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記事一覧 (07/09)【外国為替市場を検証:ドル・円相場】週末8日発表の米6月雇用統計を控えて膠着感が強い
記事一覧 (07/09)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】引き続き欧州信用不安問題で強弱感が交錯
記事一覧 (07/08)【銘柄フラッシュ】ユーシンや極東貿易が急伸し稲葉製作所は15連騰
記事一覧 (07/08)【株式市場】一時1万200円台で大震災後の高値に達し全般堅調
記事一覧 (07/08)【銘柄フラッシュ】シンニッタンやパーク24が急伸し電力株は全面反発
記事一覧 (07/08)【株式市場】NY株93ドル高を受け全般底上げし一時1万200円台
記事一覧 (07/07)【銘柄フラッシュ】カルビーや日本フイルコンが高く電力株は全面安
記事一覧 (07/07)【株式市場】電力不足の全国拡大と産業への影響を懸念し小動き
記事一覧 (07/07)【銘柄フラッシュ】日本フイルコンや日本冶金工業が高く電力株は全面安
記事一覧 (07/07)【株式市場】電力株が全面安となり金融引締め後の中国株を注視
記事一覧 (07/06)【銘柄フラッシュ】インプレスや日本鋳鉄管が急伸しブリヂストンは連日高値
記事一覧 (07/06)【株式市場】利上げ観測の中国から資金還流の期待あり1万円台を回復
記事一覧 (07/06)【銘柄フラッシュ】サンフロンティア不動産が急伸しティアックも高い
記事一覧 (07/06)【株式市場】NY株の底堅さ好感し主力業種から堅調で一時1万円回復
記事一覧 (07/05)【銘柄フラッシュ】KNTや日立メディコが後場急伸し東京電力は活況
記事一覧 (07/05)【株式市場】東京電力は活況だが中国の利上げ懸念が漂い手控え模様
記事一覧 (07/05)【銘柄フラッシュ】ユニデンやバルス急伸し東京電力は出来高・代金1位
記事一覧 (07/05)【株式市場】中国の金融引締め観測で手控えるなか東京電力が活況
記事一覧 (07/04)【銘柄フラッシュ】ホソカワミクロンや太平洋工業が上げ電力株活況
記事一覧 (07/04)【株式市場】後場寄り後に一時1万円台を回復し東証1部の約75%が高い
2011年07月09日

【外国為替市場を検証:ドル・円相場】週末8日発表の米6月雇用統計を控えて膠着感が強い

【外国為替市場フラッシュ=7月4日〜8日の週のドル・円相場の週のドル・円相場】

■一時1ドル81円40銭台に円が下落したが依然として膠着感

 7月4日〜8日の週の外国為替市場で、ドル・円相場は週末8日発表の米6月雇用統計を控えて膠着感が強く、概ね1ドル=81円近辺で小動きだった。ギリシャ債務問題に対する当面の警戒感後退、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇、米経済指標の改善などで一時1ドル=81円40銭台まで円が下落したが、8日には米6月雇用統計が市場予想を下回ったためドルが売られ、1ドル=80円50銭近辺に円が上昇した。

 ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末1日の海外市場では一時1ドル=81円10銭台に円が下落した。米6月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況感指数の改善を受けて、ドル買いが優勢になった。ただし米国市場の3連休(2日〜4日)を控えて様子見ムードも強く、1ドル=80円80銭〜90銭近辺でモミ合う展開となった。週初4日の東京市場でも様子見ムードが強く、1ドル=80円50銭台〜80銭台の狭いレンジで小動きだった。4日の海外市場(米国市場は休場)でも、手掛かり材料に乏しく1ドル=80円60銭台〜80銭台の狭いレンジで小動きだった。

 5日の東京市場でも、1ドル=80円70銭台〜81円10銭台で小動きだった。米長期金利上昇に加えて、米国企業の本国送金に対する減税措置の思惑が広がり、ドル買い・円売りがやや優勢だったが、全体として様子見ムードの強い展開だった。5日の海外市場では、中国経済の減速懸念などでドルを買う動きも見られたが、概ね1ドル=80円90銭台〜81円10銭台でモミ合う展開だった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがポルトガルの長期格付けを引き下げたことに対する反応は限定的だった。

 6日の東京市場では、米国企業の本国送金の思惑によるドル買いが一巡し、日本の輸出企業のドル売りでややドル安・円高方向の動きだったが、概ね1ドル=80円80銭台〜81円00銭台で小動きだった。6日の海外市場では、1ドル=80円70銭台〜81円10銭台で推移した。米6月ISM非製造業景況感指数が前月比で低下したため、ドル売りがやや優勢となった。中国人民銀行が0.25%の追加利上げを発表したことに対する反応は限定的だった。

 7日の東京市場では、1ドル=80円70銭台〜81円00銭台で小動きだった。ECB理事会、米6月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用リポート、米6月雇用統計などを控えて膠着感を強めた。7日の海外市場では、一時1ドル=81円40銭台に円が下落した。米6月ADP雇用リポートや新規失業保険申請件数が市場予想より改善したことで、ドル買いが優勢になった。その後は1ドル=81円20銭近辺でモミ合う展開だった。

 8日の東京市場では、1ドル=81円20銭台〜30銭台の狭いレンジで小動きだった。ドル買いの動きが一巡し、米6月雇用統計を控えて膠着感を強めた。8日の海外市場では、一時1ドル=80円50銭近辺に円が上昇した。米6月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比1万8000人増加にとどまり、市場予想を大幅に下回ったためドル売り・円買いの展開となった。しかしドル売り一巡後は1ドル=80円60銭近辺でモミ合う展開となった。

 ドル・円相場については、7日にはADP雇用リポートでドルが買われ、8日には米6月雇用統計で一転してドルが売られる展開となったが、1週間を通して見れば、1ドル=80円台半ば〜81円台半ばの小幅レンジで膠着感の強い展開が続いている。ただし、ギリシャ債務問題に対する警戒感後退、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇などで、全体としては徐々にドル高・円安方向の動きとなっている。次の焦点は、11日の米アルコアから始まる米主要企業の4〜6月期決算発表だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:52 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】引き続き欧州信用不安問題で強弱感が交錯

【外国為替市場フラッシュ=7月4日〜8日の週のユーロ・円相場】

■1ユーロ=115円近辺〜117円近辺のレンジで推移

 7月4日〜8日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場は方向感に欠け、概ね1ユーロ=115円近辺〜117円近辺のレンジで推移した。ギリシャ債務問題に対する当面の警戒感は後退したものの、引き続き欧州信用不安問題に対する警戒感が根強く、強弱感が交錯して方向感の出にくい展開だった。

 ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末1日の海外市場では、1ユーロ=117円50銭近辺に円が下落した。ギリシャ債務問題に対する当面の警戒感が後退してユーロ買いが優勢だった。週初4日の東京市場では、1ユーロ=117円00銭台〜70銭台で推移した。ギリシャ国債の民間金融機関による自発的ロールオーバー(借り換え)に関して、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「選択的なデフォルト(債務不履行)とみなす可能性がある」との見解を示したため、ユーロ売りが優勢になった。4日の海外市場ではユーロ売りが一巡し、1ユーロ=117円10銭台〜40銭台でモミ合う展開だった。

 5日の東京市場では、1ユーロ=117円20銭台〜60銭台で小動きだった。5日の海外市場では、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがポルトガルの長期格付けを引き下げたため、ユーロ売りが優勢となり一時1ユーロ=116円60銭台に円が上昇した。その後はユーロが買い戻されて、1ユーロ=117円近辺でモミ合う展開だった。

 6日の東京市場では、1ユーロ=116円40銭台〜117円00銭台で推移した。ユーロの買い戻しが一巡し、逆にユーロ売り・円買いがやや優勢になった。6日の海外市場では、1ユーロ=115円50銭台〜116円40銭台で推移し、ユーロ安・円高方向の動きだった。ポルトガルの長期格付け引き下げに伴いリスク回避の動きが強まった。

 7日の東京市場では、1ユーロ=115円70銭台〜116円00銭台で小動きだった。ECB(欧州中央銀行)理事会を控えて様子見ムードを強めた。7日の海外市場では、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、ポルトガルの銀行の政府債務保証の格付けを引き下げたため、ユーロが売られて一時1ユーロ=115円50銭台に円が上昇した。その後は1ユーロ=116円50銭〜70銭近辺に円が下落してモミ合う展開となった。ECB理事会での0.25%の追加利上げは織り込み済みだったが、トリシェECB総裁が、格付けを引き下げられたポルトガル国債を金融機関がECBから融資を受ける際の担保として認める考えを示したため、安心感が広がってユーロの買い戻しが優勢となった。

 8日の東京市場では、ユーロ買い戻しが一巡して1ユーロ=116円40銭台〜70銭台でモミ合う展開だった。8日の海外市場では、欧州信用不安問題が意識されてリスク回避の動きが強まり、一時1ユーロ=114円60銭台に円が上昇し、その後は1ユーロ=115円近辺でモミ合う展開となった。

 ユーロ・円相場については、7日のECB理事会による追加利上げは織り込み済みとして、市場の反応は限定的だった。一方では、ギリシャ債務問題に関する当面の危機は回避されたものの、ポルトガル、スペイン、イタリアなども含めて、欧州信用不安問題に対する警戒感は根強く、依然として強弱感が交錯して方向感の出にくい展開となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:50 | 市況・概況
2011年07月08日

【銘柄フラッシュ】ユーシンや極東貿易が急伸し稲葉製作所は15連騰

 8日後場は、東京電力<9501>(東1)が前引けに続き東証1部の出来高・売買代金とも1位を保ち堅調反発の2.0%高。電力株は反発となり、昨日の原発「閣内不一致」を受けて全面安となった結果、東京電力を除けば高配当で利回りが高まったとの指摘。売買代金2位も前場に続きトヨタ自動車<7203>(東1)で1.3%高、3位、4位はメガバンク。

 東証1部の値上がり率1位には株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)が顔を出し1円から2円で100%高、2位は前場トップのシンニッタン<6319>(東1)で業績予想の発表を材料に急騰したまま値を保ち9.5%高、3位には福田組<1899>(東1)が動意を活発化させてランク入りし民主党の小沢一郎元代表が動くと動意づくと政局を注視したが特段材料ないまま9.1%高。

 ユーシン<6985>(東1)は電動キーロック機構の海外展開説とかで7.5%高、パーク24<4666>(東1)は用地の仕入れ環境好転との見方あり一段上げて7.4%高。

 極東貿易<8093>(東1)は首相が「埋蔵電力」の調査を指示と伝えられ休止火力発電所などのメンテナンス機器に期待と一段上げて7.1%高、リョービ<5851>(東1)は業績予想の増額を好感し6.5%高。

 ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は中国のネット検索大手「百度」とNTTドコモ<9437>(東1)の提携が間接的な提携になるとの見方あり高値更新5.3%高、マンダム<4917>(東1)は冷房自粛の中で洗顔シートなど好調と高値更新2.7%高、稲葉製作所<3421>(東1)は大型の物置不調と伝えられたが株価は下げず強さ再確認とジリ高傾向を続け15日続伸で連日の高値更新0.3%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:37 | 市況・概況

【株式市場】一時1万200円台で大震災後の高値に達し全般堅調

■東証1部の値上りは約52%

110708大引け 8日後場の東京株式市場は、全般堅調なまま推移。日経平均ベースで一時1万200円台に達したこともあり、米国の6月雇用統計の発表を今夜に控え、満腹のまま様子見の雰囲気。業績予想を増額した銘柄など小売り、サービス株が堅調で、ここ、原発再開を巡って下げた電力株は反発。東証1部の値上がり銘柄数は863銘柄(約52%)だった。

 日経平均は反発。本日はオプション7月物の清算値(SQ)算出日で、これを巡る朝一番の売買注文が買い優勢となったため、朝方は1万207円91銭(136円77銭高)まで上げ、取引時間中としては3月11日以来の1万200円台を回復、東日本大震災後の相場で高値を更新。後場は、堅調なまま小動きとなり、大引けは1万137円73銭(66円59銭高)。

 東証1部の出来高概算は17億8477万株、売買代金は1兆2604億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は863(前引けは1118)銘柄、値下がり銘柄数は601(前引けは331)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、サービス、鉱業、電力・ガス、不動産、海運、その他製品、輸送用機器、パルプ・紙、石油・石炭、小売り、倉庫・運輸、精密機器、繊維製品、電気機器、非鉄金属、など。
 一方、値下がり率上位は、空運、その他金融、陸運、ゴム製品、鉄鋼、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:44 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】シンニッタンやパーク24が急伸し電力株は全面反発

 8日前場は、東京電力<9501>(東1)が反発の2.2%高で東証1部の出来高・売買代金とも1位。原発の運転再開を巡る「閣内不一致」を受けて昨日全面安の電力株は全面高となり、東京電力を除けば高配当で、下落の結果、利回りが高まったとの指摘。売買代金2位はトヨタ自動車<7203>(東1)で1.9%高、3位はファナック<6954>(東1)の1.4%高。

 東証1部の値上がり率1位はシンニッタン<6319>(東1)となり未定としていた業績予想の発表を材料に9.8%高、2位のレオパレス21<8848>(東1)は貸株取引の需給変動がいわれ9.7%高、3位のひらまつ<2764>(東1)は株式分割を好感し8.2%高。

 パーク24<4666>(東1)は用地の仕入れ環境好転との見方あり5.9%高、極東貿易<8093>(東1)は発電所のメンテナンス機器に思惑働くと5.8%高。

 角川グループホールディングス<9477>(東1)は提携先の「ニコニコ動画」が室内での花火騒ぎの映像製作者の書類送検で話題と高値更新5.0%高、アサツー ディ・ケイ<9747>(東1)は東京都が再び五輪招致に本気とされ諸々の恩恵と4.6%高になった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:20 | 市況・概況

【株式市場】NY株93ドル高を受け全般底上げし一時1万200円台

■東証1部の値上りは約67%

 8日前場の東京株式市場は、全般底上げ型で堅調。NY株の続伸93ドル高を受け、オプションの清算値(SQ)算出を巡る朝一番の売買注文が買い優勢と伝えられ、主力銘柄が軒並み高となった。中国の不動産価格の抑制策が伝えられ、資金還流期待から不動産株が高くなり、ECB(欧州中央銀行)の利上げによる円安を受けて自動車、機械なども堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1118銘柄(約67%)だった。

 日経平均は反発。朝方1万207円91銭(136円77銭高)まで上げ、取引時間中としては3月11日以来の1万200円台を回復、前引けは1万170円34銭(99円20銭高)。

 東証1部の出来高概算は8億4530万株、売買代金は6091億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1118銘柄、値下がり銘柄数は331銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、海運、鉱業、その他製品、輸送用機器、サービス、石油・石炭、小売り、保険、建設、電気機器、電力・ガス、鉄鋼、など。
 一方、値下がり率上位は、空運、ゴム製品、陸運、水産・農林、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:43 | 市況・概況
2011年07月07日

【銘柄フラッシュ】カルビーや日本フイルコンが高く電力株は全面安

 7日後場は、原発の運転再開を巡り、引き続き電力株が東証1部の値下がり率上位を占める相場となり、1位は東北電力<9506>(東1)の8.43%安、2位は関西電力<9503>(東1)の8.39%安など、上位5銘柄が電力株。

 東京電力<9501>(東1)は東証1部の売買代金1位となり3.4%安、代金2〜3位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の1.0%高、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)の0.5%安、4位は関西電力<9503>(東1)の8.4%安。

 一方、東証1部の値上がり率1位は日本フイルコン<5942>(東1)となり5日発表の増額修正を連日材料視し13.0%高、2位はカルビー<2229>(東1)の9.3%高となり輸出関連株を手控えた資金が値動きのいい内需関連にシフトと連日の高値、3位には飛島建設<1805>(東1)が入り日経平均の1万円台定着で2ケタ銘柄の循環的な底上げに期待と7.1%高。

 世紀東急工業<1898>(東1)も日経平均の1万円台定着で2ケタ銘柄の循環底上げ期待と復興関連の物色再燃で6.1%高、ユニチカ<3103>(東1)も株価2ケタでPER割安と5.4%高。

 マネックスグループ<8698>(東1)はJPモルガン証券の積極評価に加え取引所の統合話を受けて傘下の米ネット証券の売買システムに展開力と6.1%高、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)は業績好調でPER割安感あり浮動株少なく100円幅簡単と4.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:30 | 市況・概況

【株式市場】電力不足の全国拡大と産業への影響を懸念し小動き

■値下り率1〜5位が電力株

110707大引け 7日後場の東京株式市場は、全般に上げ一服。利上げ実施後の中国株は堅調だったものの、原発の運転再開を巡り、電力不足が日本全国に及ぶ可能性が出てきたとして、産業への影響を警戒する動きがあった。電力株が全面安となり、東証1部の値下がり率はトップ5銘柄が電力株。東証1部の値上がり銘柄数は792銘柄(約47%)だった。

 日経平均は小反落。後場は14時20分にかけて1万102円19銭(19円71銭高)まで上げ、本日の高値に進んだものの、大引けは1万71円14銭(11円34銭安)。

 東証1部の出来高概算は18億2037万株、売買代金は1兆1906億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は792(前引けは798)銘柄、値下がり銘柄数は707(前引けは656)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、その他製品、陸運、繊維製品、その他金融、金属製品、食料品、鉱業、空運、建設、卸売り、など。
 一方、値下がり率上位は、電力・ガス、不動産、海運、保険、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、パルプ・紙、ガラス・土石、証券・商品先物、機械、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:44 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】日本フイルコンや日本冶金工業が高く電力株は全面安

 7日前場は、九州電力<9508>(東1)が原発の運転再開を巡る首相と経産相の足並みの乱れを手控え材料に6.6%安となり、東証1部の値下がり率1位。値下がり上位10銘柄中8銘柄を電力株が占めた。売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の0.5%高、2位は東京電力<9501>(東1)の2.6%安、3位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)の0.5%安。

 一方、東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円から2円で100%高、2位の日本フイルコン<5942>(東1)は5日発表の増額修正を連日材料視し12.5%高、3位のチタン工業<4098>(東1)はリチウムイオン電池材料を手がかりに三菱自動車<7211>(東1)の廉価版の電気自動車との連想で6.5%高。

 日本冶金工業<5480>(東1)は太陽電池製造向け合金の増産を手がかりに6.5%高、マネックスグループ<8698>(東1)はグループ化した米ネット証券の売買システムに期待ありと5.6%高。

 ダイワボウホールディングス<3107>(東1)は7月に子会社化した旋盤事業を野村證券が火力・LNG発電関連として注目と4.2%高、タカラレーベン<8897>(東1)は今朝の大手経済紙に載せた免震・温泉リゾート物件の全面広告に注目の向きあり3.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:08 | 市況・概況

【株式市場】電力株が全面安となり金融引締め後の中国株を注視

■東証1部の値上り銘柄は48%

 7日前場の東京株式市場は、全般小動き。独立記念日明けのNY株は6日続伸56ドル高となったものの、中国の利上げが実施され、中国株の動向を待つ雰囲気。ユーロが再び軟化して円高気味に振れたことも手控え要因になった。原発の運転再開を巡る首相と経産相の足並みの乱れが伝えられ、九州電力<9508>(東1)など電力株が東証1部の値下がり上位10銘柄中8銘柄を占めた。東証1部の値上がり銘柄数は798銘柄(約48%)だった。

 日経平均は小反落。10時40分にかけては1万91円51銭(9円03銭高)まで上げたものの、前引けは1万72円37銭(10円11銭安)。

 東証1部の出来高概算は8億7507万株、売買代金は5416億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は798銘柄、値下がり銘柄数は656銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、金属製品、陸運、その他製品、その他金融、繊維製品、卸売り、水産・農林、鉱業、食料品、建設、など。
 一方、値下がり率上位は、電力・ガス、保険、ゴム製品、輸送用機器、海運、石油・石炭製品、パルプ・紙、機械、空運、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40 | 市況・概況
2011年07月06日

【銘柄フラッシュ】インプレスや日本鋳鉄管が急伸しブリヂストンは連日高値

 6日後場は、東証1部の売買代金上位20銘柄の中で安い銘柄が三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンク2銘柄のみ。利上げ観測の中国株から資金退避・還流の動きとされ、日経平均は7日続伸、終値では3月11日以来の1万円台回復。
東京電力<9501>(東1)が昨日に続き東証1部の売買代金・出来高1位となり1.0%高。トヨタ自動車<7203>(東1)は6月の車名別自動車販売台数で「プリウス」4カ月ぶり首位と伝えられ後場は堅調相場に転換し1.0%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続きインプレスホールディングス<9479>(東1)となり7日から開催の「国際電子出版EXPO」から事業提携などの思惑とかで一段高12.0%高、2位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり日経平均の1万円台回復で低位株全般の底上げ期待と11.8%高、3位のサンフロンティア不動産<8934>(東1)は大震災のあと中古ビル再生事業の仕入れ引く手あまたとかで9.2%高。

 日本鋳鉄管<5612>(東1)は国交省が宅地の液状化対策に新制度と伝えられ次第高の7.4%高、TBK<7277>(東1)は昨日発表の業績予想増額を好感し6.4%高、イワキ<8095>(東1)は5月中間期への期待と割安感で5.8%高。

 ティアック<6803>(東1)は日経平均の1万円回復により全体の底上げ機運が強まり2ケタ銘柄の循環高が見込めると5.7%高、ゲンキー<2772>(東1)は6月決算好調の期待とされて5.5%高。

 日本製紙グループ本社<3893>(東1)は値上げが伝えられ5.2%高、ブリヂストン<5108>(東1)は1日の値上げを受け続伸となり連日年初来の高値2.9%高、スカパーJSATホールディングス<9412>(東1)は地上デジタル放送への完全移行でビジネスチャンス拡大の期待から年初来の高値1.3%高となった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:30 | 市況・概況

【株式市場】利上げ観測の中国から資金還流の期待あり1万円台を回復

■日経平均7日続伸は約2年ぶり

110706大引け 6日後場の東京株式市場は、大引けにかけ全般一段高。中国株の軟調が伝えられたものの、韓国株が強いため、利上げ観測のある中国株から退避する資金が日本株にも流入する期待が高まった。日銀のETF(上場投信)買い取りが水準を上げて実施との見方もあり、後場の中盤から、日経平均先物に100枚単位のまとまった買いが流入とされ、現物・先物が両輪高。東証1部の値上がり銘柄数は1085銘柄(約65%)だった。

 日経平均は続伸。14時ころまでは1万円を出没する小動きだったものの、終盤は尻上がりになり、1万82円48銭(110円02銭高)で本日の高値引け。1万80円台は、大震災発生当日の3月11日以来の水準。終値での7日続伸は2009年7月以来、約2年ぶりとなった。

 東証1部の出来高概算は18億5739万株、売買代金は1兆2485億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1085(前引けは564)銘柄、値下がり銘柄数は401(前引けは870)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、ゴム製品、その他製品、空運、鉱業、不動産、繊維製品、機械、ガラス・土石、輸送用機器、電気機器、鉄鋼、化学、陸運、海運、非鉄金属、など。
 一方、値下がり業種は、電力・ガス、水産・農林、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:44 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】サンフロンティア不動産が急伸しティアックも高い

 6日前場は、日本製紙グループ本社<3893>(東1)が3年ぶりの主製品値上げと伝えられ戻り高値更新の5.5%高。ブリヂストン<5108>(東1)は4日の値上げを材料に6日続伸で年初来の高値0.8%高。日経平均は10時過ぎに1万5円37銭(32円91銭高)まで上げ、取引時間中としては7月4日に続き一時1万円台を回復。東証1部の売買代金・出来高1位は東京電力<9501>(東1)

 東証1部の値上がり率1位はインプレスホールディングス<9479>(東1)となり事業提携や譲渡・譲受の噂とかで9.3%高、2位のサンフロンティア不動産<8934>(東1)は大震災のあと中古ビル再生事業の仕入れ引く手あまたとかで8.5%高、3位のホソカワミクロン<6277>(東1)は粉体技術が中部太平洋の海底レアアース鉱床開発との連想で7.3%高。

 ティアック<6803>(東1)は日経平均の1万円回復で全体の底上げ機運が強まれば2ケタ銘柄の循環交互高が見込めると5.7%高。

 パイオニア<6773>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価を手がかりに4.8%高、ビックカメラ<3048>(東1)は第3四半期の業績好調との観測報道を好感し高値更新3.9%高、ハニーズ<2792>(東1)は5月決算の発表を好感し3.0%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16 | 市況・概況

【株式市場】NY株の底堅さ好感し主力業種から堅調で一時1万円回復

■東証1部銘柄は約34%が高い

 6日前場の東京株式市場は、全般堅調。独立記念日明けのNY株式は13ドル安で5連騰後の一服程度にとどまったため、引き続き全般底上げ的な相場。素材型の主力株が堅調で輸出関連株も総じてしっかり。東京電力<9501>(東1)は昨日に続き出来高・売買代金とも1位。東証1部の値上がり銘柄数は564銘柄(約34%)だった。

 日経平均は小幅続伸。10時過ぎに1万5円37銭(32円91銭高)まで上げ、取引時間中としては7月4日に続き1万円台を回復、前引けは9988円83銭(16円37銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億8099万株、売買代金は4971億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は564銘柄、値下がり銘柄数は870銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、空運、その他製品、鉱業、ゴム製品、陸運、電気機器、卸売り、サービス、金属製品、不動産、など。
 一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、銀行、その他金融、石油・石炭、非鉄金属、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:43 | 市況・概況
2011年07月05日

【銘柄フラッシュ】KNTや日立メディコが後場急伸し東京電力は活況

 5日後場は、東京電力<9501>(東1)が前場に続き東証1部の出来高、売買代金とも1位のまま5.1%高の413円(20円高)となり、終値での400円台回復は5月16日以来。代金2位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)、3位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)のメガバンクでユーロ安定などを好感。

 東証によるTOB(公開買い付け)提案の可能性が伝えられた大阪証券取引所<8697>(JQS)は前場10.2%高まで急伸し大引けは8.0%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続き株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)となり16.7%高、2位も前引けと同じくフルキャストホールディングス<4848>(東1)で1〜2月の大相場から休養が長く6カ月目の信用期日の接近を意識とされ11.2%高、3位にはKNT<9726>(東1)が躍進し新・世界遺産「小笠原諸島」ツアーの問い合わせ急増中とかで後場急伸し3月11日以来の100円回復9.9%高。

 サンフロンティア不動産<8934>(東1)は日本航空の格安会社構想に関連とかで9.0%高、ユニデン<6815>(東1)はメリルリンチ日本証券の積極判断が伝えられ8.1%高、4位は東京電力<9501>(東1)の7.1%高。

 日特建設<1929>(東1)は液状化対策などの特殊土木をハヤす向きがあるとされ仕手性発揮と7.7%高、東都水産<8038>(東1)も仕手性発揮で冷蔵倉庫繁忙とかで7.1%高、バルス<2738>(東1)は輸入家具など円高効果に期待とされ一段ジリ高の7.0%高。

 日立メディコ<6910>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価が伝えられ放射線モニタリング機器も繁忙と5.9%高。ケーズホールディングス<8282>(東1)は家電量販株の中でヤマダ電機<9831>(東1)を休ませている間に高値を取らせ本命ヤマダ電機の陽動役とかで5.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:31 | 市況・概況

【株式市場】東京電力は活況だが中国の利上げ懸念が漂い手控え模様

■東証1部の値上りは約41%

110705大引け 5日後場の東京株式市場は、引き続き全般に強もちあい。円相場は1ドル81円台の円安基調で安定したものの、中国人民銀行は物価抑制の姿勢を強調と伝えられ、追加利上げの影が手控え気分をもたらした。自動車、電機・精密などは高安混在の半面、ユーロ安定を好感し大手銀行が堅調。東京電力<9501>(東1)は福島第1原発の循環冷却装置が順調と伝えられ、昨日の玄海原発の再開観測に続いて好材料が登場し、5月18日以来の400円台回復となり東証1部の出来高、売買代金とも1位。東証1部の値上がり銘柄数は669銘柄(約41%)だった。

 日経平均は小幅高で6日続伸。後場は9980円前後を上値に小動きを続け、大引けは9972円46銭(7円37銭高)。

 東証1部の出来高概算は18億2266万株、売買代金は1兆1029億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は669(前引けは668)銘柄、値下がり銘柄数は824(前引けは768)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、保険、パルプ・紙、その他製品、鉄鋼、銀行、医薬品、海運、非鉄金属、小売り、など。
 一方、値下がり率上位は、金属製品、鉱業、卸売り、繊維製品、機械、水産・農林、食料品、建設、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:41 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ユニデンやバルス急伸し東京電力は出来高・代金1位

 5日前場は、東京電力<9501>(東1)が福島第1原発の循環冷却装置の作動順調に加え、昨日の玄海原発の再開観測を受けて5月18日以来の400円台回復となり、7.1%高で東証1部の出来高、売買代金とも1位。代金2〜4位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)はじめメガバンク3行が並び新味なし。ギリシャの財政支援とユーロ安定など好感。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)となり16.7%高、2位はフルキャストホールディングス<4848>(東1)で1〜2月の大相場の高値から6カ月目の信用期日の接近を意識とされ11.4%高、3位のユニデン<6815>(東1)はメリルリンチ日本証券の積極判断が伝えられ9.9%高、4位は東京電力<9501>(東1)の7.1%高。

 バルス<2738>(東1)は7月中間期は輸入家具など好調との見方あり5.7%高、関電工<1942>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価が伝えられ5.1%高、矢作建設工業<1870>(東1)は耐震補強工事をハヤす向きあるとされ4.8%高。

 エー・アンド・デイ<7745>(東1)は業績回復など手がかりに売り手を締め上げながら継続注力する筋ありとかで再び動意づき4.5%高、ウェザーニューズ<4825>(東1)は福島県沖に調査船を派遣と伝えられ4.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:01 | 市況・概況

【株式市場】中国の金融引締め観測で手控えるなか東京電力が活況

■東証1部は約40%が高い

 5日前場の東京株式市場は、全般もちあい。円相場は1ドル81円台に入る円安基調になったものの、中国人民銀行は物価抑制の姿勢を強調と伝えられたため、中国景気に慎重な見方があった。なかで、東京電力<9501>(東1)は福島第1原発の循環冷却装置が順調と伝えられ、昨日の玄海原発の再開観測に続いて好材料が登場し、5月18日以来の400円台回復となり東証1部の出来高、売買代金とも1位。東証1部の値上がり銘柄数は668銘柄(約40%)だった。

 日経平均は小反落。9時40分にかけては9986円74銭(21円65銭高)まで上げたものの、総じて小動きを続け、前引けは9949円88銭(15円21銭安)。

 東証1部の出来高概算は9億7767万株、売買代金は5434億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は668銘柄、値下がり銘柄数は768銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、保険、銀行、電力・ガス、その他金融、鉄鋼、空運、海運、証券・商品先物、非鉄金属、医薬品、不動産、など。
 一方、値下がり率上位は、ゴム製品、金属製品、精密機器、卸売り、機械、食料品、輸送用機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 市況・概況
2011年07月04日

【銘柄フラッシュ】ホソカワミクロンや太平洋工業が上げ電力株活況

 4日後場は、電力株が玄海原発の運転再開を巡る思惑を集めて13時前から一斉高となり、東京電力<9501>(東1)は東証1部の売買代金・出来高とも1位の活況となり19.8%高。代金2位は前場1位のラウンドワン<4680>(東1)となり、前場は高値更新だったものの後場は売り買い交錯の結果1.9%安。3位には三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が入り2.7%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けと同じく株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)で1円から2円になり100%高、2位は東京電力<9501>(東1)の19.8%高、3位は株価2ケタのランド<8918>(東1)で12.5%高。

 ホソカワミクロン<6277>(東1)は中部太平洋の海底にレアアースの巨大鉱床と伝えられ粉体技術に連想が働いたとされ高値更新の9.5%高、前澤工業<6489>(東1)は増額修正を好感し6.9%高、松屋<8237>(東1)は日経平均1万円回復で消費マインドに期待を広げ需給妙味もありと6.8%高。

 東京建物<8804>(東1)はゴールドマン・サックス証券の積極評価で5.8%高、角川グループホールディングス<9477>(東1)は収益好調観測に需給妙味と5.7%高、コナカ<7494>(東1)はクールビズ関連の出遅れと5.2%高。

 ブリヂストン<5108>(東1)はトラック・バス用タイヤの値上げを材料に高値更新し2.8%高、ニトリ<9843>(東1)は小幅高ながら業績堅調を材料に高値を更新し0.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:19 | 市況・概況

【株式市場】後場寄り後に一時1万円台を回復し東証1部の約75%が高い

■後場は電力株が一斉高

110704大引け 4日後場の東京株式市場は、日経平均が寄りあとに一時1万円台を回復し、取引時間中としては5月2日以来の回復となった。NY株の前週末168ドル高5日続伸となった上、中国株式の堅調が伝えられ、東証の33業種別指数で安かった業種は前引けに続き「水産・農林」1業種のみ。電力株が13時前から一斉高となり、玄海原発の運転再開を巡る思惑から東京電力<9501>(東1)は東証1部の売買代金・出来高とも1位に躍り出た。東証1部の値上がり銘柄数は1256銘柄(約75%)だった。

 日経平均は5日続伸。後場寄り後に1万5円75銭(137円68銭高)まで上げ、5月2日以来の1万円台を回復、大引けは9965円09銭(97円02銭高)だった。

 東証1部の出来高概算は18億8129万株、売買代金は1兆2192億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1256(前引けは1304)銘柄、値下がり銘柄数は315(前引けは215)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同様に32業種が値上がりし、値上がり率上位は、電力・ガス、不動産、保険、銀行、ゴム製品、その他金融、証券・商品先物、海運、輸送用機器、石油・石炭、建設、機械、パルプ・紙、その他製品、陸運、などだった。値下がりした業種は水産・農林のみだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:33 | 市況・概況