[政治・経済・調査結果]の記事一覧
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記事一覧 (03/04)伊藤園・慶大など、P−Life添加PP分解菌の遺伝子特定に成功
記事一覧 (03/01)【価格改定動向調査】3月の食品値上げ684品目、前年73%減、値上げラッシュ一服
記事一覧 (02/28)【首都圏本社移転調査2025】5年ぶり転入超過、転入363社で最多
記事一覧 (02/25)2025年全上場企業「株主優待」導入・廃止動向調査の結果、上場継続企業では導入が約6割
記事一覧 (02/25)スマートニュース、衆院選記事上位1000本を分析、高市首相関連記事20.5%に拡大
記事一覧 (02/25)【調査レポート:ANOBAKA】衆院選後調査を発表、スタートアップ経営者6割超が安定政権を支持
記事一覧 (02/24)【2025年移住希望地ランキング】移住相談が初の7万件超、群馬県が窓口・セミナー両部門で頂点
記事一覧 (02/23)企業の52.3%が正社員不足、4年連続で半数超、人手不足倒産は年間初の400件超
記事一覧 (02/23)新融資制度「企業価値担保権」、経営層の認知度は50.5%、普及へ周知と対話が急務
記事一覧 (02/22)新卒初任給、7割近くが増額、「25万〜30万円未満」が2割迫る
記事一覧 (02/22)アニコム損保、猫の名前&猫種ランキング2026発表、「ムギ」7年連続1位
記事一覧 (02/21)【経済対策・衆議院選挙の企業調査】争点は「内需拡大」42.1%、政党支持は自民54.1%で半数超
記事一覧 (02/21)2026年1月生まれ赤ちゃんの名前トレンド発表、「馬」「柊」「茉白」が上位へ躍進
記事一覧 (02/19)楽天ブックス、世代別「思い出の卒業ソング」発表、昭和・平成は『仰げば尊し』首位
記事一覧 (02/19)チャイナリスクに揺れる企業:受注減懸念26.6%に上昇、調達の脱中国依存が最多対策
記事一覧 (02/19)全国「社長年齢」分析調査(2025年)、平均60.8歳、35年連続で最高更新
記事一覧 (02/19)【株高と企業業績の関係:アンケート】株高の恩恵「実感」は23.5%にとどまる、7割超が業績影響なし
記事一覧 (02/17)【2025年コンプライアンス違反企業の倒産動向調査】倒産278件、4年ぶり減少
記事一覧 (02/15)【消費税減税による企業の影響アンケート】消費税減税「プラス」は4社に1社どまり、半数近くが「影響なし」
記事一覧 (02/14)2026年衆院選YouTube動画28億回視聴、前回の10倍に、切り抜き系が8割占める
2026年03月04日

伊藤園・慶大など、P−Life添加PP分解菌の遺伝子特定に成功

■難分解性ポリオレフィン分解メカニズムを解明

 伊藤園<2593>(東証プライム)は3月3日、生分解性添加剤P−Lifeを添加したポリプロピレン(PP)の分解に適した微生物のゲノム解析と遺伝子発現解析を実施し、分解に関与する遺伝子の特定に成功したと発表した。慶應義塾大学やピーライフ・ジャパン・インク、湘南貿易などとの研究チームによる成果である。

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 研究では、P−Life含有PPの分解菌についてゲノム解析を行い、さらに熱処理で得た低分子化合物を炭素源としてRNA−Seqによる遺伝子発現解析を実施した。その結果、β酸化経路などを用いた代謝分解が行われていることを明らかにした。これにより、難分解性ポリオレフィン系プラスチックの微生物分解効率化に向けた重要な知見が得られた。

 今後は、特定したT6−1株の分解経路を基に遺伝子操作で分解効率の向上を図るほか、代謝改変によってプラスチックを炭素源とする有用物質生産、いわゆるアップサイクルへの展開も視野に入れる。本研究はJST共創の場形成支援プログラム(COI−NEXT)JPMJPF2111の支援を受けて実施された。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:29 | 政治・経済・調査結果
2026年03月01日

【価格改定動向調査】3月の食品値上げ684品目、前年73%減、値上げラッシュ一服

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■食品値上げ3カ月連続前年割れ、加工食品が最多304品目

 帝国データバンクは2月27日、「食品主要195社」価格改定動向調査―2026年3月を発表した。2026年3月の飲食料品値上げは684品目となり、前年同月から1845品目、73.0%減少した。単月で1千品目を下回るのは2025年11月以降5カ月連続で、今年1月以降3カ月連続で前年を下回った。平均値上げ率は月平均14%で、値上げラッシュは小康状態で推移している。

■2026年値上げ累計4493品目、円安リスクは年後半の焦点

 食品分野別では、切り餅や米飯系冷凍食品、パスタ調理品などの「加工食品」が304品目で最多となった。果汁飲料や緑茶PET飲料を含む「酒類・飲料」は224品目、「調味料」は72品目で、ドレッシング類が中心だった。2026年1〜6月累計は4493品目、年間平均値上げ率は15%で、前年同時期の1万797品目と比べ6割減のペースで推移している。

 値上げ要因では、「原材料高」が99.2%と2023年以降で最多となった。「包装・資材」は69.8%、「人件費」は60.7%といずれも高水準で推移する一方、「物流費」は66.5%と前年通年の78.6%から低下した。「エネルギー」は50.1%、「円安(為替の変動)」は3.3%と、ともに過去4年で最低水準となった。

 今後については、豚肉や鶏卵など一部原材料の供給不足が続くものの、小麦や食用油の供給ショックは一服し、短期的には小康状態が続く見通しである。ただ、消費税減税を巡る議論や財政悪化懸念を背景に円安圧力が高まれば、輸入物価を通じて年後半に「円安リスク」が再燃する可能性がある。現時点で円安を理由とする値上げは3%台にとどまるが、円安の長期化が再び食料品価格の上振れ要因となるかが焦点となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:59 | 政治・経済・調査結果
2026年02月28日

【首都圏本社移転調査2025】5年ぶり転入超過、転入363社で最多

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■成長企業の首都圏回帰鮮明

 帝国データバンクは2月26日、首都圏「本社移転」動向調査(2025年)を発表した。2025年に地方から首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)へ本社を移転した企業は363社と、1990年以降で最多となった。首都圏から地方への移転は325社で、差し引き38社の転入超過となり、5年ぶりに転入が転出を上回った。

■転入363社が過去最多、転出は減少に転じる

 転入社数は前年(296社)から67社・22.6%増加し、2年ぶりに300社を超えた。一方、転出社数は前年(363社)から38社・10.5%減少した。転入超過の38社は、最も多かった2015年(104社の転入超過)の約3分の1規模ながら、コロナ禍の2020年(8社)以来、5年ぶりに首都圏の吸引力が上回った。

■大阪・福岡など西日本から首都圏へ、港区など都心部に集中

 転入元は大阪府(69社)が最多で、福岡県(37社)、愛知県(35社)、茨城県(30社)が続いた。転入先は東京都港区(56社)が最も多く、千代田区(37社)、中央区(34社)、渋谷区(26社)の順で、都心主要区への集積が目立った。首都圏からの転出先でも大阪府(38社)が最多で、群馬県(28社)や沖縄県(14社)など、郊外・隣接県への移転に加え、観光や半導体関連の地域へ動く例がみられた。

■サービス業160社で過去最多、転入は中小企業が8割超

 業種別では首都圏への転入はサービス業が160社で最多となり、3年連続で増加し過去最多を更新した。ソフトウェア受託開発やパッケージソフトウェアなどIT企業の移転が多く、関東以西からの転入が目立った。売上規模では売上高10億円未満が転入全体の81.8%を占め過去最高となり、規模拡大を狙う中小企業の首都圏志向が強まった。

■地方移転は「全面」から「機能分散」へ、次局面は精査段階

 転入企業のうち前年から増収となった割合は39.4%で、転出企業の34.2%を上回った。対面営業の復活や人材採用、情報収集など首都圏に本社を置く利点が再評価される一方、地方移転はコスト削減や助成金といった「モノ・カネ」中心から、移転効果を精査する局面に入った。同社は、災害対応を含む本社機能の分散やサテライトオフィス活用など、首都圏の利便性と地方の環境を両立させる拠点再構築へトレンドが変化する可能性を示した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:43 | 政治・経済・調査結果
2026年02月25日

2025年全上場企業「株主優待」導入・廃止動向調査の結果、上場継続企業では導入が約6割

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■資本効率改革下で優待拡大、個人株主取り込み加速

 東京商工リサーチは2月25日、2025年全上場企業「株主優待」導入・廃止動向調査の結果を発表した。2025年に株主優待の導入(再導入を含む)を開示した上場企業は175社、廃止は68社だった。廃止のうち38社はTOBやMBOなどによる上場廃止に伴うもので、廃止全体の55.8%を占めた。上場継続企業に限れば導入175社、廃止30社で、導入が約6割に達した。

■TOB・MBO伴う廃止が55.8%、上場継続企業では導入が優勢

 背景には、東証による市場改革と資本効率重視の要請がある。2023年3月、東証はプライム市場など約3,300社に「資本コストや株価を意識した経営」の実現を求めた。PBR1倍割れ企業へのアクティビストの関与も目立つなか、個人投資家を安定株主として取り込む手段として優待を活用する動きが広がる。持ち合い解消の進展も、個人株主獲得を後押しする要因となっている。

■商品券類が90社で最多、スタンダード・グロース各63社、プライムが46社

 優待内容は「商品券類」が90社(構成比51.4%)で最多。電子マネーやスマホ決済に充当可能なデジタルギフトも増加した。「自社商品・サービスなど」は52社、「プレミアム優待俱楽部」は15社、「暗号資産」は9社だった。市場別ではスタンダード、グロースが各63社、プライムが46社。業種別ではサービス業50社、情報通信業45社、製造業34社が多かった。

■優待巡るガバナンス問題とIR活用の広がり

 一方で、優待の導入や廃止を巡りガバナンス問題に発展する事例もある。REVOLUTIONでは高額優待の実施前廃止を巡り第三者委員会が設置された。くら寿司では廃止後の再導入が物議を醸した。株主優待は単なる贈呈品にとどまらず、株主データ活用によるIR強化や地域活性化にも資する側面を持つ。東証改革が続くなか、個人投資家獲得と企業価値向上を意識した活用が今後も広がる可能性が高い。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:40 | 政治・経済・調査結果

スマートニュース、衆院選記事上位1000本を分析、高市首相関連記事20.5%に拡大

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■不祥事17.5%→5.5%へ低下、「政治とカネ」から首相動向重視へ関心移行

 スマートニュースは2月25日、2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙について、アプリ内での全国紙4紙の関連記事閲読動向を分析したと発表した。2024年との比較により、ユーザーの関心テーマに変化が見られたと報告している。

 2026年は初の女性総理のもとでの国政選挙となり、「高市首相」に関する記事が20.5%と伸長した。一方、2024年に17.5%を占めた「政治とカネ」など不祥事関連記事は5.5%へ低下した。前回13.5%だった首相動向への注目を上回る水準となり、政権運営やリーダーシップへの関心集中がうかがえる。

 「経済政策」は6.5%で横ばいだったが、設立9カ月で躍進した「チームみらい」は3.5%を占めた。さらに、36年ぶりの2月解散に伴う「大雪」や投票時間変更などが5.0%、期日前投票増加や投票率関連記事が9.5%と、真冬の選挙特有のテーマも一定の関心を集めた。

 両年とも最も閲読されたのは「開票結果(議席確定)」記事で、2026年は1記事あたりPVが2024年比約118%に伸長した。同社はアプリ内に「衆院選/政治チャンネル」を開設し、IFCN加盟団体InFactや日本ファクトチェックセンターの記事、候補者一覧や政策比較、投票ナビなど多角的情報を提供している。調査は2024年10月15日〜28日と2026年1月27日〜2月9日の各上位1000記事を比較したものである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | 政治・経済・調査結果

【調査レポート:ANOBAKA】衆院選後調査を発表、スタートアップ経営者6割超が安定政権を支持

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■63.9%が安定政権を支持、迅速な意思決定に期待

 ANOBAKAは2月24日、第51回衆議院議員総選挙後の新政権と経済環境に関するスタートアップ経営者向け緊急意識調査の結果を発表した。調査は2月10日〜12日に実施し、有効回答数は61名である。新政権の「長期安定政権」基盤については、「強く支持する」「どちらかといえば支持する」の合計が63.9%に達し、迅速な意思決定や法改正への期待が高いことが示された。

■ 財政規律緩みと金利上昇を警戒、41.0%は影響限定的

 一方、経済政策面では財政規律の緩みによる将来的な増税・社会保険料アップ、円安、インフレを最大のリスク要因として警戒する声が目立った。積極財政に伴う金利上昇や財政悪化への懸念も挙がったが、「金利ある世界」への移行が自社に与える影響については41.0%が「影響は限定的」と回答し、エクイティ主体の資金調達構造を背景に市場拡大効果を重視する姿勢も浮き彫りとなった。

■ 「AI・半導体」26.2%、「コンテンツ」19.7%に期待集中

 成長戦略の重点投資分野では「AI・半導体(26.2%)」と「コンテンツ(19.7%)」に支持が集中し、他分野は10%未満に分散した。国策と連動した技術分野や日本のIP産業への期待が高い一方、スタートアップの事業領域の多様性も反映された結果である。

■「チームみらい」43.4%で最多、自民党22.1%を上回る

 注目政党では「チームみらい」が43.4%で最多となり、自民党(22.1%)を大きく上回った。安定を評価しつつも変革を求める姿勢が鮮明で、成長投資の加速や規制改革への期待と同時に、財政規律や既得権益への厳しい視線が示された。実利と改革の両立を求める経営者像が浮かび上がる内容であった。

【ANOBAKAについて】

 調査結果を発表した「ANOBAKA」は、“Empowering Mad Dreams”をビジョンとして、シード期のスタートアップを対象としたベンチャーキャピタルファンドを運営。「チャレンジ」を至高の概念とし、起業家に勇気を与え、夢を実現させるプロフェッショナルファームです。生成AIファンドをはじめとする専門ファンドを活用し、革新的な技術やビジネスモデルを持つ企業を支援している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | 政治・経済・調査結果
2026年02月24日

【2025年移住希望地ランキング】移住相談が初の7万件超、群馬県が窓口・セミナー両部門で頂点

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■猛暑・住宅高騰が移住需要を押し上げ

 公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構は2月24日、2025年の「ふるさと回帰支援センター・東京」における移住希望地ランキングを発表した。窓口相談者部門では群馬県が2年連続で首位を獲得し、2位は栃木県(前回3位)、3位は長野県(前回4位)となった。セミナー参加者部門でも群馬県が3年連続で首位に立ち、2位は長野県、3位は和歌山県だった。2025年の移住相談件数は73,003件と初めて7万件を突破し、前年比18.3%増で5年連続の過去最多を更新した。

■群馬県が相談・セミナー両部門で頂点

 窓口相談で2年連続首位の群馬県では、前回の首位獲得によるメディア露出増を背景に、移住検討初期段階での来訪や出身者からの相談が増加した。相談の中心は都内通勤を前提とする30代の子育て世帯で、都市部の家賃高騰を受けた物件探しが目立つ。2025年夏以降は生成AIで地域を勧められセンターを訪れる相談者が急増するなど、情報収集の入り口も多様化した。山本一太知事のリーダーシップのもと全35市町村が同機構の支援会員となり、「オールぐんま暮らしサポートチーム」による受け入れ体制の充実が実を結んだ。

■栃木・長野が躍進、各県独自の戦略が奏功

 2位の栃木県は、オーダーメイド型の「移住促進コンシェルジュ」制度の定着が成果を上げ、県内全市町参画の相談会開催により検討の裾野が県全体に広がった。特筆すべきは女性相談者の増加で、結婚支援と移住を融合させた「移住婚」ブースの出展など独自施策が奏功。来年度には「人口未来課」を新設する予定だ。3位の長野県はセンターブース設置10周年を迎え、相談員を3名体制に増員。住宅コストを重視する20代の相談増加や、就農・教育移住への関心の高まりが際立った。

■理事長が語る移住潮流の変化

 高橋公理事長は「記録的な猛暑や住宅価格の高騰が地方移住への関心を後押しした」と分析し、地方移住は「人生をより良くするひとつの選択肢」として定着しつつあると強調した。秋に開催した「ふるさと回帰フェア2025」には過去最多の3万人超が来場。同機構は相談件数の増加にとどまらず、移住者が地域課題の解決を担う「地域づくり」のプロセスそのものを重視する姿勢を示した。同調査は2009年から毎年実施されており、今回が17回目。有効回答数は27,242件だった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:47 | 政治・経済・調査結果
2026年02月23日

企業の52.3%が正社員不足、4年連続で半数超、人手不足倒産は年間初の400件超

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■帝国データバンク調査:企業の人手不足動向調査の結果

 帝国データバンクは2月20日、2026年1月時点における企業の人手不足動向調査の結果を発表した。全国2万3,859社を対象に実施した同調査によると、正社員の不足を感じている企業の割合は52.3%となり、1月としては4年連続で半数を超えた。非正社員では28.8%と、前年同月から1.8ポイント低下し、1月としては2年ぶりに3割を下回った。

■建設69.6%でトップ、人手不足で受注断念の声

 業種別の正社員不足割合では、「建設」が69.6%で最も高く、次いで「情報サービス」(69.2%)、「メンテナンス・警備・検査」(67.4%)と続き、51業種中7業種が6割を上回った。建設業からは「案件があっても人手不足で受注ができない」との声が相次ぎ、人件費や材料費の上昇分を受注単価に転嫁できない苦境も浮かび上がった。情報サービス業ではAIやDX関連の案件が増加する一方、案件と技術者のマッチングが難しくなっているとされる。

■非正社員不足は改善傾向、飲食店・旅館が3年連続低下

 非正社員では「人材派遣・紹介」が60.0%でトップとなり、「飲食店」(58.6%)、「メンテナンス・警備・検査」(54.6%)が続いた。一方で改善傾向も見られ、「飲食店」と「旅館・ホテル」(44.0%)はそれぞれ3年連続で前年同月比が低下した。DXやスポットワークの普及による生産性向上が背景にあるとみられる。

■人手不足倒産3年連続最多の427件

 こうした人手不足を背景に、2025年の「人手不足倒産」は427件と3年連続で過去最多を更新し、年間として初めて400件を超えた。建設業や物流業、老人福祉事業など労働集約型の業種で倒産が増加しており、賃上げ機運が高まるなかで小規模企業を中心とした「賃上げ難型」の倒産も懸念される。現役世代の高齢化や引退が進むなか、正社員の人手不足割合は今後も高水準で推移するとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | 政治・経済・調査結果

新融資制度「企業価値担保権」、経営層の認知度は50.5%、普及へ周知と対話が急務

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■帝国データバンク:新融資制度「企業価値担保権」に関するアンケート調査結果

 帝国データバンクは2月18日、2026年5月に施行される新融資制度「企業価値担保権」に関するアンケート調査結果を発表した。経営層・経理責任者4,692件を対象に実施した同調査によると、制度の認知度は50.5%にとどまり、約半数の企業がいまだ内容を把握していない実態が明らかになった。

■業歴浅い企業ほど関心高く、金融機関からの案内はわずか3.8%

 制度の活用意向については、概要説明を受けたうえで「ぜひ活用したい」(6.1%)と「条件が合えば活用したい」(51.1%)を合計した「活用に前向き」な企業が57.2%に達した。業歴10年未満の企業では74.9%と特に高く、不動産担保や経営者保証を用意しにくいスタートアップや中小企業が同制度に強い関心を寄せている構図が浮かび上がった。想定活用シーンは「既存借入の借り換えによる金利・条件の改善」が50.1%で最多だったが、制度の趣旨である事業性融資の促進の観点からは、伴走支援や成長投資、事業承継といった場面での活用が一層期待される。

 金融機関に期待する内容としては、「事業理解力(決算書などの数字だけでなく、ビジネスモデルや技術を深く理解してほしい)」が60.9%で最も高く、「評価の納得感」が49.6%で続いた。従来の財務情報中心の審査から踏み込み、非財務情報を含めた本質的な事業理解と透明性の高い評価を企業側が求めている姿勢が鮮明になった。一方、金融機関から「企業価値担保権」の案内があったと回答した企業はわずか3.8%にとどまり、普及はこれからの段階にある。

 制度の円滑な普及に向けては、金融機関と企業の継続的かつ双方向の対話が鍵を握る。企業自身が強みや成長シナリオ、リスクを言語化し、主体的に情報を開示する姿勢が不可欠であり、その積み重ねが情報の非対称性を解消し、適切な資金調達につながる。「企業価値担保権」は資金調達の枠を超え、企業の成長支援や地域活性化に貢献する制度へと発展することが期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 政治・経済・調査結果
2026年02月22日

新卒初任給、7割近くが増額、「25万〜30万円未満」が2割迫る

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■初任給引き上げ67.5%、平均9,462円に拡大

 帝国データバンクは2月18日、「初任給に関する企業の動向アンケート(2026年度)」の結果を発表した。2026年4月入社の新卒社員の初任給を前年度から引き上げる企業は67.5%と、前回調査(71.0%)から3.5ポイント低下したものの、7割近くに達した。調査は2月5日から9日にかけて実施し、有効回答企業は1,541社である。

■最低賃金上昇やベア実施が後押し

 引き上げの背景には、人材確保や定着率向上、最低賃金の上昇への対応、賃金テーブル全体のベースアップ(ベア)の実施がある。引き上げ額は「1万〜2万円未満」が47.4%で最多となり、平均は9,462円と前年度(9,114円)を上回った。一方、「引き上げない」は32.5%に上昇し、物価高や既存社員との賃金バランスを理由に慎重姿勢も目立った。

 企業規模別では、「大企業」が65.6%、「中小企業」が68.2%といずれも6割台後半だったのに対し、「小規模企業」は50.0%にとどまり、前年度比12.2ポイント低下した。資金余力の乏しさやコスト増が重くのしかかり、小規模企業が取り残される構図が鮮明となった。

 初任給額の分布では「20万〜25万円未満」が61.7%で最多となり、「25万〜30万円未満」は17.8%と前年度から6.4ポイント上昇した。『20万円未満』は17.8%に低下し、全体として上昇傾向がうかがえる。ただ、「大企業」で『25万円以上』が30.0%に達する一方、「中小企業」は17.0%にとどまり、規模間格差は依然残る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | 政治・経済・調査結果

アニコム損保、猫の名前&猫種ランキング2026発表、「ムギ」7年連続1位

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■2月22日の「猫の日」にあわせ集計

 アニコム ホールディングス<8715>(東証プライム)グループのアニコム損害保険は2月19日、「猫の名前ランキング2026」と「猫種ランキング2026」を発表した。2月22日の「猫の日」にあわせ、2025年2月1日から2026年1月31日に「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫54,764頭を対象に集計したものである。

■男女別は男の子「レオ」、女の子「ルナ」がトップ

 総合名前ランキングでは「ムギ」(438頭)が1位となり、7年連続でトップを維持した。2位は「ラテ」(349頭)、3位は「ルナ」(338頭)で、上位3位はいずれも300頭を超えた。「ルル」は前年10位から4位(285頭)へ上昇し、「ラテ」も5位から2位へ順位を上げるなど、上位で変動が見られた。男女別では男の子は「レオ」(253頭)、女の子は「ルナ」(286頭)が最多である。

 漢字名では男の子1位が「琥珀」(75頭)、女の子1位が「姫」(29頭)であった。「琥珀」は女の子部門でも3位に入った。猫種ランキングは「スコティッシュ・フォールド」(7,520頭、13.7%)が首位で、「混血猫」(6,115頭、11.2%)、「マンチカン」(5,553頭、10.1%)が続いた。上位3猫種で全体の約35%を占め、上位10猫種はいずれも前年と同順位で安定した構成となった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 政治・経済・調査結果
2026年02月21日

【経済対策・衆議院選挙の企業調査】争点は「内需拡大」42.1%、政党支持は自民54.1%で半数超

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■2026年2月:「経済対策、衆議院選挙」に関するアンケート調査

 東京商工リサーチは2月19日、2026年2月「経済対策、衆議院選挙」に関するアンケート調査結果【確定版】を発表した。2月8日に投開票が行われた第51回衆議院選挙では、自由民主党が316議席を獲得し、単独で定数の3分の2を上回る戦後最多の議席数を確保した。調査は1月30日〜2月6日にインターネットで実施し、有効回答5,007社を集計・分析した。

■高市政権の総合経済対策【75.1%が支持、大企業がやや高水準】

 高市政権の総合経済対策については、4,798社の回答のうち「多少支持する」47.6%、「大いに支持する」27.4%で、「支持する」は計75.1%(3,606社)に達した。規模別では、大企業77.6%、中小企業74.9%と大企業が2.7ポイント上回った。支持理由は「ガソリン暫定税率の廃止が盛り込まれたため」62.9%が最多で、「経済安全保障の強化が盛り込まれたため」40.4%、「必要充分な物価高騰対策が盛り込まれたため」37.1%が続いた。

【不支持は24.8%、物価高対策や財政規律に懸念】

 一方、「支持しない」は24.8%(1,192社)だった。理由は「物価高騰対策が不十分」60.5%が最多で、「財政規律に懸念があるため」51.8%、「賃上げ支援の規模が不十分」35.3%の順となった。「物価高騰対策が不十分」は大企業74.2%、中小企業59.7%で、大企業が14.5ポイント上回った。政策の実効性と説明責任が一段と問われる状況といえる。

【自民支持54.1%、争点は内需拡大が最多】

 企業の支持政党は自由民主党54.1%が半数を超え、中道改革連合4.9%、国民民主4.5%、維新3.4%、チームみらい3.2%、参政党3.0%などが続いた。「特になし」は24.1%だった。衆院選の争点では「内需拡大の推進」42.1%が最多で、「物価の安定」35.2%、「人手不足への対応」28.5%、「法人税の引き下げ」24.0%と続いた。企業は業績の底上げや物価安定など、直面する経営課題への具体策を求めている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:00 | 政治・経済・調査結果

2026年1月生まれ赤ちゃんの名前トレンド発表、「馬」「柊」「茉白」が上位へ躍進

■ベビーカレンダーが月次調査を公表

 ベビーカレンダー<7363>(東証グロース)は2月19日、2026年1月生まれの赤ちゃん6,202名を対象とした『1月生まれベビーの名付けトレンド』を発表した。調査は同社サービス利用者を対象に1月1日〜1月25日に実施し、男の子3,092件、女の子3,110件の回答を集計した。

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■女の子は「茉白」首位、男の子は「柊」が前月比29位上昇

 女の子では1位「茉白(ましろ)」、2位「柚葉(ゆずは)」、同率3位「凛(りん)」・「陽葵(ひまり)」が上位を占めた。和風で古風な響きを持つ「レトロネーム」がTOP25に11個入るなど存在感を示し、雪を連想させる「スノーネーム」も増加。「六花」「風花」が大きく順位を伸ばしたほか、「柚」を用いた名前や、願いを込めた「叶ネーム」も上昇した。よみでは「えま」「みお」など二音ネームが人気で、「あかり」「ひかり」など光を感じさせるよみも伸長した。

 男の子は1位「碧(あお)」、同率2位「蓮(れん)」・「柊(しゅう)」、4位「朝陽(あさひ)」が続いた。冬を象徴する「柊」を用いた「ヒイラギネーム」が多数ランクインし、「悠」を含む「悠ネーム」も急増。よみでは「りく」「ゆいと」に加え、「あさひ」が3位へ上昇し、新年の光を想起させる傾向が見られた。

 漢字では男の子で1位「翔」、2位「陽」、3位「斗」が上位となり、「柊」も4位に浮上。2026年の干支「午」にちなみ、「馬」を含む名前が増加し、漢字「馬」は69位にランクインした。「冬」を用いたシーズナルネームも41位へ上昇。新年と冬の季節感を背景に、干支や願いを託す漢字を取り入れた名付けが広がった。

■赤ちゃんの名付け・名前ランキング
 https://baby-calendar.jp/nazuke/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | 政治・経済・調査結果
2026年02月19日

楽天ブックス、世代別「思い出の卒業ソング」発表、昭和・平成は『仰げば尊し』首位

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■ユーザー3,248名調査、卒業式で歌った楽曲が記憶に定着

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は2月18日、同社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」において、ユーザー3,248名を対象に実施したアンケート結果をもとに「世代別 思い出の卒業ソングランキング2026」を発表した。調査は1月23日から1月28日まで全国で実施した。

■卒業ソングに世代差、令和世代1位は『旅立ちの日に』

 同ランキングは18歳時点(高校卒業時)の元号を基準に、「昭和世代」「平成世代」「令和世代」に区分して集計した。その結果、「昭和世代」と「平成世代」では合唱曲『仰げば尊し』が1位となった一方、「令和世代」では『旅立ちの日に』が1位となり、『仰げば尊し』は7位(12.3%)にとどまった。世代間で卒業ソングの定番に違いがみられる結果である。

 「思い出の卒業ソングを選んだ理由」は、全世代で「卒業式など学校行事で歌ったから」が最多となった。自由回答では、荒井由実『卒業写真』やレミオロメン『3月9日』、イルカ『なごり雪』、RADWIMPS『正解』などに関する具体的な思い出が寄せられ、コロナ禍での卒業式の経験なども語られた。

 音楽の視聴方法では、「昭和世代」は「CDを購入」が最多で、「平成世代」「令和世代」は「無料の動画サイト」が1位となった。一方、「CDを購入」は両世代でも2位に入り、一定の需要を維持している。CD購入理由では、「昭和世代」「平成世代」は「作品を手元に持っておきたいから」が最多であるのに対し、「令和世代」は「アーティストを応援したいから」が最多となり、世代ごとの音楽消費意識の違いが浮き彫りとなった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:00 | 政治・経済・調査結果

チャイナリスクに揺れる企業:受注減懸念26.6%に上昇、調達の脱中国依存が最多対策

■「日中関係悪化の影響に関するアンケート」の調査結果

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 東京商工リサーチは2月17日、「日中関係悪化の影響に関するアンケート」の調査結果を発表した。調査は1月30日〜2月6日にインターネットで実施し、4,839社の有効回答を集計・分析した。前回(2025年12月1〜8日)と同一設問を用い、約2カ月間の変化を比較している。

■「影響なし」は前回比12ポイント減の70%に低下

 日中関係の悪化が企業活動に及ぼす影響は、じわりと拡大している。対中ビジネスにおける受注・販売への悪影響を回答した企業は合計26.6%(1,291社)に達し、「すでに受注が減少」が7.6%、「今後受注が減りそう」が19.0%を占めた。前回調査の15.6%から約2カ月で11.0ポイント増加しており、4社に1社が販売減などの悪影響を見込む状況となった。一方、「影響はなく、今後も影響はなさそう」との回答は70.3%(前回82.4%)と依然多数を占めるものの、前回比12.1ポイント減少した。業種別では鉄鋼業(55.0%)がトップで、製造業関連が上位を多く占めた。

■対策トップは「調達の中国依存低減」が32.4%で連続首位

 対策面では、全回答企業2,409社のうち「調達面の中国依存の低減」が32.4%(781社)で最多となり、前回調査と同率でトップを維持した。次いで「中国への渡航自粛」が26.5%(639社)で続いたが、前回の30.4%から低下した。大企業と中小企業を比較すると、調達依存の低減は大企業が中小企業を3.3ポイント上回る一方、渡航自粛は大企業が中小企業を5.8ポイント下回った。「在庫の確保」や「新たな販路開拓」を挙げる回答もあった。

 台湾有事をめぐる国会答弁を契機に日中間の緊張が高まるなか、自民党は衆院選の政権公約で「開かれた対話を通じた建設的・安定的な関係構築」を掲げつつ、「挑発的な行為には冷静かつ毅然と対応する」と牽制した。膠着状態が続く日中関係のもと、高市政権には難しい舵取りが迫られる。企業側でも中国依存の見直しが加速しており、「チャイナリスク」への対応が今後の重要な焦点となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:00 | 政治・経済・調査結果

全国「社長年齢」分析調査(2025年)、平均60.8歳、35年連続で最高更新

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■社長高齢化進行、50歳以上が8割超

 帝国データバンクは2月16日、全国「社長年齢」分析調査(2025年)を発表した。2025年末時点の社長平均年齢は60.8歳となり、前年から0.1歳上昇、1990年以降35年連続で過去最高を更新した。1995年(55.4歳)からは5.4歳、2015年(59.2歳)からは1.6歳上昇しており、企業トップの高齢化が続いている。

■社長交代率3.84%、若返り幅は縮小

 社長交代率は3.84%で、前年の3.75%から0.09ポイント上昇し4年ぶりに増加へ転じたが、2009年(4.34%)や2021年(3.92%)を下回る水準で、平均年齢の上昇基調を反転させるには至らなかった。交代前の平均年齢は68.5歳、交代後は52.8歳で、若返り幅は15.7歳と縮小傾向にある。

 年代別では「50代」が30.0%で最多、「60代」は27.5%、「70代」は19.5%、「80代以上」は5.6%だった。「50歳以上」は82.6%、「60歳以上」は52.6%といずれも上昇し、30代以下は約3%にとどまった。業種別では「不動産」が62.9歳で最も高く、「サービス」は59.4歳で唯一60歳を下回った。

 都道府県別では「秋田県」が62.6歳で最高、「三重県」と「沖縄県」が59.7歳で最低だった。東北6県はいずれも全国平均を上回り、東高西低の傾向が強い。早期の事業承継に向けた意識は高まりつつあるが、承継難や経営環境の不透明感から交代を先送りする動きもあり、計画的な人材育成と承継準備の重要性が増している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | 政治・経済・調査結果

【株高と企業業績の関係:アンケート】株高の恩恵「実感」は23.5%にとどまる、7割超が業績影響なし

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■記録的な株高と企業業績の関係に関するアンケート調査結果

 東京商工リサーチ(TSR)は2月18日、記録的な「株高と企業業績の関係に関するアンケート調査結果」を発表した。調査は1月30日から2月6日にかけてインターネットで実施し、有効回答4,919社を集計・分析したもので、同調査は今回が初めてとなる。

■日経平均史上最高値でも中小企業に波及せず

 調査結果によると、日経平均株価が一時5万8,000円の史上最高値を付けるなど記録的な株高が続くなかでも、業績に「プラスの影響を与える」と回答した企業は23.5%(1,157社)にとどまり、約4社に1社にすぎなかった。そのうち「大いにプラス」はわずか2.9%(143社)で、「影響はない」と答えた企業は74.3%(3,655社)と7割を超えた。「マイナスの影響を与える」は2.1%(107社)だった。規模別では「プラスの影響を与える」が大企業31.4%に対し中小企業は22.8%と8.6ポイントの差があり、株高の恩恵が大企業に偏る構図が浮かび上がった。

■金融・保険業42.8%で最多、不動産業も32.2%

 産業別では、保有株式の評価益拡大や運用収益の増加が業績に直結する金融・保険業が「プラスの影響を与える」で42.8%(56社中24社)と最高値を記録した。不動産業が32.2%(161社中52社)、卸売業26.1%、建設業25.0%と続く一方、小売業は「マイナスの影響を与える」が4.7%で最多となり、業種間で明暗が分かれた。

■業況と株価「連動せず」72.9%、不動産取引業は23.4%

 業況と株価推移の連動性を10年前と比較した設問(4,133社回答)では、「昨今も10年前も連動していると感じない」が最多の72.9%(3,013社)に達した。「昨今の方が連動」は10.9%(453社)にとどまり、中小企業では73.3%が連動を実感していない。産業別では不動産業が「昨今の方が連動」で20.1%と最高で、不動産取引業が業種別でも23.4%と首位だった。金利上昇と株高が同時進行する異例の局面においても、中小企業を中心に「実感なき株高」の受け止め方が広がっている実態が明らかになった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:10 | 政治・経済・調査結果
2026年02月17日

【2025年コンプライアンス違反企業の倒産動向調査】倒産278件、4年ぶり減少

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■コンプラ違反倒産28.9%減も大型案件が顕在化

 帝国データバンクは2月12日、2025年のコンプライアンス違反企業の倒産動向調査を発表した。2025年のコンプラ違反倒産は278件となり、前年比28.9%減と4年ぶりに減少した。コロナ禍では金融支援が優先され、コンプラ問題が表面化しにくい状況が続いたが、アフターコロナでは資金繰り協議の過程で違反が発覚するケースが増加していた。同年はこうした動きが落ち着いたとみられる。ただし、水準はコロナ前を大きく上回っている。

■「粉飾」74件で最多、運送業の業法違反は一服も警戒必要

 違反類型別では「粉飾」が74件で最多となり、「不正受給」48件、「業法違反」44件が続いた。「業法違反」と「資金使途不正」は3割超の大幅減となった。運送業での業法違反倒産の減少が要因の一つで、新たな時間外労働の上限規制による摘発が一巡したことが影響した。業種別ではサービス業が91件で全体の32.7%を占め最多だった。

■負債額上位20社の9社がコンプラ違反、与信管理の強化が急務

 注目されるのは負債額の大きいコンプラ違反倒産の多さである。2025年に発生した倒産の負債額上位20社のうち、9社がコンプラ違反倒産だった。ドローンネット(負債1444億9483万円)や、収入高の最大9割が循環取引による過大計上だったオルツなど大型事案が含まれる。ロイヤルは過去複数年の粉飾が発覚し負債約83億3000万円、サクライは10年以上の粉飾で負債約73億円にのぼった。

■巧妙化する手口、破綻に至らぬ事案も多数

 コンプラ違反の手法は巧妙化しており、外部から見抜くことが困難なケースが増えている。複数の金融関係者は「破綻には至っていないが、粉飾などコンプラ違反事案は引き続き数多く発生している」と指摘する。同社は企業規模を問わず、定期的かつ細やかなモニタリングによる与信管理の重要性が一段と高まっていると分析している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:40 | 政治・経済・調査結果
2026年02月15日

【消費税減税による企業の影響アンケート】消費税減税「プラス」は4社に1社どまり、半数近くが「影響なし」

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■1546社を対象に衆院選争点の減税政策への影響を分析

 帝国データバンクは2月13日、消費税減税が実施された場合の企業への影響に関するアンケート調査結果を発表した。2月5日から9日にかけてインターネットで調査を実施し、1546社から有効回答を得た。2026年の衆議院議員総選挙で争点となった消費税減税について、企業の受け止め方を探った。

■小売業は36.8%が好影響を予想、一方で飲食店などからマイナス懸念も

 調査の結果、消費税減税を「プラスの影響の方が大きい」と捉える企業は25.7%と4社に1社にとどまった。業界別では小売業が36.8%と最も高く、「消費意欲は確実に高まる」「耐久消費財の購買意欲が高まるきっかけとなる」といった期待の声が寄せられた。一方、「特に影響はない」との回答が48.2%と半数近くを占め、法人向け販売を主とする企業などからは「消費税が下がっても影響はない」との意見が多く聞かれた。

 「マイナスの影響の方が大きい」と回答した企業は9.3%にとどまったものの、経理業務の複雑化を懸念する声や、飲食店からは「食品のみの減税では外食が相対的に割高となり、売上減につながる」といった不利益を懸念する意見も上がった。また、財源確保に対する疑問を呈する企業も少なくなく、「財源の議論がされておらず実現は難しい」との指摘も複数見られた。

■一律減税による公平性確保と景気刺激効果の両立が今後の検討課題に

 同調査は、消費税減税に期待を寄せる企業がある一方で、過半数の企業が静観している実態を明らかにした。限定的な減税に対しては事務作業の煩雑化や一部業種での不利益を懸念する声が根強く、帝国データバンクは、景気刺激策としての効果を高めるとともに公平な競争環境を維持する観点から、対象や期間を限定しない一律減税も重要な検討論点の一つであると指摘している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:43 | 政治・経済・調査結果
2026年02月14日

2026年衆院選YouTube動画28億回視聴、前回の10倍に、切り抜き系が8割占める

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■総視聴数は自民党・中道改革連合が2強、「切り抜き系」政治チャンネルが存在感

 選挙情報ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営するイチニは2月13日、2026年衆議院議員総選挙(2月8日投開票)に関するYouTube関連動画の動向調査結果を発表した。対象は1月27日から2月8日に公開された動画で、データ取得日は2月9日〜10日。動画タイトルに「衆院選」や政党・候補者名を含む投稿を集計した。

■サードパーティー投稿が83.8%、切り抜き系チャンネルが存在感示す

 総視聴数は28億0272万9391回(動画本数約9万本)に達し、前回衆院選2024の2.7億回、参院選2025の17億回を大きく上回った。内訳は「政党」12.0%、「議員・候補者」4.2%に対し、サードパーティーが83.8%を占めた。投稿形式ではショート動画が69.9%と多数を占め、討論会や街頭演説の特定シーンを強調した動画が拡散した。

 政党別総視聴数は自民党が約2億2719万回で首位、中道改革連合が約1億3859万回で続き、2勢力が他党を引き離した。個人別では「高市早苗」氏関連動画が約4億4615万回と突出した。サードパーティー動画の分析では、保守的なコンテンツが伸びやすい傾向がみられ、政党ごとにポジティブ・ネガティブ比率にも差が出た。

 再生数上位のサードパーティー動画では「切り抜き系」チャンネルが73.3%を占め、タレントやYouTuber(12.1%)、テレビ・新聞・雑誌(6.0%)を上回った。500万〜1300万回超の動画も確認され、政党や候補者自身の発信に加え、第三者制作の動画が有権者の情報接触において重要な役割を担った実態が浮き彫りとなった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:26 | 政治・経済・調査結果