論理的思考能力を強化する革新的な基本技術を開発したと発表。同技術は、複雑な意思決定を支援する新たな方法を切り開くものであり、自然言語での高度な思考能力を追求している。具体的には、新規市場への進出戦略や先端技術への投資戦略などの高度な課題に対応できる学習データを自動生成することに成功した。

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 開発された技術は、多段階の思考ステップと数理論理学に基づく幅広い思考パターンを含むデータを自動生成する点に特徴がある。オープン方式を採用しているため、どの生成AIにも適用可能であり、論理的思考を追加学習で強化できる。最先端の生成AIでの検証結果では、論理推論能力が平均約9%、最大で30%向上したことが確認されている。

 この技術は、2024年12月10日から15日にカナダのバンクーバーで開催される人工知能分野最高峰の国際学会Neural Information Processing Systems(NeurIPS)で発表予定である。日立は、今後お客さまと連携しながら本技術をさらに進化させ、社会全般の複雑な課題解決を支援する生成AIの実現をめざしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33 | 新製品&新技術NOW
2024年12月11日

ニーズウェル、生成AIが90%作成!PR原稿自動生成ソリューション「PRGen」提供開始

■キーワードを入力するだけで、プロ並みのPR原稿が完成

 ニーズウェル<3992>(東証プライム)は12月11日、生成AIを活用したPR原稿自動生成ソリューション「PRGen」を発表した。情報が瞬時に広がる現代において、迅速かつ正確な情報発信が企業活動の鍵となる。この背景を踏まえ、同社はAIを用いてPR原稿作成の効率化を目指した取り組みを行い、社内検証で約90%の精度を確認した。

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 「PRGen」は、文章生成と挿入図生成の機能を組み合わせ、企業のPR活動を包括的に支援するソリューションである。キーワードや目的に基づいて適切な文体や言葉を用いて原文を作成し、必要な修正を加えるだけで完成する。また、事前登録したテンプレートを使用し、キーワードに基づいた挿入図の作成も可能である。これにより時間短縮とコスト削減を同時に実現する。

 「PRGen」の提供開始は2025年1月1日を予定している。このソリューションは、製品発表やイベント告知など多様な用途で活用できる点で、企業のPR活動を効率化するだけでなく、より高い精度の情報発信を可能にする新しい選択肢を提供するものである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:41 | 新製品&新技術NOW

大林組、20トン級バッテリー式油圧ショベルを国内初導入、商用電源不要で山間部などでも活躍期待

■100%バイオディーゼル燃料で稼働、CO2排出量を大幅削減

 大林組<1802>(東証プライム)は12月11日、カーボンニュートラル実現に向け、国内初の20t級バッテリー式油圧ショベルを建設現場に導入したと発表。同機は100%バイオディーゼル燃料を使用した専用発電機で充電され、CO2排出ゼロを実現した。この技術革新は山間部など商用電源の確保が難しい建設現場においても大きな進歩となった。

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 新技術により、軽油使用時と比較して1日あたり約220kg、年間約53tのCO2排出を削減可能であることが確認された。10時間の充電で約4.5時間の稼働を実現し、商用電源不要な建設現場での持続可能な稼働が可能となった。

 大林組は、GX建設機械の導入をさらに進め、幅広い建設現場での活用を目指している。これにより、建設業界全体の脱炭素化を進め、持続可能な社会の実現に寄与する方針だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54 | 新製品&新技術NOW
2024年12月05日

青山商事、体温でフィット!オーダーメイドのような快適さを実現、新ビジネスリュック登場

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■リサイクル素材使用、サステナビリティにも配慮した機能性リュック

 青山商事<8219>(東証プライム)は12月5日、バッグブランド「RAIZON(レゾン)」と共同開発したビジネスリュックを発売すると発表。同製品には特許技術を活用したショルダーベルト「ZeRoG︎fit」を採用。人体の体温を感知して形状が変化し、肩にぴったりフィットすることで、荷物の重さを感じにくい設計となっている。この革新的な技術により、まるでオーダーメイドのような快適さを提供する。

■サステナブル素材と機能美を両立した新発想

 同製品の素材には、廃棄される糸くずから再生されたリサイクルナイロン100%を使用。さらに、柔らかさと軽さを追求しながら、撥水加工を施したことで急な雨にも対応可能だ。デザイン面では、通勤時の使いやすさを考慮し、マチ幅を抑えたスクエア型を採用。環境負荷の軽減とビジネスシーンでの実用性を兼ね備えた次世代型リュックである。

■幅広いラインアップで多様なニーズに対応

 同時に「3WAY出張Bizバッグ」や「ワンショルダー」などの関連商品も展開される。いずれも「ZeRoGR︎fit」を採用し、用途に合わせた使い分けが可能。公式オンラインストア限定カラーのブラウンも用意され、選択肢の幅が広がっている。価格はリュックが税込18,590円、3WAY出張バッグが税込18,590円、ワンショルダーが税込15,290円で、いずれも洋服の青山全店およびオンラインで購入できる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:05 | 新製品&新技術NOW

JAL、世界で一つの絵本を!子供の冒険心を刺激するパーソナライズ絵本を販売開始

■名前や写真で作る、一生の宝物。旅の感動を絵本に

 JAL(日本航空)<9201>(東証プライム)は2023年度から開始したビジネスコンテスト「JAL WINGMAN PROJECT」の一環で、STUDIO BUKIと共同開発したパーソナライズ絵本を販売開始した。この絵本は主人公の名前や外見、写真、旅行先などをカスタマイズ可能で、子供が物語の主人公となる特別な体験を提供する。

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 同商品の特徴は、親子で楽しみながらカスタマイズできる点にある。選択肢として、旅の行先をハワイ、イギリス、フィンランド、インドの4カ国から2カ国選べ、さらに「発想豊か」「優しい」「勇敢」のいずれかの強みを設定できる。これにより、子供の成長を後押しし、親子のコミュニケーションの時間を深める仕組みとなっている。

 JALはこの絵本を通じて、幼少期から移動に対する興味を育むことを目指すとともに、移動を通じた社会的価値・経済的価値の創出に取り組む。これにより豊かでサステナブルな社会の実現に寄与する。絵本の価格はハードカバー6,980円(税込)、ソフトカバー5,980円(税込)で、JAL公式サイトから購入可能。

■JALオリジナルパーソナライズ絵本販売サイト「It’s Yours!」
 https://jalehon.com/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:31 | 新製品&新技術NOW
2024年12月04日

シノプス、勤務計画・作業スケジュール自動作成AIサービス「sinops−WLMS WORK」提供開始

■人手不足が深刻化する小売業に朗報!AIがシフト作成を自動化

 シノプス<4428>(東証グロース)は12月4日8時、小売業・サービス業向けのAI勤務管理サービス「sinops−WLMS WORK」の提供を開始したと発表。このサービスは、従業員の勤務計画と作業スケジュールをAIが自動作成し、スマートフォン上で管理できるシステムである。作業の開始・終了を登録することで、作業ログデータを収集し、AIが継続的に解析することで、計画精度の向上を実現する。

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 日本の人手不足問題は深刻であり、2030年には産業全体で644万人、小売業・卸売業では60万人の人手不足が予想されている。従来、店舗責任者は経験と勘に頼り、複雑な要素を考慮して勤務計画を作成してきたが、多大な時間と労力を要していた。「sinops−WLMS WORK」は、これらの課題を解決するため、各従業員のスキルや要件を考慮した最適な勤務シフトを自動的に生成する。

 熊本のスーパーマーケットチェーンであるロッキーでのテスト運用では、顕著な成果が得られている。勤務シフト作成時間を60%、作業スケジュール作成時間を75%削減し、総労働時間を6.5%短縮、人時売上高を4.5%向上させた。シノプスは今後、既存ユーザーを中心にサービスを展開し、小売業の課題解決に寄与するサービスの提供を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:45 | 新製品&新技術NOW
2024年12月03日

日本板硝子、ガラス端材でCO2削減の光輝材開発に成功、2026年上市目指す

■従来品比で最大30%のCO2削減、サステナブル社会の実現へ貢献

 日本板硝子(NSG)<5202>(東証プライム)は12月3日、フロート板ガラス製造時に発生するガラスの端材を活用し、産業用光輝材の新たな製造技術を開発したと発表。従来、再利用が困難とされてきたガラスカレットを原料として使用することで、廃棄ガラスの削減と、CO2排出量を最大30%削減できる革新的な「METASHINE ECO」の開発に成功した。

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 同社は、これまで独自開発のTAガラスを基材とした「METASHINE」シリーズを展開してきた。今回開発した「METASHINE ECO」は、サプライチェーンからの低エネルギー素材へのニーズに応える製品として、採掘、輸送、混合、溶融の各工程におけるエネルギー使用量を大幅に削減する。

 NSGグループは、新中期経営計画「2030 Vision: Shift the Phase」において、脱炭素化を重要な戦略の一つと位置づけている。METASHINE ECO™の開発は、持続可能な社会の実現に向けた同社の環境配慮型イノベーションの具現化と言える。2026年の上市を目指し、さらなる量産化技術の確立に取り組んでいる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:46 | 新製品&新技術NOW

サカタのタネ、ベゴニア「セネタiQ」に桜色新色登場!「チェリーブロッサム」を発表

■ベゴニア市場の重要色「ピンク」に新展開、生産者の選択肢を拡大

 サカタのタネ<1377>(東証プライム)は12月3日、銅葉タイプの四季咲きベゴニア「セネタiQ」シリーズに桜色の新品種「チェリーブロッサム」を追加し、2024年12月中旬から種子を発売すると発表。濃い銅葉と早い開花性、花付きの良さが特長の同シリーズに、薄ピンクの新色が加わることで、営利生産者の品種選択肢が広がる。ベゴニア市場におけるピンク系統は赤系に次ぐ需要があり、試作段階から「かわいらしい」と好評を得ている。

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 「セネタiQチェリーブロッサム」は、濃い銅葉と草姿の伸びにくさなど、シリーズの基本性能を維持しつつ、桜色の花色が新たな魅力を提供する。銅葉は観葉植物としての価値も高く、他の植物と合わせた植栽デザインにも適している。このため、個人のガーデニングから公園の景観向上まで、多岐にわたる用途に対応可能である。

 種子はペレット種子1,000粒入りで1,430円(税込)にて提供される。2024年12月中旬より、全国の種苗店やJAルートを通じて購入可能であり、希望小売価格は自主的な価格設定を拘束しない。新たな市場拡大を目指す本製品は、営利生産者のみならず園芸愛好家にとっても注目の一品となるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:54 | 新製品&新技術NOW

鹿島、国内初!成瀬ダムに低炭素型コンクリートを導入しCO2排出量を大幅削減

■ダム建設におけるCO2排出量削減に貢献 環境負荷低減へ新たな一歩

 鹿島<1812>(東証プライム)は12月3日、秋田県東成瀬村で進行中の成瀬ダム堤体打設工事において、低炭素型「ECMコンクリート」を計1526m3使用し、CO2排出量を73トン削減したと発表。この技術は、普通セメントの代わりに高炉スラグ微粉末を活用し、CO2排出を約52%削減可能であることが特長。国内での大規模ダム堤体への導入は初めてであり、建設業界のカーボンニュートラル推進に大きく寄与する。

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 ECMコンクリートは、温度ひび割れ抵抗性に優れ、ダムコンクリートと同等の高品質を確保できることが確認された。また、堤体のピーク温度が一般的なコンクリートと同等であることも実証された。これにより、大規模構造物での適用可能性が広がり、今後の普及が期待される。

 鹿島は今後、ECMコンクリートをはじめとする環境配慮型技術を活用し、コンクリートダムなど多様な構造物での展開を進める方針だ。2050年カーボンニュートラル実現に向け、建設業界の未来を切り開く一歩として注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | 新製品&新技術NOW
2024年11月27日

ファンデリー、塩分36%カット!栄養士監修の冷凍餃子「旨み味わうミールタイム餃子」を新発売

■カタクチイワシと香味野菜で美味しさを追求

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康を意識した新商品「旨み味わうミールタイム餃子」を2024年12月1日に発売する。同商品は、通常の餃子と比較して塩分を36%削減※しながら、旨味と美味しさを両立させた画期的な冷凍食品である。

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 カタクチイワシの旨味成分と、にら・にんにく・しょうがなどの香味野菜を巧みに配合することで、減塩でありながら深い味わいを実現した。フライパン調理で焼きたての美味しさを再現し、1個あたりの食塩相当量は0.14gと抑えられている。価格は537円(税込)で、12個入りとなっている。

 同社の特徴は、栄養士による個別サポート体制にある。高血圧症などの生活習慣病を持つ顧客に対して、専門家の細やかなアドバイスを提供。お客様一人ひとりの体調に合わせた食事提案を行い、健康的な食生活をサポートすることを目指している。今後も健康を重視した商品開発に注力する方針である。

※日本食品標準成分表2020年版(八訂)「ぎょうざ」と同量比較

■栄養士がいる安心感『ミールタイム』
 https://www.mealtime.jp
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:12 | 新製品&新技術NOW
2024年11月26日

ゼンリン、ドローン飛行経路を自動生成するAPIを提供開始、空のインフラ構築へ

■「ドローンルート検索機能」と「ドローンルート評価機能」で安全な飛行経路を支援

 ゼンリン<9474>(東証プライム)は、11月26日からドローンの安全な飛行経路設計を支援する「ドローンルート検索機能」と「ドローンルート評価機能」を搭載したAPIサービスを提供開始したと発表。この新しいサービスは、ゼンリンが保有する詳細な地図情報を活用し、安全な飛行経路の自動生成を実現する。今回の提供開始は、ドローン業界にとって重要な技術革新を意味し、ゼンリンの「ZENRIN Maps API」として、すべてのドローン運用者にアクセス可能な形で提供される。

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 ドローンの活用が進む中、特に有人地帯での飛行が解禁された2022年12月以降、飛行経路設計の重要性が増している。しかし、従来の経路設計は作業工数が多く、設計者のスキルに依存していた。ゼンリンはこの課題に対応するため、飛行経路設計を効率化し、安全性を高める機能を開発。特に、ドローンが飛行する際に必要な周囲の地物情報を考慮し、最もリスクの低いルートを自動生成する「ドローンルート検索機能」や、作成した経路の安全性を評価できる「ドローンルート評価機能」を新たに搭載した。

 同社は、この新サービスを通じて、ドローンの産業利用の推進とともに、社会課題の解決に貢献することを目指していく。物流、点検、測量など多様な分野でのドローンの活用が広がる中、安全で効率的な飛行経路設計は今後ますます重要になる。ゼンリンは、地理空間情報の活用を拡大し、ドローンによる便利で安全な空のインフラの構築を支援していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:48 | 新製品&新技術NOW

OKI、宇宙機器向け熱解析シミュレーションサービスを開始、非定常熱解析で宇宙環境の温度変動を正確に再現

■独自技術で放熱設計の高度化と短納期化に貢献

 OKI<6703>(東証プライム)グループの設計開発受託事業会社であるOKIアイディエス(OIDS)は11月26日、ロケットや人工衛星に搭載される機器向けの「宇宙機器向け熱解析シミュレーションサービス」を2024年11月27日から提供開始すると発表。このサービスは、宇宙の特殊な環境下での熱伝導を正確に解析する技術を用い、放熱設計の効率化と開発期間の短縮を目指すものである。急成長するニュースペース市場に対応する取り組みとして、2026年度には年間5000万円の売上を目標にしている。

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 宇宙環境では、空冷技術が使用できず、熱伝導による放熱が重要な課題である。OIDSの新サービスでは、時間とともに急激に変化する温度分布を詳細に再現する「非定常熱解析」を活用し、設計段階での検証を可能にしている。PCBの異方性熱伝導率を簡素化したモデルを用いることで、精度の高いシミュレーションが実現され、これにより、製造コスト削減と効率的な設計が期待できる。

 OIDSは、専門チームを結成し、熱解析シミュレーションに加えて、効率的な放熱ルートや最適な機器配置を提案する。これまでのデザインサービスの実績を活かし、材料や形状の熱特性を考慮した効果的な設計が可能である。さらに、中期経営計画2025の一環として航空宇宙市場に注力し、グローバル展開を目指して宇宙品質のモノづくり力を強化している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:26 | 新製品&新技術NOW
2024年11月22日

エル・ティー・エス、企業向け生成AIツール、Excelアドインで本格展開

■Excelで手軽に生成AIを活用、エンタープライズ版が登場

 エル・ティー・エス(LTS)<6560>(東証プライム)の関連会社であるビジー・ビーは11月22日、生成AI対応Excelアドイン「生成AIツール for Azure」をリリースしたと発表。このツールは、マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceに接続可能で、国内のデータセンターを活用することにより、データ越境リスクを解消する設計となっている。企業の安全な生成AI導入を目指し、無償版で培った実績を基に開発された。

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 同ツールは、昨年提供を開始した無償版「生成AIツール for Excel」のエンタープライズ版として、より高度な機能と安全性を提供する。国内データセンターの利用により、法規制やデータ管理に関する不安を払拭しつつ、生成AIを活用した効率化を支援する。また、Azure OpenAI Serviceとの連携を活かし、企業が業務データを活用しながら生成AIを活用する環境を整備している。

 このリリースは、日本企業が抱える生成AI導入の「壁」を突破する大きな一歩である。データセキュリティや国内データセンター利用への配慮が、生成AI活用を阻む課題を解決し、企業のデジタルトランスフォーメーションを後押しすることが期待されている。

■主な特徴、提供形態、動作環境など詳細
https://busybee.co.jp/p/2024/11/22/2413/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 新製品&新技術NOW
2024年11月21日

ヒーハイスト、球面軸受SRJに軸短タイプを追加、高精度な角度調整を実現

■装置の高さを抑え、多様なニーズに対応

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は11月20日、様々な分野への用途と効果の実績がある球面軸受(SRJ:Spherical Rolling Joint)に新タイプを追加したと発表。

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 転がり案内方式の球面軸受(SRJ)は、世界でヒーハイストのみが製品化しており、AI需要の高まりの中、世界的な半導体供給能力強化を背景に引き合いが増加している。

 装置のテーブル面や軸の傾き調整など、微小な角度を精度良く追従させたいという国内だけでなく海外からの問い合わせも多くあり、ニーズの高まりの中で装置全体の高さを抑えたいという要望に応えるべく、軸短タイプのラインアップを追加した。

 また、表面処理やグリース封入の選択自由度を上げることにより対応出来る環境を拡げ、付加価値を向上している。

 今後も顧客のニーズに応えながら更なるシリーズラインアップ拡充を図ると共に、アジア市場を中心とした海外への販売展開の推進を図り、2026年度にはシリーズ全体売上で2億円を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | 新製品&新技術NOW
2024年11月20日

古野電気、日本初!次世代「スマートブリッジ」搭載で漁業革新、石田丸漁業の船舶に搭載

■次世代統合漁労システムが実現する、よりスマートでサステナブルな漁業

 古野電気<6814>(東証プライム)は11月20日、同社の海外子会社が開発した次世代統合漁労システム「スマートブリッジ」を、石田丸漁業の船舶に日本で初めて搭載したと発表。同システムは、スウェーデンの同社グループが開発し、ノルウェーやデンマーク、イギリス、スウェーデンなど欧州の漁業先進国で導入実績を持つ革新的なブリッジシステムである。

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 現代の大型漁船には、船速計、GPSプロッタ、航海用レーダー、魚群探知機、スキャニングソナー、潮流計など、多数の電子機器が搭載されている。同システムは、これらの機器をネットワークで接続し、必要な情報を最適なタイミングで見やすく表示できる。操業シーンに応じた画面のカスタマイズが可能で、閲覧性と操作性を両立している。

 同システムは、効率的な操業だけでなく、持続可能な漁業の実現も視野に入れている。将来的には、ソナーやレーダーの情報を分析し、魚種や大きさの判定、漁獲制限との照合など、資源管理に貢献する機能の実装を目指している。古野電気は、システムの改良と搭載船舶の拡充を通じて、水産資源の確保や人材不足などの課題解決に取り組んでいく方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:23 | 新製品&新技術NOW
2024年11月18日

ケンコーマヨネーズ、ボジョレー・ヌーヴォー解禁、サラダカフェがワインに合う大人のサラダ2品を新発売!

■ワインとあわせてパーティーにも自分へのご褒美にも

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)の100%子会社であるサラダカフェ(所在地:大阪府吹田市)は、百貨店やショッピングモールを中心に、彩り豊かなサラダや総菜を販売するサラダショップを展開している。今回、11月21日(木)のボジョレー・ヌーヴォーの解禁に向け、11月20日(水)から、ワインとの相性がよく、食卓も華やぐ商品2品を新発売する。

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 ボジョレー・ヌーヴォーはフランスのボジョレー地区でその年に収穫したブドウからつくられる新酒のことである。フランスワインの中で、最も熟成期間が短く、その味わいは、もぎたての果実のようにフレッシュで軽い味わいである。そんなボジョレー・ヌーヴォーをより楽しめるサラダとして、関東・関西の一部店舗で『カマンベールチーズと生ハムのポテトサラダ〜ナッツ添え〜』、関東のSalad Cafe店舗で『ハーブ香る 焼ききのことブロッコリーのガーリックマリネ』を展開する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:19 | 新製品&新技術NOW
2024年11月15日

松のや、同店史上最重量級のロースかつ新登場!従来の厚さ2.5倍、食べ応え抜群

■熟成チルドポークの旨みが口いっぱいに広がる

 松屋フーズホールディングス<9887>(東証プライム)グループの松のやは、同店史上最重量級となる「極厚ロースかつ」を2024年11月20日午後3時より発売する。通常の2.5倍となる200gのロース肉を使用し、熟成チルドポークの旨味と特製生パン粉による香ばしい衣が特徴である。定食は1,190円から、単品は950円での提供となる。

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 「極厚ロースかつ」には、12種類の香辛料と野菜・果実を熟成させた特製ソースが添えられる。メニューバリエーションとして、鬼おろしポン酢や味噌を使用したトッピング、海老フライやささみかつとの盛合せ定食、極厚ロースかつ丼、黒カレーとの組み合わせなど、豊富な選択肢を用意する。

 販売は沖縄を除く全国の松のや店舗で実施される。2024年12月1日からは「ダブルロースかつ定食」を除き「盛合せ定食」の提供が終了する。なお、「極厚ロースかつ黒カレー」は松屋併設店舗、マイカリー食堂併設店舗では取り扱わない。全商品は店内飲食とテイクアウトで同一価格となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07 | 新製品&新技術NOW
2024年11月11日

三井住友建設、AIを活用した樹木診断システム「tree AI」開発に着手、茨城県で実証実験開始

■倒木事故防止に貢献、AIが樹木の健康診断をサポート

 三井住友建設<1821>(東証プライム)は11月11日、倒木や落枝による事故防止を目的としたAI樹木診断システム「tree AI(ツリーアイ)」の開発に着手し、茨城県と覚書を締結し同県内での実証実験を開始したと発表。このシステムは、樹木の初期診断をAI画像解析で行い、危険木のスクリーニングを迅速に実施可能にすることで、樹木管理の効率化と高度化を図るもの。

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 同システムの導入により、目視による診断負担を軽減し、樹木医は精密診断に集中できる環境が整う。デジタル化された台帳には診断履歴や位置情報が蓄積され、データに基づいた管理計画の立案が可能となる。また、限られた予算と工数で効率的な管理が実現し、事故防止に貢献することが期待されている。

 今後は茨城県での実証試験を通じて精度を検証し、さらなる改良を重ねることで、事業化を目指していく。同社は、安全な街づくりに寄与し、社会課題解決に向けた新たな価値創造にも力を注ぐ方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:56 | 新製品&新技術NOW

ヤマハ発動機、日清紡ホールディングスと協業し水上オートバイ専用航行支援アプリを国内初導入

■航行禁止区域や速度超過をアラートで通知

 ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)は11月11日、日清紡ホールディングス<3105>(東証プライム)との協業により、国内初となる水上オートバイ(PWC)専用の航行支援アプリ「JM−Safety」の提供を開始したと発表。このアプリは、日本マリン事業協会提供の「PWCエキスパートガイドマップ」の情報を組み込み、地域ごとの条例や規制情報を反映したシステムとなっている。

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 「JM−Safety」は、利用者のスマートフォンにインストールすることで、PWC専用モードへの切り替えが可能となる。画面上で利用海域の特徴や自船の位置情報を確認できるほか、航行禁止エリアへの進入時や速度超過時にはアラームが作動する。進入禁止エリアでは離脱するまで警告が継続し、徐行エリアでは制限速度超過時のみ警告が発せられる機能を実装している。

 同サービスの導入背景には、地域ごとに異なる条例や規制の存在がある。水上には標識やブイが少なく、規制図を事前確認しても実際の運転時には判断が困難であった従来の課題に対し、地図上での可視化とアラート機能により、利便性向上と事故防止を目指していく。サービスは関東・関西エリアから開始し、今後順次対応エリアを拡大していく予定。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:42 | 新製品&新技術NOW