[新製品&新技術NOW]の記事一覧
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記事一覧 (11/14)三井不動産とKDDIスマートドローン、日本初の高層ビル屋上AIドローン遠隔飛行を実証
記事一覧 (11/14)東武鉄道と日立、「SAKULaLa」を鉄道・決済・入退管理へ拡大、改札メーカー各社と連携
記事一覧 (11/14)GMOインターネット、「GMO GPUクラウド」がSakana AIの次世代AI開発基盤に採用
記事一覧 (11/14)パスの子会社アルヌール、鹿児島で「カギケノリ」種糸作製を開始、メタン削減海藻の量産体制を強化
記事一覧 (11/14)サンリオ、「はなまるおばけタクシー」始動、勤労感謝の日へ特別企画を展開
記事一覧 (11/14)LINEヤフー、「LINE公式アカウント」の有料オプションに「AIチャットボット(β)」を追加、企業の問い合わせ対応を効率化
記事一覧 (11/13)OpenAI、対話型AI新モデル「GPT−5.1」を発表
記事一覧 (11/13)東洋建設、小径ループ継手を用いた「TM−LOOP工法」を開発
記事一覧 (11/13)コスモEHD、JR西日本に100%次世代バイオディーゼル供給、国内初の営業列車で実質CO2ゼロ
記事一覧 (11/13)NTTなど、「大規模行動モデル(LAM)」を確立、テレマーケティング受注率を最大2倍に
記事一覧 (11/12)三菱電機、プラスチック分解効率を5倍に高めるマイクロ波加熱技術を開発
記事一覧 (11/12)ケンコーマヨネーズ、公式通販サイトで冬のギフトセット3種を期間限定販売
記事一覧 (11/12)日本化学工業、フッ素フリー帯電防止剤を開発、PFAS規制対応で環境転換を加速
記事一覧 (11/12)Apple、イッセイ ミヤケと「iPhone Pocket」発表、“一枚の布”の美学が形に
記事一覧 (11/12)神戸製鋼の低CO2鋼材「Kobenable」をトヨタが量産車に初採用
記事一覧 (11/11)ソフトバンクロボティクス、蒸式調理ロボット「STEAMA」をセブン‐イレブンに導入
記事一覧 (11/11)ソラコム、生成AI搭載「ソラカメAI」発表、現場主導で画像分析を自動化
記事一覧 (11/11)楽天と日本HP、PCに「Rakuten AI」を初搭載、オンデバイスAIでハイブリッド運用実現へ
記事一覧 (11/11)ソフトクリエイト、生成AI「Safe AI Gateway」 Box連携機能を大幅アップデート
記事一覧 (11/11)丸文、AIロボット「Kebbi Air」で受付実証開始、オフィス業務のDX推進へ
2025年11月14日

三井不動産とKDDIスマートドローン、日本初の高層ビル屋上AIドローン遠隔飛行を実証

■Skydio DockとStarlink活用、通信断でも安定伝送を確認

 三井不動産<8801>(東証プライム)は11月14日、日本橋三井タワー屋上において、KDDIスマートドローンと共同でAIドローンの遠隔飛行実証実験を実施したと発表した。首都直下型地震など大規模災害を想定し、避難訓練と連動してドローンポートを設置し、自動離着陸や自動撮影を行うことで、上空から迅速に被災状況を把握できるかを検証した。高層ビル屋上を活用したAIドローンの遠隔飛行実証は日本初であり、都市部における防災技術の高度化に向けた先端的な取り組みとなった。

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 本実証では、自動充電ポート付き「Skydio Dock for X10」と衛星通信「Starlink Business」を屋上に設置した上で、日本橋周辺エリアの建物・道路・人流を広範囲に撮影し、地上通信網が途絶した状況でも安定的に映像伝送が可能であることを確認した。上空からの俯瞰映像は、災害直後の状況把握、救助活動や避難誘導の判断に資するもので、平時のインフラ点検や巡視業務にも応用可能とされる。加えて、AI飛行支援による障害物回避や空間認識を活用し、ビル屋上限定の垂直飛行ながら安全性を確保した運用が検証された。

 両社は今回得られた知見をもとに、ドローンポートの常設化と都市部での運用拡大を視野に入れ、都内各地での防災力向上を目指す方針である。三井不動産が掲げる「日本橋再生計画 第3ステージ」において重要テーマとする「モビリティ」の実装とも連動し、災害対応のみならず、日本橋エリアの都市機能強化や魅力向上にも貢献するとしている。一方、KDDIスマートドローンは全国1,000カ所へのドローンポート設置構想を進めており、日常と非常時の双方で迅速なドローン運用を可能にする社会基盤形成を推進する。両社は引き続き協業を深め、先端技術を活用したレジリエンス強化に取り組む考えである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:34 | 新製品&新技術NOW

東武鉄道と日立、「SAKULaLa」を鉄道・決済・入退管理へ拡大、改札メーカー各社と連携

■複数生体認証で移動・決済・入退室を一体化、利用シーンを大幅拡張

 東武鉄道<9001>(東証プライム)日立製作所<6501>(東証プライム)は11月13日、両社が共同で提供する生体認証サービス「SAKULaLa」を鉄道改札、店舗決済、入退管理などへ拡大すると発表した。従来の指静脈認証に顔認証を追加し、複数の生体認証を同一プラットフォームで運用する国内初の仕組みを構築したことが特徴であり、誰もが手ぶらで移動・決済・入退室できる日常利用シーンの拡大をめざす。両社は労働力不足やデジタル格差、なりすましの増加といった社会課題を背景に、認証手段の高度化と利便性向上を進めてきた。今回の拡張により、企業・自治体とのサービス連携を加速し、新たな価値創出に取り組むとしている。

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 第2段階として、同日13時より東武宇都宮線12駅で顔認証改札の運用を開始した。定期券利用者は、交通系ICカード番号と顔情報を登録することで、タブレット端末による認証で改札を通過できる。今後はオムロンソーシアルソリューションズ、日本信号、東芝、パナソニック コネクトなど改札機メーカーと連携し、2026年春以降、カメラ内蔵型自動改札機の設置を進める。さらに、国内設置数約50%を占める決済端末「JET―Sシリーズ」との連携により、2026年度から顔認証決済を順次導入するほか、JCBと加盟店拡大で協力し、キャッシュレス普及を強化する。

 加えて、2026年度にはオフィスやスポーツクラブでの入退管理にも活用し、鉄道から店舗、施設利用まで一貫した手ぶら体験を提供する予定である。顔情報登録はスマートフォンで完結し、本人確認や決済、ポイント付与、ホテルチェックインなどをワンストップで実現するデジタルアイデンティティ基盤として展開する。SAKULaLaは既に1万人超が登録しており、日立の公開型生体認証基盤(PBI)と融合した高いセキュリティを特徴とする。両社はAI活用によるサービス連携の高度化を進め、安心・安全で快適な手ぶら社会の実現を支える考えである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 新製品&新技術NOW

GMOインターネット、「GMO GPUクラウド」がSakana AIの次世代AI開発基盤に採用

■大規模分散学習に最適化した環境が評価、研究効率を大幅向上

 GMOインターネット<4784>(東証プライム)は11月13日、同社の生成AI向け高性能GPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」が、国内最速でユニコーン企業となったSakana AIの次世代AI開発基盤として採用されたと発表した。Sakana AIは、生物進化に着想した「進化的モデルマージ」やAIによる研究プロセス自動化システム「AIサイエンティスト」など世界的に注目される技術を開発しており、日本語モデルや画像生成AIなど多様な研究領域を手がけている。今回の採用は、同社の大規模分散学習に適した通信・ストレージ・ソフトウェアスタックの完成度や、即時利用可能な環境構築性能が高く評価されたことが背景にある。

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 GMO GPUクラウドは「NVIDIA H200」や高速ネットワーク「NVIDIA Spectrum‐X」などを搭載し、マルチノード構成において国内商用クラウド最速の性能を持つ。世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」でも世界37位・国内6位にランクインするなど、研究用途に必要な計算性能・安定性を兼ね備える。加えて、GPU稼働状況を可視化するGrafanaダッシュボードや迅速な技術サポート体制が研究効率を高め、Sakana AIは「構築作業に時間を割くことなく研究に集中できる」と評価している。

 GMOインターネットは、2025年内にNVIDIAの次世代「B300」搭載クラウドの提供も予定し、生成AI分野に取り組む企業や研究機関に最適化された計算基盤を継続的に提供する方針である。医療・製造・農業・エネルギーなど多様な産業に広がるAI活用の基盤として、国内AI産業の国際競争力向上と社会課題解決への寄与を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 新製品&新技術NOW

パスの子会社アルヌール、鹿児島で「カギケノリ」種糸作製を開始、メタン削減海藻の量産体制を強化

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■鹿児島県水産技術開発センターの設備活用でスケールアップを実現

 パス<3840>(東証スタンダード)の連結子会社であるアルヌールは11月13日、鹿児島県水産技術開発センター内において海藻カギケノリ海洋養殖用種糸の作製を開始したと発表した。カギケノリは、牛のげっぷに含まれるメタンガスの発生を大幅に抑制できる海藻として注目されており、同社はこれまで「カギノワ」事業のもとで陸上・海洋双方の養殖に取り組んできた。今回、同センター貝類種苗生産研究棟の大量培養室の使用許可を得たことで、培ってきた培養技術を活かし種糸生産量を大幅に引き上げる体制を整えた。

 アルヌールは、海洋養殖の本格拡大には高品質種糸の量産が不可欠と位置づけ、これまでに2通りの種糸作製手法を開発してきた。鹿児島県水産技術開発センターの設備を活用することで、省コスト化と品質向上を両立させる比較試験を実施し、最適な生産プロトコルの確立を目指す。生産された種糸は鹿児島県内の海洋養殖試験場で順次実証に用いられ、冬季の条件変更試験を通じて収穫量最大化に向けた研究開発が進む。これにより、カギケノリ海洋養殖の最適条件の検証と生産量データの蓄積が加速する見通しである。

 「カギノワ」では、カギケノリを用いた飼料により反芻家畜由来メタンを削減し、併せて海洋養殖を通じて海中CO2を取り込み海の生態系回復を図る取り組みを推進している。同プロジェクトには企業や研究者が参画しており、日本の畜産と水産の持続的発展に向けた環境技術として期待が高まっている。アルヌールは微細藻類培養技術を基盤に、環境・バイオ分野での研究開発と関連機器の提供を進め、カギケノリを活用した環境ソリューションの普及を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | 新製品&新技術NOW

サンリオ、「はなまるおばけタクシー」始動、勤労感謝の日へ特別企画を展開

■11月17日から2週間限定で計50台が都内を走行

 サンリオ<8136>(東証プライム)は11月13日、勤労感謝の日に向けた特別企画として「はなまるおばけタクシー」の出発式を都内で開催した。国際自動車、大和自動車交通<9082>(東証スタンダード)、ニューステクノロジー、S.RIDEと連携し、「はなまるおばけ」仕様のフルラッピング車両が披露された。“まるまる”も登場し、日々働くビジネスパーソンへ“ハナマル”を届けるという企画の趣旨を伝えた。この特別タクシーは11月17日から30日までの2週間限定で、東京都内23区と武蔵野・三鷹地区を走行する。

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 「はなまるおばけタクシー」は、計50台(フルラッピング1台、ドア両面ラッピング49台)が走行し、車内にはマスコットやオリジナルキャンディを設置するなど、利用者が癒しを感じられる空間づくりが特徴である。フルラッピング車両では特別仕様の内装や乗車証も配布される。出発式では国際自動車と大和自動車交通のドライバーが“まるまる”から“ハナマル”を受け取り、「笑顔を届ける運転手を目指す」と意気込みを語った。

 加えて、タクシーサイネージメディア「GROWTH」内の情報番組「HEADLIGHT」で、11月17日から4週間限定の新コーナー「はなまるおばけのはなまるニュース」がスタートする。森香澄氏と“まるまる”が共演し、ほっこりするニュースを届ける初の冠企画である。さらに、シートベルト着用を促す特別映像の放映、S.RIDEアプリでの指定配車、タクシー事業者の営業所を訪問する潜入動画の公開など、多角的な取り組みを通じて「はなまるおばけ」の世界観を体験できる施策が展開される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | 新製品&新技術NOW

LINEヤフー、「LINE公式アカウント」の有料オプションに「AIチャットボット(β)」を追加、企業の問い合わせ対応を効率化

■生成AIが最適回答を自動返信し、有人対応の負荷を低減

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は11月13日、法人向けサービス「LINE公式アカウント」の有料オプション「チャットProオプション」に、生成AIを活用した新機能「AIチャットボット(β)」を追加したと発表した。同機能は、ユーザーから届いたチャット内容を生成AIが判別し、事前に設定されたQ&Aの中から最適な回答を自動返信する仕組みで、問い合わせ対応の即時化と企業の対応工数削減を狙う。さらに、企画書などのPDFファイルや画像データから、生成AIが自動でQ&Aを抽出・生成する機能も備える。

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 機能設定は管理画面「LINE Official Account Manager」上で行い、生成されたQ&Aは追加・編集に対応するほか、テンプレート作成やCSV一括登録にも対応する。これにより、営業時間外や休日の問い合わせにも即時回答でき、ユーザーは「LINE」上で24時間応答を受けられる環境が整う。なお、Q&Aの自動生成とデモ画面での動作確認はすべての「LINE公式アカウント」で利用可能だが、実際に自動返信を行うには月額3,000円(税別)の「チャットProオプション」の契約が必要となる。

 同社は2025年3月から同オプションを提供しており、保存データ拡張やチャット管理など「LINEチャット」の利便性を高める機能群を整備してきた。今回の新機能追加により、企業とユーザーのコミュニケーション効率がさらに向上する見通しだ。LINEヤフーは「WOWなライフプラットフォーム」を掲げ、インターネットを通じた利便性向上と豊かな暮らしの実現に今後も取り組む方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:29 | 新製品&新技術NOW
2025年11月13日

OpenAI、対話型AI新モデル「GPT−5.1」を発表

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■InstantとThinkingを改良、適応推論で難問に精度高く対応

 OpenAIは11月12日、対話型AIサービス「ChatGPT」に搭載する新モデル「GPT−5.1」を発表した。既存の「GPT−5」をアップグレードした位置づけで、「GPT−5.1 Instant」と「GPT−5.1 Thinking」の2系統を提供する。知性とコミュニケーションスタイルの双方を強化したとし、有料ユーザー(Pro、Plus、Go、Business)から順次展開し、無料ユーザーにも広げる計画である。ChatGPT側では「GPT−5.1 Auto」がクエリごとに最適なモデルを自動選択し、多くの利用者はモデル選択を意識せずに性能向上を体感できるとしている。

 「GPT−5.1 Instant」は最も利用頻度の高いモデルで、従来よりも暖かく会話的な応答トーンを採用しつつ、指示への忠実さを高めた。ユーザーが「6つの言葉で答える」といった細かな指示を出した場合でも、より確実に従う挙動をめざしたという。さらに、質問の難易度に応じてどの程度「考えるか」を自動で調整する適応推論を導入し、単純なタスクには高速に、AIME2025やCodeforcesのような高度な数学・コーディング課題には時間をかけて精度を高める設計とした。一方の「GPT−5.1 Thinking」は思考時間の配分を動的に最適化しつつ、専門用語や未定義用語を減らし、職場の複雑なタスクでも平易で分かりやすい説明を行うモデルへと改良したとしている。

 あわせて、ChatGPTのトーンとスタイルを細かくカスタマイズできるパーソナライズ機能も拡充した。デフォルト、プロフェッショナル、フレンドリー、率直、風変わり、効率的などのプリセットに加え、応答の簡潔さや温かさ、スキャンしやすさ、絵文字使用頻度といった特性を設定画面から調整できるよう試験導入する。これらの設定は進行中の会話も含め全チャットに即時反映され、更新された「GPT−5.1」モデルはカスタム命令への追従性も向上したとする。旧モデルの「GPT−5」は3カ月間レガシーモデルとして並行提供し、移行期間を十分に確保する方針であり、安全性やリスク管理の詳細は「GPT−5.1」システムカード補遺で説明するとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56 | 新製品&新技術NOW

東洋建設、小径ループ継手を用いた「TM−LOOP工法」を開発

■海上溶接を不要とする新接合方式で生産性向上を実現

 東洋建設<1890>(東証プライム)は11月13日、小径ループ継手を用いた組立式桟橋上部工の新たな構築方法「TM−LOOP工法」を開発したと発表した。同工法は、鋼管杭とプレキャスト(PCa)梁をループ鉄筋で接合し、海上での溶接作業を省略できる点が特徴である。ループ鉄筋の折曲げ半径を最小値とすることで、鋼管杭とPCa梁の間隔を縮小し、現場打ちコンクリート量の削減にもつながる。沿岸技術研究センターの確認審査・評価(第24006号)も受けた技術である。

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 同工法は、一般的なプレキャスト工法と同様に、海上での鉄筋・型枠組立やコンクリート打設の作業を削減できるうえ、小径ループ継手の採用がさらなる省力化を可能にする。同社試算によれば、桟橋上部工に適用した場合、現場打ち工法と比べて海上施工の工期は約50%、作業員数は約75%削減できる。部材はPCa梁を杭間、スラブを梁間の単位で細分化しており、海上だけでなく陸上からの施工も選択肢となる。これにより大型揚重機による施工が困難なケースにも柔軟に対応できる。

 国内では建設現場の生産性向上と担い手不足が大きな課題となる中、同社は同工法の桟橋上部工への本格適用を進め、港湾工事における施工省力化と効率化を図る方針である。今後も生産性向上に資する技術開発を継続し、港湾インフラ整備の高度化に取り組むとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | 新製品&新技術NOW

コスモEHD、JR西日本に100%次世代バイオディーゼル供給、国内初の営業列車で実質CO2ゼロ

■食料と競合しないバイオマス由来燃料を活用、ディーゼルエンジンにそのまま使用可能

 コスモエネルギーホールディングス(コスモEHD)<5021>(東証プライム)は11月11日、同社グループのコスモ石油マーケティングがJR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)の気動車営業列車向けに100%次世代バイオディーゼル燃料を供給したと発表した。100%次世代バイオディーゼル燃料を用いた営業列車の運行は国内初であり、当該列車のCO2排出量は実質ゼロとなる。供給は食料と競合しないバイオマス由来の代替燃料を活用するもので、既存のディーゼルエンジンにそのまま使用できる構造を特徴とする。

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 コスモ石油マーケティングに燃料を供給するコスモ石油の海外子会社であるCOSMO OIL INTERNATIONALは、海外サプライヤーとの連携を強化し、調達、品質管理、安定供給体制を整えてきた。こうした供給網の確立により、同社は次世代バイオディーゼル燃料の商用供給に向けた体制を強化し、国内の鉄道輸送分野における脱炭素化の基盤を整えた。

 コスモエネルギーグループは「2050年カーボンネットゼロ」を掲げ、脱炭素型エネルギーへの転換や次世代エネルギー供給を進めている。今回の取り組みは、同グループとJR西日本が鉄道輸送の脱炭素化を協働で前進させるものであり、営業列車の実証を通じてCO2排出量削減に寄与する方針が示された。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33 | 新製品&新技術NOW

NTTなど、「大規模行動モデル(LAM)」を確立、テレマーケティング受注率を最大2倍に

■行動データを「4W1H」形式で統合し、顧客の「どうしたい」を高精度に予測

 NTT<9432>(東証プライム)は11月12日、NTTドコモと共同でAI技術「大規模行動モデル(LAM:Large Action Model)」を確立したと発表した。LAMは、オンラインや店舗など多様な顧客接点から得られる時系列データを「4W1H(誰が・いつ・どこで・何を・どうした)」形式で統合し、顧客の「どうしたい」を予測する生成AI技術である。両社はこのモデルを活用することで、テレマーケティングを通じたモバイルやスマートライフ関連サービスの受注率を従来比最大2倍に高める効果を確認した。

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 開発では、NTTがモデル設計とチューニング手法を、ドコモがデータ統合基盤「CX分析基盤」を担当。両社は行動順序を学習するLAMを構築し、販促施策内容やタイミングを個別最適化した。GPUサーバー「NVIDIA A100(40GB)」8基での学習時間は145GPU時間に抑え、一般的な大規模言語モデル「Llama―1 7B」と比較して約568分の1という高効率を実現した。これにより、費用対効果の高いAI構築手法を確立したとしている。

 両社は今後、LAM技術の応用を医療やエネルギーなど非言語データ分野に広げる計画を示した。医療分野では電子カルテの時系列データを用いた糖尿病治療支援、エネルギー分野では太陽光発電の発電量予測への活用を進める。NTTは2028年までに、LAMの入出力柔軟性を高め、実社会データの大部分に対応させる方針である。研究成果の一部は11月19日からの「NTT R&D FORUM 2025 IOWN∴Quantum Leap」で展示される予定である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | 新製品&新技術NOW
2025年11月12日

三菱電機、プラスチック分解効率を5倍に高めるマイクロ波加熱技術を開発

■触媒特性を活かし最適周波数を選定、従来比約5倍の分解効率を達成

 三菱電機<6503>(東証プライム)は11月12日、プラスチックのケミカルリサイクルにおける分解効率を従来比約5倍に高めるマイクロ波加熱技術を開発したと発表した。触媒の加熱特性を測定し、最も効率的な周波数を新たに選定。プラスチックと触媒の混合比を最適化することで、マイクロ波加熱方式による世界最高水準の分解効率を実現した。同社によると、この成果はリサイクル工程の省エネルギー化とコスト削減に直結し、ケミカルリサイクルの実用化を加速させるものとなる。

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 従来のマイクロ波加熱は扱いやすいISM帯(2.45GHz)を使用していたが、昇温速度が遅く電力消費が多い課題があった。また、電波法上の制約から装置の開口部を閉じて電波漏洩を防ぐ必要があり、連続処理ができないバッチ式が主流だった。これに対し、三菱電機は複数の共振器を共振させて「電波の壁」を形成する技術を確立し、開口状態でも漏洩を抑えることに成功した。これにより、プラスチックを連続的に投入できる新たな分解装置の開発が可能となった。

 同社は今後、2030年までに本技術の製品化を目指す方針を示している。既存のマイクロ波制御技術と組み合わせ、廃プラスチックの再資源化効率をさらに高める計画だ。リサイクル関連企業との協働を進め、低コストかつ高効率な分解プロセスの普及を図ることで、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現に寄与するとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:29 | 新製品&新技術NOW

ケンコーマヨネーズ、公式通販サイトで冬のギフトセット3種を期間限定販売

■感謝の気持ちを届けるお歳暮や、自分へのご褒美にも
 〜マヨネーズ&ドレッシング・パウチドレッシング・バターソース2種〜

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は11月12日、同社公式通販サイトにおいて冬のギフトセットの販売を開始したと発表。今回は年末年始の贈り物や自分へのご褒美、家族で過ごす食卓に適した3つのラインナップを用意。定番人気のマヨネーズ&ドレッシングセット、使いやすいスパウトパウチドレッシング3点セット、ご褒美バターソース2種セットを12月25日(木)まで販売する。年の締めくくりに日頃の感謝を込め、3種類から選べるギフトで美味しいひとときを届ける内容である。

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【セット商品】

■マヨネーズ・ドレッシング5本入りギフトセット

 定番のマヨネーズと多彩なドレッシング計5本を詰め込んだ人気ギフトセット。サラダだけでなく、温野菜、パスタ、炒め物など冬の食卓を彩る一品にもなる。
受付期間:11/12(水)〜12/25(木)
※商品発送は12月1日(月)から。

セット内容:ケンコーマヨネーズ レストランの味(500g)、神戸壱番館コールスロードレッシング、粗挽き金ごまドレッシング、クリーミーナッツドレッシング、玉ねぎドレッシング(各300ml)
価格:2,300円(税込)※別途送料がかかる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:57 | 新製品&新技術NOW

日本化学工業、フッ素フリー帯電防止剤を開発、PFAS規制対応で環境転換を加速

■30年の合成技術を応用し、樹脂相溶型イオン液体帯電防止剤を開発

 日本化学工業<4092>(東証プライム)は11月12日、フッ素を使用しないホスホニウム系帯電防止剤を開発したと発表した。世界的に拡大するPFAS(有機フッ素化合物)規制への対応を目的としたもので、同社が30年以上にわたり培ってきたホスフィン誘導体の合成技術を応用した。従来のフッ素系帯電防止剤に代わる環境配慮型の新素材として注目される。

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 同製品はイオン液体タイプの帯電防止剤で、各種樹脂との高い相溶性を持つ点が特徴である。用途に応じて複数グレードの開発も進めており、顧客ニーズに応じた製品展開を目指す。PFAS規制は環境や健康への影響を懸念し、EUや米国、日本などで段階的な使用制限が進む中、同社は福島第二工場(福島県田村郡)における実機製造に早期着手する体制を整えた。世界的な規制対応を追い風に、同社の環境対応型化学品事業の拡大が見込まれる。

 日本化学工業は中期経営計画の重点項目として「成長戦略の推進と新たな価値の創造」を掲げており、今回の開発はその一環と位置付けられる。持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の低減と高機能材料の両立を目指す姿勢を明確にした。同製品は今後、各種展示会にも出展予定であり、顧客や業界関係者との情報交流を通じて評価を広げる方針である。PFAS代替技術の市場拡大が進む中、同社の開発成果は化学産業における環境転換の象徴となり得る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 新製品&新技術NOW

Apple、イッセイ ミヤケと「iPhone Pocket」発表、“一枚の布”の美学が形に

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■プリーツ素材から着想、柔軟に伸縮する3Dニット構造、ファッションと機能を融合

 Apple(AAPL・NASDAQ)は11月11日、イッセイ ミヤケと共同開発した新アクセサリー「iPhone Pocket」を発表した。日本製のオリジナル3Dニット構造を採用し、すべてのiPhoneに対応するデザインが特徴である。販売は11月14日から日本、フランス、中華圏、イタリア、シンガポール、韓国、英国、米国の一部Apple Store直営店およびapple.comで開始される。

 同製品は、イッセイ ミヤケの「一枚の布」というコンセプトに基づき開発され、プリーツ素材の思想を受け継いだ3Dニット構造を特徴とする。iPhoneを包み込みながら鍵やカードなどを収納できる伸縮性を持ち、短いストラップは8色、長いストラップは3色を展開する。ファッション性と機能性を両立させたデザインは、手持ち、バッグ結合、身につけるなど多様な使用方法に対応する。

 MIYAKE DESIGN STUDIOの宮前義之氏は「iPhoneとユーザーの結びつきを形にした」と述べ、Appleのインダストリアルデザイン担当バイスプレジデント、モリー・アンダーソン氏は「両社が共有するシンプルで普遍的な美学を反映している」と語った。価格は短いストラップモデルが税込2万5800円、長いストラップモデルが税込3万9800円で、ホリデーシーズンの限定リリースとして展開される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 新製品&新技術NOW

神戸製鋼の低CO2鋼材「Kobenable」をトヨタが量産車に初採用

■マスバランス方式でCO2排出を実質ゼロに、「Premier」薄板を使用

 神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は11月11日、同社の低CO2高炉鋼材「Kobenable Steel」がトヨタ自動車<7203>(東証プライム)の量産車向けとして初めて採用されたと発表した。採用されたのは、鋼材製造時のCO2排出量をマスバランス方式により100%削減した「Kobenable Premier」で、薄板製品の一部に使用される。これにより、トヨタの量産車分野における脱炭素化が一段と進む見通しとなった。

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 Kobenable Steelは、同社独自のCO2排出低減ソリューションを活用して製造される高炉鋼材で、加古川製鉄所および神戸線条工場で生産する全ての厚板・薄板・線条製品を対象に展開している。従来と同等の品質を維持しながら、高品質が求められる特殊鋼線材や超ハイテンなどにも対応できる点が特長である。同社は2022年にトヨタの水素エンジンカローラ、2023年にはGR86(カーボンニュートラル燃料車)の部品に同鋼材を供給しており、今回の量産車採用はその成果を踏まえたものとなる。

 神戸製鋼は中期経営計画(2024〜2026年度)で掲げる「魅力ある企業への変革」を推進する「KOBELCO−X」の一環として、グリーントランスフォーメーション(GX)を重要テーマに位置付けている。本件採用は、同社のカーボンニュートラル実現への挑戦を象徴する取り組みとされ、今後も技術・製品・サービスを組み合わせて社会課題の解決に貢献し、持続可能な未来の実現を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | 新製品&新技術NOW
2025年11月11日

ソフトバンクロボティクス、蒸式調理ロボット「STEAMA」をセブン‐イレブンに導入

■埼玉県内の一部店舗で稼働開始、麺専用冷凍食品「ぱっと旨っ宅麺」も販売

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)傘下のソフトバンクロボティクスグループは11月11日、独自開発した蒸式調理ロボット「STEAMA(スチーマ)」が、埼玉県内の一部セブン‐イレブン店舗に導入されたと発表した。子会社グルメエックスが同機専用の冷凍食品シリーズ「ぱっと旨っ宅麺」の提供を開始し、セブン‐イレブンの“できたて商品”戦略に連携する形で展開する。

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 「STEAMA」は高圧・高温の水蒸気による「蒸式調理」を採用し、冷凍麺を約90秒で加熱・仕上げる。麺の中心まで弾力を保ちながら、スープや具材の香りを引き立てる点が特徴で、店舗スタッフは容器をセットしてボタンを押すだけで本格的な一杯を提供できる。2025年9月に大阪・関西万博内のセブン‐イレブン西ゲート店で初導入され、今回が一般店舗への展開第1弾となる。

 商品第1弾の「ぱっと旨っ宅麺」は「中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨魚介ラーメン」と「麺処晴 煮干し醤油ラーメン」の2種。名店監修による再現性の高い味を実現し、今後も順次ラインナップを拡充する方針である。同社は「STEAMA」と「ぱっと旨っ宅麺」を通じ、名店の味を全国の店頭で気軽に楽しめる環境を広げ、食のロボティクスによる新市場の創出を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:10 | 新製品&新技術NOW

ソラコム、生成AI搭載「ソラカメAI」発表、現場主導で画像分析を自動化

■専門知識不要、ブラウザ操作で導入可能、映像確認業務をAIが支援

 ソラコム<147A>(東証グロース)は11月11日、クラウドカメラサービス「ソラカメ」に生成AIを用いた画像分析機能「ソラカメAI」を追加し、先行提供を開始した。専門知識を必要とせず、日本語で指示を入力するだけでAIによる画像分析と結果通知を自動化できるのが特徴で、1台あたり月額550円(税込)で利用できる。製造、建設、物流、小売など、IT専任者が不在の現場でも導入可能な低コストAIツールとして位置づけられる。

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 「ソラカメAI」は、ソラカメで撮影した映像をもとに、車両台数のカウントや装置のランプ点灯確認、安全装具の着用検出などを生成AIが自動で判定し、メールで通知する仕組みである。分析対象カメラを選び、「赤ランプは点灯していますか」など平易な日本語で指示を入力すれば、その場で実行と確認が可能で、定期分析や動作検知時の分析など柔軟な設定にも対応する。従来必要だった専用ソフトやシステム構築を不要とし、現場主導でAI活用を進められる点が大きな特長となっている。

 同機能の導入により、膨大な映像データを人が確認する負担を軽減し、異常検知や危険予兆を自動的に把握できる環境を整える。製造現場での計測器監視や小売店舗の混雑検知、駐車場の車両カウント、転倒検知など、幅広い応用が期待される。ソラコムは「ソラカメ」を通じて、現場業務の効率化とAI/IoTの普及を進め、社会全体のデジタル化を支援していく方針を示した。

■ソラカメAIウェブサイト=https://sora-cam.com/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:35 | 新製品&新技術NOW

楽天と日本HP、PCに「Rakuten AI」を初搭載、オンデバイスAIでハイブリッド運用実現へ

■2026年春以降に国内販売開始、オフライン利用も可能なエージェント型AIツール

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は11月11日、日本HPと共同で、HP製PCへのエージェント型AIツール「Rakuten AI」デスクトップ版導入に関する協業を発表した。今回の契約により、2026年春から夏にかけて日本国内で販売されるHP製PCに「Rakuten AI」がプリインストールされる。オフライン・オンライン双方で大規模言語モデル(LLM)を活用できるオンデバイスAIを実現するのは初の事例であり、ユーザーの生産性向上と意思決定支援を包括的にサポートする狙いがある。

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 導入される「Rakuten AI」は、ローカルモデルをデバイス上で直接実行することで、プライバシー保護を強化しながら複雑なタスク処理を可能にする。クラウド、エッジ、デバイス上のモデルを状況に応じて選択し、通信環境に左右されないハイブリッドAI体験を提供する。これによりクラウド依存を抑えつつ、性能向上とコスト削減を両立する設計となっている。ユーザーは要約や翻訳、意思決定支援など多様なAIエージェント機能を利用でき、ショッピングや家計管理など日常的な行動を円滑に進めることが可能となる。

 「Rakuten AI」は楽天が展開する70以上のサービスと連携し、日本語および日本文化に最適化された大規模言語モデルを採用している。両社は今回の協業を通じ、エッジとクラウドを融合したハイブリッドAIによる安全で高性能な体験を提供し、日本市場におけるAI搭載PCの普及促進を目指す。楽天のティン・ツァイCAIDOは「人間とAIの協調による社会貢献を推進する」と述べ、日本HPの岡戸伸樹社長は「ユーザーに直感的でパーソナライズされた体験を提供する」とコメントした。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:16 | 新製品&新技術NOW

ソフトクリエイト、生成AI「Safe AI Gateway」 Box連携機能を大幅アップデート

■フォルダ単位の選択や自動データ学習に対応し、AI活用がさらにスムーズに

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)傘下のソフトクリエイト(本社:東京都渋谷区)は11月11日、企業・団体向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」において、インテリジェントコンテンツ管理プラットフォーム「Box」との連携機能を大幅に強化したと発表した。今回のアップデートにより、フォルダ単位でのデータアップロードや定期的な自動データ同期が可能となり、Boxに保存された膨大な業務データを安全かつ効率的に生成AIの学習データとして活用できるようになった。同機能は「Safe AI Gateway ver.3.14」に搭載され、2025年10月21日(火)から提供を開始した。

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【Boxとの連携イメージ】

 Boxをはじめとする各種クラウドサービスや業務データと連携し、AIによる業務効率化を支援する。

【主な新機能】

今回のアップデートでは以下の機能を追加した。

・フォルダ単位での選択・アップロード
 Box内のフォルダを一括で選択し、AI学習データとして登録できる。ファイルを個別に選ぶ必要がなくなり、大量データを容易に取り込める。

・自動データ学習(定期連携)
 指定したフォルダ内のデータを1時間ごとに自動でAIに取り込むことができる。手動操作が不要で、常に最新データを反映できる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 新製品&新技術NOW

丸文、AIロボット「Kebbi Air」で受付実証開始、オフィス業務のDX推進へ

■本社オフィスでの実証を通じ、受付業務の無人化・省人化モデルを構築

 丸文<7537>(東証プライム)は11月11日、、NUWAロボティクス社製AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」を活用し、オフィス受付業務の自動化・省人化を目的とした実証実験を自社本社オフィスで開始したと発表した。介護現場などで培った同機の運用ノウハウを活かし、企業受付やショールームなど新たな領域への展開を図る。同社は本実証を通じ、サービス化に向けた知見の蓄積とプロダクト開発を進めるとしている。

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 「Kebbi Air」は生成AIによる高精度な対話機能と、親しみやすい動作・外観を備えた汎用型ロボットである。今回の実証では、来訪者が事前発行されたQRコードを読み取らせることで担当者を自動呼び出し、案内動画やAI会話による待ち時間対応も実現する。これにより、受付担当者の負担軽減や業務効率化、企業イメージ向上、さらにはDX推進と人手不足対策への寄与が期待されている。

 丸文は今後、実証で得られたフィードバックをもとに「Kebbi Air」の機能改善を行い、オフィス・商業施設・観光地など多様な環境での導入を拡大する方針を示した。同社は2024年3月に台湾NUWAロボティクス社と資本提携し、国内販売代理契約を締結済みである。最先端の半導体や電子部品を扱う老舗商社として、テクノロジーによる社会課題解決と新たな価値創出を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:04 | 新製品&新技術NOW