[政治・経済・調査結果]の記事一覧
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記事一覧 (07/16)富士経済:ペロブスカイト太陽電池の世界市場調査結果を発表、2040年には66.9倍の成長
記事一覧 (07/14)国内景気:6カ月ぶり改善も先行き不透明感強まる――帝国データバンク2025年6月調査
記事一覧 (07/11)ビットコインが2日連続最高値更新!米政権の追い風とETF流入で12万ドル視野に
記事一覧 (07/10)【サービス業の非正規雇用者の契約業務に関する調査】約8割が課題感、インフォマート調査で浮き彫り
記事一覧 (07/10)「保育園」倒産・休廃業、過去最多ペースで急増、2025年上半期22件、前年比7割増
記事一覧 (07/08)【医療機関の倒産】上半期で過去最多を更新、物価高騰と人件費増が収益圧迫
記事一覧 (07/08)年金積立金運用GPIF、2024年度は1.7兆円の黒字、5年連続でプラス収益
記事一覧 (07/08)トランプ大統領が日本に25%の関税を通告、4月発表の24%から引き上げ8月1日から実施
記事一覧 (07/07)【トランプ関税:企業の意識調査】企業の4割が中長期的に「マイナス影響」と回答
記事一覧 (07/07)【育児・介護休業法改正とDX対応に関する調査】対応企業は半数止まり、6割が制度知らず
記事一覧 (07/02)【2024年度「上場企業の不動産売却」調査】件数減も総面積は拡大、大型取引が増加
記事一覧 (06/30)7月の食品値上げ2105品目に急増、調味料中心に値上げラッシュ
記事一覧 (06/29)2025年度企業想定為替レートは1ドル139円台、前年より円高水準に
記事一覧 (06/25)【インフォマート:2025年の崖とDXに関する実態調査】6割以上の企業に「レガシーシステム」が存在
記事一覧 (06/18)トランプ関税、企業の57%が「マイナス」認識、交渉停滞が影落とす
記事一覧 (06/17)【インテージヘルスケア調査】更年期症状の対処、27%にとどまる実態明らかに
記事一覧 (06/14)【政府備蓄米について1万人に緊急調査】4%が「購入意向あり」、36%が「購入しない・興味なし」と回答
記事一覧 (06/12)全国の米卸業者1822社の実態、小規模企業の3割が資金繰り悪化リスクに直面
記事一覧 (06/09)カレー店倒産、過去最多の13件に、コメ・肉・野菜価格高騰が経営圧迫
記事一覧 (06/04)ガソリン価格6週連続下落、174.3円に値下がり、軽油も3.1円下落
2025年07月16日

富士経済:ペロブスカイト太陽電池の世界市場調査結果を発表、2040年には66.9倍の成長

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■単接合型とタンデム型、BAPV用途で市場を牽引

 富士経済(東京都中央区日本橋)は7月16日、ペロブスカイト太陽電池の世界市場調査結果を発表した。2024年に590億円だった同市場は、2040年には3兆9,480億円に拡大する見通しで、66.9倍の成長が見込まれる。特に、単接合型からスタートし、変換効率が高いタンデム型の普及が2020年代後半から本格化する。現在は電子棚札やIoT用途を中心に商用化が進んでいるが、将来的にはBAPV(建物据付型)用途が市場の主軸となる見込みである。

 タンデム型は依然として試験的導入にとどまるが、LONGiやHanwha Q CELLSなど大手企業の量産計画も進行中で、2040年には全体の6割を占めると予想される。基板別では、耐久性と生産安定性に優れるガラス基板型が9割弱を占めており、特に中国メーカーによるBAPV用途での導入が加速している。一方、軽量・柔軟性を活かしたフィルム基板型はBIPV(建材一体型)など新たな市場で成長が期待されている。

 日本市場では2025年度に積水化学が商用化を開始予定で、2040年度には342億円規模に拡大すると見込まれている。現在は少量生産段階にあるが、大学発ベンチャーや海外大手の参入が進み、次世代太陽電池の中核技術としての地位が高まりつつある。「第7次エネルギー基本計画」にも導入方針が明記されており、サプライチェーン全体での体制整備が課題となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 政治・経済・調査結果
2025年07月14日

国内景気:6カ月ぶり改善も先行き不透明感強まる――帝国データバンク2025年6月調査

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■今後はトランプ関税に関する日米交渉の行方が国内景気に影響する可能性

 帝国データバンクは、2025年6月における景気動向調査の結果を7月3日に発表した。同調査によると、国内景気は小幅ながら6カ月ぶりに改善したが、先行きは不確実性が高まり弱含みで推移する見通しである。特に、トランプ関税に関する日米交渉の行方が今後の国内景気に影響を与える可能性を指摘した。

■季節需要が景気を押し上げ、製造業など5業界で改善も中小企業は横ばい

 2025年6月の景気DIは前月比0.1ポイント増の42.7となり、小幅ながらも6カ月ぶりに改善した。物価上昇による個人消費の低迷は続いたが、エアコンや医薬品、化粧品など季節需要の先取りが景気をわずかに押し上げた。

 業界別では、「製造」を含む5業界で景気が改善し、特に「電気機械製造」は半導体関連の堅調さから9カ月ぶりに改善した。「小売」ではエアコンなどの季節需要や食品・日用品の値上げによる売上増で3カ月ぶりに改善、「サービス」では飲食店や情報サービスが好調で6カ月ぶりに改善した。一方で、「運輸・倉庫」など4業界で悪化し、建設は横ばいとなった。急激な気温上昇による季節需要の先取りがプラスに作用したものの、コメ価格の高止まりや物価上昇、中東問題による原油価格の動向、トランプ関税の不透明感が重荷となった。規模別では、「大企業」と「小規模企業」が改善したが、「中小企業」は横ばいで、規模間格差が2カ月連続で拡大した。地域別では、東北や南関東を含む4地域で改善が見られたが、北陸を含む6地域で悪化し、景況感は地域間で二分された。設備稼働率の上昇や物流関連はプラス材料だったものの、天候要因が下押し圧力となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:53 | 政治・経済・調査結果
2025年07月11日

ビットコインが2日連続最高値更新!米政権の追い風とETF流入で12万ドル視野に

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■米政権の追い風とETF資金流入で11万7000ドル台に

 ビットコイン(BTC)は7月11日未明、11万7000ドル近辺まで上昇し、2営業日連続で過去最高値を更新した。前日には11万3000ドル台をつけており、上昇の勢いが継続している。年初からの騰落率は約22%に達しており、5月に記録した11万2000ドル台を明確に上抜いたことで、短期的な上値目標として12万ドルが意識され始めている。

 今回の急騰は、暗号資産ETF(上場投資信託)への資金流入と、米政権の暗号資産政策に対する期待が主因とされる。トランプ前政権は主要暗号資産の投資信託設定を後押ししており、企業の財務戦略にビットコインを組み入れる動きも進展している。11万ドル突破時には約8億5000万ドル相当のショートポジションが一気に清算されたとされ、市場の強気ムードが一段と強まった。

 ただし、急速な価格上昇には流動性に支えられた面もあり、専門家の間ではボラティリティ上昇と短期的な調整局面入りを懸念する声もある。一方で、ビットコインの時価総額が拡大するにつれ「規模がリスクを吸収する」との評価も高まり、大手機関投資家の参入余地が広がりつつある。アルトコイン市場もこれに連動して堅調に推移しており、今後は規制の行方と世界的なマクロ経済環境が暗号資産市場の方向性を左右する見通しだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:29 | 政治・経済・調査結果
2025年07月10日

【サービス業の非正規雇用者の契約業務に関する調査】約8割が課題感、インフォマート調査で浮き彫り

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■「契約ラッシュ、限界!」サービス業の非正規雇用契約業務、アナログ手法が主流で負担増

 インフォマート<2492>(東証プライム)は7月10日、「サービス業における非正規雇用者の契約業務に関する調査」の結果を発表した。調査は、非正規雇用を行うサービス業の企業経営者・バックオフィス担当者1,002名を対象に実施されたもので、契約業務の頻度や課題、使用ツールの実態が明らかになった。約3割が「月4〜6件」の契約業務を抱えており、繁忙期や連休前に負担が集中する傾向も見られる。契約対象者の属性も多様で、煩雑な手続きや柔軟な対応が求められる現場事情が浮かび上がった。

 契約業務の効率化においては、「勤怠・シフト管理システム」「契約書管理システム」「クラウドストレージ」などのツール活用が進んでいるものの、依然として対面や紙ベースのやり取りが主流で、業務全体のデジタル化には至っていない実態も明らかとなった。契約書は「ローカル保存」が過半を占め、本部と拠点間での情報共有に課題を抱える企業も多い。全体の約8割が契約業務に関する課題を感じており、特に「人の出入りの多さ」「シフト変更の複雑さ」「契約書作成の手間」などが主要な悩みとして挙げられた。

 業務改善に向けて求められている機能としては、「契約ステータスの一元管理」「電子署名・捺印機能」「多拠点間の情報共有」などが上位となった。これらは単なる業務の省力化にとどまらず、契約状況の可視化や組織内の連携強化を図るための手段と位置付けられている。属人化しやすい契約業務を標準化し、現場の負担を軽減するためには、より包括的なデジタル基盤の整備と運用体制の再構築が急務である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:00 | 政治・経済・調査結果

「保育園」倒産・休廃業、過去最多ペースで急増、2025年上半期22件、前年比7割増

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■前年同期比7割増の22件、通年で最多更新の可能性

 帝国データバンクは7月9日、2025年上半期(1〜6月)における保育園運営事業者の倒産・休廃業・解散件数が22件に達したと発表した。これは前年同期比で7割増にあたり、通年では過去最多となる可能性がある。背景には保育施設の増加と少子化による入園者数の伸び悩み、加えて保育士不足や食材価格の高騰による運営コストの増大がある。こうした状況が特に中小保育園において経営圧迫を招き、事業継続を断念するケースが相次いでいる。

 2019年に始まった保育無償化や新制度の導入により、保育ニーズは拡大してきた。一方で待機児童数が9割近い自治体でゼロとなり、施設過剰感と園児獲得競争が激化した。2023年度には保育園運営事業者の54.3%が業績悪化(赤字または減益)を記録。保育士確保のための待遇改善も重荷となっており、新規参入組や経営体力の乏しい事業者は不安定な経営に直面している。

 現在、英語・音楽など専門プログラムの導入や認定こども園への転換、発達障害児向け支援施設への事業拡大といった差別化の動きも見られる。しかし、地域差を含めた施設余剰と厳しい競争環境が続く以上、サービスや立地で優位性を確保できない保育園の淘汰は今後も進むとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:00 | 政治・経済・調査結果
2025年07月08日

【医療機関の倒産】上半期で過去最多を更新、物価高騰と人件費増が収益圧迫

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■病院・歯科医院で過去最多水準に迫る倒産、多角的な要因で経営難深刻化

 帝国データバンクは7月8日、2025年上半期(1−6月)の医療機関倒産動向調査を発表した。それによると、病院・診療所・歯科医院の倒産件数は35件に上り、過去最多だった2024年同期(34件)を上回るペースで増加している。特に病院9件、歯科医院14件は各々の年間最多記録に迫る水準だ。

 倒産の主因は物価高騰と人件費の上昇にある。医療機器や光熱費、患者給食費などが値上がりする一方、診療報酬の改定が追い付かない状況が続く。中小規模の診療所や歯科医院では、経営者の死亡や高齢化による廃業も目立つ。負債10億円以上の大規模倒産は病院4件で発生し、全体の97%が破産手続きを選択している。

 病院経営を圧迫するのが施設の老朽化問題だ。耐用年数の39年を超えた施設が全国で53.4%を占めるが、建設費高騰で建て替えが進まない。1986年以前に設立された病院の半数以上が更新時期を迎えながら、資金不足から存続の危機に瀕している実態が浮き彫りになった。

 現状のペースが続けば、2025年通年の倒産件数は初めて70件に達する見込みだ。北海道から福岡まで18都道府県に波及しており、地域医療の維持が課題となる。業態別では歯科医院の倒産が24年(27件)に次ぐ多さで、診療所と合わせて中小医療機関の経営環境悪化が鮮明になっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:19 | 政治・経済・調査結果

年金積立金運用GPIF、2024年度は1.7兆円の黒字、5年連続でプラス収益

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■外国株式と為替差益が収益を支える一方、国内債券は2兆円超の赤字

 公的年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は7月4日、2024年度の運用実績を発表した。収益額は1兆7334億円となり、5年連続の黒字を確保した。年度末の運用資産残高は249兆7821億円で過去最高を更新した。収益率は0.71%にとどまり、前年度の22.67%から大幅に縮小したが、市場の変動に対し一定の耐性を示したかたちだ。

 資産別では、外国株式が4兆3103億円の収益を計上し、全体収益をけん引した。外国債券も1兆857億円の黒字となった。一方、国内株式は8200億円の損失、国内債券は2兆8426億円の赤字となり、内需関連資産は総じて低調だった。米金利の低下や円安進行が国外資産に追い風となった半面、国内債券は金利上昇に伴う価格下落の影響を受けた。通期の為替差益はおよそ2兆円規模となり、収益全体を下支えした。

 GPIFは長期的視点に立った安定的な運用を基本方針としており、現在の基本ポートフォリオは国内外の株式と債券を各25%で均等配分する形を維持している。収益率は中期目標の実質1.9%には届かなかったが、物価上昇率を加味した長期収益確保の姿勢に変わりはない。環境・社会・企業統治(ESG)を考慮した運用や企業との対話(エンゲージメント)も継続しており、持続可能性を意識した資産運用が一段と重要性を増している。

2024年度の運用状況 業務概況書
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:19 | 政治・経済・調査結果

トランプ大統領が日本に25%の関税を通告、4月発表の24%から引き上げ8月1日から実施

■日本側は総合対策本部を開き、引き続き米国との協議を続ける構えと伝えられる

 米トランプ大統領が米国時間の7日、日本などに宛てた関税率に関する書簡を公開し、日本には25%の関税を通告すると伝えられた。

 ロイターニュースによると、「トランプ米大統領は7日、日本と韓国からの輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと表明した。自身のソーシャルメディアに両国に宛てた関税に関する書簡を公開した。米政権が貿易相手国に新たな課税措置を通知する12通の書簡のうち、最初の2通となる」「日本に対する関税は、4月に発表された24%から引き上げられた」(ロイターニュース7月8日午前7:13)。

 これについて、NHK二ユースは、「現在、日本からの輸入品には一律で10%の関税が課されていて7月9日まで措置が一時停止されている相互関税を含めてもあわせて24%となっている」「トランプ大統領は7日、9日までの相互関税の一時停止の期限を8月1日に延期する大統領令に署名した」とした。「日本政府は総合対策本部を開き、引き続き米国との協議を続ける構え」と伝えた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:35 | 政治・経済・調査結果
2025年07月07日

【トランプ関税:企業の意識調査】企業の4割が中長期的に「マイナス影響」と回答

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■トランプ政権、関税引き上げ8月1日発動の構え

 トランプ米大統領は7月6日、各国との関税交渉について「9日までにほとんどの国と交渉が完了する」との見通しを示した。関税引き上げは8月1日に発動される予定で、対象国には7日以降、関税率を通知する書簡が発送される。4月に公表された一律10%の基本税率に加え、国別の上乗せ分が適用される見込みだが、上乗せ分は一時停止されていた。ベセント財務長官は、交渉がまとまらなかった国には4月2日の関税水準が再適用されると述べた。交渉の進展によっては一部国との貿易協定が数日中にまとまる可能性もあるが、8月1日にすべての関税が引き上げられるかは依然不透明である。

■短期的には3社に1社が「影響なし」も、先行き見通せず懸念強まる

 帝国データバンクは、トランプ関税に対する企業の意識調査(速報版)を7月3日に発表した。ドナルド・トランプ氏が2025年1月に米国大統領に復帰して以降、日本に対する相互関税の適用を含む新たな関税政策が次々と打ち出されている。これを受けて全国2万6,237社を対象に調査を実施し、1万435社から有効回答を得た(回答率39.8%)。その結果、企業の間で不透明感や懸念が高まっていることが明らかとなった。

■政府には支援策と粘り強い交渉の強化が求められる

 短期的(今後1年以内)な影響について「マイナス影響がある」と回答した企業は40.7%で最多となり、「影響はない」が33.2%、「分からない」が25.1%と続いた。「プラス影響がある」とする回答は0.9%にとどまり、影響の大半は否定的に捉えられている。また中長期(今後5年程度)の影響については「マイナス影響がある」が44.0%に増加し、「影響はない」が16.5%、「分からない」が38.5%と、不確実性の高さが企業の判断に影響を与えていることが浮き彫りとなった。

 企業の自由記述からは「米国進出の断念」「原材料価格の上昇」「製造業の輸出困難化」など、多方面への影響が懸念されている声が多く挙がった。特に中小企業では、すでに資金繰りが厳しくなっているとの報告もあった。一方で、「輸入品の減少による国内農産物の需要増」や「マスコミ報道の過熱を懸念し静観姿勢を取る」といった声も一部に見られたが、全体としては慎重な姿勢が主流である。

 今回の調査結果は、7月9日に終了予定の関税猶予期間後、日本に対する関税率が再び24%に戻る可能性や、新たな関税措置への不安が背景にある。こうした中、日本政府には、国内企業への支援策を強化し、米国政府との交渉を継続することで、過度な産業負担を抑制することが求められている。帝国データバンクは、7月中旬に詳細版レポートを発表する予定としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:35 | 政治・経済・調査結果

【育児・介護休業法改正とDX対応に関する調査】対応企業は半数止まり、6割が制度知らず

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■制度利用に温度差、現場負担と支援の両面浮上

 インフォマート<2492>(東証プライム)は7月7日、改正育児・介護休業法とDX対応に関する調査結果を発表した。調査は、育児・介護の状況にある会社員とバックオフィス担当者計1010名を対象に実施され、法改正の認知や企業の対応状況、クラウドサービスへの期待が明らかになった。特に、約6割が法改正を知らないという結果から、周知不足と情報伝達の課題が浮き彫りになった。

 また、テレワークや短時間勤務制度の利用状況については、半数の企業で「利用しやすい」と感じる一方、「利用しにくい」との声も根強く、制度の実効性にばらつきが見られた。クラウドサービスの導入が、業務効率化や柔軟な働き方の推進につながると期待されているものの、実際の導入状況や活用度には企業ごとの差があることが判明した。

 同調査では、クラウドサービスに対して「一元管理」「導入支援」「コストパフォーマンスの高さ」が求められていることも分かった。制度対応の現場では、正確な情報把握や経営層の理解、クラウドの活用が有効であるとの評価が寄せられた一方で、社内への制度説明や就業規則改定の負担が大きいとの指摘も多かった。今後は、DX推進を通じた支援体制の整備と、誰もが働きやすい職場環境の構築が一層求められる。

より詳細なレポート資料ダウンロード
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:29 | 政治・経済・調査結果
2025年07月02日

【2024年度「上場企業の不動産売却」調査】件数減も総面積は拡大、大型取引が増加

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■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額

 東京商工リサーチは6月30日、2024年度に国内不動産の売却を開示した上場企業は85社となり、前年度の97社から減少したと発表した。ただし、売却土地の総面積は70社が公表し、合計157万494平方メートルと前年度比約1.6倍に拡大した。とりわけ、1万平方メートル超の大型売却を実施した企業は24社(前年度18社)で、取引の規模が増大している。最多の売却面積はシャープ<6753>(東証プライム)の45万平方メートルで、堺工場の一部をソフトバンク<9434>(東証プライム)積水化学工業<4204>(東証プライム)に譲渡した。

■譲渡益9割計上、シャープが最大規模の売却実施

 譲渡損益を公表した81社のうち、76社が譲渡益を計上し、構成比は9割超に達した。譲渡益総額は2,918億5,500万円で、前年度の半額程度に縮小。譲渡益トップはシャープ<6753>(東証プライム)の861億円で、日野自動車<7205>(東証プライム)ヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)が続いた。譲渡損失も5社が計上し、損失額は73億円超にのぼる。譲渡価額の総額は1,785億円で、シャープが最多の1,250億円を占めた。

 業種別では小売業が最多の10社で、赤字企業が半数を占めた点が特徴的である。続くサービス業9社は全社が黒字だった。不動産市況は全用途平均で4年連続の上昇となるなど好調で、商業地や工業地がとくに上昇率を伸ばした。コロナ禍で活発だった売却の動きは一段落したものの、大型譲渡の増加が目立つ。今後は金利動向や設備投資意欲次第で売却件数が増加に転じる可能性もある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:46 | 政治・経済・調査結果
2025年06月30日

7月の食品値上げ2105品目に急増、調味料中心に値上げラッシュ

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■前年同月比4倍超、過去最長の連続増加を記録

 帝国データバンクは6月30日、2025年7月における食品主要195社の価格改定動向を発表した。7月に予定される飲食料品の値上げは合計2105品目に達し、前年同月比で約4倍の増加となった。中でも調味料が最多の1,445品目にのぼり、カレールウやだし製品などの値上げが目立った。これにより、2025年通年の累計値上げ品目数は1万8697品目となり、早ければ7月中にも2年ぶりに年間2万品目を超える可能性が高まった。

 値上げ率の平均は15%で、2025年1月以降7カ月連続で前年同月を上回る値上げ傾向が続いている。菓子ではチョコレートやポテトチップスなど196品目で改定があり、一部では内容量の変更も確認された。加工食品では米価格の高騰を受けた米飯製品やパスタソースが値上げ対象となった。2025年の値上げ累計は前年(1万2520品目)比で49.3%増となり、分野別では「調味料」が前年比2.5倍に急増。「酒類・飲料」も7割増となった。

■原材料高・光熱費・人件費の複合要因が影響

 値上げの背景には、原材料費の上昇(97.2%)が圧倒的多数を占めるほか、光熱費の上昇(66.4%)、人件費の増加(53.9%)、物流費の負担(80.0%)などが複合的に影響している。中でも人件費要因は2023年の集計開始以来で最高水準に達し、エネルギーコストの転嫁も進行中である。このような価格改定は、企業努力によるコスト吸収の限界を示すものであり、消費者への影響も広がっている。

 今後については、緊迫する中東情勢を背景に再上昇する原油価格や、円安による輸入コスト増も相まって、飲食料品の価格改定が秋以降も継続する見通しである。特に、エネルギーや食用油、小麦などの価格が急騰した2022年型の大規模値上げの再来が懸念される。現在の勢いが続けば、2025年は2022年の2万5768品目に並ぶか、これを超える可能性すらある。物価上昇圧力が緩む兆しは乏しく、消費者の生活防衛意識も今後さらに強まるとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:00 | 政治・経済・調査結果
2025年06月29日

2025年度企業想定為替レートは1ドル139円台、前年より円高水準に

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■企業収益に与える影響も二極化、為替変動リスクに注視

 帝国データバンクは6月24日、2025年度の企業の想定為替レートに関する動向調査の結果を発表した。同調査によると、2025年度の企業の平均想定為替レートは1ドル=139円64銭となり、前年5月時点の140円88銭から1円24銭の円高水準となった。レートの分布では「146〜150円」が28.6%と最も高く、次いで「141〜145円」(25.0%)、「136〜140円」(21.8%)と続き、企業の4社に3社が136円から150円の範囲で設定していることが明らかになった。

 業界別にみると、想定為替レートには違いが見られた。『金融』が142円33銭で最も円安水準となったほか、『卸売』『小売』『製造』も140円台を想定していた。一方で、『不動産』は130円28銭と最も円高水準を見込んでおり、両者の差は12円5銭であった。この差は前年の15円88銭から縮小した。為替変動が景気の先行きや自社の売上に与える影響を懸念する声がある一方、円高による仕入れコストの軽減を期待する意見も聞かれた。

■「直接輸入」は円安、「直接輸出」は円高を想定、収益影響を反映

 輸出入や企業規模によっても、想定為替レートには明確な傾向の違いが現れた。事業として輸入を行う企業は平均143円91銭を想定し、輸出を行う企業の142円53銭より1円38銭円安の水準となっていた。特に「直接輸入のみ」を行う企業は144円58銭、「直接輸出のみ」を行う企業は138円8銭と、収益への影響が逆方向に働くことを反映し、6円50銭の差があった。また、企業規模別では、大企業が143円1銭、中小企業が139円90銭、小規模企業が137円63銭と、規模が大きいほど円安を想定する傾向が見られた。

 2021年後半から続いていた実勢レートと想定レートの大幅な乖離は、2025年4月以降、急速に縮小している。しかし、経済の基礎的条件を反映するとされる購買力平価(PPP)は1ドル=108円台で推移しており、中長期的な為替変動のリスクは依然として残る。同調査は、実勢レートとの乖離が再び拡大し、輸出入を通じて企業収益が悪化するリスクについて、引き続き注視する必要がある、とまとめている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:57 | 政治・経済・調査結果
2025年06月25日

【インフォマート:2025年の崖とDXに関する実態調査】6割以上の企業に「レガシーシステム」が存在

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■約8割が事業に与える負の影響を懸念

 インフォマート<2492>(東証プライム)は6月25日、企業・自治体のDX担当者ら360名を対象に実施した「2025年の崖とDXに関する実態調査」の結果を発表した。経済産業省が指摘する年間12兆円の経済損失リスクがあるにもかかわらず、58.6%が「2025年の崖」の内容を理解しておらず、63.1%の企業で老朽化したレガシーシステムが残存している実態が明らかになった。

■製造業の81.6%が老朽化システムを保有、業務効率化に遅れ

 調査では、レガシーシステムが事業に与える影響について80.4%が負の影響を懸念。特に製造業(81.6%)や運輸業(75.0%)で保有率が高く、刷新障壁として「要員不足」(46.1%)や「既存システムへの依存」(42.7%)が挙がった。一方、31.6%の企業がIT投資増加を予定し、その44.7%は「DX推進による業務効率化」を目的としている。

 注目されるのは「Fit To Standard」アプローチで、導入企業の6割で部門横断的な成果が確認された。クラウドサービスの標準機能に業務プロセスを合わせる手法が、DX推進の突破口として有効性を示している。同社のBtoBプラットフォームも標準化帳票フォーマットにより、取引先間の業務効率化を支援する。

 調査結果は、DX推進における認識格差と実践の乖離を浮き彫りにした。レガシーシステムの刷新が急務となる中、人材確保と業務改革の両輪が必要となる。同社は帳票デジタル化を通じ、企業の経営高度化を継続的に支援していく方針だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:03 | 政治・経済・調査結果
2025年06月18日

トランプ関税、企業の57%が「マイナス」認識、交渉停滞が影落とす

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■自動車関税「一致せず」、首脳会談は平行線のまま

 米国のドナルド・トランプ大統領が掲げる「相互関税」方針をめぐり、日本企業の間で懸念が広がっている。東京商工リサーチが6月に実施したアンケートによると、「トランプ関税」が業績に「マイナス」と回答した企業は57.6%に達し、4月の前回調査から5.3ポイント上昇した。自動車への追加関税問題をめぐり、石破茂首相がG7カナダ・サミットで米国側と直接交渉を行ったものの、合意に至らなかった。「双方の認識は一致していない」との首相発言が、企業の不透明感をさらに助長するだろう。

■事業縮小や雇用調整の現実味

 調査では、「廃業・会社売却」や「一部事業部門の閉鎖・売却」を検討している企業が3.7%を占め、特に製造業、小売業、不動産業、情報通信業で比率が高かった。また、「採用を抑制する」が10.3%、「非正規社員の削減」が2.7%と、企業の約1割が雇用調整に動く可能性を示している。賃上げへの影響については、今年度78.0%、来年度70.8%の企業が「ネガティブな影響はない」と回答しているものの、「賞与増額の見送り」や「ベースアップの縮小」といった慎重な姿勢も垣間見える。

■中小企業は資金繰り、大企業は情報収集に重点

 政府や行政に求める支援策として、大企業は「影響の情報提供」(51.7%)を重視する傾向がある一方で、中小企業は「給付金・助成金の支給」(38.6%)や「実質無利子・無担保融資」(31.5%)など、資金面の支援を求める声が目立った。特に中小企業は資金繰りに脆弱であり、今回の関税措置は経営に直接的な打撃を与える可能性がある。猶予期間が1カ月を切るなか、日米間の交渉が停滞する現状に、企業現場は対応の指針を見出せずにいる。

■官民の連携と機動的政策が鍵に

 交渉が進まない日米政府の間で、企業は「情報不足」と「資金不足」の二重苦に直面している。石破首相は「早さを優先するあまり国益を損ねてはならない」と述べ、拙速な妥協を避ける構えを見せるが、企業の不安を和らげるには、より踏み込んだ説明と具体的な支援策が必要である。野党からも「足元を見られるな」との声が上がるなど、政治判断が問われる局面となっている。国家間の交渉と並行して、企業現場の声を反映する官民連携の枠組み構築が急務である。企業の持続可能性を保つためにも、政策の柔軟性と機動力が強く求められている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18 | 政治・経済・調査結果
2025年06月17日

【インテージヘルスケア調査】更年期症状の対処、27%にとどまる実態明らかに

■全国40〜59歳女性の8割が更年期症状を経験

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)グループのインテージヘルスケアは6月17日、「更年期(メノポーズ)世代のニーズ探索調査」結果を発表した。全国の40〜59歳の女性を対象とした調査では、過去1年以内に更年期症状を経験した人の割合が82%に達した一方で、「医療機関の受診」や「市販薬・サプリメントの使用」といった積極的な対処を行っていたのはわずか27%にとどまった。「睡眠や休息」「運動」「マッサージ」など非医療的な対処を含めても約30%に過ぎず、全体の約3人に1人が有効な対策を講じていない実態が浮き彫りとなった。

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■「自律神経の乱れ」理解に差、行動変容の鍵に

 同調査では、更年期症状に対して対処していない「未対処者」は、対処している層に比べて更年期に関する理解が低い傾向にあると指摘。「ホルモンバランスの変化」や「女性ホルモンの減少」については一定の理解があるものの、「自律神経の乱れ」に関する項目では、特に「未対処者」と「対処者」の理解度に大きな差が見られた。こうした知識の差が対処行動に影響を与えている可能性がある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 政治・経済・調査結果
2025年06月14日

【政府備蓄米について1万人に緊急調査】4%が「購入意向あり」、36%が「購入しない・興味なし」と回答

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■くふう生活者総合研究所、「政府備蓄米の購入意向に関する調査」結果を発表

 くふうカンパニー<4376>(東証グロース)は6月13日、同社のくふう生活者総合研究所が実施した「政府備蓄米の購入意向に関する調査」結果を公表した。対象は全国の生活者1万人超で、調査期間は6月9日から11日。購入意向があると答えたのは全体の64.3%で、そのうち実際に購入した人は5.5%にとどまった。一方で、購入を希望しながらも未入手の層は58.8%に上り、政府備蓄米に対する潜在的な関心の高さが示された。

■古古米でも満足度高く、販売経路はスーパーとECが主

 購入理由としては「安いから」が7割超と圧倒的だったが、購入をためらう理由には「味や品質が気になる」が44.1%と最多で、食味への不安が購買行動を抑制している状況がうかがえる。実際に購入した人のうち6割以上は2022年産の古古米を選んでおり、販売場所はスーパーマーケットやECサイトが中心。味や品質については8割が「満足」と回答しており、懸念とのギャップも明らかとなった。

 さらに、備蓄米に関して最も知りたい情報は「販売場所・在庫状況」で、味や食感、調理方法、保存の工夫などの関心も高い。米の価格として妥当と考えられているのは5sあたり2000〜2500円未満が最多で、現行価格の半額程度を希望する声が目立った。ただし「農家の努力に見合った価格設定を」などの意見も寄せられ、安さ一辺倒ではなく、生産者への配慮を求める生活者の姿勢もうかがえる結果となった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:38 | 政治・経済・調査結果
2025年06月12日

全国の米卸業者1822社の実態、小規模企業の3割が資金繰り悪化リスクに直面

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■売上1億円未満の小規模企業555社、在庫不足で経営圧迫

 帝国データバンクは6月11日、全国の米卸業者の実態に関する調査結果を発表した。調査によると、全国の米麦卸売業は1,822社で、売上1億円未満の小規模企業が全体の30.5%を占めた。従業員5人未満の企業も6割を超え、規模の小ささが際立つ。とくに在庫不足が深刻化する中、小規模卸は得意先への供給が困難になり、資金繰りへの影響が懸念されている。構造的課題に直面する米卸業界の持続可能性が問われている。

 米の価格高騰や品薄状態は「令和の米騒動」とも呼ばれ、家庭や外食産業に影響を与えている。政府の備蓄米放出により市場の安定を図る動きがある一方で、流通経路の複雑さが価格上昇要因として指摘される。米卸業者の多くは生産から小売までの多段階流通に関わり、精米や配送機能を担う重要な存在となっている。企業の約4分の1が小売と兼業しており、多様な事業展開により収益確保を図っている。また、大手卸では無洗米や冷凍食品など加工品への取り組みも進んでおり、事業の柔軟性が差別化の鍵となる。

 代表者の平均年齢は63.6歳と高齢化が進み、後継者不在による事業継続リスクも大きい。設備や取引構造の面では、大規模企業ほど整備が進み、安定供給が可能となる一方、小規模事業者は在庫や物流で後手に回る現状がある。中長期的には、農業従事者の減少や米価の低迷といった構造問題の解消が求められる。今後は、生産・流通・販売の各段階での改革に加え、行政と連携した価格形成の仕組みづくりが、業界の安定と成長の鍵を握る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:00 | 政治・経済・調査結果
2025年06月09日

カレー店倒産、過去最多の13件に、コメ・肉・野菜価格高騰が経営圧迫

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■カレーライス物価5年で3割上昇、収益悪化に歯止めかからず

 帝国データバンクの調査によると、2024年度(2024年4月〜2025年3月)における「カレー店」の倒産件数は13件に達し、2年連続で過去最多を更新したことが明らかになった。負債1000万円以上の法的整理を対象としたこの統計は、欧風スパイスカレーのブームやデリバリー特需といった追い風があった一方で、経営環境の厳しさを浮き彫りにしている。

 特に注目されるのは、コメや肉、野菜といった主要原材料価格の高騰が経営を圧迫している点だ。カレーライス物価は1食あたり365円と過去10年で最高値を更新しており、これは5年間で約3割の上昇に相当する。コメ価格は5年前から1.4倍、肉・野菜は1.3倍に上昇しており、食材費以外にも光熱費や人件費といった運営コストの増加も重くのしかかっている。

■デリバリー特需一服と他業態との競争激化、カレー店淘汰の時代へ

 カレー店はテイクアウトやデリバリーとの相性の良さ、単身者からファミリー層まで幅広い人気、短い提供時間、安価な食材調達といった経営上のメリットから、コロナ禍においても比較的堅調な業績を維持してきた業態である。個人での起業から大手外食チェーンの参入、さらにはレトルト通販やキッチンカーなど、多種多様な形態で市場に進出してきた。

 しかし、2022年〜23年以降の欧風スパイスカレーブームが一服する一方で、コロナ禍で拡大したデリバリー・テイクアウト特需が落ち着きを見せ、ランチ需要を巡る他業態との競争が再び激化したことで、経営が悪化する店舗が増加した。安定的に安値で入手できていたコメ価格の急上昇は、中小カレー店にとって特に大きな打撃となっている。

 足元では、日本のカレーを目当てに来店するインバウンド客の増加や、チェーン店によるフードコート・ロードサイドへの新規出店で客数・客単価の向上を目指す動きもみられる。しかし、カレーに不可欠なスパイス価格は中長期的にも高止まりが予想され、コメや野菜の価格も先行き不透明な状況が続いている。

 帝国データバンクは、個人営業の小規模店の廃業や閉鎖を含めると、実際にはさらに多くのカレー店が市場から撤退しているとみており、2025年度に入ってからもすでに2件の倒産が発生している。原材料高騰と競争激化に直面するカレー店の今後の動向には、引き続き厳しい視線が注がれるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 政治・経済・調査結果
2025年06月04日

ガソリン価格6週連続下落、174.3円に値下がり、軽油も3.1円下落

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■燃料価格の下落基調鮮明、ガソリン・軽油・灯油すべて値下がり

 資源エネルギー庁が6月4日に発表した石油製品価格調査によると、6月2日時点におけるレギュラーガソリンの全国平均小売価格は174.3円となった。前週の177.6円から3.3円値下がりし、6週連続での下落を記録している。この継続的な価格低下は、消費者にとって家計負担の軽減につながる重要な動向といえる。ガソリン価格の動向は自動車を利用する多くの国民の生活に直接影響するため、今回の調査結果は注目される内容となっている。

 軽油価格についても同様の傾向を示しており、1リットル当たり154.5円と前週の157.6円から3.1円の値下がりとなった。軽油もガソリンと同じく6週連続での価格下落を記録している。運送業界や物流業界で広く使用される軽油の価格低下は、輸送コストの削減を通じて様々な商品やサービスの価格安定化に寄与する可能性がある。トラック運送事業者などにとっては燃料費負担の軽減という朗報となる。

 灯油価格は1リットル当たり122.1円、18リットル缶では2,198円となり、前週の2,225円から27円値下がりした。灯油も他の石油製品と同様に6週連続の下落基調を維持している。暖房用燃料として家庭で使用される灯油の価格低下は、特に寒冷地の住民にとって光熱費削減の効果をもたらす。資源エネルギー庁は次回調査を6月9日時点で実施し、6月11日午後2時に結果を公表する予定としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:00 | 政治・経済・調査結果