[市況・概況]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (08/05)【株式市場】NY株の512ドル大幅安を受け全業種が値下がり
記事一覧 (08/05)NY株式512ドル大幅安!朝方の30分ほどで売り一巡のケースが多い
記事一覧 (08/04)【銘柄フラッシュ】廣済堂などが高く日立製作所と三菱重工業は活況高
記事一覧 (08/04)【株式市場】為替介入を好感した買いは一服だが日立製作所など活況高
記事一覧 (08/04)【銘柄フラッシュ】河合楽器製作所が高く日立製作所と三菱重工業は活況高
記事一覧 (08/04)【株式市場】日銀の為替介入が伝えられ出来高増勢で全般急反発
記事一覧 (08/03)【銘柄フラッシュ】日油やカプコンが高く東洋ゴム工業も急伸
記事一覧 (08/03)【株式市場】円の高どまりなどで手控えるなか好決算銘柄など物色
記事一覧 (08/03)【銘柄フラッシュ】ユー・エス・エスや山崎製パンが高くファナック益出し売り
記事一覧 (08/03)【株式市場】NY株の大幅安を受け業種別指数は33業種すべて安い
記事一覧 (08/03)NY株式が265ドル安!東京市場は売り一巡後に下げ渋る展開か
記事一覧 (08/02)【銘柄フラッシュ】TOB銘柄のエレマテックとマスプロ電工が急伸
記事一覧 (08/02)【株式市場】円高懸念が残り模様ながめのなか好決算銘柄を選別物色
記事一覧 (08/02)【銘柄フラッシュ】トリドールが連日急伸しエレマテックはTOBでS高
記事一覧 (08/02)【株式市場】米国の債務法案は合意したものの円高懸念残り模様ながめ
記事一覧 (08/01)【銘柄フラッシュ】ヤマタネやトリドールが急伸し大手銀行株が活況高
記事一覧 (08/01)【株式市場】米国債のデフォルト懸念が後退し一時1万円台を回復
記事一覧 (08/01)【銘柄フラッシュ】宇徳や福田組が急伸しファナックは上場来高値
記事一覧 (08/01)【株式市場】米国の債務協議が合意と伝えられ全面高で1万円台回復
記事一覧 (07/31)【相場展望】米国株式市場と外国為替市場の動向次第の展開へ
2011年08月05日

【株式市場】NY株の512ドル大幅安を受け全業種が値下がり

■東証1部の値上がり銘柄数は22銘柄

 5日前場の東京株式市場は、ほぼ全面安。NY株の512ドル大幅安を受け、一昨日の265ドル安に続く一段安とあって「現金化」を急ぐ動きが広がった。欧州株も全面安とあって、証券ビジネスの象徴株の野村ホールディングス<8604>(東1)が3月安値を割り、33業種別指数はすべて値下がり。東証1部の値上がり銘柄数は22銘柄(約2%)だった。

 日経平均は大幅安。朝方9264円09銭(395円09銭安)まで下げたあとは小動きとなり、前引けは9334円26銭(324円92銭安)だった。

 東証1部の出来高概算は増勢となり12億5227万株、売買代金は7507億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数22銘柄、値下がり銘柄数は1627銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、パルプ・紙、空運、食料品、医薬品、その他製品、陸運、電力・ガス、水産・農林、倉庫・運輸、など。
 一方、値下がり率上位は、鉱業、証券・商品先物、石油・石炭、ゴム製品、非鉄金属、その他金融、ガラス・土石、輸送用機器、海運、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 市況・概況

NY株式512ドル大幅安!朝方の30分ほどで売り一巡のケースが多い

■欧州の債務問題を懸念

 米国4日の株式は大幅反落となり、ダウ平均(工業株30種平均)の終値は前日終値比512.76ドル安の1万1383.68ドル。昨年12月以来、約8カ月ぶりの低水準となった。ECB(欧州中央銀行)のトリシェ総裁が債務問題のイタリア、スペインなどへの波及に懸念を示したと伝えられたことが発端。ナスダック総合指数も136.68ポイント安の2556.39ポイントと急落した。「キャッシュ・イズ・キング」(現金は王様)と現金化を急ぐ動きもあったという。

■6月17日の安値9351円焦点

 これを受け、東京市場も、とりあえずは、売り先行で始まりそう。CME(シカゴ商品取引所)の日経225先物は9285円となったため、日経平均の昨日の終値9659円18銭からは400円安を下値のメドとする見方もある。NY株の急落による下げ相場では、朝方の30分ほどであらかた売り物が一巡し、あとは底練り商状に陥るケースが多いという。6月17日の安値9351円を維持できるかどうかが注目されるとのみかたもある。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:37 | 市況・概況
2011年08月04日

【銘柄フラッシュ】廣済堂などが高く日立製作所と三菱重工業は活況高

 4日後場は、午前中の日銀の為替介入を好感した上げ相場が一服となり、好決算銘柄の物色も4〜6月期の決算発表がピークを過ぎて買い一巡感。ただ、経営統合が伝えられた日立製作所<6501>(東1)三菱重工業<7011>(東1)は引き続き活況高で、日立製作所は東証1部の売買代金1位・出来高2位で1.7%高。三菱重工業は売買代金6位・出来高3位で3.4%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続き廣済堂<7868>(東1)となり電子書籍を材料に7月上旬に連動高したことのあるインプレスホールディングス<9479>(東1)の好決算を受け連想拡大とされ一段高で50円ストップ高の25.1%高、2位も前引けと同じTPR(帝国ピストンリング)<6463>(東1)となり昨日の業績予想の増額を好感し150円ストップ高の15.8%高、3位も前引けと同じニチハ<7943>(東1)となり昨日の増額を好感し12.5%高。

 ITホールディングス<3626>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し一段ジリ高の9.5%高で4位、ニチユ<7105>(東1)も昨日の四半期決算発表を好感し7.5%高。

 日本空港ビルデング<9706>(東1)双日<2768>(東1)JALUX<2729>(東1)との提携を好感し4位の7.5%高、丸善CHIホールディングス<3159>(東1)は電子書籍関連の思惑と7月中間期好調の期待とされ6.7%高。

 日本航空電子工業<6807>(東1)はメリルリンチ日本証券の目標株価引き上げがいわれて6.6%高、マクロミル<3730>(東1)は昨日の四半期決算と自己株取得の発表を好感し5.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:10 | 市況・概況

【株式市場】為替介入を好感した買いは一服だが日立製作所など活況高

■東証1部銘柄は43%が高い

110804大引け 4日後場の東京株式市場は、買い直し一巡後の一服商状。午前中の日銀の為替介入を受け、後場は円相場が1ドル78円台、1ユーロ113円台で安定。引き続き好決算銘柄などを物色する相場。ただ、4〜6月期の決算発表が週前半でピークを過ぎる中、次の物色テーマが定まらないとして見送る姿勢もチラホラし、日経平均は次第に値を消した。中で、経営統合観測が伝えられた日立製作所<6501>(東1)三菱重工業<7011>(東1)は両銘柄とも活況高を継続。東証1部の値上がり銘柄数は729銘柄(約43%)だった。

 日経平均は反発。後場は時間とともに上げ幅を縮小する相場になり、大引けはほぼ後場の安値圏で9659円18銭(22円04銭高)。前場は9768円40銭(131円26銭高)まで上げた。

 東証1部の出来高概算は増勢となり19億9798万株、売買代金は1兆億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は729(前引けは1145)銘柄、値下がり銘柄数は733(前引けは319)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは29業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、空運、その他金融、その他製品、建設、小売り、不動産、非鉄金属、繊維製品、銀行、保険、電気機器、機械、精密機器。
 一方、値下がり率上位は、鉱業、水産・農林、石油・石炭、ゴム製品、電力・ガス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】河合楽器製作所が高く日立製作所と三菱重工業は活況高

 4日前場は、日銀の為替介入が伝えられ、円相場が昨日の1ドル77円台から78円台にレートバック。また、日立製作所<6501>(東1)三菱重工業<7011>(東1)の経営統合観測が伝えられ、産業界の再活性化にも期待が広がった。日立製作所は東証1部の売買代金1位・出来高2位で3.2%高。三菱重工業は売買代金5位・出来高3位で4.3%高。

 東証1部の値上がり率1位は廣済堂<7868>(東1)となり電子書籍を材料に連動高したことのあるインプレスホールディングス<9479>(東1)の好決算を受け連想拡大とされ21.6%高、2位のTPR(帝国ピストンリング)<6463>(東1)は昨日の業績予想の増額を好感し15.8%高、3位のニチハ<7943>(東1)も昨日の増額を好感し14.1%高。

 日本空港ビルデング<9706>(東1)は四半期赤字だったものの双日<2768>(東1)JALUX<2729>(東1)との提携を好感し4位の7.6%高。

 河合楽器製作所<7952>(東1)は昨日の増額を好感し8.1%高。ニチユ<7105>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し8.0%高、ITホールディングス<3626>(東1)も昨日の四半期決算発表を好感し7.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:04 | 市況・概況

【株式市場】日銀の為替介入が伝えられ出来高増勢で全般急反発

■日立製作所と三菱重工業の統合観測も材料に

 4日前場の東京株式市場は、全般急反発。NY株が29ドル高の反発となった上、日銀の為替介入が伝えられて円相場が1ドル78円台となり、昨日の77円台から円安に転換したことが好感された。また、日立製作所<6501>(東1)三菱重工業<7011>(東1)の経営統合観測が伝えられ、両銘柄とも高く、産業界の再活性化にも期待が広がった。東証1部の出来高は10億株台に乗り増勢。東証1部の値上がり銘柄数は1145銘柄(約69%)だった。

 日経平均は反発。10時30分過ぎに9768円40銭(131円26銭高)まで上げ、前引けは9724円21銭(87円07銭高)。

 東証1部の出来高概算は15億3973万株、売買代金は1兆957億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1145銘柄、値下がり銘柄数は319銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、その他製品、空運、その他金融、機械、保険、電力・ガス、繊維製品、海運、電気機器、建設、など。
  一方、値下がり率上位は、鉱業、石油・石炭、食料品、水産・農林、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 市況・概況
2011年08月03日

【銘柄フラッシュ】日油やカプコンが高く東洋ゴム工業も急伸

 3日後場は、NY株の大幅安に円相場の高どまりが加わり、模様眺め相場を継続。東証1部の売買代金上位30銘柄はすべて軟調。売買代金1位の東京電力<9501>(東1)は3.3%安、2位のファナック<6954>(東1)は8月1日に上場来高値を取ったばかりとあって、他銘柄で発生した損失を穴埋めする益出し売り活発と急落4.6%安。ファーストリテイリング<9983>(東1)も朝方は月次を好感して高値更新となったが前引け・大引けは売り厚く結局0.6%安。

 東証1部の値上がり率1位はマスプロ電工<6749>(東1)となり前週末のMBO(経営陣による公開買い付け)発表を材料に週明けから連日ストップ高で本日は150円高(1040円)の16.9%高とMBO価格1070円に迫った。2位は日油<4403>(東1)となり14時に発表した四半期決算と自己株の取得を好感し急伸8.6%高、3位の丹青社<9743>(東1)は7月中間決算に期待できPERなど割安で外部要因に左右されにくいとして後場動意を活発化させ7.2%高。

 ユー・エス・エス<4732>(東1)は昨日発表の四半期決算と自己株の取得を好感し前場急伸したまま値を保ち6.9%高で4位、カプコン<9697>(東1)はソーシャルゲームでの「スヌーピー」配信権を獲得との発表を材料に需給妙味大と5.7%高。

 古河電池<6937>(東1)は14時発表の四半期決算で業績予想を増額し急反応となり4.9%高、東洋ゴム工業<5105>(東1)は13時発表の四半期決算で業績予想を増額し急反応となり4.7%高。

 山崎製パン<2212>(東1)は昨日の四半期決算を好感し大引け再び盛り返す相場となり3.9%高、コロナ<5909>(東1)は四半期経常黒転の業績回復や地盤の新潟・福島豪雨による特需などがいわれて3.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:35 | 市況・概況

【株式市場】円の高どまりなどで手控えるなか好決算銘柄など物色

■業種別指数は前後場ともすべて値下がり

110803大引け 3日後場の東京株式市場は、引き続き大幅安の水準で一進一退。NY株式の265ドル大幅安に加え、円相場の高どまりも手控え要因になり、東証33業種別指数は前引けに続き全業種が値下がり。ただ、四半期決算の好調な銘柄を選別物色する動きは活発で、思惑材料株の物色も旺盛。東証1部の値上がり銘柄数は91銘柄(約5%)だった。

 日経平均は大幅続落。後場は約195円安の9650円をはさんで一進一退となり、大引けは9637円14銭(207円45銭安)。

 東証1部の出来高概算は18億1930万株、売買代金は1兆3108億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は91(前引けは57)銘柄、値下がり銘柄数は1538(前引けは1545)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続き全業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙、サービス、情報・通信、医薬品、電力・ガス、水産・農林、陸運、その他金融、小売りなど。
 一方、値下がり率上位の業種は、空運、石油・石炭、不動産、保険、機械、ガラス・土石、鉱業、非鉄金属、精密機器、食料品、海運、建設、鉄鋼、輸送用機器、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:43 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ユー・エス・エスや山崎製パンが高くファナック益出し売り

 3日前場は、NY株式の265ドル大幅安を受け、東証33業種別指数の全業種が値下がりした中で、8月1日に上場来の高値を取ったファナック<6954>(東1)が東証1部の売買代金1位となり700円安の1万4000円は4.8%安と急落、他銘柄の損失を穴埋めするための利食い・益出し売りの様子。売買代金2位は東京電力<9501>(東1)となり1.8%安。3位はトヨタ自動車<7203>(東1)となり昨日の業績予想の増額修正は全体の大幅安に埋没し1.4%安。

 東証1部の値上がり率1位はユー・エス・エス<4732>(東1)となり昨日発表の決算好調で自己株取得の発表も好感し7.2%高、2位のバンダイナムコホールディングス<7832>(東1)も昨日の四半期決算を好感し4.4%高、3位はヤマタネ<9305>(東1)となり8日のコメ先物開始や木徳神糧<2700>(JQS)の増額修正ストップ高を材料に4.3%高。

 山崎製パン<2212>(東1)は昨日の四半期決算を好感し3.7%高、ピクセラ<6731>(東1)は地デジチューナーの好調観測がいわれ2.9%高。

 トリドール<3397>(東1)はセルフうどん好調で内需株物色に乗り連日高値2.6%高、ワタミ<7522>(東1)は業績好調観測を受け高値顔合わせの1.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:10 | 市況・概況

【株式市場】NY株の大幅安を受け業種別指数は33業種すべて安い

■東証1部の値上り銘柄数は約3%
  
 3日前場の東京株式市場は、ほぼ全面安。NY株式の265ドル大幅安を受け、東証33業種別指数は全業種が値下がりした。なかで、四半期決算の好調な銘柄の選別物色や、思惑材料株の値幅狙いは活発。また、内需系の好業績株に資金をシフトさせる動きもあった。東証1部の値上がり銘柄数は57銘柄(約3%)だった。

 日経平均は大幅続落。約140円安の9700円を割り込んだ推移となり、前引けは9627円12銭(217円47銭安)。

 東証1部の出来高概算は5億5588万株、売買代金は3827億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は57銘柄、値下がり銘柄数は1545銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、ゴム製品、電力・ガス、医薬品、サービス、情報・通信、陸運、その他製品、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、空運、不動産、石油・石炭、保険、非鉄金属、ガラス・土石、精密機器、食料品、機械、パルプ・紙、銀行、海運、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40 | 市況・概況

NY株式が265ドル安!東京市場は売り一巡後に下げ渋る展開か

■「金」への資金退避続く

 2日のNY株式は大幅続落となり、ダウ平均(工業株30種平均)は前日比265.87ドル安の1万1866.62ドル。8日続落。6月の個人消費支出が09年9月以来の減少となり、景気鈍化の懸念が拡大。また、金相場が大幅続伸となり、指標先物は22.80ドル高の1664.50ドルで終わるなど、現金通貨「ドル」そのものから資金退避の動きがおさまらないことも、株式からの資金引き上げ懸念を強めたようだ。

 ダウ平均の8日続落は、2008年9月のリーマン・ショック発生直後の10月1日から10日にかけての続落以来。これを受けて、東京市場でも、朝方は売り先行が見込まれる。ただ、「あすから始まる日銀金融政策決定会合や来週のFOMCなど金融政策を決めるイベントを控えており、売り一巡後は下げ渋る展開を想定」(トレイダーズ証券)との予想もある。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:40 | 市況・概況
2011年08月02日

【銘柄フラッシュ】TOB銘柄のエレマテックとマスプロ電工が急伸

 2日後場は、引き続きドル安・円高の懸念が漂い、前場堅調な場面のあったトヨタ自動車<7203>(東1)は後場軟調で東証1部の売買代金2位となり0.3%安、ファナック<6954>(東1)は後場一段軟化して売買代金3位のまま3.8%安。

 東京電力<9501>(東1)は売買代金・出来高とも1位となり前場は福島第1原発の高放射線量を嫌い軟調だったが小幅高に転じて0.7%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けと同じエレマテック<2715>(東1)となり豊田通商<8015>(東1)によるTOB(公開買い付け)を材料に300円ストップ高のまま27.9%高、2位はマスプロ電工<6749>(東1)となりMBO(経営陣による公開買い付け)を材料に150円ストップ高の20.3%高、3位のトリドール<3397>(東1)は前場2位で昨日の決算発表を好感し連日急伸の9.5%高。

 シップヘルスケア<3360>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し一段ジリ高で高値更新8.7%高、ぐるなび<2440>(東1)はJPモルガン証券の目標株価引き上げがあり5.9%高。

 東洋水産<2875>(東1)は7月29日に決算を発表済みで円高の影響少なく需給妙味ありとの見方で4.9%高、ヒューリック<3265>(東1)は28日に決算を発表済みで需給妙味ありと4.3%高、三井製糖<2109>(東1)は29日の決算発表直後ストップ高の軽快さに期待とされ4.3%高。

 アサヒグループホールディングス<2502>(東1)は大引け後の決算発表に期待と高値更新1.6%高、リンナイ<5947>(東1)は電力不足の寒い冬を想定する向きがあるとかで高値更新1.5%高、ネットワンシステムズ<7518>(東1)は業績一段拡大の期待に需給妙味も大とされて高値更新1.3%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:05 | 市況・概況

【株式市場】円高懸念が残り模様ながめのなか好決算銘柄を選別物色

■東証1部は約19%が高い

110802大引け 2日後場の東京株式市場は、引き続き軟調もみあい。円相場が対ユーロで再び110円台前半に入る円高傾向となったため、円高への警戒感が漂い、主力株から模様ながめ。なかで、四半期決算の好調な銘柄を選別物色する相場となった。前場は全業種が下げた東証33業種別指数は3業種が値上りに転じ、ひと息。東京電力<9501>(東1)は売買代金・出来高とも再び1位で小高くなり0.7%高。東証1部の値上がり銘柄数は319銘柄(約19%)だった。

 日経平均は反落。後場は9822円30銭(142円71銭安)まで下押す場面があり、大引けは9844円59銭(120円42銭安)。

 東証1部の出来高概算は15億3973万株、売買代金は1兆957億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は319(前引けは235)銘柄、値下がり銘柄数は1230(前引けは1290)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上りし(前場は全業種が値下がり)、値上がりした業種は、保険、石油・石炭、水産・農林。
  一方、値下がり率上位は、空運、機械、倉庫・運輸、鉄鋼、その他製品、ガラス・土石、海運、非鉄金属、電力・ガス、精密機器、ゴム製品、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:16 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】トリドールが連日急伸しエレマテックはTOBでS高

 2日前場は、米国の連邦債務法案の合意にもかかわらずドル安・円高の兆候がおさまらないため、東証1部の売買代金上位30銘柄の中で高い銘柄は、好決算の伊藤忠商事<8001>(東1)の1.2%高、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)の1.6%高など5銘柄にとどまった。

 東京電力<9501>(東1)は福島第1原発の排気筒付近でこれまで最高の放射線量と伝えられ売買代金・出来高とも1位を回復し1.1%安。

 東証1部の値上がり率1位はエレマテック<2715>(東1)となり豊田通商<8015>(東1)によるTOB(公開買い付け)を材料に300円ストップ高の27.9%高、2位はトリドール<3397>(東1)となり昨日の決算発表を好感し連日急伸の9.5%高、3位のルック<8029>(東1)は一部の資金グループ継続注力とされ8.0%高。

 シップヘルスケア<3360>(東1)は昨日の四半期決算発表を好感し6.7%高、椿本興業<8052>(東1)は四半期黒字転換しPBRなど割安目立つとされ5.5%高、ダイヘン<6622>(東1)は営業利益が2倍になったもようとの観測報道で5.1%高。

 図書印刷<7913>(東1)は8月2日の決算発表に期待と戻り高値を更新3.9%高、ショーワ<7274>(東1)も増額修正を好感し戻り高値を更新3.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:09 | 市況・概況

【株式市場】米国の債務法案は合意したものの円高懸念残り模様ながめ

■東証1部は約14%が高い

 2日前場の東京株式市場は、全般反落。懸念要因だった米国の連邦債務法案は合意したものの、依然、ドル安・円高の兆候がおさまらないため、主力株から模様ながめ。東証33業種別指数は全業種が値下がりし、昨日の前場に債務法案の合意を歓迎して全業種が上げた相場とは正反対になった。東京電力<9501>(東1)は反落だが売買代金・出来高とも再び1位。東証1部の値上がり銘柄数は235銘柄(約14%)だった。

 日経平均は反落。約110円安の9850円前後で一進一退のまま、前引けは9833円81銭(131円20銭安)。

 東証1部の出来高概算は7億6095万株、売買代金は5249億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は235銘柄、値下がり銘柄数は1290銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、その他金融、水産・農林、保険、金属製品、輸送用機器、繊維製品、医薬品、情報・通信、小売り、卸売り、食料品、など。
  一方、値下がり率上位は、機械、その他製品、精密機器、鉄鋼、電力・ガス、海運、ゴム製品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 市況・概況
2011年08月01日

【銘柄フラッシュ】ヤマタネやトリドールが急伸し大手銀行株が活況高

 8月1日後場は、米国債の利払い遅延などのデフォルト(債務不履行)懸念が後退したため、東証1部の売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の4.1%高、出来高1位はみずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)の3.4%高。

 東京電力<9501>(東1)は福島第1原発の3号機でも循環冷却装置が稼働したことなどが好感され5.2%高となったものの、出来高は3位・売買代金は2位となり前引けから各々1ランク後退。

 東証1部の値上がり率1位は前引けと同じ宇徳<9358>(東1)となり前週末の増額修正を好感し大引けは80円ストップ高の39.8%高、2位にはマスプロ電工<6749>(東1)が入り経営人による買収(MBO)を材料に買い付け価格1070円まっしぐらの100円ストップ高となり15.6%高、3位にはヤマタネ<9305>(東1)がジリジリとランクを上げて8月8日のコメ先物市場の開設と福島・新潟の豪雨によるコシヒカリ不作懸念を材料に12.6%高。

 太平工業<1819>(東1)は四半期好決算と自己株取得を好感し11.7%高、理想科学工業<6413>(東1)は四半期決算よりも自己株取得を好感した印象で10.9%高。

 トリドール<3397>(東1)は日本経済新聞の好業績予想記事に対し決算発表は本日と会社側が開示したため期待が盛り上がる形になり10.7%高、ニッタ<5186>(東1)は前週末29日の決算発表を好感し9.5%高。太平洋工業<7250>(東1)は29日の増額修正を好感し8.8%高。

 伊藤忠テクノソリューションズ<4739>(東1)は前引けの12.3%高から7.4%高と伸び悩んだが四半期好決算と自己株取得を好感し一時年初来の高値、イワキ<8095>(東1)は後発薬品の薬価引き下げ・普及促進が追い風との見方で高値更新6.7%高、黒崎播磨<5352>(東1)は火力発電関連とチャート妙味などがいわれて高値更新5.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:23 | 市況・概況

【株式市場】米国債のデフォルト懸念が後退し一時1万円台を回復

■業種別指数はすべての業種が値上がり  

110801大引け 8月1日後場の東京株式市場は、一段高のあと一進一退。米国の連邦債務の上限引き上げ問題が合意と伝えられ、米国債のデフォルト(債務不履行)懸念が後退。東証1部の出来高上位2銘柄は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などのメガバンク。為替も円安基調に転じたことを好感し、前場に続き東証33業種別指数は全業種が値上りした。東証1部の値上がり銘柄数は1230銘柄(約74%)だった。

 日経平均は大幅反発。後場は、一時1万40円13銭(207円10銭高)まで上げ、取引時間忠としては7月27日以来の1万円台を回復、大引けは9965円01銭(131円98銭高)。

 東証1部の出来高概算は19億2123万株、売買代金は1兆2944億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1230(前引けは1339)銘柄、値下がり銘柄数は313(前引けは217)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続き全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、パルプ・紙、空運、ガラス・土石、保険、機械、金属製品、倉庫・運輸、水産・農林、鉄鋼、証券・商品先物、非鉄金属、サービス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】宇徳や福田組が急伸しファナックは上場来高値

 8月1日前場は、米国の連邦債務の「枠」を巡る協議進展・合意を受け、円相場が前引け間際には78円台の円安に急反落。先物を活用して日経平均そのものを買う動きがみられ、連動性の強いファナック<6954>(東1)が1999年12月の上場来高値を更新し4.9%高で東証1部の売買代金3位。TOPIX:東証株価指数との連動性の強い大手銀行株も軒並み高くなり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は5.1%高で売買代金2位、同様にトヨタ自動車<7203>(東1)も1.7%高で代金5位。

 東京電力<9501>(東1)は出来高2位・売買代金1位となり福島第1原発の3号機でも循環冷却装置が稼働したことなどがいわれて4.7%高。

 東証1部の値上がり率1位は宇徳<9358>(東1)となり前週末の増額修正を好感し35.8%高、2位の伊藤忠テクノソリューションズ<4739>(東1)は四半期好決算と自己株取得を好感し12.3%高、3位の理想科学工業<6413>(東1)も自己株取得を好感し11.2%高。

 ヤマタネ<9305>(東1)はコメ先物取引の8月8日創設を材料に9.8%高、太平洋工業<7250>(東1)は増額修正を好感し9.0%高、小森コーポレーション<6349>(東1)は四半期赤字だが通期黒字が好感されて8.4%高。福田組<1899>(東1)は福島・新潟の記録的な豪雨を手がかりに6.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:13 | 市況・概況

【株式市場】米国の債務協議が合意と伝えられ全面高で1万円台回復

■業種別指数は全業種が高い 
 
 8月1日前場の東京株式市場は、全面高。米国の連邦債務の上限を巡る協議の進展、合意が伝えられ、米国国債のデフォルト(債務不履行)懸念が後退。円相場が前週末のNY市場の1ドル76円台から77円台の円安に戻ったことを受け、買い安心感が広がった。10時東証33業種別指数は全業種が値上りし、出来高も日頃の6〜7億株に対し9億株台。東証1部の値上がり銘柄数は1339銘柄(約80%)だった。

 日経平均は大反発。1万30円52銭(197円49銭高)まで上げ、取引時間中としては7月27日以来の1万円台を回復、前引けは1万13円90銭(180円87銭高)。

 東証1部の出来高概算は9億4357万株、売買代金は5896億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1339銘柄、値下がり銘柄数は217銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、その他金融、空運、保険、不動産、パルプ・紙、機械、ガラス・土石、輸送用機器、証券・商品先物、鉄鋼、電気機器、サービス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:41 | 市況・概況
2011年07月31日

【相場展望】米国株式市場と外国為替市場の動向次第の展開へ

【株式市場フューチャー:8月1日〜5日の株式市場見通し】

■国内企業業績に対する期待感強いが米連邦債務上限引き上げ問題の決着次第

来週の相場展望 来週(8月1日〜5日)の株式市場では、国内企業業績に対する期待感が強いものの、当面は、米連邦債務上限引き上げ問題を巡る米議会協議の決着と、米国株式市場および外国為替市場の動向次第の展開だろう。

 前週末29日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が6営業日続落した。米連邦債務上限引き上げ問題を巡る議会での協議が難航しているうえに、4〜6月期GDP(国内総生産)が前期比年率1.3%増にとどまり、市場予想を大幅に下回ったため、景気先行きに対する警戒感が強まった。また欧州ソブリンリスク再燃も懸念材料となり、29日の外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=76円70銭台、ユーロ・円相場が1ユーロ=110円40銭台に円が上昇した。

 このため週初8月1日の日本株式市場は、海外要因の悪化を受けて売り先行でのスタートが想定される。その後は、米連邦債務上限引き上げ問題の決着次第の展開だろう。期限の8月2日に決着できない場合に注意が必要となるが、警戒感はかなり織り込んだだけに、米議会での協議が合意に達する見通しになれば、株式市場では急反発が期待される。ただし、低調な経済指標を受けて米景気先行きに対する警戒感が強まっているだけに、5日発表予定の米7月雇用統計を控えて、様子見ムードを強める可能性もあるだろう。

 テクニカル面で見ると、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前週末29日時点で105.7%に低下し、短期的な過熱感が解消した。しかし日経平均株価の日足チャートでは29日の終値9833円03銭が、25日移動平均線(29日時点で9938円11銭)、および200日移動平均線(29日時点で9924円13銭)を下回り、調整局面入りを意識させている。当面はこうした節目の突破がポイントとなる。

 国内では主要企業の4〜6月期決算発表が本格化した。全体として4〜6月期および7〜9月期の業績回復が想定以上となり、業績見通しの上方修正も相次いでいる。しかし世界的なリスク回避姿勢は根強く、海外要因が日本市場全体の地合いを悪化させているだけに、業績見通しが市場予想を上回った銘柄への個別物色にとどまり、市場全体を押し上げるには至っていない。したがって米連邦債務上限引き上げ問題が決着し、米国株式市場や外国為替市場が落ち着けば、企業業績への期待感が市場全体を押し上げる形となるだろう。

■注目スケジュール

 来週の注目スケジュールとして、国内では、8月2日の6月毎月勤労統計、7月マネタリーベース、4日の日銀金融政策決定会合(1日目)、5日の6月景気動向指数CI速報値、日銀金融政策決定会合(2日目)などがあるだろう。

 海外では、8月1日の中国7月PMI、ユーロ圏6月失業率、ユーロ圏7月製造業PMI改定値、米6月建設支出、米7月ISM製造業景気指数、2日の豪中銀理事会(金利発表)、ユーロ圏6月生産者物価指数、米6月個人所得・消費支出、米週間チェーンストア売上高、米週間レッドブック大規模小売店売上高、3日の豪6月貿易収支、ユーロ圏6月小売売上高、英中銀金融政策委員会(4日まで)、ユーロ圏7月総合・サービス部門PMI改定値、米6月製造業新規受注、米7月ADP雇用リポート、米7月企業人員削減数、米住宅ローン借り換え申請指数、4日の英中銀金融政策委員会(金利発表)、独6月鉱工業受注、ECB(欧州中央銀行)理事会(金利発表および記者会見)、米新規失業保険申請件数、5日の豪中銀の金融政策に関する四半期報告、英7月生産者物価指数、仏6月貿易収支、独6月鉱工業生産、米6月消費者信用残高、米7月雇用統計などがあるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25 | 市況・概況