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記事一覧 (05/29)【外国為替市場展望:ドル・円相場】米雇用統計控えて様子見ムード
記事一覧 (05/29)【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】引き続き強弱感交錯し方向感が出にくい展開
記事一覧 (05/28)【株式市況を検証】手掛かり材料難で日経平均株価は3週連続の下落
記事一覧 (05/28)【株式市場・この1週間】終値で4月19日以来の約1カ月ぶりに9500円台割り込む
記事一覧 (05/28)【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドル・円相場は手掛かり材料難で小動き
記事一覧 (05/28)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ギリシャの債務再編問題を巡る思惑が交錯
記事一覧 (05/27)【銘柄フラッシュ】三晃金属工業やダイセキ環境ソリューションが高い
記事一覧 (05/27)【株式市場】円高基調や米英の月曜休場や円高を受け模様ながめ
記事一覧 (05/27)【銘柄フラッシュ】アイティフォーやMonotaROが高くソニー反落
記事一覧 (05/27)【株式市場】業績予想を発表した銘柄など材料株の個別物色は活発
記事一覧 (05/26)【銘柄フラッシュ】パソナグループ引け際急伸しグリーも高くマツダは活況高
記事一覧 (05/26)【株式市場】円高一服と中国株高など好感し「電力・ガス」以外すべて高い
記事一覧 (05/26)【銘柄フラッシュ】日立メディコが高くキヤノンやリコーは活況高
記事一覧 (05/26)【株式市場】キヤノンの自社株買いが全体のムードを明るくし活況高
記事一覧 (05/25)【銘柄フラッシュ】マネックスグループやアイロムが高く東京電力はジリ安
記事一覧 (05/25)【株式市場】為替の円高転換などみて手控えるなか個別物色は活発
記事一覧 (05/25)【銘柄フラッシュ】住商情報システムやサイボウズが高くソニーは反落
記事一覧 (05/25)【株式市場】NY株の続落など受け手控えるなか自動車株などは堅調
記事一覧 (05/24)【銘柄フラッシュ】クスリのアオキやNECネッツエスアイ高くソニー反発
記事一覧 (05/24)【株式市場】中国株への懸念が一服し赤字のソニー堅調で全般買い直す
2011年05月29日

【外国為替市場展望:ドル・円相場】米雇用統計控えて様子見ムード

【外国為替市場フューチャー:5月30日〜6月3日】

■米景気の不透明感で波乱も

 5月30日〜6月3日の外国為替市場で、ドル・円相場は手掛かり材料難の状況が続く中で、週末6月3日の5月米雇用統計の発表を控えて、膠着感の強い展開だろう。

 5月23日〜27日のドル・相場は手掛かり材料難の状況となり、概ね1ドル=81円台後半を中心とする小幅レンジでモミ合い展開が続いた。しかし週後半になると、米国の低調な経済指標を受けてドル売り・円買いが優勢となり、週末27日の海外市場では一時1ドル=80円70銭台に円が上昇した。

 米国の景気先行きに対する不透明感が強まっているだけに、6月1日発表の5月ADP全米雇用リポートなどが波乱要因となる可能性もあるだろう。さらに、ギリシャの債務再編問題や、商品先物市場の動向次第で、世界的なリスク回避の動きも焦点となるだろう。

 米国の金融政策については、足元の低調な経済指標を受けて景気の先行きに対する不透明感が強まっているため、緩和的な金融政策が長期化するとの観測が優勢である。さらに、追加的な金融緩和策(QE3)の可能性も浮上している。さらに、米国株式市場の下落、中国の景気減速懸念、商品先物市場の下落、欧州の財政不安問題など不透明感が強まっている。米長期金利が一段と低下傾向を強めた場合、ドル売り・円買い圧力が増す可能性があるだろう。ただし、一旦はドル売りポジションを解消する動きが強まるとの観測もあるだけに、リスク回避の動きがどちらの方向に出るかが当面の焦点だろう。ドル安・円高圧力が一段と強まった場合には、G7(日米欧主要7カ国)による協調円売り介入が焦点となるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 市況・概況

【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】引き続き強弱感交錯し方向感が出にくい展開

【外国為替市場フューチャー:5月30日〜6月3日】

■追加利上げ観測が再燃する可能性も

 5月30日〜6月3日のユーロ・円相場については、ポルトガルの財政不安問題に対する警戒感がやや後退したが、ギリシャの債務再編問題に対する不透明感が強まっているだけに、引き続き強弱感が交錯して、方向感が出にくい展開となりそうだ。またECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測が再燃する可能性も考えられる。

 5月23日〜27日のユーロ・相場は、ギリシャの債務再編問題を巡る強弱感が交錯して、方向感に欠ける展開だった。週末27日の海外市場では、1ユーロ=115円20銭台〜80銭台で推移した。ユーロの買い戻しがやや優勢だったが、方向感に乏しい展開だった。

 ユーロ・円相場については、財政不安問題でポルトガルへの支援策が正式決定したものの、ギリシャの債務再編問題については関係者の意見対立などで不透明感を強めている。当面はギリシャの債務再編問題次第の展開だろう。ただし、アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題再燃、欧米株式市場の下落、商品先物市場の下落などで、リスク回避の円買い圧力が増す可能性もあるだろう。ユーロ安・円高の流れが一段と強まった場合には、G7(日米欧主要7カ国)による協調円売り介入が焦点となるだろう。

 一方で、ECBによる追加利上げ観測については、一旦は後退した形だが、6月9日の理事会で、追加利上げに向けたメッセージが出されるのではないかとの観測も浮上している。したがって、追加利上げ観測の思惑でユーロが強含みとなる可能性も考えられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:04 | 市況・概況
2011年05月28日

【株式市況を検証】手掛かり材料難で日経平均株価は3週連続の下落

【株式市場フラッシュ:5月23日〜27日の週】

■4月19日の取引時間中の安値は割り込まず底堅さも意識

株式市場フラッシュ 5月23日〜27日の週の日本の株式市場は、日経平均株価(225種)、TOPIXともに、週間ベースで3週連続の下落となった。全体として手掛かり材料難の中で手控えムードが強く、方向感に乏しい展開だった。

 米国や中国の景気先行き不透明感、商品先物市場の下落に対する警戒感、ギリシャの債務再編問題の不透明感などで、世界的にリスク回避の動きが優勢となる中で、国内でも11年3月期決算発表が一巡したため、全体として手掛かり材料難の状況となった。

 日経平均株価は、週初の5月23日に心理的な節目となる9500円台を割り込み、25日の終値(9422円88銭)は4月19日の終値(9441円03銭)を割り込んだ。しかし、一段と売り込む動きも見られず、週末27日の終値では9500円台を回復した。

 さらに、日経平均株価の取引時間中の週間安値(24日の9406円04銭)が、4月19日の取引時間中の安値(9405円19銭)を割り込まなかったことで、底堅さも意識されて買い戻しを誘った。

 日経平均株価の終値ベースでの前日比騰落状況を確認しておこう。週初23日は前日(20日)比146円45銭(1.52%)安と3営業日続落、24日は前日比16円54銭(0.18%)高と4営業日ぶりに小幅反発、25日は前日比54円29銭(0.57%)安と反落、26日は前日比139円17銭(1.48%)高と反発、週末27日は前日比40円11銭(0.42%)安と反落した。日中値幅は23日が109円99銭、24日が84円31銭、25日が88円44銭、26日が78円34銭、27日が95円26銭だった。

 日経平均株価の週末27日の終値は9521円94銭で、前週末(20日)の終値に比べて85円14銭(0.88%)下落した。取引時間中ベースの週間高値は27日の9588円70銭、週間安値は24日の9406円04銭、1週間の取引時間中の値幅は182円66銭だった。

 TOPIXの週間騰落状況を見ると、週末27日の終値は824.90となり、前週末(20日)の終値に比べて2.87ポイント(0.34%)下落した。取引時間中ベースの週間高値は27日の830.22、週間安値は24日の812.52だった。また週末27日終値ベースのNT倍率は11.54倍となり、前週末20日の11.61倍に対して0.07ポイント低下した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:06 | 市況・概況

【株式市場・この1週間】終値で4月19日以来の約1カ月ぶりに9500円台割り込む

■株式市況を振り返って(5月23日〜27日の週)

今週はこう動いた 週初23日の日経平均株価は前日比146円45銭(1.52%)安で3営業日続落、TOPIXは前日比10.09ポイント(1.21%)安で3営業日続落した。前週末20日の米国株式市場の下落を受けて売り先行でスタートし、日経平均株価は寄り付き後まもなく、心理的な節目とされる9500円台を割り込んだ。手掛かり材料難の中、米国や中国の景気減速懸念、アジアの主要株式市場の下落が嫌気され、株価指数先物取引が主導する形で下落幅を広げた。日経平均株価の下落幅は一時169円に達し、終値(9460円63銭)で4月19日(9441円03銭)以来、約1カ月ぶりに9500円台を割り込んだ。

 24日の日経平均株価は前日比16円54銭(0.18%)高で4営業日ぶりに小幅に反発、TOPIXは前日比1.48ポイント(0.18%)高で4営業日ぶりに反発した。前日の米国株式市場の大幅続落を受けて売り先行でスタートしたが、前日の大幅下落の反動などで買い戻しの動きが優勢となり、日経平均株価は売り一巡後には前日比プラス圏に浮上した。しかし、積極的に買い上がる動きも見られず、日経平均株価は前日比小幅高の水準で取引を終了した。全体として手掛かり材料難の中で、様子見ムードの強い展開だった。ただし、この日の安値9406円04銭が、4月19日の安値9405円19銭を割り込まなかったことで、底堅さも意識された。

 25日の日経平均株価は前日比54円29銭(0.57%)安で反落、TOPIXは前日比1.42ポイント(0.17%)安で反落した。買い先行でスタートして、日経平均株価が一時9500円台を回復する場面もあったが、手掛かり材料難で上値を追う動きは見られず、買い一巡後には株価指数先物取引が主導する形で、日経平均株価は前日比マイナス圏に転じた。午後は安値圏でモミ合う展開となり、日経平均株価の終値(9422円88銭)は、4月19日の終値(9441円03銭)を割り込んだ。なお、寄り付き前に4月の貿易統計が発表され、赤字額は市場予想より少なかったが、特に材料視されなかった。

 26日の日経平均株価は前日比139円17銭(1.48%)高で反発、TOPIXは前日比9.34ポイント(1.15%)高で反発した。前日の米国株式市場や原油先物価格の上昇を受けて買い先行でスタートした。その後も株価指数先物取引での買い戻しの動きが主導する形となり、日経平均株価は上昇幅を広げた。外国為替市場でやや円安水準だったことや、新規設定投信による買い、日銀によるETF買いなどが安心感につながったとの見方もあった。日経平均株価は、この日の高値圏で取引を終了し、4営業日ぶりに終値ベースで9500円台を回復した。

 27日の日経平均株価は前日比40円11銭(0.42%)安で反落、TOPIXは前日比2.18ポイント(0.26%)安で反落した。前日の大幅上昇の反動もあり、売り先行でスタートした。売り一巡後は次第に下落幅を縮小し、国際決済銀行(BIS)の銀行自己資本比率規制に関する報道でメガバンクが買われ、株価指数先物取引が主導する形で前日比プラス圏に転じた。しかし大引けにかけては、外国為替市場でドル安・円高方向に振れたことや、週末要因による手仕舞い売りも出て、日経平均株価は再び前日比マイナス圏に転じた。4月の全国消費者物価指数(生鮮品を除く総合)が前年同月比0.6%上昇し、2008年12月以来2年4カ月ぶりにプラス転換したが、特に材料視されなかった。

 なお27日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比38ドル82セント(0.32%)上昇、S&P500株価指数が前日比5.41ポイント(0.41%)上昇、ナスダック総合株価指数が前日比13.94ポイント(0.50%)上昇した。この日発表された経済指標はやや低調な内容だったが、緩和的な金融政策が続くとの観測が相場を支えた。ただし3連休を控えて様子見ムードも強く、全体として小動きだった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:03 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドル・円相場は手掛かり材料難で小動き

【外国為替市場フラッシュ:ドル・円相場=5月23日〜27日の週】

■週後半には1ドル=80円70銭台に円が上昇

 5月23日〜27日の週の外国為替市場で、ドル・相場は手掛かり材料難の中、概ね1ドル=81円台後半で小動きの展開が続いた。しかし週後半には、米国の低調な経済指標を受けてドル売り・円買いが優勢となり、週末27日の海外市場では一時1ドル=80円70銭台に円が上昇した。

 ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末20日の海外市場では手掛かり材料難の中、1ドル=81円50銭台〜80銭台の小幅レンジで推移した。ただし、米格付け会社フィッチ・レーティングスによるギリシャの信用格付け引き下げを受けて、円買いがやや優勢だった。そして週初23日の東京市場では、一時1ドル=82円00銭台を付けたが、ギリシャの債務再編問題に対するリスク回避の円買いが優勢となり、1ドル=81円40銭近辺に円が上昇した。

 23日の海外市場でも、ギリシャの債務再編問題などでドル売り・円買いが先行した。しかしリスク回避の動きが一巡すると、1ドル=81円70銭台〜82円00銭台でモミ合う展開となった。24日の東京市場では手掛かり材料難となり、1ドル=81円60銭台〜82円00銭台でモミ合う展開だった。

 24日の海外市場では1ドル=81円60銭〜82円20銭台で推移した。米4月新築住宅販売件数を好感してドル買い・円売りがやや優勢になった。25日の東京市場では、1ドル=81円70銭台〜82円10銭台でモミ合う展開だった。日本の4月貿易統計で赤字額が市場予想より少なかったが、特に材料視されなかった。その後は手掛かり材料難となり、25日の海外市場では1ドル=81円80銭台〜82円10銭台、26日の東京市場では1ドル=81円60銭台〜82円00銭台の小幅レンジでモミ合う展開が続いた。

 26日の海外市場では1ドル=81円台後半でモミ合った後、1ドル=81円10銭台に円が上昇した。新規失業保険申請件数や住宅関連指標など、低調な米経済指標を受けて景気の先行き懸念が強まりドル売り・円買いの流れとなった。27日の東京市場でも米国の低調な経済指標を受けてドル全面安の展開となり、1ドル=81円00銭台〜40銭台で推移した後、一時1ドル=80円80銭台に円が上昇した。4月の全国消費者物価指数(生鮮品を除く総合)が前年同月比0.6%上昇し、2008年12月以来2年4カ月ぶりにプラス転換したが、特に材料視されなかった。

 27日の海外市場では、1ドル=81円近辺でモミ合った後、1ドル=80円70銭台に円が上昇した。英国市場と米国市場の3連休(28日〜30日)を控えて、ポジション調整でドル買い戻しがやや優勢だったが、低調な住宅関連指標を受けて円買い優勢に転じた。格付け会社フィッチ・レーティングスが27日、日本の格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げたが、影響は限定的だった。

 米国の金融政策については、足元の低調な経済指標を受けて景気の先行きに対する不透明感が強まっているため、追加的な金融緩和策(QE3)を想定する見方もある。さらに、米国株式市場の下落、中国の景気減速懸念、商品先物市場の下落、欧州の財政不安問題など不透明感が強まっている。一旦はドル売りポジションを解消する動きが強まるとの観測もあるだけに、リスク回避の動きが当面の焦点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:47 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ギリシャの債務再編問題を巡る思惑が交錯

【外国為替市場フラッシュ:ユーロ・円相場=5月23日〜27日の週】

■方向感に欠ける展開

 5月23日〜27日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場はギリシャの債務再編問題を巡る思惑が交錯し、方向感に欠ける展開だった。しかし前週(5月16日〜20日)の週に比べて、ややユーロ安・円高方向の展開となった。

 ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末20日は、東京市場では1ユーロ=116円台後半〜117円近辺で小動きだったが、海外市場では1ユーロ=115円50銭台に円が上昇していた。格付け会社フィッチ・レーティングスによるギリシャの信用格付け引き下げで、ギリシャの債務再編問題が警戒されてユーロ売り・円買いが優勢だった。そして週初23日の東京市場でもユーロ売り・円買いが優勢となり、1ユーロ=114円00銭台に円が上昇した。

 さらに23日の海外市場でも、ギリシャの債務再編問題、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるイタリアの格付け見通し引き下げ、フィッチ・レーティングスによるベルギーの格付け見通し引き下げ、スペイン地方選挙での与党敗北などでユーロ売りが先行した。しかし、リスク回避の動きが一巡するとユーロが買い戻され、1ユーロ=115円20銭台に円が下落した。

 24日の東京市場でも、一時1ユーロ=114円60銭台に円が上昇する場面もあったが、その後は1ユーロ=115円近辺でモミ合う展開だった。24日の海外市場では、独5月IFO業況指数などを受けてユーロの買い戻しが優勢となり、一時1ユーロ=116円10銭台に円が下落した。25日の東京市場では、1ユーロ=114円80銭台〜115円70銭台で推移した。ギリシャの債務再編問題が警戒されてユーロ売り・円買いが優勢だった。25日の海外市場では、1ユーロ=115円00銭台〜70銭台で小動きだった。ギリシャの債務問題に対する強弱感が交錯した。

 26日の東京市場では1ユーロ=115円30銭台〜116円10銭台で推移した。中国がユーロ圏ソブリン債の購入を拡大するとの報道を受けて、ユーロ買い・円売りが優勢になった。26日の海外市場では1ユーロ=116円近辺でモミ合った後、ユーロ売り・円買いが優勢となり一時1ユーロ=114円40銭台に円が上昇した。ギリシャの債務再編問題でIMF(国際通貨基金)による支援実行に関する懸念が広がった。27日の東京市場では1ユーロ=114円60銭台〜115円70銭台でユーロ買いがやや優勢だった。27日の海外市場では1ユーロ=115円20銭台〜80銭台で推移した。ユーロの買い戻しがやや優勢だったが、方向感に乏しい展開だった。

 ユーロ・円相場については、財政不安問題でポルトガルへの支援策が正式決定したものの、ギリシャの債務再編問題については関係者の意見対立などで不透明感を強めている。当面はギリシャの債務再編問題次第の展開だろう。ECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測は、一旦は後退した形だが、6月9日の理事会で利上げに向けたメッセージが出されるのではないかとの観測も浮上している。再び利上げ観測の思惑でユーロが強含みの可能性も考えられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:46 | 市況・概況
2011年05月27日

【銘柄フラッシュ】三晃金属工業やダイセキ環境ソリューションが高い

 27日後場は、キヤノン<7751>(東1)が自社株買いを好感し前引けに続き東証1部の売買代金1位ながら1ドル80円台、1ユーロ114円台の円高を受けてダレ模様に転じ0.4%安。2位のソニー<6758>(東1)は昨日の決算発表を受け前後場とも軟調なまま3.2%安。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は前日比変わらずとなったもののBIS自己資本規制の例外規定による有利観測が伝えられ後場堅調に転じ出来高は1位。

 東証1部の値上がり率1位はエコナック<3521>(東1)となり株価2ケタで仕手株イメージ強くPBR割安と18.8%高、2位のアイティフォー<4743>(東1)は個人情報流出・漏洩防止ソフトなど材料に10時から急動意となり前引けは1位だったものの後場は高値もみあい12.8%高、3位は三晃金属工業<1972>(東1)となりOECD会合で菅首相が太陽光発電の導入に積極的な演説を行なったと伝えられ7.8%高、4位はMonotaRO<3064>(東1)となり生産現場の消耗品販売が復興関連に乗るとの見方で7.7%高。

 ダイセキ環境ソリューション<1712>(東1)は関東地方などの梅雨入り宣言を受けて放射能雨の再来や校庭の表土浄化などに連想広がり6.8%高、ライト工業<1926>(東1)不動テトラ<1813>(東1)は津波と縁遠いとされてきた敦賀・美浜原発などのある若狭湾でも災害の記録ありと伝えられ値上がり率6〜7位に入り6.7%高、6.5%高。

 ティラド<7236>(東1)はインドのタタ自動車グループとの合弁事業が伝えられ6.0%高、シンフォニアテクノロジー<6507>(東1)はマイクロ水力発電やバイオマス発電、太陽光発電などを組み合わせる複合発電が伝えられ5.5%高。

 ラウンドワン<4680>(東1)は自動車業界の木・金休日などで休み分散なら有利とされて4.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:49 | 市況・概況

【株式市場】円高基調や米英の月曜休場や円高を受け模様ながめ

110527大引け 27日後場の東京株式市場は、引き続き下値の堅い相場。円相場が1ドル80円台に入る円高基調になった上、米・英の株式市場が週明け30日も休場のため、徐々に模様ながめ気分の強まる様子だったが、全般は底堅かった。東証1部の値上がり銘柄数は544銘柄(約33%)だった。

 日経平均は小反落。後場寄り後は9588円70銭(26円65銭高)まで上げたものの、14時を回ると軟化し、大引けは9521円94銭(40円11銭安)。

 東証1部の出来高概算は15億1219万株、売買代金は1兆559億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は544(前引けは657)銘柄、値下がり銘柄数は956(前引けは757)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、鉱業、保険、精密機器、証券・商品先物、石油・石炭、建設、水産・農林、銀行、食料品、など。
 一方、値下がり率上位は、陸運、パルプ・紙、金属製品、海運、その他製品、ゴム製品、輸送用機器、倉庫・運輸、小売り、情報・通信、電力・ガス、不動産などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:59 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】アイティフォーやMonotaROが高くソニー反落

 27日前場は、決算を発表したソニー<6758>(東1)が反落し、東証1部の売買代金2位で3.0%安。代金1位はキヤノン<7751>(東1)となり、ドイツ証券の目標株価引き下げが伝えられたものの26日の自社株買いを材料に堅調続伸0.4%高。3位はコマツ<6301>(東1)の0.9%高となり、日立建機<6305>(東1)が未公表だった今期の業績予想発表を好感し代金10位の活況高となったことを材料視。

 東証1部の値上がり率1位はアイティフォー<4743>(東1)となり個人情報流出や節電対策のITシステムを材料に10時発の一部ネット情報を合図に特定筋一斉注力との見方で14.0%高。2位のMonotaRO<3064>(東1)は生産現場の消耗品販売が復興関連に乗るとの見方で今期2ケタ増益など手がかりに8.6%高、3位の日立ツール<5963>(東1)は未公表だった業績予想の発表を好感し6.4%高。

 ティラド<7236>(東1)はインドのタタ自動車グループとの合弁事業が伝えられ5.0%高、メルコホールディングス<6676>(東1)は日系各社もスマートフォン本格拡大となり事業環境急拡大との期待あり4.8%高。

 日本板硝子<5202>(東1)は野村證券の目標株価引き上げが伝えられて日経225種銘柄で唯一の年初来高値3.6%高、グリー<3632>(東1)は6月決算好調との期待などいわれ連日の高値1.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:15 | 市況・概況

【株式市場】業績予想を発表した銘柄など材料株の個別物色は活発

 27日前場の東京株式市場は、円高の割に全般底堅い相場。1ドル81円トビ台に入る円高基調となったため、出来高は低調だったものの、業績予想の発表を見送っていた日立建機<6305>(東1)が昨日の発表を好感して活況高となるなど、個別物色は活発。東証1部の値上がり銘柄数は657銘柄(約39%)だった。

 日経平均は小反落。朝方9493円44銭(68円61銭安)まで下げたあとは小戻す動きとなり、前引けは9538円63銭(23円42銭安)。

 東証1部の出来高概算は6億3345万株、売買代金は4445億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は657銘柄、値下がり銘柄数は757銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、その他金融、精密機器、石油・石炭、機械、食料品、建設、銀行、卸売り、など。
 一方、値下がり率上位は、陸運、パルプ・紙、その他製品、金属製品、情報・通信、ゴム製品、ガラス・土石、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31 | 市況・概況
2011年05月26日

【銘柄フラッシュ】パソナグループ引け際急伸しグリーも高くマツダは活況高

 26日後場は、東証1部の出来高トップにマツダ<7261>(東1)が躍進し野村證券の積極判断や「アクセラ」累計生産300万台達成を好感し6.9%高。一方、売買代金1位は前引けに続きキヤノン<7751>(東1)が自社株買いを材料に活況高となり5.8%高。東京電力<9501>(東1)は政府の「電力使用制限令」を好感とされ2.2%高の小反発で出来高2位・売買代金5位。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続き株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円高の2円で100%高、2位も同じくアイロムホールディングス<2372>(東1)となり昨日に続き好業績や北日本の治験支援企業の子会社化を材料に14.8%高、3位も前引けと同じNISグループ<8571>(東1)となり14.3%高。

 エーアンドエーマテリアル<5391>(東1)はスレート建材や太陽光発電機材を手がけ放射性物質吸着材の噂もあるとされて8.1%高、明和地所<8869>(東1)は東京都心から徒歩圏のマンションが大半で災害時の帰宅難民にとって人気化の思惑とかで7.4%高。

 アルコニックス<3036>(東1)は米ゴールドマン・サックスによる原油・非鉄金属市況の上昇予測を好感し6.9%高、カルソニックカンセイ<7248>(東1)は米国の自動車部品大手デルファイの再上場観測に思惑あるとかで6.7%高。

 図書印刷<7913>(東1)はPBR0.3倍台で激安と6.4%高、加藤製作所<6390>(東1)もPBR0.4倍台で激安と5.8%高。

 グリー<3632>(東1)は競合するディー・エヌ・エー<2432>(東1)の下落をみて乗り換え買いが入ったとの見方でジリジリ上げ年初来の高値3.8%高、パソナグループ<2168>(東1)は大引け間際に急動意となり売り建て玉の撤退買いとされて高値を更新1.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:20 | 市況・概況

【株式市場】円高一服と中国株高など好感し「電力・ガス」以外すべて高い

110526大引け 26日後場の東京株式市場は、全般堅調なまま高値もちあい。ユーロが買い直されるなどで円高の一服感が強まった上、中国株が後場も堅調と伝えられたことも安心感を広げた。業種別では、東証33分類の「電力・ガス」指数を除きすべて高い。東証1部の値上がり銘柄数は1200銘柄(約72%)となった。

 日経平均は反発。後場寄り後に9567円46銭(144円58銭高)まで上げたあとは一進一退となり、大引けは9562円05銭(139円17銭高)。

 東証1部の出来高概算は16億1643万株、売買代金は1兆1708億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は1200(前引けは1164)銘柄、値下がり銘柄数は322(前引けは311)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けも32業種)が値上がりし、「電力・ガス」を除き全面高。値上がり率上位の業種は、鉱業、ガラス・土石、石油・石炭、非鉄金属、精密機器、電気機器、パルプ・紙、化学、海運、輸送用機器、ゴム製品、機械、その他製品、金属製品、不動産、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、銀行、食料品、サービス、陸運、空運、医薬品、建設、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:24 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】日立メディコが高くキヤノンやリコーは活況高

 26日前場は、NY株の反発に円高の一服を受けて全体が暖まり、キヤノン<7751>(東1)が自社株買い発表を材料に活況高となり、東証1部の売買代金1位で5.5%高。2位はディー・エヌ・エー<2432>(東1)で創業者社長の退任発表を受けて2.7%安、3位の東京電力<9501>(東1)は決算書での「継続前提の疑義」追記などを監査人から受領との昨日発表が懸念されたものの朝安のあと切り返し3.5%高。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)となり1円高の2円で100%高、2位はアイロムホールディングス<2372>(東1)で昨日に続き好業績や北日本の治験支援会社の子会社化を期待し14.6%高、3位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)で14.3%高、4位は廣済堂<7868>(東1)となり一昨日から約1カ月ぶりに動き出しワケあり筋が再び注力とされ9.4%高。

 日立メディコ<6910>(東1)は今期の業績予想発表を好感し8.3%高、リコー<7752>(東1)は中期計画の発表が伝えられて7.2%高。

 マツダ<7261>(東1)は野村證券の目標株価引き上げが伝えられ6.4%高、カルソニックカンセイ<7248>(東1)は自動車各社の6月の生産見込み向上に期待が強まり5.6%高となった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:10 | 市況・概況

【株式市場】キヤノンの自社株買いが全体のムードを明るくし活況高

 26日前場の東京株式市場は、全般強調。円高の一服感に加え、キヤノン<7751>(東1)が自社株買い発表を材料に活況高となり、全体のムードを明るくした。中国株が堅調な始まりと伝えられたことも安心感。東証1部の値上がり銘柄数は1164銘柄(約69%)となった。

 日経平均は反発。10時にかけてにかけて9559円38銭(136円50銭高)まで上げ、前引けも9544円68銭(121円80銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億5177万株、売買代金は5408億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は1164銘柄、値下がり銘柄数は311銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、「銀行」を除き全面高。値上がり率上位の業種は、鉱業、ガラス・土石、精密機器、非鉄金属、ゴム製品、電気機器、パルプ・紙、石油・石炭、機械、化学、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:44 | 市況・概況
2011年05月25日

【銘柄フラッシュ】マネックスグループやアイロムが高く東京電力はジリ安

 25日後場は、東京電力<9501>(東1)が放射能水移送の一時中止や格納容器に穴の可能性を示唆と伝えられたため一段ジリ安となり一時7%近く下げて終値は5.4%安。このためか、個人情報流出のソニー<6758>(東1)は投機売りの話題性がなくなる形で前引けの1.9%安から値を戻し大引けは1.5%安。

 東証1部の値上がり率1位はマネックスグループ<8698>(東1)となり11時40分に発表した自己株の取得を材料に後場急伸し19.1%高、2位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)となり1円高の16.7%高。3位の廣済堂<7868>(東1)は昨日から約1カ月ぶりに動意づき16.2%高、4位のアイロムホールディングス<2372>(東1)は好業績に加え東北・北海道を拠点の治験支援会社の子会社化に期待続き8.8%高。

 オイレス工業<6282>(東1)は免震装置の需要拡大観測がいわれ6.7%高、サイボウズ<4776>(東1)はグループウェアが在宅勤務など夏の節電対策で注目と5.7%高、MonotaRO<3064>(東1)は工場向けの資材ネット販売に復興関連需要とされて4.9%高。

 CSKホールディングス<9737>(東1)は大和証券キャピタルマーケッツの積極評価を材料に5.4%高、住商情報システム<9719>(東1)も同じ積極評価で4.4%高。

 太平工業<1819>(東1)は工場再建の復興需要関連で低PBRとされて一段ジリ高の4.8%高、アルバック<6728>(東1)は太陽電池製造装置がソフトバンク<9984>(東1)の孫社長提案の大規模太陽光発電所の構想で思惑拡大と3.5%高だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:13 | 市況・概況

【株式市場】為替の円高転換などみて手控えるなか個別物色は活発

110525大引け 25日後場の東京株式市場は、引き続き材料株物色が中心。為替が円高方向に転換し、対ドルで1ドル82円台から81円台に戻ったため、前場は堅調だった自動車株の値が全体に重くなり、資源関連株も一進一退。なかで、復興関連株や自己株取得を発表した銘柄などが個別に物色され、東証1部の値上がり銘柄数は465銘柄(約28%)だった。

 日経平均は小反落。後場は約40円安の9440円前後で小動きを続け、大引けにかけてやや軟化し、終値は9422円88銭(54円29銭安)。

 東証1部の出来高概算は16億1763万株、売買代金は1兆956億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は465(前場は400)銘柄、値下がり銘柄数は1027(前場は1076)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前場は9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、パルプ・紙、空運、輸送用機器、銀行、食料品、ゴム製品、小売り、陸運、など。
 一方、値下がり率上位は、精密機器、電気機器、水産・農林、非鉄金属、建設、その他金融、サービス、機械、石油石炭、ガラス・土石、金属製品、鉄鋼、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:29 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】住商情報システムやサイボウズが高くソニーは反落

 25日前場は、ソニー<6758>(東1)がギリシャなどでも不正アクセスによって個人情報流出と伝えられ反落1.9%安。中国景気敏感のコマツ<6301>(東1)は上海・香港株の出足軟調で反落1.4%安。

 東証1部の売買代金1位はトヨタ自動車<7203>(東1)となり、部品調達網の回復などにより6月の生産台数が見込みを上回る見通しと伝えられ2.8%高、2位の三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は劣後債の発行条件決定と1.3%高。3位はコマツ<6301>(東1)の1.4%安。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)となり1円高で16.7%高、2位の廣済堂<7868>(東1)は昨日から約1カ月ぶりに動意づき10.0%高、3位の東京電波<6900>(東1)は筆頭株主の村田製作所<6981>(大1)による完全子会社化を材料に7.7%高、4位の住商情報システム<9719>(東1)は大和証券キャピタルマーケッツによる積極評価を材料に5.7%高。

 サイボウズ<4776>(東1)は在宅勤務システムの導入が節電の夏に向けて注目とされ5.0%高、MonotaRO<3064>(東1)は工場向けの資材ネット販売に復興関連需要とされて4.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12 | 市況・概況

【株式市場】NY株の続落など受け手控えるなか自動車株などは堅調

 25日前場の東京株式市場は、材料株物色が中心。NY株の続落に加え、上海・香港株式とも軟調な始まりと伝えられたため、全般は模様ながめの雰囲気。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)の生産回復が早まると伝えられて自動車株が堅調になり、米国での原油高観測を受けて石油開発・資源株もしっかり。東証1部の値上がり銘柄数は400銘柄(約24%)だった。

 日経平均は小反落。朝方は9503円77銭(26円60銭高)まで上げたものの上値が重く、前引けは9443円04銭(34円13銭安)。

 東証1部の出来高概算は8億687万株、売買代金は5417億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は400銘柄、値下がり銘柄数は1076銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、輸送用機器、空運、証券・商品先物、パルプ・紙、銀行、陸運、食料品、卸売り。
 一方、値下がり率上位は、その他金融、精密機器、建設、電気機器、金属製品、不動産、非鉄金属、水産・農林、鉄鋼、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:41 | 市況・概況
2011年05月24日

【銘柄フラッシュ】クスリのアオキやNECネッツエスアイ高くソニー反発

 24日後場は、大幅赤字を発表したソニー<6758>(東1)が一段ジリ高基調となり大引けは2.7%高、このため上海株式の軟調が伝えられたものの全体に安心感。東芝<6502>(東1)も13時30分に中期計画の発表が伝えられてから上値を追い2.1%高。

 東証1部の売買代金1位は前引けに続きコマツ<6301>(東1)となり反発1.5%高、2位にはソフトバンク<9984>(東1)が入り「アイパッド」を受託生産する中国の工場が生産再開と伝えられ反発3.1%高、3位はソニーの2.7%高。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続き廣済堂<7868>(東1)となり1カ月近い休養を経てワケありの動き再燃とかで14.1%高だが半面この銘柄で儲ける必要はないとの向きもある様子、2位はエーアンドエーマテリアル<5391>(東1)となり放射性物質吸着剤の噂ありとかで8.6%高、3位のソフトブレーン<4779>(東1)は携帯各社のスマートフォン拡大戦略が追い風と8.6%高。

 クスリのアオキ<3398>(東1)は月次動向の発表接近し5月決算への期待が高まり8.1%高、リケンテクノス<4220>(東1)は好決算と自己株取得を好感し6.5%高、日本フイルコン<5942>(東1)は5月末の第2四半期好調とかで6.4%高。

 NECネッツエスアイ<1973>(東1)は情報通信工事の復興関連で低PBR銘柄と7.0%高、昭和電線ホールディングス<5805>(東1)は株価2ケタの手軽さで京三製作所<6742>(東1)の中国・韓国での鉄道信号システム受注を受けて連想拡大と6.6%高。日本基礎技術<1914>(東1)はPBR激安と一時11%高も戻り売り厚いとされて5.0%高。

 沢井製薬<4555>(東1)は後発薬業界で業績好調と高値更新2.7%高、ビックカメラ<3048>(東1)は節電・省エネ家電への期待など広がり5日続伸のうち4日連続高値更新1.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:36 | 市況・概況

【株式市場】中国株への懸念が一服し赤字のソニー堅調で全般買い直す

110524大引け 24日後場の東京株式市場は、持ち直し傾向。上海株式の続落に対し香港株は堅調と伝えられたため、中国株への懸念が一服。また、大幅赤字を発表したソニー<6758>(東1)が一段ジリ高で堅調となったため安心感が広がった。電力株が総じて堅調で、倉庫、陸運などの内需関連業種がしっかり。海運株もバルチック運賃指数の続伸を受けて堅調。東証1部の値上がり銘柄数は847銘柄(約50%)だった。

 日経平均は小幅反発。後場は13時過ぎに9490円35銭(29円72銭高)まで上げ、小動きながら堅調に推移し、大引けは9477円17銭(16円54銭高)。

 東証1部の出来高概算は16億5332万株、売買代金は1兆1454億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は847(前引けは649)銘柄、値下がり銘柄数は646(前引けは786)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、海運、その他金融、倉庫・運輸、陸運、その他製品、医薬品、食料品、空運、電気機器、機械、保険、鉱業、建設、パルプ・紙、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、石油・石炭、ガラス・土石、ゴム製品、不動産、繊維製品、化学、輸送用機器、精密機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況