■株式市況を振り返って(8月8日〜12日の株式市場の動き)
週初8日は、日経平均株価が前週末(5日)比202円32銭(2.17%)安で続落、TOPIXが前週末比18.10ポイント(2.26%)安で5営業日続落した。前週末5日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が終値で前日比60ドル93セント(0.54%)上昇したが、米7月雇用統計を好感して前日比170ドル超上昇した後に、景気先行きに対する警戒感で前日比240ドル超下落し、ECB(欧州中央銀行)がイタリアとスペインの国債購入に関して合意していたことが明らかになって上昇に転じるなど、乱高下した。そして取引終了後には、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債格付け引き下げを発表した。このため日経平均株価は、米国債格付け引き下げの影響を警戒して、前週末比130円21銭安と売り先行でスタートした。早朝にはG7財務相・中央銀行総裁が電話会議を開いて緊急声明を発表したが、特に具体策がないとして市場の反応は限定的だった。寄り付きの売り一巡後は、週明けの米国株式市場の動きを見極めたいとして、9200円近辺でモミ合う展開だった。午後に入ると、中国・上海などアジアの主要株式市場が急落したことや、米国ナスダック100先物が時間外取引で急落したことも弱材料となり、前週末比242円59銭安まで下落幅を広げる場面もあった。結局、終値で日経平均株価は9100円台、TOPIXは800ポイント台を割り込んで取引を終了した。東証1部市場の値下がり銘柄数は1521(全体の91%)に達し、東証業種別株価指数はゴム製品を除く32業種が下落した。なお日銀はETF購入を実施(241億円)した。
9日は、日経平均株価が前日比153円08銭(1.68%)安で3営業日続落、TOPIXが前日比12.47ポイント(1.59%)安で6営業日続落した。前日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均株価が前週末比634ドル76セント下落した。1日の下落幅としては08年12月1日(679ドル95セント下落)以来の大きさだった。米国債格付け引き下げや米景気先行きに対する警戒感でリスク回避の売りが加速した。取引時間中のオバマ米大統領の声明に対する失望売りも加わった。原油先物価格も急落した。この流れを受けて日経平均株価は前日比185円76銭安と売り先行でスタートし、午前の取引の終盤には前日比440円77銭安の8656円79銭まで下落した。しかし午後に入ると下落幅を縮小し、結局この日の高値圏で取引を終了した。中国の7月消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%増と市場予想を上回ったが、政治的配慮で追加利上げ先送りとの見方が広がり、中国・上海株式市場の下落幅が縮小したことなどを好感した。米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて短期筋の買い戻しも活発になった。日経平均株価の終値は、前日比では153円08銭安と大幅下落して9000円台を割り込んだが、日足チャートは長い下ヒゲを付けた陽線となった。東証1部市場の値下がり銘柄数は1206(全体の72%)で前日より減少し、売買代金は1兆9763億円に増加した。さらに東証マザーズ指数は上昇に転じており、相場の当面の底打ちを意識させる形となった。なお日銀はETF購入を実施(256億円)した。
10日は、日経平均株価が前日比94円26銭(1.06%)高で4営業日ぶりに反発、TOPIXが前日比6.34ポイント(0.83%)高で7営業日ぶりに反発した。前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比429ドル92セント高と急反発した。1日の上昇幅としては09年3月27日以来の大きさだった。前日の大幅安の反動や米FOMCに対する期待感で寄り付きから買い戻しが優勢だった。米FOMC声明発表直後には、米景気認識を大幅に下方修正したことや量的緩和策第3弾(QE3)が示されなかったことを受けて、前日比マイナス圏まで急落する場面もあった。しかし、ゼロ金利政策を13年半ばまで継続する方針が示されたことを好感し、大引けにかけて急速に上昇幅を広げた。この流れを受けて日経平均株価は前日比166円33銭高と買い先行でスタートした。寄り付き直後には前日比199円85銭高の9144円33銭まで上昇した。しかし買い一巡後は伸び悩む展開となり、次第に上昇幅を縮小した。為替が円高方向に振れたことも弱材料となり、午後に入ると9000円台前半の狭いレンジで膠着感を強めた。終値で9000円台を回復したが、この日の安値圏で取引を終了した。東証1部市場の値上がり銘柄数は1291(全体の77%)で、売買代金は1兆5061億円だった。ネット関連など内需系の上昇が目立った一方で、輸出関連などでは前日比マイナス圏に転じる主力銘柄も目立った。
11日は、日経平均株価が前日比56円80銭(0.62%)安で反落、TOPIXが前日比5.85ポイント(0.75%)安で反落した。前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比519ドル83セント安と大幅下落した。フランス国債の格付け引き下げ観測やフランスの銀行株の急落で、ソブリンリスクに対する警戒感が強まった。この流れを受けて日経平均株価は前日比162円20銭安と売り先行でスタートし、寄り付き直後に前日比206円32銭安まで下落幅を広げた。前日の海外の外国為替市場で一時1ドル=76円30銭台に円が上昇したことも弱材料だった。ただし売り一巡後は下げ渋り、徐々に下落幅を縮小する展開となった。中国・上海株式市場が上昇に転じたことも安心感につながり、結局この日の高値圏で取引を終了した。日経平均株価は終値で9000円台を割り込んだが、ダウ工業株30種平均株価が大幅下落したわりには、日本株式市場の底堅さを意識させる展開だった。東証1部市場では値上がり銘柄数(784銘柄、全体の47%)が値下がり銘柄数(757銘柄)を上回った。東証1部市場の売買代金は1兆4390億円だった。セクター別には、輸出関連株が軟調だったが、ゲーム関連など内需関連の一角が上昇して相場を支えた。
12日は、日経平均株価が前日比18円22銭(0.20%)安で小幅に続落、TOPIXが前日比2.69ポイント(0.34%)安で小幅に続落した。前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比423ドル37セント高と大幅上昇した。新規失業保険申請件数が改善したことを好感し、イタリアとスペインが株式市場で銀行株の空売りを規制するとの観測も安心感につながった。この流れを受けて、日経平均株価は前日比82円23銭高と買い先行でスタートした。しかし買い一巡後は伸び悩む展開となり、徐々に上昇幅を縮小した。外国為替市場で円が高止まりしたことが弱材料となり、週末要因で様子見ムードも強まった。午後に入ると前日比マイナス圏に転じて、この日の安値圏で小動きの展開となった。日経平均株価は終値で9000円台を回復できなかった。前日とは逆に、米国株式市場が大幅上昇したわりには、日本株式市場の戻りの鈍さが意識される展開だった。東証1部市場の値下がり銘柄数は838(全体の50%)で、売買代金は1兆4326億円だった。株価指数オプション8月物SQ(特別清算指数)は9054円49銭だった。セクター別には、自動車や電機など輸出関連の主力銘柄の軟調さが目立った。
12日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比125ドル71セント(1.13%)上昇、S&P500株価指数が前日比6.17ポイント(0.53%)上昇、ナスダック総合株価指数が前日比15.30ポイント(0.61%)上昇した。米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は悪化したが、米7月小売売上高が2カ月連続で増加したことや、欧州4カ国の株式市場で空売り規制が実施されたことで安心感が広がり、買い戻しが優勢になった。
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(08/13)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】リスク回避のユーロ売り優勢の展開
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2011年08月13日
【株式市場・この1週間】週末8月12日の日経平均株価の終値は9000円台割れ
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:55
| 市況・概況
【外国為替市場を検証:ドル・円相場】一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇
【外国為替市場フラッシュ=8月8日〜12日の週のドル・円相場】
■リスク回避の動きと円売り市場介入への警戒感が交錯
8月8日〜12日の週の外国為替市場で、ドル・円相場は、リスク回避の動きと円売り市場介入への警戒感が交錯する形で、概ね1ドル=76円台半ば〜77円台後半でモミ合う展開だった。一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇し、戦後最高値水準に迫るなど、米景気二番底や欧州ソブリンリスク拡大に対する警戒感は強いが、一方では円売り市場介入への警戒感も強く、どちらか一方向に動きにくい状況となっている。
ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末5日は、東京市場で米7月雇用統計に対する警戒感が強まり1ドル=78円40銭台に円が上昇した。海外市場では、米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことで一時1ドル=79円10銭近辺に円が下落したが、米国債格付け引き下げの見方が広がり1ドル=78円30銭〜50銭近辺に円が上昇した。そして取引終了後に格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、米国債格付けを「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階引き下げると発表した。
週初8日は、早朝時間帯に1ドル=77円60銭台に円が上昇した。東京市場では1ドル=78円30銭近辺でスタートしたが、徐々にドル売り優勢となり1ドル=77円80銭近辺まで円が上昇した。G7財務相・中央銀行総裁が電話会議を開いて緊急声明を発表したが、特に具体策はなく市場への反応は限定的だった。8日の海外市場では1ドル=77円50銭台〜90銭台でモミ合う展開となった。リスク回避の動きと円売り市場介入に対する警戒感が交錯した。
9日の東京市場では1ドル=77円00銭台〜80銭台で推移した。リスク回避のドル売りが優勢になる場面や、円売り市場介入の噂で円が下落する場面もあったが、終盤は米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて1ドル=77円30銭近辺でモミ合う展開となった。9日の海外市場では1ドル=77円台前半でスタートしたが、ドル売り優勢となってロンドン市場では一時1ドル=76円90銭台を付ける場面もあった。その後は米FOMCを控えて1ドル=77円10銭台〜30銭台でモミ合う展開だった。そして米FOMC声明で、ゼロ金利政策を13年半ばまで継続する方針が示されたことでドル売りが優勢となり、1ドル=76円70銭台〜77円00銭台で推移した。
10日の東京市場では1ドル=77円台前半でスタートしたが、ドル売り優勢の展開となり1ドル=76円60銭台に円が上昇した。中国の7月貿易黒字が市場予想を上回ったが反応は限定的だった。10日の海外市場では1ドル=76円70銭近辺でスタートしたが、ドル売り圧力が強まり一時1ドル=76円35銭まで円が上昇した。その後は円売り介入に対する警戒感などでドル買い戻しとなり1ドル=76円80銭台に円が下落した。
11日の東京市場ではドル売りが優勢だった。終盤には1ドル=76円30銭近辺に円が上昇し、直後に円売り介入への警戒感で一時1ドル=77円20銭台まで円が急落する場面もあった。11日の海外市場では、序盤に一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇する場面もあったが、その後は概ね1ドル=76円50銭台〜90銭台でモミ合う展開だった。終盤には、株式市場の上昇でリスク回避の動きが後退し、ドル買い戻しがやや優勢になった。
12日の東京市場では、1ドル=77円近辺でスタートした後、ドル売り優勢の展開となり1ドル=76円50銭近辺に円が上昇した。12日の海外市場では、株式市場の上昇を受けて警戒感がやや和らいだが、概ね1ドル=76円50銭近辺〜90銭近辺でモミ合う展開だった。
米連邦債務上限引き上げ問題が決着してデフォルト(債務不履行)は回避されたが、S&Pによって米国債格付けが引き下げられた。米景気に関しても、週後半には警戒感がやや和らいだものの、二番底に対する警戒感が払拭されたわけではない。また欧州ソブリンリスクも再燃しており、リスク回避のドル売り・円買い圧力は依然として強い。一方では円売り市場介入に対する警戒感も強い。当面は米経済指標の動向と、ソブリンリスクに対する警戒感の落ち着きが焦点だろう。
■リスク回避の動きと円売り市場介入への警戒感が交錯
8月8日〜12日の週の外国為替市場で、ドル・円相場は、リスク回避の動きと円売り市場介入への警戒感が交錯する形で、概ね1ドル=76円台半ば〜77円台後半でモミ合う展開だった。一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇し、戦後最高値水準に迫るなど、米景気二番底や欧州ソブリンリスク拡大に対する警戒感は強いが、一方では円売り市場介入への警戒感も強く、どちらか一方向に動きにくい状況となっている。
ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末5日は、東京市場で米7月雇用統計に対する警戒感が強まり1ドル=78円40銭台に円が上昇した。海外市場では、米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことで一時1ドル=79円10銭近辺に円が下落したが、米国債格付け引き下げの見方が広がり1ドル=78円30銭〜50銭近辺に円が上昇した。そして取引終了後に格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、米国債格付けを「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階引き下げると発表した。
週初8日は、早朝時間帯に1ドル=77円60銭台に円が上昇した。東京市場では1ドル=78円30銭近辺でスタートしたが、徐々にドル売り優勢となり1ドル=77円80銭近辺まで円が上昇した。G7財務相・中央銀行総裁が電話会議を開いて緊急声明を発表したが、特に具体策はなく市場への反応は限定的だった。8日の海外市場では1ドル=77円50銭台〜90銭台でモミ合う展開となった。リスク回避の動きと円売り市場介入に対する警戒感が交錯した。
9日の東京市場では1ドル=77円00銭台〜80銭台で推移した。リスク回避のドル売りが優勢になる場面や、円売り市場介入の噂で円が下落する場面もあったが、終盤は米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて1ドル=77円30銭近辺でモミ合う展開となった。9日の海外市場では1ドル=77円台前半でスタートしたが、ドル売り優勢となってロンドン市場では一時1ドル=76円90銭台を付ける場面もあった。その後は米FOMCを控えて1ドル=77円10銭台〜30銭台でモミ合う展開だった。そして米FOMC声明で、ゼロ金利政策を13年半ばまで継続する方針が示されたことでドル売りが優勢となり、1ドル=76円70銭台〜77円00銭台で推移した。
10日の東京市場では1ドル=77円台前半でスタートしたが、ドル売り優勢の展開となり1ドル=76円60銭台に円が上昇した。中国の7月貿易黒字が市場予想を上回ったが反応は限定的だった。10日の海外市場では1ドル=76円70銭近辺でスタートしたが、ドル売り圧力が強まり一時1ドル=76円35銭まで円が上昇した。その後は円売り介入に対する警戒感などでドル買い戻しとなり1ドル=76円80銭台に円が下落した。
11日の東京市場ではドル売りが優勢だった。終盤には1ドル=76円30銭近辺に円が上昇し、直後に円売り介入への警戒感で一時1ドル=77円20銭台まで円が急落する場面もあった。11日の海外市場では、序盤に一時1ドル=76円30銭近辺に円が上昇する場面もあったが、その後は概ね1ドル=76円50銭台〜90銭台でモミ合う展開だった。終盤には、株式市場の上昇でリスク回避の動きが後退し、ドル買い戻しがやや優勢になった。
12日の東京市場では、1ドル=77円近辺でスタートした後、ドル売り優勢の展開となり1ドル=76円50銭近辺に円が上昇した。12日の海外市場では、株式市場の上昇を受けて警戒感がやや和らいだが、概ね1ドル=76円50銭近辺〜90銭近辺でモミ合う展開だった。
米連邦債務上限引き上げ問題が決着してデフォルト(債務不履行)は回避されたが、S&Pによって米国債格付けが引き下げられた。米景気に関しても、週後半には警戒感がやや和らいだものの、二番底に対する警戒感が払拭されたわけではない。また欧州ソブリンリスクも再燃しており、リスク回避のドル売り・円買い圧力は依然として強い。一方では円売り市場介入に対する警戒感も強い。当面は米経済指標の動向と、ソブリンリスクに対する警戒感の落ち着きが焦点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:54
| 市況・概況
【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】リスク回避のユーロ売り優勢の展開
【外国為替市場フラッシュ=8月8日〜12日の週のユーロ・円相場】
■ユーロ・円相場は概ね1ユーロ=108円台〜110円台
8月8日〜12日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場は概ね1ユーロ=108円台〜110円台で推移した。イタリアとスペインの国債利回り上昇に加えて、フランス国債格付け引き下げ観測で銀行株が急落するなど、欧州ソブリンリスクの波及拡大に対する警戒感が強まり、リスク回避でユーロ売り優勢の展開だった。
ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末5日の海外市場では、欧米株式市場に合わせて乱高下した後、終盤にユーロ買い戻しで1ユーロ=112円台前半に円が下落した。イタリアとスペインが主要な構造改革を前倒しで推進することを条件に、ECB(欧州中央銀行)が両国の国債購入に大筋合意していたことが明らかになり、警戒感が和らいだ。そして米国市場終了後に、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、米国債の格付けを「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階引き下げると発表した。
週初8日の東京市場では1ユーロ=112円近辺でスタートしたが、徐々にリスク回避のユーロ売りが優勢となり1ユーロ=111円50銭近辺に円が上昇した。早朝にはG7財務相・中央銀行総裁が電話会議を開いて緊急声明を発表したが、特に具体策はなく市場への反応は限定的だった。8日の海外市場では、ECBによるイタリアとスペインの国債買い取り開始を好感してユーロ買いが先行したが、一巡後は欧米株式市場の下落でリスク回避の動きが強まり1ユーロ=109円70銭台に円が上昇した。
9日の東京市場では1ユーロ=109円10銭台〜110円50銭台で推移した。リスク回避のユーロ売りが優勢になる場面や、円売り市場介入の噂で円が下落する場面もあったが、終盤は米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて、1ユーロ=110円近辺でモミ合う展開となった。9日の海外市場では、一時1ユーロ=109円20銭台に円が上昇した。米FOMC声明発表後にドル売り優勢となった流れが波及した。その後はイタリアやスペインの国債利回り低下で警戒感が和らぎ1ユーロ=110円70銭台に円が下落した。
10日の東京市場では一時1ユーロ=109円70銭台に円が上昇したが、その後はユーロが買い戻されて、1ユーロ=110円台前半でモミ合う展開だった。中国の7月貿易黒字が市場予想を上回ったが反応は限定的だった。10日の海外市場では、1ユーロ=110円近辺でスタートした後、一時1ユーロ=108円30銭台に円が上昇した。フランスの国債格付け引き下げ観測や銀行株の急落で、リスク回避の動きが強まった。その後はユーロが買い戻されて1ユーロ=109円近辺に円が下落した。
11日の東京市場ではソブリンリスクに対する警戒感が強く、概ね1ユーロ=108円台後半〜109円台前半でモミ合う展開だった。11日の海外市場では1ユーロ=108円台前半でスタートし、終盤は1ユーロ=109円台半ばに円が下落した。欧米株式市場の上昇でリスク回避の動きが後退し、ユーロ買い戻しがやや優勢だった。
12日の東京市場では、1ユーロ=108円60銭台〜109円50銭台で推移した。終盤はユーロ売りがやや優勢になった。12日の海外市場では、1ユーロ=108円80銭台〜109円60銭台で推移した。欧州4カ国で銀行株に対する空売り規制が実施され、安心感が広がって欧米株式市場が上昇し、リスク回避の動きがやや後退した。
ECBによるイタリアとスペインの国債購入開始、12日の欧州4カ国での銀行株に対する空売り規制により、ソブリンリスクに対する当面の過度な警戒感は和らいだ形である。しかし、ギリシャ国債の制限的デフォルト(債務不履行)に対する警戒感、イタリアとスペインの国債利回り上昇に対する警戒感がくすぶっているうえに、フランスへのソブリンリスク波及拡大も警戒され始めた。米国やユーロ圏の景気先行き見通しに対する警戒感も強いだけに、リスク回避のユーロ売り・円買い圧力は、依然として強い。当面は16日開催予定の独仏首脳会談で、不安を払拭するだけの内容を打ち出せるかどうかが焦点だろう。
■ユーロ・円相場は概ね1ユーロ=108円台〜110円台
8月8日〜12日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場は概ね1ユーロ=108円台〜110円台で推移した。イタリアとスペインの国債利回り上昇に加えて、フランス国債格付け引き下げ観測で銀行株が急落するなど、欧州ソブリンリスクの波及拡大に対する警戒感が強まり、リスク回避でユーロ売り優勢の展開だった。
ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末5日の海外市場では、欧米株式市場に合わせて乱高下した後、終盤にユーロ買い戻しで1ユーロ=112円台前半に円が下落した。イタリアとスペインが主要な構造改革を前倒しで推進することを条件に、ECB(欧州中央銀行)が両国の国債購入に大筋合意していたことが明らかになり、警戒感が和らいだ。そして米国市場終了後に、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、米国債の格付けを「トリプルA」から「ダブルAプラス」に一段階引き下げると発表した。
週初8日の東京市場では1ユーロ=112円近辺でスタートしたが、徐々にリスク回避のユーロ売りが優勢となり1ユーロ=111円50銭近辺に円が上昇した。早朝にはG7財務相・中央銀行総裁が電話会議を開いて緊急声明を発表したが、特に具体策はなく市場への反応は限定的だった。8日の海外市場では、ECBによるイタリアとスペインの国債買い取り開始を好感してユーロ買いが先行したが、一巡後は欧米株式市場の下落でリスク回避の動きが強まり1ユーロ=109円70銭台に円が上昇した。
9日の東京市場では1ユーロ=109円10銭台〜110円50銭台で推移した。リスク回避のユーロ売りが優勢になる場面や、円売り市場介入の噂で円が下落する場面もあったが、終盤は米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて、1ユーロ=110円近辺でモミ合う展開となった。9日の海外市場では、一時1ユーロ=109円20銭台に円が上昇した。米FOMC声明発表後にドル売り優勢となった流れが波及した。その後はイタリアやスペインの国債利回り低下で警戒感が和らぎ1ユーロ=110円70銭台に円が下落した。
10日の東京市場では一時1ユーロ=109円70銭台に円が上昇したが、その後はユーロが買い戻されて、1ユーロ=110円台前半でモミ合う展開だった。中国の7月貿易黒字が市場予想を上回ったが反応は限定的だった。10日の海外市場では、1ユーロ=110円近辺でスタートした後、一時1ユーロ=108円30銭台に円が上昇した。フランスの国債格付け引き下げ観測や銀行株の急落で、リスク回避の動きが強まった。その後はユーロが買い戻されて1ユーロ=109円近辺に円が下落した。
11日の東京市場ではソブリンリスクに対する警戒感が強く、概ね1ユーロ=108円台後半〜109円台前半でモミ合う展開だった。11日の海外市場では1ユーロ=108円台前半でスタートし、終盤は1ユーロ=109円台半ばに円が下落した。欧米株式市場の上昇でリスク回避の動きが後退し、ユーロ買い戻しがやや優勢だった。
12日の東京市場では、1ユーロ=108円60銭台〜109円50銭台で推移した。終盤はユーロ売りがやや優勢になった。12日の海外市場では、1ユーロ=108円80銭台〜109円60銭台で推移した。欧州4カ国で銀行株に対する空売り規制が実施され、安心感が広がって欧米株式市場が上昇し、リスク回避の動きがやや後退した。
ECBによるイタリアとスペインの国債購入開始、12日の欧州4カ国での銀行株に対する空売り規制により、ソブリンリスクに対する当面の過度な警戒感は和らいだ形である。しかし、ギリシャ国債の制限的デフォルト(債務不履行)に対する警戒感、イタリアとスペインの国債利回り上昇に対する警戒感がくすぶっているうえに、フランスへのソブリンリスク波及拡大も警戒され始めた。米国やユーロ圏の景気先行き見通しに対する警戒感も強いだけに、リスク回避のユーロ売り・円買い圧力は、依然として強い。当面は16日開催予定の独仏首脳会談で、不安を払拭するだけの内容を打ち出せるかどうかが焦点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:52
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2011年08月12日
【銘柄フラッシュ】ソースネクストが後場急伸しコナカも次第高
12日後場は、円相場が1ユーロ108円台に入り、今夜の欧州市場などでユーロ安再燃の警戒感が拡大。自動車株が軒並みジリ安になり、日産自動車<7201>(東1)が700円を割り、トヨタ自動車<7203>(東1)は年初来の安値。なかで、好業績株や材料株の物色は活発。キヤノン<7751>(東1)が今期2度目の自己株取得の発表を好感し前場から東証1部の売買代金1位のまま5.6%高。グリー<3632>(東1)はNY株の乱高下やユーロ安の影響が相対的に薄く内需消費関連株と売買代金3位になり4.5%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくアーク<7873>(東1)で前引けの23.1%高からはダレたものの昨日発表の四半期決算で「継続疑義注記」の解消を材料に14.1%高、2位はソースネクスト<4344>(東1)となり12時の決算発表を好感し後場急伸の場面があり10.1%高、3位の保土谷化学工業<4112>(東1)は有機EL材料で在韓子会社とサムソン・グループの提携発表を好感し9.4%高、4位の木村化工機<6378>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し9.4%高。
コナカ<7494>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し9.0%高、サカイオーベックス<3408>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し8.6%高、澁谷工業<6340>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し7.8%高、テンアライド<8207>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し6.4%高。
ゴールドウイン<8111>(東1)は円高メリットある内需関連株への資金シフトと一昨日発表の増額修正を見直すとされ6.3%高、トナミホールディングス<9070>(東1)も内需関連の収益手堅さがいわれて5.9%高となった。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくアーク<7873>(東1)で前引けの23.1%高からはダレたものの昨日発表の四半期決算で「継続疑義注記」の解消を材料に14.1%高、2位はソースネクスト<4344>(東1)となり12時の決算発表を好感し後場急伸の場面があり10.1%高、3位の保土谷化学工業<4112>(東1)は有機EL材料で在韓子会社とサムソン・グループの提携発表を好感し9.4%高、4位の木村化工機<6378>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し9.4%高。
コナカ<7494>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し9.0%高、サカイオーベックス<3408>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し8.6%高、澁谷工業<6340>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し7.8%高、テンアライド<8207>(東1)も昨日発表の四半期決算を好感し6.4%高。
ゴールドウイン<8111>(東1)は円高メリットある内需関連株への資金シフトと一昨日発表の増額修正を見直すとされ6.3%高、トナミホールディングス<9070>(東1)も内需関連の収益手堅さがいわれて5.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:55
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【株式市場】ユーロ安の再燃に警戒広がり自動車株は軒並みジリ安
■自己株取得のキヤノンは後場も高い
12日後場の東京株式市場は、模様眺め。円相場が対ユーロで午前中の109円台から108円台の円高になり、ユーロ安再燃の警戒感が広がった。自動車株が軒並みジリ安となり、トヨタ自動車<7203>(東1)も年初来の安値。なかで、材料株や好決算銘柄の物色は活発で、今期2度目の自己株取得を発表したキヤノン<7751>(東1)は東証1部の売買代金1位で5.6%高。東証1部の値上がり銘柄数は677銘柄(約41%)だった。
日経平均は小反落。朝方は9070円27銭(88円33銭高)まで上げ、小反発だったものの、後場は小甘い水準で小動きとなり、大引けは8963円72銭(18円22銭安)。
東証1部の出来高概算は20億293万株、売買代金は1兆4327億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は677(前引けは765)銘柄、値下がり銘柄数は838(前引けは721)銘柄。
また、東証33業種別指数は13業種(前引けは14業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、鉱業、医薬品、小売り、情報・通信、陸運、倉庫・運輸、卸売り、銀行、金属製品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、不動産、その他製品、輸送用機器、空運、パルプ・紙、などだった。
12日後場の東京株式市場は、模様眺め。円相場が対ユーロで午前中の109円台から108円台の円高になり、ユーロ安再燃の警戒感が広がった。自動車株が軒並みジリ安となり、トヨタ自動車<7203>(東1)も年初来の安値。なかで、材料株や好決算銘柄の物色は活発で、今期2度目の自己株取得を発表したキヤノン<7751>(東1)は東証1部の売買代金1位で5.6%高。東証1部の値上がり銘柄数は677銘柄(約41%)だった。
日経平均は小反落。朝方は9070円27銭(88円33銭高)まで上げ、小反発だったものの、後場は小甘い水準で小動きとなり、大引けは8963円72銭(18円22銭安)。
東証1部の出来高概算は20億293万株、売買代金は1兆4327億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は677(前引けは765)銘柄、値下がり銘柄数は838(前引けは721)銘柄。
また、東証33業種別指数は13業種(前引けは14業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、鉱業、医薬品、小売り、情報・通信、陸運、倉庫・運輸、卸売り、銀行、金属製品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、不動産、その他製品、輸送用機器、空運、パルプ・紙、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:29
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【銘柄フラッシュ】保土谷化学工業やコナカが急伸しキヤノンは活況高
12日前場は、NY株が大幅反発の423ドル高となった半面、円相場は一時1ユーロ109円トビ台の円強含みとなったため、好業績株や材料の出現した銘柄の物色が活発。キヤノン<7751>(東1)は今期2度目の自己株取得の発表を好感し東証1部の売買代金1位となり5.3%高。ファーストリテイリング<9983>(東1)は日経平均との連動性が高い銘柄の中で内需関連・好業績・かつ機関投資家の大口資金も取り込める銘柄と売買代金6位に入り高値更新2.4%高。
東証1部の値上がり率1位はアーク<7873>(東1)となり昨日発表の四半期決算で「継続疑義注記」解消を発表し23.1%高、2位の保土谷化学工業<4112>(東1)は有機EL材料で在韓子会社とサムソン・グループの提携発表を好感し11.0%高、3位の木村化工機<6378>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し9.7%高。
コナカ<7494>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し9.0%高、ワコム<6727>(東1)は自己株取得の発表を好感し7.7%高、三井松島産業<1518>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し6.6%高。
丸栄<8245>(東1)は8月中間決算への期待高まるとされ7.8%高、さが美<8201>(東1)も8月中間期に期待とされて5.8%高となった。
東証1部の値上がり率1位はアーク<7873>(東1)となり昨日発表の四半期決算で「継続疑義注記」解消を発表し23.1%高、2位の保土谷化学工業<4112>(東1)は有機EL材料で在韓子会社とサムソン・グループの提携発表を好感し11.0%高、3位の木村化工機<6378>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し9.7%高。
コナカ<7494>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し9.0%高、ワコム<6727>(東1)は自己株取得の発表を好感し7.7%高、三井松島産業<1518>(東1)は昨日発表の四半期決算を好感し6.6%高。
丸栄<8245>(東1)は8月中間決算への期待高まるとされ7.8%高、さが美<8201>(東1)も8月中間期に期待とされて5.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11
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【株式市場】NY株の423ドル高は好感するが円高懸念強く小動き
■自己株取得のキヤノンは活況高
12日前場の東京株式市場は、総じて堅調。NY株が大幅反発の423ドル高となったため、電気・機械株などが堅調だったものの、一方で円相場は一時1ユーロ109円トビ台の円強含みとなったため、精密機器は高安混在。今期2度目の自己株取得を発表したキヤノン<7751>(東1)は東証1部の売買代金1位で5.3%高。東証1部の値上がり銘柄数は765銘柄(約46%)だった。
日経平均は小反発。朝方は9070円27銭(88円33銭高)まで上げ、一進一退となり、前引けは8997円55銭(15円61銭高)。
東証1部の出来高概算はオプションのSQ算出日だった割に平常ペースのままで9億6231万株、売買代金は6820億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は765銘柄、値下がり銘柄数は721銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、卸売り、電気機器、石油・石炭、小売り、機械、その他金融、医薬品、金属製品、繊維製品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、食料品、空運、その他製品、不動産、などだった。
12日前場の東京株式市場は、総じて堅調。NY株が大幅反発の423ドル高となったため、電気・機械株などが堅調だったものの、一方で円相場は一時1ユーロ109円トビ台の円強含みとなったため、精密機器は高安混在。今期2度目の自己株取得を発表したキヤノン<7751>(東1)は東証1部の売買代金1位で5.3%高。東証1部の値上がり銘柄数は765銘柄(約46%)だった。
日経平均は小反発。朝方は9070円27銭(88円33銭高)まで上げ、一進一退となり、前引けは8997円55銭(15円61銭高)。
東証1部の出来高概算はオプションのSQ算出日だった割に平常ペースのままで9億6231万株、売買代金は6820億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は765銘柄、値下がり銘柄数は721銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、卸売り、電気機器、石油・石炭、小売り、機械、その他金融、医薬品、金属製品、繊維製品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、食料品、空運、その他製品、不動産、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:42
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2011年08月11日
【銘柄フラッシュ】不動テトラや大末建設が一段高となりグリーは活況高
11日後場は、グリー<3632>(東1)が好業績の内需株物色を集め、前場に続き東証1部の売買代金2位となり高値更新7.1%高。NY株の519ドル安を受けて好業績株・内需株に物色がシフトし、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)も代金8位で3.8%高。また、決算の好調だったニコン<7731>(東1)は朝から強いまま8.2%高。
東証1部の値上がり率1位は不動テトラ<1813>(東1)となり液状化対策法案への期待や菅首相の辞意を受けて復興・景気対策などのスピードアップ期待もあるとされ前場の2位からランクを上げ26.4%高、2位は駒井ハルテック<5915>(東1)となり14時の四半期決算と業績予想の増額発表を好感し急伸一時50円ストップ高まで上げ大引けは40円高の21.7%高、3位のサンフロンティア不動産<8934>(東1)は昨日発表の四半期決算と増額を好感したまま一段ジリ高となり前場の1位からは後退も19.1%高、4位の日特建設<1929>(東1)は不動テトラグループということで連動し19.1%高。
値上がり率4位から10位までは建設・コンクリ製品銘柄となり大末建設<1814>(東1)は13.0%高、世紀東急工業<1898>(東1)は11.5%高、福田組<1899>(東1)は政局が流動化すると動意づくともいわれて11.0%高。
メガネトップ<7541>(東1)は米国景気の鈍化懸念などの影響が小さい好業績株と一段上げて10.6%高、ハピネット<7552>(東1)は増額修正を好感し10.1%高、コーエーテクモホールディングス<3635>(東1)も米国景気の影響が小さいと9.3%高。
日経225採用銘柄で年初来の高値は2銘柄となり、コナミ<9766>(東1)は好業績と需給妙味がいわれて6.6%高、ファーストリテイリング<9983>(東1)は機関投資家の輸出関連株からの退避資金を収容できる内需系の高時価総額株とされ4.2%高となった。
東証1部の値上がり率1位は不動テトラ<1813>(東1)となり液状化対策法案への期待や菅首相の辞意を受けて復興・景気対策などのスピードアップ期待もあるとされ前場の2位からランクを上げ26.4%高、2位は駒井ハルテック<5915>(東1)となり14時の四半期決算と業績予想の増額発表を好感し急伸一時50円ストップ高まで上げ大引けは40円高の21.7%高、3位のサンフロンティア不動産<8934>(東1)は昨日発表の四半期決算と増額を好感したまま一段ジリ高となり前場の1位からは後退も19.1%高、4位の日特建設<1929>(東1)は不動テトラグループということで連動し19.1%高。
値上がり率4位から10位までは建設・コンクリ製品銘柄となり大末建設<1814>(東1)は13.0%高、世紀東急工業<1898>(東1)は11.5%高、福田組<1899>(東1)は政局が流動化すると動意づくともいわれて11.0%高。
メガネトップ<7541>(東1)は米国景気の鈍化懸念などの影響が小さい好業績株と一段上げて10.6%高、ハピネット<7552>(東1)は増額修正を好感し10.1%高、コーエーテクモホールディングス<3635>(東1)も米国景気の影響が小さいと9.3%高。
日経225採用銘柄で年初来の高値は2銘柄となり、コナミ<9766>(東1)は好業績と需給妙味がいわれて6.6%高、ファーストリテイリング<9983>(東1)は機関投資家の輸出関連株からの退避資金を収容できる内需系の高時価総額株とされ4.2%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:14
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【株式市場】グリーなど内需消費株が高くNY株大幅安の割に底堅い
■東証1部は約47%が値上り
11日後場の東京株式市場は、全般次第に値を戻す相場。NY株が519ドル安となった割に、日経平均は朝方の206円32銭安(8832円42銭)を下値に戻り足となったため、買い直す動きが広がった。交流ゲームのグリー<3632>(東1)とディー・エヌ・エー<2432>(東1)が東証1部の売買代金10位に入る活況高。思惑材料株も動意活発で、東証1部の値上がり銘柄数は784銘柄(約47%)だった。
日経平均は8月9日以来の9000円割れとなったものの底堅く、朝方8832円42銭(206円32銭安)まで下げたあとは小動きとなり、後場は戻り足。大引けは8981円94銭(56円80銭安)だった。
東証1部の出来高概算は22億3743万株、売買代金は1兆4390億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄は784(前引けは403)銘柄、値下がり銘柄数は757(前引けは1129)銘柄。
また、東証33業種別指数は12業種(前引けは4業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、電力・ガス、空運、建設、小売り、陸運、水産・農林、サービス、食料品、など。
一方、値下がり率上位は、海運、輸送用機器、保険、ガラス・土石、石油・石炭、電気機器、機械、鉄鋼、非鉄金属、化学、銀行、証券・商品先物、不動産、などだった。
11日後場の東京株式市場は、全般次第に値を戻す相場。NY株が519ドル安となった割に、日経平均は朝方の206円32銭安(8832円42銭)を下値に戻り足となったため、買い直す動きが広がった。交流ゲームのグリー<3632>(東1)とディー・エヌ・エー<2432>(東1)が東証1部の売買代金10位に入る活況高。思惑材料株も動意活発で、東証1部の値上がり銘柄数は784銘柄(約47%)だった。
日経平均は8月9日以来の9000円割れとなったものの底堅く、朝方8832円42銭(206円32銭安)まで下げたあとは小動きとなり、後場は戻り足。大引けは8981円94銭(56円80銭安)だった。
東証1部の出来高概算は22億3743万株、売買代金は1兆4390億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄は784(前引けは403)銘柄、値下がり銘柄数は757(前引けは1129)銘柄。
また、東証33業種別指数は12業種(前引けは4業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、電力・ガス、空運、建設、小売り、陸運、水産・農林、サービス、食料品、など。
一方、値下がり率上位は、海運、輸送用機器、保険、ガラス・土石、石油・石炭、電気機器、機械、鉄鋼、非鉄金属、化学、銀行、証券・商品先物、不動産、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:35
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】サンフロンティア不動産や不動テトラが高い
11日前場は、NY株の再下落519ドル安の割に日経平均の下げ幅は浅く、朝方の206円32銭安(8832円42銭)が安値。グリー<3632>(東1)が好業績の内需株物色に乗り東証1部の売買代金2位となり高値更新4.9%高。決算好調なニコン<7731>(東1)も5.9%高。
東証1部の値上がり率1位はサンフロンティア不動産<8934>(東1)となり四半期好決算と業績予想の増額修正を好感し16.2%高、2位の不動テトラ<1813>(東1)は液状化対策法案などに期待とされて12.4%高、3位のハピネット<7552>(東1)は増額修正を好感し9.6%高、4位のUKCホールディングス<3156>(東1)も増額を好感し9.5%高。
福田組<1899>(東1)は政局が流動化すると動意づくとされて8.8%高、メガネトップ<7541>(東1)は米国景気の鈍化懸念などの影響が小さい好業績株と6.6%高、三晃金属工業<1972>(東1)は太陽光発電関連で再生エネルギー法案の成立に期待と6.0%高。
コナミ<9766>(東1)は好業績と需給妙味がいわれて高値更新4.0%高、カプコン<9697>(東1)も需給妙味がいわれて高値更新3.7%高となった。
東証1部の値上がり率1位はサンフロンティア不動産<8934>(東1)となり四半期好決算と業績予想の増額修正を好感し16.2%高、2位の不動テトラ<1813>(東1)は液状化対策法案などに期待とされて12.4%高、3位のハピネット<7552>(東1)は増額修正を好感し9.6%高、4位のUKCホールディングス<3156>(東1)も増額を好感し9.5%高。
福田組<1899>(東1)は政局が流動化すると動意づくとされて8.8%高、メガネトップ<7541>(東1)は米国景気の鈍化懸念などの影響が小さい好業績株と6.6%高、三晃金属工業<1972>(東1)は太陽光発電関連で再生エネルギー法案の成立に期待と6.0%高。
コナミ<9766>(東1)は好業績と需給妙味がいわれて高値更新4.0%高、カプコン<9697>(東1)も需給妙味がいわれて高値更新3.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:15
| 市況・概況
【株式市場】NY株の再下落519ドル安の割に底堅くニコンなど強い
■東証1部は約24%が値上り
11日前場の東京株式市場は、NY株の再下落519ドル安の割には底堅い相場。朝方は軒並み安となったものの、四半期好決算銘柄などの物色が活発。ニコン<7731>(東1)は海外株安の影響を受けやすいにもかかわらず業績予想の増額修正を好感し5.9%高。思惑材料株も動意活発。東証1部の値上がり銘柄数は403銘柄(約24%)だった。
日経平均は8月9日に続く9000円割れとなったものの底堅く、朝方8832円42銭(206円32銭安)まで下げたあとは小動きとなり、前引けは8922円32銭(116円42銭安)だった。
東証1部の出来高概算は10億3773万株、売買代金は6429億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄は403銘柄、値下がり銘柄数は1129銘柄。
また、東証33業種別指数は4業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、電力・ガス、小売り。
一方、値下がり率上位は、保険、海運、ガラス・土石、石油・石炭、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、電気機器、鉱業、機械、その他金融、化学、不動産、などだった。
11日前場の東京株式市場は、NY株の再下落519ドル安の割には底堅い相場。朝方は軒並み安となったものの、四半期好決算銘柄などの物色が活発。ニコン<7731>(東1)は海外株安の影響を受けやすいにもかかわらず業績予想の増額修正を好感し5.9%高。思惑材料株も動意活発。東証1部の値上がり銘柄数は403銘柄(約24%)だった。
日経平均は8月9日に続く9000円割れとなったものの底堅く、朝方8832円42銭(206円32銭安)まで下げたあとは小動きとなり、前引けは8922円32銭(116円42銭安)だった。
東証1部の出来高概算は10億3773万株、売買代金は6429億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄は403銘柄、値下がり銘柄数は1129銘柄。
また、東証33業種別指数は4業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、電力・ガス、小売り。
一方、値下がり率上位は、保険、海運、ガラス・土石、石油・石炭、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、電気機器、鉱業、機械、その他金融、化学、不動産、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33
| 市況・概況
2011年08月10日
【銘柄フラッシュ】鈴丹やボルテージが高く東京電力は値上がり率2位
10日後場は、円相場が再び1ドル76円台に入る円高基調になったため、好決算銘柄や材料株の物色を強める相場。ホンダ<7267>(東1)が前引けより値を消して2.2%安、ソニー<6758>(東1)は軟調もみ合いで2.2%安。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり2円から3円に値上りして50%高、2位は東京電力<9501>(東1)となり昨日の四半期決算発表で補償額などがひとまず見えたとの安堵感で一段ジリ高の15.4%高、3位は株価2ケタの旭テック<5606>(東1)となり前引け後の四半期決算発表を好感し14.3%高、4位のフェイス<4295>(東1)は前場の2位から後退したが本日の決算発表に期待と一段ジリ高の14.1%高。
鈴丹<8193>(東1)は3〜8月期に期待と9.4%高、ボルテージ<3639>(東1)は恋愛ゲーム好調で1〜6月決算に期待と9.2%高。ダイユーエイト<2662>(東1)は福島地盤で3〜8月期に期待と9.0%高。
太平電業<1968>(東1)は昨日の決算発表を好感し9.2%高、ロート製薬<4527>(大1)も昨日発表の決算好調で主市場は5.9%高だが東証では8.8%高、スタジオアリス<2305>(東1)は昨日発表の決算好調で高値更新8.6%高、コナミ<9766>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げが伝えられ日経225種採用銘柄で唯一の年初来高値7.6%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり2円から3円に値上りして50%高、2位は東京電力<9501>(東1)となり昨日の四半期決算発表で補償額などがひとまず見えたとの安堵感で一段ジリ高の15.4%高、3位は株価2ケタの旭テック<5606>(東1)となり前引け後の四半期決算発表を好感し14.3%高、4位のフェイス<4295>(東1)は前場の2位から後退したが本日の決算発表に期待と一段ジリ高の14.1%高。
鈴丹<8193>(東1)は3〜8月期に期待と9.4%高、ボルテージ<3639>(東1)は恋愛ゲーム好調で1〜6月決算に期待と9.2%高。ダイユーエイト<2662>(東1)は福島地盤で3〜8月期に期待と9.0%高。
太平電業<1968>(東1)は昨日の決算発表を好感し9.2%高、ロート製薬<4527>(大1)も昨日発表の決算好調で主市場は5.9%高だが東証では8.8%高、スタジオアリス<2305>(東1)は昨日発表の決算好調で高値更新8.6%高、コナミ<9766>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げが伝えられ日経225種採用銘柄で唯一の年初来高値7.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:24
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【株式市場】全般反発だが為替再び76円台となり自動車などは軟調
■東京電力は数字がみえた安堵感で15%高
10日後場の東京株式市場は、全般反発のまま一進一退。NY株の大幅高は好感したものの、円相場が前場の1ドル77円台から76円台の円高に振れたため、模様ながめ気分が広がった。前場は急反騰のファナック<6954>(東1)が軟化し1.6%安。一方、東京電力<9501>(東1)は昨日の四半期決算でひとまず賠償額などの数字がみえた安堵感から一段高の15.4%高となり売買代金1位。東証1部の値上がり銘柄数は1291銘柄(約77%)だった。
日経平均は急反発。後場は9050円(約105円高)をはさんで一進一退となり、大引けは9038円74銭(94円26銭高)。朝方は9144円33銭(199円85銭高)まで上げた。2日ぶりに9000円台を回復。
東証1部の出来高概算は増加し22億5891万株、売買代金は1兆5061億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1291(前場は1315)銘柄、値下がり銘柄数は302(前場は277)銘柄。
また、東証33業種別指数は27業種(前場は28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、食料品、鉱業、空運、情報・通信、小売り、繊維製品、水産・農林、パルプ・紙、サービス、非鉄金属、石油・石炭、など。
一方、値下がり率上位は、不動産、機械、輸送用機器、証券・商品先物、精密機器、ゴム製品、だった。
10日後場の東京株式市場は、全般反発のまま一進一退。NY株の大幅高は好感したものの、円相場が前場の1ドル77円台から76円台の円高に振れたため、模様ながめ気分が広がった。前場は急反騰のファナック<6954>(東1)が軟化し1.6%安。一方、東京電力<9501>(東1)は昨日の四半期決算でひとまず賠償額などの数字がみえた安堵感から一段高の15.4%高となり売買代金1位。東証1部の値上がり銘柄数は1291銘柄(約77%)だった。
日経平均は急反発。後場は9050円(約105円高)をはさんで一進一退となり、大引けは9038円74銭(94円26銭高)。朝方は9144円33銭(199円85銭高)まで上げた。2日ぶりに9000円台を回復。
東証1部の出来高概算は増加し22億5891万株、売買代金は1兆5061億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1291(前場は1315)銘柄、値下がり銘柄数は302(前場は277)銘柄。
また、東証33業種別指数は27業種(前場は28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、食料品、鉱業、空運、情報・通信、小売り、繊維製品、水産・農林、パルプ・紙、サービス、非鉄金属、石油・石炭、など。
一方、値下がり率上位は、不動産、機械、輸送用機器、証券・商品先物、精密機器、ゴム製品、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40
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【銘柄フラッシュ】フェイスやグリーが高く朝急伸のファナックは軟化
10日前場は、NY株の急反発429ドル高を受け、東証1部1669銘柄のうち1315銘柄(約79%)が値上り。ただ、朝方急伸のファナック<6954>(東1)は前引け0.7%安、ホンダ<7267>(東1)も1.1%安、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は0.9%安など、主力株は高安混在。売買代金1位の東京電力<9501>(東1)は、昨日の四半期決算発表で補償額などがとりあえず見えたとの安堵感で10.3%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり13.3%高、2位のフェイス<4295>(東1)は本日の決算発表に期待と10.7%高、3位は東京電力<9501>(東1)の10.3%高、4位の池上通信機<6771>(東1)は提携観測とかで9.8%高。
ペガサスミシン製造<6262>(東1)は7月末に決算発表済みだが昨日のJUKI<6440>(東1)の好決算に触発されたと9.1%高、ロート製薬<4527>(大1)は昨日発表の決算好調で主市場は4.6%高だが東証では8.8%高。
グリー<3632>(東1)は日韓2企業との提携など好感し連日高の7.7%で年初来の高値、スタジオアリス<2305>(東1)は昨日発表の中間決算好調で高値更新7.6%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり13.3%高、2位のフェイス<4295>(東1)は本日の決算発表に期待と10.7%高、3位は東京電力<9501>(東1)の10.3%高、4位の池上通信機<6771>(東1)は提携観測とかで9.8%高。
ペガサスミシン製造<6262>(東1)は7月末に決算発表済みだが昨日のJUKI<6440>(東1)の好決算に触発されたと9.1%高、ロート製薬<4527>(大1)は昨日発表の決算好調で主市場は4.6%高だが東証では8.8%高。
グリー<3632>(東1)は日韓2企業との提携など好感し連日高の7.7%で年初来の高値、スタジオアリス<2305>(東1)は昨日発表の中間決算好調で高値更新7.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12
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【株式市場】NY株の急反騰を好感し日経平均2日ぶりに9000円台
■東証1部は79%が値上り
10日前場の東京株式市場は、軒並み急伸のあとも堅調に推移し全般反発。NY株の急反騰429ドル高を好感し、まずは買い直す相場になった。政府保有株の放出観測が伝えられたJT<2914>(東1)は「民営化」関連と活況高。四半期決算で、とりあえず補償額がみえた東京電力<9501>(東1)は売買代金1位で10.3%高。ただ、自動車株、大手銀行株は高安混在。東証1部の値上がり銘柄数は1315銘柄(約79%)だった。
日経平均は急反発。朝方9144円33銭(199円85銭高)まで上げたあとは小動きとなり、前引けは9047円05銭(102円57銭高)。2日ぶりに9000円台を回復。
東証1部の出来高概算は増勢となり11億2636万株、売買代金は7241億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数1315銘柄、値下がり銘柄数は277銘柄。
また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、空運、繊維製品、鉱業、非鉄金属、ガラス・土石、小売り、サービス、医薬品、食料品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、機械、輸送用機器、精密機器だった。
10日前場の東京株式市場は、軒並み急伸のあとも堅調に推移し全般反発。NY株の急反騰429ドル高を好感し、まずは買い直す相場になった。政府保有株の放出観測が伝えられたJT<2914>(東1)は「民営化」関連と活況高。四半期決算で、とりあえず補償額がみえた東京電力<9501>(東1)は売買代金1位で10.3%高。ただ、自動車株、大手銀行株は高安混在。東証1部の値上がり銘柄数は1315銘柄(約79%)だった。
日経平均は急反発。朝方9144円33銭(199円85銭高)まで上げたあとは小動きとなり、前引けは9047円05銭(102円57銭高)。2日ぶりに9000円台を回復。
東証1部の出来高概算は増勢となり11億2636万株、売買代金は7241億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数1315銘柄、値下がり銘柄数は277銘柄。
また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、空運、繊維製品、鉱業、非鉄金属、ガラス・土石、小売り、サービス、医薬品、食料品、など。
一方、値下がり率上位は、ゴム製品、海運、機械、輸送用機器、精密機器だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40
| 市況・概況
2011年08月09日
【銘柄フラッシュ】明和産業やクラウディアが高くラウンドワンも持ち直す
9日後場は、今夜予定される米国の金融政策決定会合FOMC(連邦公開市場委員会)に期待が広がり、日銀の株価指数連動ETF(上場投信)購入観測も聞かれ、全般に持ち直す相場。東証1部の売買代金上位30銘柄の中で値上りした銘柄はグリー<3632>(東1)とディー・エヌ・エー<2432>(東1)、および三菱重工業<7011>(東1)の3銘柄のみだったが、売買代金は増加し1兆9763億円と2兆円に接近、出来高も33億株に乗った。
東証1部の値上がり率1位は明和産業<8103>(東1)となり、昨日発表の四半期決算と増額修正を日経平均が持ち直した後場から見直す動きとなって上値を追い12.6%高、2位の宮越商事<6766>(東1)は14時を回ってから動意を活発化させ11.8%高、3位のGMOペイメントゲートウェイ<3769>(東1)は5日発表の好決算を後場見直す雰囲気となり戻り相場に転じて9.8%高。
クラウディア<3607>(東1)は8月期末配当に魅力ありと後場、日経平均の安定化とともに動き出して値上がり率4位の9.4%高、サンシティ<8910>(東1)も後場動意を活発化させ仙台本社のため震災復興の未来都市計画に関与とかで9.3%高。
グリー<3632>(東1)は前場の2位からはランクダウンしたものの四半期好決算と日韓2企業との提携発表を材料に一段高の9.0%高、松田産業<7456>(東1)も前場の3位からは後退したものの業績予想の増額と「金」高騰を材料に一段上げて7.4%高。
シンニッタン<6319>(東1)はPER・PBR割安放置がいわれて7.0%高、鬼怒川ゴム工業<5196>(東1)は日経平均の持ち直しとともに昨日発表の四半期決算を見直す動きとされて6.8%高。ラウンドワン<4680>(東1)も日経平均の持ち直しとともに昨日発表の四半期決算を見直す動きとされ6.1%高となった。
東証1部の値上がり率1位は明和産業<8103>(東1)となり、昨日発表の四半期決算と増額修正を日経平均が持ち直した後場から見直す動きとなって上値を追い12.6%高、2位の宮越商事<6766>(東1)は14時を回ってから動意を活発化させ11.8%高、3位のGMOペイメントゲートウェイ<3769>(東1)は5日発表の好決算を後場見直す雰囲気となり戻り相場に転じて9.8%高。
クラウディア<3607>(東1)は8月期末配当に魅力ありと後場、日経平均の安定化とともに動き出して値上がり率4位の9.4%高、サンシティ<8910>(東1)も後場動意を活発化させ仙台本社のため震災復興の未来都市計画に関与とかで9.3%高。
グリー<3632>(東1)は前場の2位からはランクダウンしたものの四半期好決算と日韓2企業との提携発表を材料に一段高の9.0%高、松田産業<7456>(東1)も前場の3位からは後退したものの業績予想の増額と「金」高騰を材料に一段上げて7.4%高。
シンニッタン<6319>(東1)はPER・PBR割安放置がいわれて7.0%高、鬼怒川ゴム工業<5196>(東1)は日経平均の持ち直しとともに昨日発表の四半期決算を見直す動きとされて6.8%高。ラウンドワン<4680>(東1)も日経平均の持ち直しとともに昨日発表の四半期決算を見直す動きとされ6.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:28
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【株式市場】今夜の米FOMCに期待かけ全般に持ち直す
■値上がり銘柄数は前場の10から362に増加
9日後場の東京株式市場は、値上り銘柄が増えて全般持ち直す相場。今夜、米国の金融政策決定会合であるFOMC(連邦公開市場委員会)が予定され、景気・資本市場対策などに期待が広がった。東証1部の出来高上位30銘柄の中で値上りした銘柄は三菱重工業<7011>(東1)のみだったものの、午後に決算を発表した大林組<1802>(東1)などは好反応。東証1部の値上がり銘柄数は362銘柄(約22%)だった。
日経平均は大幅続落。ただ、後場は日銀の株価指数連動ETF(上場投信)購入も伝えられ、次第に値を戻す動きとなり、前場の安値8656円79銭(440円77銭安)に対し、大引けは8944円48銭(153円08銭安)。
東証1部の出来高概算は増加し33億1923万株、売買代金は1兆9763億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は362(前引けは10)銘柄、値下がり銘柄数は1206(前引けは1646)銘柄。
また、東証33業種別指数は「電力・ガス」1業種が値上りし(前場は全業種が値下がり)、値下がり率の低い業種は、パルプ・紙、機械、陸運、金属製品、建設、不動産、ガラス・土石、精密機器、空運、サービス、電気機器、情報・通信、など。
一方、値下がり率上位は、鉱業、海運、石油・石炭、その他製品、証券・商品先物、ゴム製品、鉄鋼、卸売り、保険、輸送用機器、化学、などだった。
9日後場の東京株式市場は、値上り銘柄が増えて全般持ち直す相場。今夜、米国の金融政策決定会合であるFOMC(連邦公開市場委員会)が予定され、景気・資本市場対策などに期待が広がった。東証1部の出来高上位30銘柄の中で値上りした銘柄は三菱重工業<7011>(東1)のみだったものの、午後に決算を発表した大林組<1802>(東1)などは好反応。東証1部の値上がり銘柄数は362銘柄(約22%)だった。
日経平均は大幅続落。ただ、後場は日銀の株価指数連動ETF(上場投信)購入も伝えられ、次第に値を戻す動きとなり、前場の安値8656円79銭(440円77銭安)に対し、大引けは8944円48銭(153円08銭安)。
東証1部の出来高概算は増加し33億1923万株、売買代金は1兆9763億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は362(前引けは10)銘柄、値下がり銘柄数は1206(前引けは1646)銘柄。
また、東証33業種別指数は「電力・ガス」1業種が値上りし(前場は全業種が値下がり)、値下がり率の低い業種は、パルプ・紙、機械、陸運、金属製品、建設、不動産、ガラス・土石、精密機器、空運、サービス、電気機器、情報・通信、など。
一方、値下がり率上位は、鉱業、海運、石油・石炭、その他製品、証券・商品先物、ゴム製品、鉄鋼、卸売り、保険、輸送用機器、化学、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:43
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】ラックHDは年初来高値更新、チップワンストップはS高買い気配
ラックホールディングス<3857>(JQS)は、スマートフォンのセキュリティ関連で63円高の381円と年初来高値を更新している。チップワンストップ<3343>(東マ)は、米電子部品販売大手のアロー・エレクトロニクスが完全子会社化目指しTOBを実施すると発表して、TOB価格にサヤ寄せストップ高買い気配。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:25
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】パナソニック、シャープ、ソニー、TDKは年初来安値更新
電機大手では、パナソニック<6752>(東1)が39円安の780円まで下げて年初来安値更新、シャープ<6753>(東1)は40円安の603円まで下げて年初来安値更新、ソニー<6758>(東1)は89円安の1670円まで下げて年初来安値更新、TDK<6762>(東1)は160円安の3400円まで下げて年初来安値更新している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】日本郵船、商船三井、川崎汽船が年初来安値更新
海運大手では、日本郵船<9101>(東1)が19円安の233円まで下げて年初来安値更新、商船三井<9104>(東1)は31円安の346円まで下げて年初来安値更新、川崎汽船<9107>(東1)は13円安の212円まで下げて年初来安値更新している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:56
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