■生体赤外線監視装置「アンシーン」都内で販売開始(1月)
セーラー万年筆<7992>(東2)は、年明け13年1月から高齢者の安否確認や防犯対策を手軽に行える生体赤外線監視装置「アンシーン」の取り扱いサービスを開始する。
わが国では核家族化が進む中で、独居老人の孤独死が社会問題化している。特に、阪神淡路大震災以降、孤独死の増加が大きくとりあげられ、先の東日本大震災の影響も懸念されている。
同社は、独居老人、単身生活者が増加している東京都内の生活事情を踏まえ、孤独死防止、住まいへの不審者侵入防止などに「アンシーン」が最適な機能を備え工事が要らぬ手軽さで設置できる装置である点に注目し、都内を中心に積極的な拡販を展開する。
「アンシーン」装置は、価格47,000円)、サービス料月額2,800円(各税別)で提供する予定であり、同社は販売開始後1年間の販売台数1,500台、売上高約60百万円を見込んでいる。
同装置は、同社が本年8月に業務提携した株式会社鈍渡技研電子工業(本社:兵庫県加古郡・代表者:鈍渡喜一郎氏)が開発した装置で、兵庫県福崎町などで導入実績を持つ。
【アンシーンの主な機能と特徴】(写真:アンシーンの装置)
室内の人間の動きを赤外線センサーで感知し、予め設定した時刻に指定のPCや携帯電話にメールで検知結果を通知するシステム。
・特徴:1)通信モジュール内蔵で工事不要、家庭用電源に繋ぐだけで利用可能。2)誤作動が少ない。3)監視エリアを上下2個のセンサーで検知し、人間以外の小動物の動きを誤検知するケースが少ない。
・機能:活用方法に合わせ選べる。1)生活状況のお知らせモード=一日一回指定の時間に、装置が感知した結果を送信。2)異常事態のお知らせモード=前回検知から一定時間(例えば24時間)センサーが検知しない場合「異常事態発生」を送信。3)警備モード=センサーが何かを検知した時警報音、短い間隔で数回センサーが感知するごとに送信。
※1)〜3)モード、(a)(b)2つの機能を併用可能。
(a)コールボタン機能=コールボタン(別売)を繋げば、緊急通知が携帯電話・PCへ送信可。(b)問合せ機能=携帯電話・PCからセンサーの検知結果(センサーの検出回数、検出時間帯)確認可。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26
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