[決算発表記事情報]の記事一覧
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記事一覧 (02/18)【決算記事情報】科研製薬は25年3月期3Q累計大幅増収増益、通期予想据え置き
記事一覧 (02/17)冨士ダイス、25年3月期3Q累計減益も織り込み済み、26年3月期回復に期待大
記事一覧 (02/17)建設技術研究所は25年12月期増収増益予想、30年の売上目標値を上方修正
記事一覧 (02/17)インフォマートは25年12月期も大幅増収増益で連続増配予想
記事一覧 (02/17)ケンコーマヨネーズは25年3月期3Q累計大幅増益、自己株式取得も発表
記事一覧 (02/17)マーケットエンタープライズは25年6月期2Q累計大幅増収で黒字転換、通期も大幅増収増益予想
記事一覧 (02/17)フライトソリューションズ、25年3月期下方修正して赤字予想も26年3月期の収益回復期待大
記事一覧 (02/17)アイフリークモバイルは25年3月期3Q累計損失縮小、株価は調整一巡して底固め完了感を強める
記事一覧 (02/17)ジェイエスエスは25年3月期3Q累計順調、指標面の割安感は評価材料
記事一覧 (02/14)ジェイエスエスの第3四半期は初の連結決算となり売上高63.9億円、営業利益2.9億円
記事一覧 (02/14)建設技術研究所は今期の営業利益100億円を見込み30年12月期に150億円を計画
記事一覧 (02/14)ケンコーマヨネーズの第3四半期は営業利益97%増加、前期の鳥インフルによるタマゴ加工品の休売など正常化し拡大続く
記事一覧 (02/14)冨士ダイスの第3四半期は減益だが車載用電池向け超硬金型や半導体製造装置向け超硬製品など好調
記事一覧 (02/14)マーケットエンタープライズの第2四半期は引き続きネット型リユース事業など牽引し売上高が34.6%増加、最高を更新
記事一覧 (02/14)インフォマートの前12月期は各サービスの利用企業数が順調に拡大し経常利益87.8%増加、今期も92%増の大幅拡大を見込む
記事一覧 (02/14)Jトラストは25年12月期大幅営業増益で増配予想、指標面の割安感も評価材料
記事一覧 (02/14)イトーキは25年12月期も2桁増益で連続大幅増配予想、ワークプレイス事業の好調が牽引
記事一覧 (02/14)イノベーションホールディングスは25年3月期3Q累計大幅増収増益、通期も大幅増収増益予想
記事一覧 (02/14)And Doホールディングスは25年6月期2Q累計減益も通期増益予想据え置き、指標面の割安感は評価材料
記事一覧 (02/13)イノベーションHLDSの第3四半期は営業利益47%増加、「好立地」「小規模」「居抜き」店舗物件の積極的な仕入れなど奏功
2025年02月18日

【決算記事情報】科研製薬は25年3月期3Q累計大幅増収増益、通期予想据え置き

決算情報

 科研製薬<4521>(東証プライム)の25年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増収増益だった。新規多重特異性抗体NM26の知的財産譲渡および販売提携オプション契約に基づく契約一時金、および次世代の経口2型炎症性疾患治療薬として開発中のSTAT6阻害剤に関するライセンス契約に基づく契約一時金が寄与した。通期予想は据え置いた。

■医療用医薬品・医療機器メーカー

 医薬品・医療機器、農業薬品などの薬業、および文京グリーンコート関連などの不動産賃貸事業を展開している。

 主要医薬品・医療機器は爪白癬治療剤のクレナフィン、関節機能改善剤のアルツ、癒着防止吸収性バリアのセプラフィルム、褥瘡・皮膚潰瘍治療剤のフィブラスト、原発性腋窩多汗症治療剤のエクロック、歯周組織再生剤のリグロス、腰椎椎間板ヘルニア治療剤のヘルニコア、およびジェネリック医薬品である。

 23年8月には壊死組織除去剤ネキソブリッド(イスラエルのメディウンド社から導入、海外製品名NexoBrid)の発売を開始した。24年3月にはエーザイ<4523>より医療用医薬品2製品(メリスロン、ミオナール)の日本国内での製造販売承認を承継する契約を締結した。25年3月末を目途に販売機能の移管を進め、その後に製造販売承認の承継を行っていく。

 24年5月には静岡工場(静岡県藤枝市)内に農業薬品事業の中心である発酵農薬原体の製造工場を建設すると発表した。着工は25年11月、竣工は27年7月、稼働開始は27年11月の予定としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:51 | 決算発表記事情報
2025年02月17日

冨士ダイス、25年3月期3Q累計減益も織り込み済み、26年3月期回復に期待大

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。売上高は横ばい、各利益は減益だった。前期好調だった海外向け溝付きロールが顧客における在庫調整の影響で大幅に減少したほか、人材投資なども影響した。そして通期減益予想を据え置いた。26年3月期の収益回復を期待したい。株価は小動きだが徐々に下値を切り上げている。25年3月期減益予想は織り込み済みと考えられ、高配当利回りや1倍割れの低PBRなども評価して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | 決算発表記事情報

建設技術研究所は25年12月期増収増益予想、30年の売上目標値を上方修正

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は2月14日に24年12月期連結業績を発表した。投資強化による販管費増加等で減益だが、受注・売上高は過去最高と順調だった。そして25年12月期は増収増益予想とした。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。また中長期ビジョンにおける30年の売上目標値を上方修正するとともに、新たに中期経営計画2027を策定した。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は戻り高値圏で上げ一服の形となったが、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 決算発表記事情報

インフォマートは25年12月期も大幅増収増益で連続増配予想

 インフォマート<2492>(東証プライム)は2月14日に24年12月期連結業績を発表した。大幅増収増益で着地した。そして25年12月期も大幅増収増益で連続増配予想としている。引き続き利用企業数が順調に増加するほか、価格改定効果やサーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費の減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが、好業績を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 決算発表記事情報

ケンコーマヨネーズは25年3月期3Q累計大幅増益、自己株式取得も発表

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益だった。タマゴ加工品の売上回復によって生産効率が改善したほか、価格改定による利益率改善等も寄与した。そして通期の大幅増益予想(24年8月5日付で上方修正)を据え置いた。第3四半期累計の各利益が通期予想を超過達成していることを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお2月17日の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT―3)において自己株式を取得(上限107万株または20億33百万円)する。株価は水準を切り下げる形だったが、調整一巡感を強めている。好業績や自己株式取得を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

マーケットエンタープライズは25年6月期2Q累計大幅増収で黒字転換、通期も大幅増収増益予想

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は2月14日に25年6月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。大幅増収で各利益は黒字転換した。ネット型リユース事業とモバイル事業の拡大が牽引し、販管費増加などを吸収した。そして通期も大幅増収・大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は昨年来高値更新の展開で21年以来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

フライトソリューションズ、25年3月期下方修正して赤字予想も26年3月期の収益回復期待大

(業績修正)
 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。当期より非連結決算に移行したため前年同期の連結業績との比較で見ると減収・赤字拡大となった。通期予想は下方修正して減収・赤字予想とした。決済ソリューション事業において当期に計画していた大口案件の納品が顧客都合により期ズレ(26年3月期第2四半期より順次納品予定)となった。積極的な事業展開で26年3月期の収益回復基調を期待したい。株価は12月の安値圏から反発して底打ち感を強めている。目先的には25年3月期予想下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的だろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

アイフリークモバイルは25年3月期3Q累計損失縮小、株価は調整一巡して底固め完了感を強める

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。I―FREEK GAMESを10月1日付で吸収合併して当期第3四半期より非連結に移行したため、前年同期の連結業績との比較で見ると、販管費削減効果で損失縮小した。通期予想は据え置いた。前期連結業績との比較で見ると損失縮小の見込みとしている。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は調整一巡して底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 決算発表記事情報

ジェイエスエスは25年3月期3Q累計順調、指標面の割安感は評価材料

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。当期よりワカヤマアスレティックスを子会社化して連結決算に移行したため、前年同期の非連結業績との比較で見ると、人件費増加や一時的費用発生などで減益だが概ね順調だった。そして通期増収増益(前期の非連結業績との比較)予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は1月16日付の配当予想の上方修正を好感して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 決算発表記事情報
2025年02月14日

ジェイエスエスの第3四半期は初の連結決算となり売上高63.9億円、営業利益2.9億円

(決算速報)

■水泳授業も受託、日本テレビHDとの提携では水難防止の「着衣泳体験会」も開催

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)が2月14日の夕方に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は、売上高が63億91百万円(この期から連結決算を開始したため前年同期との比較なし)となり、営業利益は2億89百万円(同)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2百万円(同)だった。堅調な推移となった。

 スイミングスクール「JSS」を運営する業界大手で、この期は、5月31日を取得日として株式会社ワカヤマアスレティックス(和歌山市)を連結子会社化。グループで「水を通じて健康づくりに貢献する」という経営理念のもと、より多くの人に心と体の元気を届けるべく、ベビーからシニアまで幅広い層の健康促進に取り組んだ。

 大人会員集客の施策では、国内特許を取得した自社開発の水中バイク「Jパドルバイク」に水中トランポリン、水中ウォーキングプログラムを合わせたオリジナルの水中運動プログラム「バイポリン&ウォーク」について、他社施設への販売拡大にも努めた。

 水泳授業受託では、全国的な学校プール施設の老朽化や指導者不足などを背景に、専門的な水泳指導のノウハウを活かした小中学校への水泳授業受託を実施した。

 3月通期(25年3月期)の連結業績予想は、24年11月に開示した前回予想を継続し、売上高は84億30百万円(この期から連結決算を開始したため前年同期との比較なし)、営業利益は4億20百万円(同)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億7百万円(同)、予想株利益は69円81銭(同)。

 日本テレビホールディングス<9404>(東証プライム)との業務提携の状況については、日本テレビHDの100%子会社の株式会社ティップネスとの協業で「地域から水難事故を0(ゼロ)に!着衣泳体験会」を開催するなど、両社の企業価値向上に資する効果的なシナジーをさらに強力に推進する施策を行った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 20:52 | 決算発表記事情報

建設技術研究所は今期の営業利益100億円を見込み30年12月期に150億円を計画

(決算速報)

■前12月期は当初からミス防止と投資強化を目的とする減益計画通りに推移

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)が2月14日午後に発表した2024年12月期の連結決算は、売上高が前期比5.0%増の976億78百万円となり、営業利益は同6.1%減の93億96百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.5%減の67億46百万円だった。

 日本で最初の総合建設コンサルタント会社で、この期は、国内建設コンサルティング事業が防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策により引き続き受注が好調だった上、エネルギー、都市・建築、環境分析、PPP等の事業分野の受注増により、売上高は計画を上回った。利益については、「当初方針であるミス防止と投資強化を目的とした減益計画のとおりに概ね推移した」(決算短信より)。

 海外建設コンサルティング事業では、英国を中心に事業展開するWaterman Group Plcの公共部門は堅調に推移したものの、民間部門でやや苦戦した。また、東南アジアを拠点とする株式会社建設技研インターナショナルでは、大型案件の受注獲得の遅れが生じた。

 今期・25年12月期の連結業績見通しについては、受注高1000億円(前年同期比5.9%増)を見込み、売上高は1000億円(前期比2.4%増)、営業利益は100億円(同6.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は69億円(同2.3%増)を見込む。(HC)

 同時に、中長期ビジョン「SPRONG2030」の経営数値目標の見直しと2027年12月期を最終年度とする3か年の経営計画「中期経営計画2027」の骨子を発表し、売上高は27年12月期に1100億円、30年12月期に1300億円とし、営業利益は27年12月期に120億円、30年12月期に150億円とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 20:07 | 決算発表記事情報

ケンコーマヨネーズの第3四半期は営業利益97%増加、前期の鳥インフルによるタマゴ加工品の休売など正常化し拡大続く

(決算速報)

■3月通期の予想も営業利益52.6%増など見込む

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)の2025年3月期・第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)は、前期に鳥インフルエンザの影響を受けてタマゴ加工品の休売もしくは販売制限を行った事態が正常化し、タマゴ加工品の回復が進んだことや価格改定の効果もあり、売上高は前年同期比5.1%増の705億37百万円となった。

 利益面でも、価格改定の効果やタマゴ加工品の数量回復による生産効率の改善等により、営業利益は同97.3%増の45億90百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益も同96.5%増の32億44百万円となった。

 調味料・加工食品事業は、ポテトサラダ等が減少したが、タマゴ加工品の回復に加えサラダ・総菜類の小容量サイズ商品やパンプキンサラダが伸長し、マヨネーズ・ドレッシング類も拡大。セグメント売上高は同6.1%増加し、セグメント利益は149.8%増加した。総菜関連事業等は、セグメント売上高が2.1%増加したが、卵や野菜の高騰により利益は減少し同3.7%減となった。

 3月通期(25年3月期)の連結業績予想は24年8月5日開示した前回予想に変更はなく、売上高は920億円(前期比3.7%増)、営業利益は45億円(52.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は31億85百万円(同16.4%増)、予想1株利益は197円82銭を継続した。純利益などは過去最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:30 | 決算発表記事情報

冨士ダイスの第3四半期は減益だが車載用電池向け超硬金型や半導体製造装置向け超硬製品など好調

(決算速報)

■昨年度好調だった一部製品の在庫調整や原材料高騰などあるが生産性向上進む

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)が2月14日午後に発表した2025年3月期・第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比変わらずの123億29百万円となり、営業利益は同41.2%減の3億47百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同41.3%減の2億80百万円だった。  

 原材料の高騰、IT投資や人財投資の拡充に加え、超硬製工具類の中で、昨年度好調だった海外向け溝付きロールの顧客での在庫調整による大幅な売上減少も影響した。ただ、超硬製金型類では製缶金型や車載用電池向け金型の販売が堅調に推移し、その他の超硬製品では半導体製造装置向けや超硬素材の販売が好調に推移した。

 生産性向上・業務効率化については、熊本製造所の冶金工程にCAD・CAMを駆使したNC加工機による自動加工ラインを導入し、平面加工における手作業の約60%を自動加工に移管した。

 同社のコア技術である粉末冶金技術と超高圧合成技術を掛け合わせて開発した、貴金属フリーで省電力のグリーン水素発生装置向け触媒・電極(PME)や、車載用モーターコア金型向け新材種として開発した水切りワイヤー放電加工用超硬合金(フジロイVG51)を発表した。

 3月通期(25年3月期)の連結業績予想は、24年11月に開示した前回予想から変更はなく、売上高は170億円(前期比1.9%増)、営業利益は6億80百万円(同16.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.8%減の5億90百万円、予想1株利益は29円68銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:03 | 決算発表記事情報

マーケットエンタープライズの第2四半期は引き続きネット型リユース事業など牽引し売上高が34.6%増加、最高を更新

(決算速報)

■「おいくら」は連携する自治体数が倍増の214自治体に達しコスト低下進む

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)が2月4日午後に発表した第2四半期決算(2024年7〜12月・中間期、連結)は、引き続きネット型リユース事業およびモバイル事業が収入をけん引し、売上高は前期比34.6%増の114億75百万円となり、上期として初めて100億円を突破して過去最高を更新した。営業利益は2億49百万円となり、前年同期の41百万円の損失から大幅増で黒字に転換。2Q(7〜12月)は1億80百万円で過去最高となった。経常利益も黒字化し、親会社株主に帰属する中間純利益も1億53百万円となり、前年同期の6億27百万円の損失から大幅増益で黒字に転換した。

 セグメント別の売上高は、コア事業のネット型リユース事業が引き続き順調に成⾧した(前年同期比+15.9%)。モバイル事業は引き続き新規回線の獲得が好調に推移し、ARPU(1ユーザーあたり平均売り上げ指標)も上昇傾向で大幅増収となった(同+71.5%)。メディア事業は同28.6%減だったが、高利益体質を維持しつつ、収入源の多様化により再成⾧を図る方針。

 ネット型リユース事業の中の「おいくら」は、連携する自治体数が引き続き順調に増加。当2Q末は前2Q末から倍増し214自治体と連携した。人口カバー率(連携自治体の人口÷日本の総人口)は38.0%となり、総人口の約4割をカバー。自治体との連携の拡大により、依頼数獲得コストが低下し利益体質が良化。2Qセグメント利益率は48.8%となった。

 今期・25年6月期の連結業績見通しは、24年8月に公表した予想数値を全体に継続し、売上高は230億円(前期比21.0%増)、営業利益は7億円(2.3倍)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億30百万円で前期の約4億70百万円の損失から大幅に黒字化する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:31 | 決算発表記事情報

インフォマートの前12月期は各サービスの利用企業数が順調に拡大し経常利益87.8%増加、今期も92%増の大幅拡大を見込む

(決算速報)

■新規利用企業数の増加が見込まれ料金改定の効果も上乗せへ

 インフォマート<2492>(東証プライム)が2月14日午後に発表した2024年12月期の連結決算は、「BtoBプラットフォーム請求書」などのBtoBプラットフォーム各サービスの利用企業数が順調に拡大し売上高は前期比17.0%増の156億30百万円となり、経常利益は同87.8%増の11億87百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同119.6%増(2.2倍)の6億55百万円だった。

 フードサービス業界向けFOOD事業の料金改定を8月に実施し、サーバーのクラウド移行を9月に完了したことなどにより、売上増とサーバーの原価低減により、利益率が大幅に改善した。利用企業数推移は前期末の101万1176社から13.7%増加して114万9299社へと拡大した。国内企業の約31%に相当する。

 FOOD事業は、外食チェーンと地方(ホテル旅館業界とその取引先の食品卸売企業)の新規利用が増加し、受発注の買い手、売り手共に堅調に推移した。ES事業では、インボイス制度を契機に、請求前の業務(見積〜検収)のデジタル化ニーズも高まり、利用企業数が増加した。インボイス制度開始後も大手企業とそのグループ企業を中心に新規導入が進み、有料企業数が増加した。

 今期・25年12月期の連結業績予想は、業務のデジタル化を求めるフード業界の買い手企業(外食チェーン、ホテル、旅館、給食等)とその店舗の新規利用企業数が増加することに加え、24年8月に実施した料金改定により、売上高全体は194億91百万円(前期比24.7%増)となる見通し。営業利益は、「BtoB−PF ES事業」が黒字転換する見通しなどで23億円(同91.6%増)と大幅に増加する見通しで、経常利益は22億83百万円(同92.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益も13億56百万円(同106.9%増)と大幅に増加する見通しとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:10 | 決算発表記事情報

Jトラストは25年12月期大幅営業増益で増配予想、指標面の割安感も評価材料

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は2月13日に24年12月期連結業績を発表した。前期の特殊要因(負ののれん発生益)の剥落により減益だが、営業収益は過去最高と順調に拡大した。そして25年12月期は大幅営業増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。なお株主優待制度の内容一部変更(詳細は会社HP参照)も発表した。株価は昨年来高値更新後に上げ一服の形となったが、指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28 | 決算発表記事情報

イトーキは25年12月期も2桁増益で連続大幅増配予想、ワークプレイス事業の好調が牽引

 イトーキ<7972>(東証プライム)は2月13日に24年12月期連結業績を発表した。2桁増益と順調だった。ワークプレイス事業がオフィスリニューアル・移転案件を中心に増収となり、提供価値向上による利益率改善も寄与した。そして25年12月期も2桁増益で連続大幅増配予想としている。引き続きワークプレイス事業の好調が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値圏で上げ一服となってモミ合う形だが煮詰まり感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28 | 決算発表記事情報

イノベーションホールディングスは25年3月期3Q累計大幅増収増益、通期も大幅増収増益予想

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、2月13日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。店舗転貸借事業において転貸借物件数が順調に増加し、不動産売買事業の大型物件売却なども寄与した。そして通期の大幅増益予想(24年11月13日付で利益予想を上方修正)を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は徐々に水準を切り上げて、安値圏でのモミ合いから上放れの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27 | 決算発表記事情報

And Doホールディングスは25年6月期2Q累計減益も通期増益予想据え置き、指標面の割安感は評価材料

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は2月13日に25年6月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。ハウス・リースバック事業におけるファンドへの譲渡減少や、不動産売買事業における前期の高粗利案件の反動などにより減益だったが、通期増益予想を据え置いた。積極的な事業展開により通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏でモミ合う形だ。目先的には第2四半期累計業績を嫌気する動きが優勢になる可能性があるものの、指標面の割安感も評価材料であり、下値限定的だろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27 | 決算発表記事情報
2025年02月13日

イノベーションHLDSの第3四半期は営業利益47%増加、「好立地」「小規模」「居抜き」店舗物件の積極的な仕入れなど奏功

(決算速報)

■営業利益は据え置いた通期予想の86%を達成

 イノベーションHLDS(イノベーションホールディングス)<3484>(東証プライム)が2月13日午後に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比18.4%増の124億62百万円となり、営業利益は同46.8%増の10億57百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同39.5%増の7億24百万円だった。

 東京都内の繁華街を主要エリアとして、飲食店を中心に店舗転貸借事業などを行う。24年10月1日付で持株会社体制に移行し、現社名になった。東京主要地域の不動産市況については、インバウンド需要回復の恩恵を受ける地域を中心に、出店増と一部賃料の上昇が確認できる一方で、固定費が膨らむ大型の店舗物件、ブランド力に乏しい駅外周部等の店舗物件については、出店需要に弱さが残る状況となった。

 このような環境のなかで、店舗転貸借事業においては、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応した「好立地」「小規模」「居抜き」店舗物件の積極的な仕入れと共に、リーシングの全体最適化に向け一気通貫型から業務別分業型への体制移行を行った。店舗転貸借事業のセグメント利益は前年同期比44.9%増加した。不動産売買事業では、組織力・営業力を強化し、積極的な情報収集と顧客開拓に注力すると共に、店舗転貸借事業との連携による既存転貸物件の売却情報取得を継続した。不動産売買事業のセグメント利益は同61.2%増加した。

 2025年3月期の連結業績予想については、2024年5月に開示した前回予想を全体に据え置き、売上高は166億57百万円(前期比16.8%増)、営業利益は12億28百万円(26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億32百万円(同24.9%増)、1株利益は49円42銭を継続した。営業利益は第3四半期までで通期予想の86%を達成するなど、総じて予想を上回るぺースとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:20 | 決算発表記事情報