[市況・概況]の記事一覧
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記事一覧 (07/04)日経平均が後場寄り後に2カ月ぶり1万円台を回復
記事一覧 (07/04)【銘柄フラッシュ】ブリヂストンやコナミが高値に進みラウンドワン活況
記事一覧 (07/04)【株式市場】NY株の168ドル高を好感し東証1部の約78%が高い
記事一覧 (07/03)【相場展望】スピード調整必要だが、買い戻し継続で日経平均1万円台回復の可能性も
記事一覧 (07/03)【外国為替市場展望:ドル・円相場】ドル・円相場は8日の米6月雇用統計待ち
記事一覧 (07/03)【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ユーロ・円相場は7日のECB理事会待ち
記事一覧 (07/02)【株式市況を検証】日経平均株価、TOPIXともに2週連続で上昇
記事一覧 (07/02)【株式市場・この1週間】週末7月1日の日経平均株価の終値は5月2日以来の高値水準
記事一覧 (07/02)【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドル・円相場は依然として膠着感
記事一覧 (07/02)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ギリシャ債務問題に対する警戒感が後退
記事一覧 (07/01)【銘柄フラッシュ】イオンファンタジーや富士機工が高くラウンドワン活況
記事一覧 (07/01)【株式市場】「短観」さえず電力制限の影響も見極めたく全般強もみあい
記事一覧 (07/01)【銘柄フラッシュ】デジタルハーツや日本CMKが高くファナック活況
記事一覧 (07/01)【株式市場】主力業種から堅調だが「短観」さえず出来高など今ひとつ
記事一覧 (06/30)【銘柄フラッシュ】エンプラスやラウンドワン急伸し原発関連も高い
記事一覧 (06/30)【株式市場】量的緩和の終了など控え全般は「待ち」の姿勢
記事一覧 (06/30)【銘柄フラッシュ】ラウンドワン急伸し原発関連株が軒並み高い
記事一覧 (06/30)【株式市場】玄海原発の再開を受け電力・原子力関連株は軒並み堅調
記事一覧 (06/29)【銘柄フラッシュ】サニックスやグリーが一段高となり東京電力は連日活況
記事一覧 (06/29)【株式市場】ユーロの持ち直しによる円安を好感し全業種が高い
2011年07月04日

日経平均が後場寄り後に2カ月ぶり1万円台を回復

■東証1部の約82%が高い

 週明け4日の東京株式市場では、日経225種平均株価が後場寄り後に1万5円75銭(137円68銭高)まで上げ、取引時間中としては、5月2日以来約2カ月ぶりに1万円台を回復した。

 NY株が前週末は168ドル高5日続伸となり、外為市場ではユーロに買い直しが入る形で円安基調となったため、12時55分現在は東証33業種別指数すべてが高く、東証1部1673銘柄の中で、値上り銘柄数は前引けの1304銘柄化からさらに増え1369銘柄(約82%)に達している。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ブリヂストンやコナミが高値に進みラウンドワン活況

 4日前場は、前週末のNYダウの168ドル高5日続伸を好感し、東証1部の売買代金上位20銘柄の中で、値下がりした銘柄は3銘柄のみ。売買代金1位は総合遊戯場のラウンドワン<4680>(東1)となり、夏のレジャーの近場志向と早朝出勤拡大による夕方レジャー脚の期待で高値更新8.1%高、値上がり率も5位の活況高。2位はトヨタ自動車<7203>(東1)となり米国株高を映し1.7%高。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円から2円になり100%高、2位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり18.8%高、3位は日本海洋掘削<1606>(東1)となり中部太平洋の海底にレアアースの巨大鉱床と伝えられ9.3%高、4位の日本製鋼所<5631>(東1)は筆頭株主の米投資ファンド買い増し観測が伝えられ8.4%高。

 前澤工業<6489>(東1)は「水」まわりの復興関連に利益予想の増額を好感し6.5%高、松屋<8237>(東1)は消費回復の好調さが伝えられ需給妙味ありと6.4%高。

 ブリヂストン<5108>(東1)はトラック・バス用タイヤの値上げを材料に高値更新3.1%高、日揮<1963>(東1)は太平洋の海底にレアアースの巨大鉱床との報道で関連期待ありと高値更新2.5%高、コナミ<9766>(東1)は早朝出勤の拡大による夕方の利用拡大に期待あり高値更新1.2%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:14 | 市況・概況

【株式市場】NY株の168ドル高を好感し東証1部の約78%が高い

■ラウンドワンが活況高

 4日前場の東京株式市場は、全般底上げ基調。前週末のNY株が続伸168ドル高となったため、6月末に終了した米国の量的緩和の影響が完全に払拭されたとして買い安心感。東証の33業種別指数で安い業種は「水産・農林」のみ。総合遊技場を運営するラウンドワン<4680>(東1)が東証1部の売買代金1位で高値更新。東証1部の値上がり銘柄数は1304銘柄(約78%)だった。

 日経平均は5日続伸基調。朝方9998円66銭(130円59銭高)まで上げ、5月2日以来の1万円に接近。前引けは9971円59銭(103円52銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億6224万株、売買代金は5065億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1304銘柄、値下がり銘柄数は215銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、ゴム製品、保険、その他金融、銀行、証券・商品先物、輸送用機器、海運、卸売り、機械、建設、石油・石炭、など。値下がりした業種は水産・農林のみだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:42 | 市況・概況
2011年07月03日

【相場展望】スピード調整必要だが、買い戻し継続で日経平均1万円台回復の可能性も

【株式市場フューチャー:7月4日〜8日】

■全体としては買い戻しの動きが継続

来週の相場展望 来週(7月4日〜8日)の日本の株式市場については、全体としては買い戻しの動きが継続し、出遅れセクターの循環物色で相場全体が押し上げられる展開を想定する。ギリシャ債務問題に対する警戒感が後退し、米国景気の先行きに対する過度な警戒感も和らぎ始めた。常識的に見れば短期的な過熱感に対するスピード調整も必要だが、日経平均株価は1万円大台を回復する可能性もあるだろう。

 前週末7月1日の米国株式市場は5営業日続伸となり、ダウ工業株30種平均株価は1カ月半ぶりの高値圏に上昇した。6月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数が市場予想以上に改善したため、米景気先行きに対する減速懸念が和らいだ。この米国市場の動きを受けて、週初4日の日本株式市場も買い先行でのスタートが想定される。ただし4日の米国市場が休場のため、手控えムードが強まる可能性もあるだろう。

 その後は、週末8日にオプションSQ(特別清算指数)算出や米6月雇用統計の発表を控えているだけに、様子見ムードが広がる可能性もあるだろう。また、騰落レシオ(25日移動平均)が7月1日時点で120.71%に達しており、常識的には短期的な過熱感に対するスピード調整も必要だろう。

 日経平均株価は先週末7月1日の終値が9868円07銭となり、終値ベースでは5月2日の1万4円20銭以来となる高値水準に回復した。チャート面で見れば、日経平均株価はボックスレンジの上限に達した形である。さらに、200日移動平均線(7月1日現在9866円88銭)を僅かながらも突破しており、次は26週移動平均線(7月1日現在9962円55銭)の突破が焦点となる。売買高の動向もポイントになるが、ボックスレンジからの上放れを試す可能性もあるだろう。

 国内主要銘柄の業績に関しては、4〜6月期および7〜9月期の回復が想定以上となり、12年3月期通期見通しを上方修正する動きも出始めた。夏の電力制約問題の影響などに注意が必要だが、期初時点では慎重な見通しを公表している銘柄が多いだけに、通期見通し上方修正の可能性は高いだろう。7月下旬から本格化する4〜6月期決算発表前に、上方修正を先取りする動きも出始めるだろう。

 世界的なリスク回避姿勢に対する警戒感は根強いが、全体としては弱材料が出尽くし、警戒感は徐々に後退している。米国株式市場の動向を睨みながら買い戻しの動きが継続し、出遅れ感の強いセクターや銘柄の循環物色で、相場全体が徐々に押し上げられる可能性は高いだろう。

■注目スケジュール

 来週の注目スケジュールとしては、国内では4日の6月マネタリーベース、6月短観業種別係数、5日の5月毎月勤労統計、6日の5月景気動向指数CI速報値、7日の5月機械受注、8日の5月経常収支、6月上中旬貿易統計、6月景気ウォッチャー調査などがあるだろう。

 海外では、4日のユーロ圏5月生産者物価指数、5日の豪中銀理事会(金利発表)、ユーロ圏5月小売売上高、ユーロ圏6月サービス部門・総合PMI改定値、米5月耐久財受注改定値、米5月製造業新規受注、6日の独5月鉱工業受注、英中銀金融政策委員会(7日まで)、米6月ISM非製造業景気指数、米6月企業人員削減数、米住宅ローン借り換え申請指数、米週間チェーンストア売上高、米週間レッドブック大規模小売店売上高、7日の独5月鉱工業生産、英中銀金融政策委員会(金利発表)、ECB(欧州中央銀行)理事会(金利発表)と記者会見、米6月ADP雇用報告、米新規失業保険申請件数、ホーニング米カンザスシティー地区連銀総裁の講演、8日の独5月貿易収支、米5月卸売在庫、米5月消費者信用残高、米6月雇用統計などがあるだろう。なお4日は米国が独立記念日で休場となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:38 | 市況・概況

【外国為替市場展望:ドル・円相場】ドル・円相場は8日の米6月雇用統計待ち

【外国為替市場フューチャー:7月4日〜8日】

■依然として手掛かり材料難の状況

 来週(7月4日〜8日)のドル・円相場については、米長期金利の動向に注意が必要だが、依然として手掛かり材料難の状況だろう。週初4日の米国市場が休場となり、週末8日には米6月雇用統計の発表を控えているため、様子見ムードが強まる可能性が高く、1ドル=80円近辺〜81円近辺でのモミ合い展開を想定する。

 前週(6月27日〜7月1日)は、依然として膠着感の強い展開が続き、概ね1ドル=80円台で小動きだった。ただし、ギリシャ債務問題に対する警戒感の後退、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇、そして米経済指標の改善などで、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となり、一時1ドル=81円20銭台に円が下落した。

 米FOMC(連邦公開市場委員会)とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見という重要イベント通過後も、膠着感の強い展開が続いている。ギリシャ債務問題で当面の危機が回避されて警戒感が後退し、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇や米経済指標の改善などもあり、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となっているが、次の焦点は米6月雇用統計(7月8日発表予定)となるだけに、当面は膠着感を打開するだけの材料に欠け、モミ合い展開が継続する可能性が高いだろう。ただし米経済指標の改善を材料視して、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:34 | 市況・概況

【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ユーロ・円相場は7日のECB理事会待ち

【外国為替市場フューチャー:7月4日〜8日】

■ECBでの追加利上げに対する期待

 来週(7月4日〜8日)のユーロ・円相場については、7日のECB(欧州中央銀行)での追加利上げに対する期待で、ユーロ買い・円売り優勢の展開が想定される。

 前週(6月27日〜7月1日)は1ユーロ=117円台に円が下落した。ギリシャ債務問題に関して、ギリシャ議会が29日に財政緊縮計画、30日に関連法案を相次いで可決したため、当面の危機が回避されたとして警戒感が後退した。ECBの追加利上げに対する観測が広がったことも、ユーロ買い・円売りの動きにつながった。

 ギリシャ債務問題については、ギリシャ議会で財政緊縮計画および関連法案が可決されたため、7月2日のユーロ圏緊急財務相会合(7月3日の予定を7月2日の電話会議に変更)で次回融資が正式決定される。当面の危機が回避されて、警戒感が後退した形である。また、7日のECB理事会での追加利上げに対する観測も広がっており、当面はユーロ買い要因が優勢だろう。ただし実際に利上げを決定した場合でも、発表後の材料出尽くしに注意が必要となるだろう。

 ギリシャ債務問題については、当面の危機が回避された形だが、根本的な問題が解決したわけではない。アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題が再燃し、イタリアなどへも波及する可能性もあるだけに、リスク回避の動きには常に注意が必要となる。

 来週の注目スケジュールとしては、国内では4日の6月マネタリーベース、6月短観業種別係数、5日の5月毎月勤労統計、6日の5月景気動向指数CI速報値、7日の5月機械受注、8日の5月経常収支、6月上中旬貿易統計、6月景気ウォッチャー調査などがあるだろう。

 海外では、4日のユーロ圏5月生産者物価指数、5日の豪中銀理事会(金利発表)、ユーロ圏5月小売売上高、ユーロ圏6月サービス部門・総合PMI改定値、米5月耐久財受注改定値、米5月製造業新規受注、6日の独5月鉱工業受注、英中銀金融政策委員会(7日まで)、米6月ISM非製造業景気指数、米6月企業人員削減数、米住宅ローン借り換え申請指数、米週間チェーンストア売上高、米週間レッドブック大規模小売店売上高、7日の独5月鉱工業生産、英中銀金融政策委員会(金利発表)、ECB(欧州中央銀行)理事会(金利発表)と記者会見、米6月ADP雇用報告、米新規失業保険申請件数、ホーニング米カンザスシティー地区連銀総裁の講演、8日の独5月貿易収支、米5月卸売在庫、米5月消費者信用残高、米6月雇用統計などがあるだろう。なお4日は米国が独立記念日で休場となる。特に、7日のECB理事会と8日の米6月雇用統計が焦点となるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:32 | 市況・概況
2011年07月02日

【株式市況を検証】日経平均株価、TOPIXともに2週連続で上昇

【株式市場フラッシュ:6月27日〜7月1日の週】

■ギリシャ債務問題で警戒感後退し、買い戻し優勢

株式市場フラッシュ 6月27日〜7月1日の週の日本の株式市場では、日経平均株価(225種)、TOPIXともに、週間ベースで見ると2週連続の上昇となった。ギリシャ債務問題に関して、財政緊縮計画および関連法案がギリシャ議会で可決され、当面の危機が回避されたとして警戒感が後退し、買い戻しの動きが継続した。

 日経平均株価は7月1日の取引時間中に一時9900円57銭まで上昇し、5月11日(9929円04銭)以来となる9900円台を回復した。また終値ベースで見ると、7月1日の日経平均株価は9868円07銭で5月2日の1万4円20銭以来の高値水準、そしてTOPIXは853.86で5月11日の857.62以来の高値水準となった。

 外部環境を見ると、米国の景気先行きや金融政策に対する不透明感、ギリシャ債務問題に対する不透明感、中国の景気減速と利上げに対する懸念、商品先物市場の下落に対する懸念など、世界的なリスク回避の動きが警戒されたうえに、外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=80円台で高止まりするなど、様子見ムードを強めても不思議ではない状況だった。

 しかし、ギリシャ債務問題に関して、ギリシャ議会による22日の新内閣信任に続き、29日には財政緊縮計画、30日には関連法案が相次いで可決されて次回融資がほぼ確実なものとなり、当面の危機が回避されたとして警戒感が後退した。国内では、主要銘柄の12年3月期業績見通しが出揃ったことに加えて、業績見通しを上方修正する動きが出始めたことも安心感につながり、株価指数先物取引が主導する形で買い戻しが継続した。また、1週間の上昇率はTOPIXが2.48%で、日経平均株価の1.96%を上回った。出遅れ感の強い主力セクターや主力銘柄を買い戻す動きも継続し、循環物色で相場を押し上げる形になりつつある。

 日経平均株価の終値ベースで騰落状況を見ると、週初の6月27日は前週末(24日)に比べて100円40銭(1.03%)安と大幅に反落、28日は前日比70円67銭(0.74%)高と反発、29日は前日比148円28銭(1.54%)高と大幅に続伸、30日は前日比18円83銭(0.20%)高と小幅ながら3営業日続伸、7月1日は前日比51円98銭(0.53%)高と4営業日続伸した。日中値幅は6月27日が67円91銭、28日が70円87銭、29日が62円60銭、30日が63円80銭、7月1日が50円93銭だった。

 日経平均株価の週末7月1日の終値は9868円07銭となり、前週末(6月24日)終値に比べて189円36銭(1.96%)上昇した。週間ベースで2週連続の上昇だった。取引時間中ベースの週間高値は7月1日の9900円57銭で、5月11日(9929円04銭)以来となる9900円台を一時回復した。週間安値は6月27日の9570円58銭、1週間の取引時間中の値幅は329円99銭だった。なお月間ベースで見ると、6月末(30日)の終値は9816円09銭となり、5月末(31日)の9693円73銭に対して122円36銭(1.27%)上昇した。

 TOPIXの週間騰落状況を見ると、週末7月1日の終値は853.86となり、前週末(6月24日)の終値に比べて20.66ポイント(2.48%)上昇した。週間ベースでは2週連続の上昇となり、終値ベースでは5月11日(857.62)以来となる850台を回復した。取引時間中ベースの週間高値は7月1日の856.79、週間安値は6月27日の824.64だった。週末7月1日時点の終値ベースでのNT倍率は11.56倍となり、前週末6月24日時点の11.62倍に対して0.06ポイント低下した。なお月間ベースで見ると、6月末(30日)の終値は849.22となり、5月末(31日)の838.48に対して10.74ポイント(1.28%)上昇した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:26 | 市況・概況

【株式市場・この1週間】週末7月1日の日経平均株価の終値は5月2日以来の高値水準

■株式市況を振り返って(6月27日〜7月1日の週)

今週はこう動いた 週初6月27日の日経平均株価は前週末(24日)に比べて100円40銭(1.03%)安で反落、TOPIXは前週末比7.56ポイント(0.90%)安で反落した。前週末24日の米国株式市場が下落したことを受けて、日経平均株価は前週末比44円79銭安と売り先行でスタートした。ギリシャ債務問題に対する警戒感が強い中、外国為替市場のユーロ・円相場で一時1ユーロ=113円台に円が上昇したことも弱材料視された。前週の大幅上昇で利益確定売りが出やすい状況だったこともあり、株価指数先物取引が主導する形で一時は前日比108円13銭安まで下落幅を広げた。売り一巡後には下落幅を縮小して底堅さが意識される場面もあったが、大引けにかけて再び売りが優勢となり、結局この日の安値圏となる9600円台割れ水準で取引を終了した。東証1部市場の売買代金は1兆円を僅かに上回る程度で、手控えムードの強い1日だった。

 28日の日経平均株価は前日比70円67銭(0.74%)高で反発、TOPIXは前日比4.70ポイント(0.57%)高で反発した。前日の米国株式市場の上昇を受けて、日経平均株価は前日比89円70銭高と買い先行でスタートした。ギリシャ債務問題に関して、財政緊縮計画が議会で可決されるとの楽観的な見方が広がり警戒感が和らいだ。外国為替市場で対ドル、対ユーロともに、やや円安方向に振れたことも安心感につながった。株価指数先物取引の買い戻しが主導する形で、一時前日比125円10銭高まで上昇幅を広げ、取引時間中としては6月1日(9720円73銭)以来となる9700円台を回復した。午後に入ると利益確定売りに押される形で伸び悩んだ。アジアの株式市場が軟調だったことも弱材料視されて、次第に上昇幅を縮小し、結局この日の安値圏で取引を終了した。しかし全体として見れば、出遅れ感の強いセクターへの買い戻しが優勢な1日となり、日経平均株価は終値で2営業日ぶりに9600円台を回復した。

 29日の日経平均株価は前日比148円28銭(1.54%)高で大幅続伸、TOPIXは前日比13.77ポイント(1.66%)高で大幅続伸した。前日の米国株式市場の上昇を好感して、日経平均株価は前日比118円93銭高と買い先行でスタートした。ギリシャ債務問題で、財政緊縮計画の議会での可決に向けて楽観視する見方が広がった。5月鉱工業生産指数が前月比5.7%上昇して市場予想を上回ったことも好感された。さらに外国為替市場のドル・円相場で1ドル=81円台に円が下落したことも安心感につながった。買い一巡後は膠着感を強めたが、大引けにかけて株価指数先物取引が主導する形で買い戻しの動きが強まり、結局この日の高値引けとなった。月末に向けてのドレッシング買い観測もあった。なお、日経平均株価は終値で6月1日(9719円61銭)以来となる9700円台を回復し、TOPIXは終値で5月12日(849.34)以来となる840台を回復した。

 30日の日経平均株価は前日比18円83銭(0.20%)高と小幅に3営業日続伸、TOPIXは前日比5.11ポイント(0.61%)高で3営業日続伸した。前日の米国株式市場の上昇を受けて、日経平均株価は前日比40円83銭高と買い先行でスタートした。しかし寄り付きの買い一巡後は膠着感を強め、次第に上昇幅を縮小した。ギリシャの財政緊縮計画が議会で可決されたことで警戒感が後退したが、事前に楽観的な見方が広がり、可決を織り込む形で上昇していただけに、利益確定売りも出やすい状況だった。外国為替市場でやや円高方向に振れたことも買い手控えにつながった。株価指数先物取引での大口売りが主導する形で、日経平均株価が一時前日比マイナス圏に転じる場面もあったが、一段と売り込む動きは見られなかった。午後に入ると株価指数先物取引が主導する形で、この日の高値を付ける場面もあった。やや方向感に欠ける展開となり終値は小幅高にとどまったが、日経平均株価は終値で5月11日(9864円26銭)以来となる9800円台を回復した。

 7月1日の日経平均株価は前日比51円98銭(0.53%)高と4営業日続伸、TOPIXは前日比4.64ポイント(0.55%)高で4営業日続伸した。前日の米国株式市場の上昇を受けて、日経平均株価は前日比62円60銭高と買い先行でスタートした。ギリシャ債務問題で議会が前日の財政緊縮計画に続いて関連法案を可決したことで警戒感が後退した。寄り付き直後には前日比84円48銭高の9900円57銭まで上昇し、5月11日(9929円04銭)以来となる9900円台を一時回復した。しかし買い一巡後は伸び悩む展開となった。短期的な過熱感が警戒されて次第に利益確定売りが優勢となり、週末や米国市場の連休(2日〜4日)も控えていたため、大引けにかけて上昇幅を縮小した。6月日銀短観で大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイナス9となり前回3月調査から15ポイント悪化したが、3カ月先を予想するDIはプラス2だったため、市場の反応は限定的だった。なお終値ベースで見ると、日経平均株価は9868円07銭で5月2日の1万4円20銭以来の高値水準、TOPIXは853.86で5月11日の857.62以来の高値水準となった。

 7月1日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比168ドル43セント(1.36%)上昇、S&P500株価指数が前日比19.03ポイント(1.44%)上昇、ナスダック総合株価指数が前日比42.51ポイント(1.54%)上昇した。6月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数が市場予想以上に改善したため、米景気先行きに対する減速懸念が後退した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドル・円相場は依然として膠着感

【外国為替市場フラッシュ=6月27日〜7月1日の週のドル・円相場】

■一時的には1ドル=81円20銭台に円が下落

 6月27日〜7月1日の週の外国為替市場で、ドル・相場は依然として膠着感の強い展開が続き、概ね1ドル=80円台で小動きだった。ただし、ギリシャ債務問題に対する警戒感の後退、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇、そして米経済指標の改善などで、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となり、一時1ドル=81円20銭台に円が下落した。

 ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末6月24日の海外市場では1ドル=80円10銭台に円が上昇した後、ドルが買い戻されて1ドル=80円30銭〜50銭近辺でモミ合う展開だった。この流れを受けて週初27日の東京市場では、1ドル=80円30銭台〜80銭台で推移し、ややドル高・円安方向の展開だった。ドルが他の通貨に対して買われる流れが波及した。27日の海外市場でも1ドル=80円60銭台〜90銭台でドル買い・円売りの動きがやや優勢だった。ギリシャ債務問題で楽観的な見方が広がり、リスク回避姿勢が後退した。

 28日の東京市場では動意薄となり、1ドル=80円70銭台〜90銭台でモミ合う展開だった。28日の海外市場では、1ドル=80円60銭台〜90銭台でモミ合った後、一時1ドル=81円20銭台に円が下落した。低調な5年債入札を受けて米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りの動きが優勢になった。

 29日の東京市場では再び動意薄となり、1ドル=80円90銭台〜81円10銭台でモミ合う展開だった。29日の海外市場では、ギリシャ議会での財政緊縮計画可決直後に材料出尽くしでユーロが売られる動きとなり、ドル・円相場でも一時1ドル=80円50銭近辺に円が上昇したが、その後は1ドル=80円台後半でモミ合う展開となった。

 30日の東京市場では、1ドル=80円30銭台〜80銭台で推移した。前日の海外市場の流れを受けて、ややドル安・円高方向の展開だった。30日の海外市場では、1ドル=80円20銭台〜80銭台で推移した。東京市場とは逆に、ややドル高・円安方向の展開だった。ギリシャ議会が前日の財政緊縮計画に続いて、関連法案も可決したことでリスク回避姿勢が後退した。米6月シカゴ地区購買部協会景気指数が市場予想以上に改善したこともドル買いにつながった。

 7月1日の東京市場では動意薄となり、1ドル=80円50銭台〜80銭台でモミ合う展開だった。6月日銀短観の影響は限定的だった。7月1日の海外市場では、一時1ドル=81円10銭台に円が下落した。米6月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数が市場予想以上に改善したことを受けて、米長期金利が上昇しドル買い・円売りが優勢になった。ただし、米国市場の3連休(2日〜4日)を控えて様子見ムードも強く、その後は1ドル=80円80銭〜90銭近辺でモミ合う展開となった。

 ドル・円相場については、米FOMC(連邦公開市場委員会)と、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見という重要イベント通過後も、膠着感の強い展開が続いている。しかし、ギリシャ債務問題に対する警戒感が後退し、量的緩和策第2弾(QE2)終了に伴う米長期金利上昇や米経済指標の改善などで、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となった。次の焦点は米金利動向と米6月雇用統計(7月8日発表予定)となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:33 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ギリシャ債務問題に対する警戒感が後退

【外国為替市場フラッシュ=6月27日〜7月1日の週のユーロ・円相場】

■ユーロ買い戻しで1ユーロ=117円台に円が下落

 6月27日〜7月1日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場は1ユーロ=117円台に円が下落した。ギリシャ債務問題に関して、ギリシャ議会が29日に財政緊縮計画、30日に関連法案を相次いで可決したため、当面の危機が回避されたとして警戒感が後退した。ECB(欧州中央銀行)の追加利上げに対する観測が広がったこともユーロ買いにつながった。

 ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末6月24日の海外市場では、ギリシャの財政緊縮計画が議会で承認されない可能性が意識されて一時1ユーロ=113円70銭台に円が上昇し、その後は1ユーロ=114円近辺でモミ合う展開となった。この流れを受けて、週初27日の東京市場でも、1ユーロ=114円近辺でモミ合う展開だった。27日の海外市場では、1ユーロ=114円台前半で推移した後、1ユーロ=115円60銭台に円が下落した。ギリシャ議会での財政緊縮計画の採決に関して、徐々に楽観的な見方が広がりユーロ買い・円売りの展開となった。

 28日の東京市場では、概ね1ユーロ=115円20銭台〜80銭台でモミ合う展開だった。ユーロの買い戻しが一巡した。28日の海外市場では1ユーロ=115円20銭台でスタートした後、1ユーロ=116円60銭台に円が下落した。ギリシャ議会の財政緊縮計画採決に対する楽観的な見方に加えて、トリシェECB総裁が利上げを示唆したことで、ユーロ買い・円売りが優勢になった。

 29日の東京市場では、概ね1ユーロ=116円10銭台〜60銭台で推移した。ユーロ買いが一巡して様子見ムードを強めた。29日の海外市場では、一時1ユーロ=117円近辺に円が下落した後、ギリシャ議会での財政緊縮計画可決直後に材料出尽くしでユーロが売られ、一時1ユーロ=115円90銭台に円が上昇する場面もあった。しかし、その後は1ユーロ=116円台半ばでモミ合う展開だった。

 30日の東京市場ではユーロを買い戻す動きが一巡し、1ユーロ=116円台半ばでモミ合う展開だった。30日の海外市場では1ユーロ=116円台前半でモミ合った後、一時1ユーロ=117円20銭台に円が下落した。ギリシャ議会が前日の財政緊縮計画に続いて関連法案を可決したことや、ECBの追加利上げ観測が強まったことで、ユーロ買い・円売りの動きが優勢になった。

 7月1日の東京市場では、1ユーロ=116円70銭台〜117円20銭台でモミ合う展開だった。そして1日の海外市場では、1ユーロ=117円50銭近辺に円が下落した。ギリシャへの次回融資がほぼ確実となり、ギリシャ債務問題に対する警戒感が後退した。また、ECBによる追加利上げ観測も加わり、ユーロ買い・円売りの動きが強まった。

 ギリシャ債務問題については、ギリシャ議会で財政緊縮計画および関連法案が可決されたことで、7月2日のユーロ圏緊急財務相会合(7月3日の予定を7月2日の電話会議に変更)で次回融資が正式決定される。当面の危機が回避されて、警戒感が後退した形である。また次週7日のECB理事会での追加利上げに対する観測も広がっており、当面はユーロ買い要因が優勢だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:32 | 市況・概況
2011年07月01日

【銘柄フラッシュ】イオンファンタジーや富士機工が高くラウンドワン活況

 7月1日後場は、前引けに続きファナック<6954>(東1)が東証1部の売買代金1位のままとなり、有価証券報告書に記載の受注好調と伝えられ5.5%高。ただ。2位も前引けに続きラウンドワン<4680>(東1)となり、1.3%安だったものの昨日に続き勤務時間の「節電シフト」で夕方のレジャー余暇の拡大など材料に活況。3位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)となり30日付けで米モルガン・スタンレーを持分適用会社化と伝えられ2.1%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続きデジタルハーツ<3620>(東1)となり3D立体映像技術をハヤして一部の注力筋が積極攻勢とかで16.8%高、2位も前引けに続き日本CMK<6958>(東1)で大震災後は相場を出してない出遅れ感とPBR激安がいわれて12.3%高、3位にはイオンファンタジー<4343>(東1)が入り28日の四半期決算を継続材料に3日続伸で戻り高値を更新10.1%高、4位の明和産業<8103>(東1)は昨日発表の中期計画を手がかりに9.6%高。

 アークランドサカモト<9842>(東1)は業績好調でPBRなど割安と連日高値更新7.7%高、富士機工<7260>(東1)も業績好調で割安感あり日産自動車<7201>(東1)の拡大戦略に期待とされて高値更新7.3%高。

 JVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)は29日、ビデオカメラ事業を高級機種に絞り込む形でテコ入れとの一昨日報道を継続材料に7.3%高3日続伸、東京個別指導学院<4745>(東1)は第1四半期決算の発表が過去2年は7月8日だとして6.5%高。キユーピー<2809>(東1)は中間決算減益だが自己株の取得・消却が好感され高値更新2.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:28 | 市況・概況

【株式市場】「短観」さえず電力制限の影響も見極めたく全般強もみあい

■東証1部の値上り銘柄は53%

110701大引け 7月1日後場の東京株式市場は、引き続き強もみあい。中国株が金融引き締め延期観測などで堅調と伝えられたものの、電力制限の本格開始による産業界への影響がモヤモヤ要因とされ、日銀短観(企業短期経済観測調査・6月)が冴えなかったことも手控え感。ただ、NY株の大幅続伸153ドル高を受けて主力銘柄は総じて堅調もちあい。銀行株もしっかり。東証1部の値上がり銘柄数は884銘柄(約53%)だった。

 日経平均は小幅続伸。後場は9870円をはさむ小動きとなり、終値は9868円07銭(51円98銭高)。前場は9900円57銭(84円48銭高)まで上げ、取引時間中としては5月11日以来の9900円台回復となった。

 東証1部の出来高概算は16億7531万株、売買代金は1兆1699億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は884(前引けは862)銘柄、値下がり銘柄数は615(前引けは594)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、保険、卸売り、銀行、精密機器、ゴム製品、電気機器、輸送用機器、証券・商品先物、非鉄金属、不動産、パルプ・紙、ガラス・土石、など。
 一方、値下がり率上位は、空運、その他製品、鉄鋼、サービス、海運、医薬品、石油・石炭、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】デジタルハーツや日本CMKが高くファナック活況

 7月1日前場は、ファナック<6954>(東1)が東証1部の売買代金1位となり、有価証券報告書に記載の受注好調と伝えられ5.1%高。ただ、全般は、NY株の153ドル高4日続伸と日銀短観の鈍化が好悪材料の綱引き相場。代金2位はラウンドワン<4680>(東1)となり、1.3%安だったものの昨日に続き勤務時間の「節電シフト」開始により夕方のレジャー余暇の拡大期待などで活況。代金3位はトヨタ自動車<7203>(東1)の0.9%高となり「木・金休日」体制の最初の休日は本日のみの模様。

 東証1部の値上がり率1位はデジタルハーツ<3620>(東1)となり3D立体映像技術をハヤして注力筋が仕込みを終えて値幅高演出を開始とかで19.3%高、2位の日本CMK<6958>(東1)はPBR激安で大震災後これという相場を出してない出遅れ感と12.7%高、3位の沖電線<5815>(東1)は電線の復興関連の出遅れと8.6%高。

 ガリバーインターナショナル<7599>(東1)は第1四半期決算の好調を好感し5.8%高、ノーリツ<5943>(東1)は業績予想の増額修正を好感し5.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:10 | 市況・概況

【株式市場】主力業種から堅調だが「短観」さえず出来高など今ひとつ

■5月11日以来の9900円台

 7月1日前場の東京株式市場は、全般強もみあい。NY株式の大幅続伸153ドル高を受けて自動車、重電、大手商社など主力セクター中心に堅調だったものの、取引開始前に発表の日銀短観(企業短期経済観測調査・6月)が冴えなかったため、出来高・売買代金は今ひとつ模様ながめの雰囲気となった。東京電力<9501>(東1)は小幅続伸の1円高(327円)だが出来高は4位、売買代金は9位。東証1部の値上がり銘柄数は862銘柄(約52%)だった。

 日経平均は小幅続伸。朝方は9900円57銭(84円48銭高)まで上げ、5月11日以来の9900円台を回復、前引けは9862円85銭(46円76銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億5579万株、売買代金は5141億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は862銘柄、値下がり銘柄数は594銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、保険、ゴム製品、証券・商品先物、卸売り、銀行、輸送用機器、電気機器、ガラス・土石、非鉄金属、など。
 一方、値下がり率上位は、鉄鋼、サービス、空運、医薬品、鉱業、石油・石炭、その他製品、情報・通信、繊維製品、建設、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 市況・概況
2011年06月30日

【銘柄フラッシュ】エンプラスやラウンドワン急伸し原発関連も高い

 30日後場は、引き続き玄海原発の運転再開方針を受けて原子力関連株が軒並み堅調持続。木村化工機<6378>(東1)が東証1部の「売買代金「急増」上位銘柄」(楽天証券)2位となり、値上がり率は14.5%で東証1部の4位。東京電力<9501>(東1)は昨日まで5日間続いた東証1部の出来高・売買代金の2冠1位が途切れたものの堅調で0.3%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続き株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円から2円になり100%高、2位も前引けと同じユニバース<3078>(東1)で北海道の同業のスーパー、アークス<9948>(東1)との経営統合を好感して20.6%高、3位はラウンドワン<4680>(東1)となり安近短レジャーの恩恵に三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価を受け年初来の高値17.1%高。4位は木村化工機の14.5%高。

 カルソニックカンセイ<7248>(東1)は未定だった業績予想の発表と中間配当の復配を好感し10.5%高、学情<2301>(東1)は大震災被災地などでの就職合同説明会が繁忙の様子で復興関連の出遅れと9.9%高。

 エンプラス<6961>(東1)は来年設立50周年・上場30周年で増配拡大の期待とされ8.5%高、タイガースポリマー<4231>(東1)は散水ホースやエアコン部品などが猛暑・節電関連とされ8.3%高。

 徳島銀行・香川銀行のトモニホールディングス<8600>(東1)は8.1%高、四国銀行<8387>(東1)は6.7%高。

 スタジオアリス<2305>(東1)は日証金の注意喚起解除を好感し年初来の高値4.5%高、東プレ<5975>(東1)は冷蔵・冷凍車の思惑で高値更新2.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:30 | 市況・概況

【株式市場】量的緩和の終了など控え全般は「待ち」の姿勢

■玄海原発の再開を受け原子力関連株は軒並み堅調

110630大引け 30日後場の東京株式市場は、引き続き全般もちあい。米国の量的緩和第2弾が6月末で終了し、7月からは「節電」本格化の影響もあるため、「待ち」の姿勢があった。なかで、玄海原発の運転再開方針を受けて原子力関連株が軒並み堅調。東京電力<9501>(東1)は連続の出来高1位・売買代金1位にならなかったものの堅調で0.3%高。東証1部の値上がり銘柄数は1143銘柄(約68%)だった。

 日経平均は小幅続伸。9800円台をはさんで小動きとなり、大引けは9816円09銭(18円83銭高)。終値での9800円台は5月11日以来。

 東証1部の出来高概算は19億263万株、売買代金は1兆3194億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1143(前引けは676)銘柄、値下がり銘柄数は366(前引けは772)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、石油・石炭、倉庫・運輸、その他金融、銀行、ゴム製品、サービス、化学、鉄鋼、ガラス・土石、パルプ・紙、など。
 一方、値下がり率上位は、保険、水産・農林、食料品、陸運、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:43 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ラウンドワン急伸し原発関連株が軒並み高い

 30日前場は、玄海原発の運転再開方針を受けて原子力関連株、電力株が軒並み高。東京電力<9501>(東1)は昨日まで5日間続いた東証1部の出来高・売買代金2冠の1位が途切れたものの327円(2円高)で0.6%高。売買代金1位はラウンドワン<4680>(東1)となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極判断を受け年初来の高値16.6%高。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円から2円になり100%高、2位のユニバース<3078>(東1)は北海道の同業のスーパー、アークス<9948>(東1)との経営統合を好感して18.0%高、3位は売買代金1位のラウンドワンで16.6%高4位は木村化工機<6378>(東1)で原発関連株を買う動きに乗り13.1%高。

 カルソニックカンセイ<7248>(東1)は未定だった業績予想の発表と中間配当の復配を好感し9.4%高、タイガースポリマー<4231>(東1)は散水ホースなどが猛暑・節電関連と7.0%高となった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11 | 市況・概況

【株式市場】玄海原発の再開を受け電力・原子力関連株は軒並み堅調

■7月からの「節電」本格化は手控え要因

 30日前場の東京株式市場は、全般もちあい。NY株は3日続伸となり計330ドル近い上場となったものの、明日・7月からの「節電」本格化の影響が読みきれないとの見方があった。中で、玄海原発の運転再開方針を受けて電力株、原子力関連株は軒並み堅調。東京電力<9501>(東1)は0.6%高だったものの、23日から続いた東証1部の出来高・売買代金2冠の1位は途切れた。東証1部の値上がり銘柄数は676銘柄(約40%)だった。

 日経平均は小反落。9800円台をはさんで小動きとなり、前引けは9796円14銭(1円12銭安)。

 東証1部の出来高概算は7億4682万株、売買代金は5110億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は676銘柄、値下がり銘柄数は772銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、その他金融、石油・石炭、銀行、ゴム製品、倉庫・運輸、サービス、など。
 一方、値下がり率上位は、その他製品、繊維製品、水産・農林、食料品、機械、輸送用機器、電気機器、情報・通信、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:45 | 市況・概況
2011年06月29日

【銘柄フラッシュ】サニックスやグリーが一段高となり東京電力は連日活況

 29日後場は、全般一段高となったものの、ランキング上位の入れ替わりは少なく、新味に乏しい相場。前引けに続き東京電力<9501>(東1)が東証1部の出来高・売買代金とも1位となり、本社ビルの証券化観測などが伝えられて2.9%高。売買代金2位も前引けと同じファナック<6954>(東1)となり名誉会長の3年後売上高1兆円目標が伝えられ3.6%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けと同じ双信電機<6938>(東1)となりPBR割安など昨日「四季報」系特捜ニュースで500円説があったと50円ストップ高の19.0%高、2位も株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)で16.7%高、3位もインターニックス<2657>(東1)となり自然エネルギー関連部品の出遅れとされ一段高の9.3%高。

 タイガースポリマー<4231>(東1)は散水ホースなどが猛暑・復興関連とされて一段高の8.4%高、日本山村硝子<5210>(東1)は飲料容器が猛暑関連でPBR割安とされ7.7%高。

 サニックス<4651>(東1)は太陽光発電関連としての需給相場が久々再燃と反発し7.4%高、三晃金属工業<1972>(東1)も同様で反発となり6.9%高。

 ドクターシーラボ<4924>(東1)は信用売りの逆日歩厳しく朝一番の買戻し後も堅調で6.6%高、グリー<3632>(東1)はNY市場で交流サイトのリンクトインが大幅続伸となったことを材料に6.4%高、SBIホールディングス<8473>(東1)は住宅ローン子会社を韓国で上場の方針と伝えられ6.0%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:29 | 市況・概況

【株式市場】ユーロの持ち直しによる円安を好感し全業種が高い

■東京電力は出来高・売買代金とも1位

110629大引け 29日後場の東京株式市場は、終盤にかけて一段と底上げムード。ユーロの見直しが進み、1ユーロ116円台に入る円安になったことが買い安心感を広げた。主力銘柄が値を戻せば担保価値の余力が広がり材料株物色の拡大にもつながると全体に波及。東証1部の値上がり銘柄数は1357銘柄(約81%)だった。東証1部の出来高1位・売買代金1位は昨日に続き東京電力<9501>(東1)となり、本社ビルの証券化などが伝えられ325円(9円高)。

 日経平均は反発。9750円をはさむ小動きのあと14時過ぎからジリ高となり、大引けは9797円26銭(148円28銭高)で本日の高値引け。

 東証1部の出来高概算は16億7003万株、売買代金は1兆1365億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は1357(前引けは1153)銘柄、値下がり銘柄数は198(前引けは292)銘柄。

 また、東証33業種別指数は、前引けに続き全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、保険、非鉄金属、証券・商品先物、不動産、電気機器、サービス、鉱業、海運、金属製品、輸送用機器、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、パルプ・紙、その他金融、機械、精密機器、建設、陸運、医薬品、水産・農林、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況