OKI(沖電気工業)<6703>(東証プライム)は8月20日、生成AIを活用し、蓄積した議事録と公開情報から顧客課題を分析して対応策を提示する顧客課題分析AIシステム「議事プロAI」を開発したと発表した。会議の文字起こしから議事録の作成支援、登録、検索、要約までを一元化し、2026年9月1日からEMS関連業務へ試験導入する。2027年4月には「まるごとEMS」顧客向け事業への本格導入を目指す。

■議事録を横断分析、潜在課題や対応策まで提示
同システムは、モノづくり現場の暗黙知を形式知に変え、知見・技術の継承を支援するAIナレッジマネジメントシステム。生成AIが議事録から議題、決定事項、タスク、顧客の要望、課題、懸念事項などを抽出・構造化し、新規・過去の議事録を横断分析することで、分散していた論点や継続課題を整理する。社内の類似案件の知見や顧客企業の業種、市場環境などの公開情報も組み合わせ、顧客特性に応じたリスク分析と課題対策案を提示する。
さらに、EMS事業で培った設計、調達、生産など専門家の知見を加えて実現可能性を検証し、顧客が認識していない潜在課題や製品開発・安定生産に向けた検討事項まで明確化する。抽出した課題や対策案は、2026年5月に開発した「AI Task Navigator」と連携し、対応事項、担当者、期限、優先順位を管理する。OKIは「まるごとEMS」での納期短縮、提案活動の高度化、顧客満足度向上につなげる方針だ。


















































