建設技術研究所<9621>(東1)は14日、水災害リスクマッピングシステム「RisKma」で、36時間先までの雨量分布予報、実績の累加雨量分布を表示するWebサービスを開始したことを発表した。スマートフォンにも対応する。
同社は、河川・下水道の防災に関する官公庁向けのコンサルティングで培った知見をもとに、豪雨に起因する浸水リスクなどに関する情報を、日本全国を対象としてリアルタイムで提供するサービス「水災害リスクアラートサービス」を、17年3月16日より開始している。このサービスは、専用Webサイト「RisKma」(http://www.riskma.net/)で利用できる。
このWebサイトの新サービスとして、36時間先までの雨量分布予報、実績の累加雨量(1、3、6、12、24、48時間)分布を表示するWebサービスを開始した。
情報は、気象庁の高解像度降水ナウキャスト(〜60分先)、降水短時間予報(〜6時間先)、メソ数値予報モデルGPV(MSM)(〜36時間先)の最新情報を組み合わせて作成する。
36時間予報は、雨の降り始めや降り終わりが視覚的に確認でき、翌日の予定を立てる際の参考にも使えることから、日常生活の中で役に立つサービスといえる。

「レーダー・36時間予報」表示画面