【外国為替市場フラッシュ:4月25日〜29日の週】
■ドルが主要通貨に対してほぼ全面安
4月25日〜29日の週(29日の東京市場は休場)の外国為替市場では、米国の緩和的な金融政策が継続するとの観測が強まったため、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開となり、ドル・円相場についてもドル安・円高方向の展開だった。
ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末の22日は東京市場、海外市場ともに、海外勢のイースター休暇に加えて、26日〜27日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて様子見ムードが強く、概ね1ドル=81円台後半の小幅レンジでモミ合う展開だった。そして週初25日の東京市場では、一時1ドル=82円40銭台まで円が下落する場面もあったが、その後は1ドル=82円近辺の小幅レンジで推移した。
25日の海外市場では、米国の株安や長期金利低下などを受けて、1ドル=81円60銭台に円が上昇した。26日の東京市場でも1ドル=81円60銭近辺〜82円近辺で推移し、前日に比べてややドル安・円高水準だった。26日の海外市場では、1ドル=81円40銭台〜90銭台のレンジで推移した。米FOMCを控えて様子見ムードを強めたが、米国の長期金利低下などで、東京市場に比べてややドル安・円高水準だった。
27日の東京市場では、1ドル=81円台後半でモミ合う展開だった。米国の長期金利低下でドル売り・円買いが先行したが、米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が日本国債の格付け見通しを現行の「安定的」から「ネガティブ」に変更したことでドル買い・円売りに転じた。27日の海外市場では、東京市場の流れを受け継いで一時1ドル=82円80銭台に円が下落したが、FOMC後のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見で、緩和的な金融政策が当面継続されるとの観測が広がったため、ドル売り・円買いの動きに転じて1ドル=82円近辺に円が上昇した。
28日の東京市場では1ドル=81円50銭台に円が上昇した。米国の緩和的な金融政策が継続するという観測が強まり、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安となる流れだった。28日の海外市場では、米国の経済指標がやや低調だったことなどで、一時1ドル=81円40銭近辺に円が上昇する場面もあったが、その後はドルを買い戻す動きとなり、概ね1ドル=81円台半ばでモミ合う展開だった。
週末29日の海外市場では1ドル=81円近辺に円が上昇した。米国の緩和的な金融政策が継続するとの観測で、ドルが売られる展開が続き、やや低調だった経済指標もドル売りにつながった。
注目された米FOMCとバーナンキ米FRB議長の記者会見を通過し、量的緩和策第2弾(QE2)は予定どおり11年6月末で終了するが、米国景気の回復が緩慢であるため早期利上げの可能性は低く、緩和的な金融政策が当面継続されるとの観測が広がった。このため外国為替市場では、ドルが主要通貨に対して売られやすい状況となっている。
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(04/30)【外国為替市場を検証:ドル・円相場】米FOMC通過でドル全面安、円高圧力の展開
(04/30)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】リスク回避とリスク選好の動きが交錯
(04/28)【銘柄フラッシュ】合同製鐵や三菱鉛筆が急伸しキヤノンなど一段強張る
(04/28)【株式市場】連休中の米国一段高に期待強まり大震災後の高値
(04/28)【銘柄フラッシュ】キヤノンやコマツが活況高となりソニーは安い
(04/28)【株式市場】NY株式の続伸高値など好感し東証1部の74%が高い
(04/27)【銘柄フラッシュ】クラレやパナホームが高くダイハツ工業も後場急伸
(04/27)【株式市場】為替の安定など地合い堅調で増額・好決算の銘柄など物色
(04/27)【銘柄フラッシュ】富士通ゼネラルや田崎真珠が急伸し減額のキヤノンも高い
(04/27)【株式市場】NY株高や日銀の国債買い入れ受け電機・精密株などから堅調
(04/26)【銘柄フラッシュ】ディー・エヌ・エーが急伸しグリーやタカキューも高い
(04/26)【株式市場】円の反発にアジア株安が加わり主力株は模様ながめ
(04/26)【銘柄フラッシュ】ディー・エヌ・エーや図書印刷が急伸しKDDIも高い
(04/26)【株式市場】円の反発など受け自動車や電機・精密などから軟調もちあい
(04/25)【銘柄フラッシュ】プリマハムが高くモリテックス急伸しグリーは年初来の高値
(04/25)【株式市場】米FOMCを前に手控えるなか増額銘柄などを物色
(04/25)【銘柄フラッシュ】モリテックスが急伸し三菱重工業は年初来の高値
(04/25)【株式市場】企業業績の増額修正が意外に多いとの見方で全般堅調
(04/24)【相場展望】重要イベントやGWで買い手控え継続、ただしマインド改善の兆しも
(04/24)【外国為替市場展望:ドル・円相場】バーナンキ米FRB議長の会見が焦点
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(04/24)【外国為替市場展望:ドル・円相場】バーナンキ米FRB議長の会見が焦点
2011年04月30日
【外国為替市場を検証:ドル・円相場】米FOMC通過でドル全面安、円高圧力の展開
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:11
| 市況・概況
【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】リスク回避とリスク選好の動きが交錯
【外国為替市場フラッシュ:4月25日〜29日の週】
■やや方向感に欠ける展開
4月25日〜29日の週(29日の東京市場は休場)の外国為替市場で、ユーロ・円相場は、やや方向感に欠ける展開だった。ECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測、米国の緩和的な金融政策の継続観測、域内諸国の財政不安問題などで、リスク回避の動きとリスク選好の動きが交錯した。
ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末22日は、海外勢がイースター休暇入りしたため様子見ムードを強め、東京市場、海外市場ともに1ユーロ=119円台前半で小動きだった。この流れを受けて25日の東京市場も、海外市場の一部が休場だったことや、26日〜27日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えていたため様子見ムードが強く、概ね1ユーロ=119円台で推移した。ただし前週末に比べて、ややユーロ高・円安水準だった。
25日の海外市場では、株式市場の下落などでリスク回避の動きが強まり、1ユーロ=119円台前半に円が上昇した。26日の東京市場でもリスク回避の動きが強まり、一時1ユーロ=118円50銭台に円が上昇した。
26日の海外市場ではリスク選好の動きとなり、1ユーロ=119円台半ばに円が下落した。27日の東京市場でも1ユーロ=119円90銭台に円が下落した。米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、日本国債の格付け見通しを現行の「安定的」から「ネガティブ」に変更したことで、ユーロ買い・円売りの動きがやや優勢となった。
27日の海外市場では1ユーロ=121円台半ばまで円が下落した。米FOMCやバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見で、米国の緩和的な金融政策が当面継続されるとの観測が広がり、金利差拡大の思惑でユーロ買い・ドル売りの動きとなり、リスク選好の動きも加わってユーロ高・円安の流れとなった。28日の東京市場でも1ユーロ=121円台で推移した。
28日の海外市場ではリスク選好の動きが後退し、1ユーロ=120円台後半に円が上昇した。そして週末29日の海外市場でも、1ユーロ=120円台前半に円が上昇した。
ユーロ・円相場については、ECBによる継続的追加利上げに対する期待が根強いだけに、5月5日のECB理事会が焦点となるだろう。基本的には金利差拡大でユーロ高・円安の流れとする見方が優勢だが、一方ではギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題の再燃が波乱要因だろう。
■やや方向感に欠ける展開
4月25日〜29日の週(29日の東京市場は休場)の外国為替市場で、ユーロ・円相場は、やや方向感に欠ける展開だった。ECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測、米国の緩和的な金融政策の継続観測、域内諸国の財政不安問題などで、リスク回避の動きとリスク選好の動きが交錯した。
ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末22日は、海外勢がイースター休暇入りしたため様子見ムードを強め、東京市場、海外市場ともに1ユーロ=119円台前半で小動きだった。この流れを受けて25日の東京市場も、海外市場の一部が休場だったことや、26日〜27日の米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えていたため様子見ムードが強く、概ね1ユーロ=119円台で推移した。ただし前週末に比べて、ややユーロ高・円安水準だった。
25日の海外市場では、株式市場の下落などでリスク回避の動きが強まり、1ユーロ=119円台前半に円が上昇した。26日の東京市場でもリスク回避の動きが強まり、一時1ユーロ=118円50銭台に円が上昇した。
26日の海外市場ではリスク選好の動きとなり、1ユーロ=119円台半ばに円が下落した。27日の東京市場でも1ユーロ=119円90銭台に円が下落した。米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、日本国債の格付け見通しを現行の「安定的」から「ネガティブ」に変更したことで、ユーロ買い・円売りの動きがやや優勢となった。
27日の海外市場では1ユーロ=121円台半ばまで円が下落した。米FOMCやバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見で、米国の緩和的な金融政策が当面継続されるとの観測が広がり、金利差拡大の思惑でユーロ買い・ドル売りの動きとなり、リスク選好の動きも加わってユーロ高・円安の流れとなった。28日の東京市場でも1ユーロ=121円台で推移した。
28日の海外市場ではリスク選好の動きが後退し、1ユーロ=120円台後半に円が上昇した。そして週末29日の海外市場でも、1ユーロ=120円台前半に円が上昇した。
ユーロ・円相場については、ECBによる継続的追加利上げに対する期待が根強いだけに、5月5日のECB理事会が焦点となるだろう。基本的には金利差拡大でユーロ高・円安の流れとする見方が優勢だが、一方ではギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題の再燃が波乱要因だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:09
| 市況・概況
2011年04月28日
【銘柄フラッシュ】合同製鐵や三菱鉛筆が急伸しキヤノンなど一段強張る
28日後場は、ゴールデンウイーク中の米国株に一段高の期待が高まり、先物の買い戻しと相まって値上り銘柄数が増加。東証1部の売買代金1位は前場に続きソニー<6758>(東1)となり個人情報漏洩問題を受け4.5%安だったものの、同2位のキヤノン<7751>(東1)は前引けの1.1%高から強張り1.6%高、同3位のトヨタ自動車<7203>(東1)も前引けの1.1%高から強張り1.4%高、同4位の日立製作所<6501>(東1)も前引けの3.6%高から強張り4.0%高。
東証1部の値上がり率1位は分譲マンションのフージャースコーポレーション<8907>(東1)となり中古再販も好調との見方あり前場の3位からアップし11.9%高、2位は合同製鐵<5410>(東1)となり13時過ぎの決算発表を好感し11.3%高、3位の三菱鉛筆<7976>(東1)は14時過ぎの決算発表を好感し10.2%高、4位の日本航空電子工業<6807>(東1)は昨日の決算発表を好感したまま9.7%高。
角川グループホールディングス<9477>(東1)は昨日に増額修正を好感して急伸したにもかかわらず本日13時の決算発表で出尽し感なく一段高となり9.3%高。ネットワンシステムズ<7518>(東1)も13時の決算発表を好感し9.2%高、東芝プラントシステム<1983>(東1)も13時の決算発表を好感し6.8%高。
第一中央汽船<9132>(東1)は14時の決算発表を好感し9.0%高、JUKI<6440>(東1)は5月13日の決算発表に期待とされて8.1%高、グリー<3632>(東1)は米国企業の買収を材料に米景気回復期待を強め5.8%高で年初来の高値となった。
東証1部の値上がり率1位は分譲マンションのフージャースコーポレーション<8907>(東1)となり中古再販も好調との見方あり前場の3位からアップし11.9%高、2位は合同製鐵<5410>(東1)となり13時過ぎの決算発表を好感し11.3%高、3位の三菱鉛筆<7976>(東1)は14時過ぎの決算発表を好感し10.2%高、4位の日本航空電子工業<6807>(東1)は昨日の決算発表を好感したまま9.7%高。
角川グループホールディングス<9477>(東1)は昨日に増額修正を好感して急伸したにもかかわらず本日13時の決算発表で出尽し感なく一段高となり9.3%高。ネットワンシステムズ<7518>(東1)も13時の決算発表を好感し9.2%高、東芝プラントシステム<1983>(東1)も13時の決算発表を好感し6.8%高。
第一中央汽船<9132>(東1)は14時の決算発表を好感し9.0%高、JUKI<6440>(東1)は5月13日の決算発表に期待とされて8.1%高、グリー<3632>(東1)は米国企業の買収を材料に米景気回復期待を強め5.8%高で年初来の高値となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:12
| 市況・概況
【株式市場】連休中の米国一段高に期待強まり大震災後の高値
28日後場の東京株式市場は、大引けにかけて全般一段高となり続伸。NY株が続伸95ドル高で年初来の高値を更新したため、大型連休中の一段高に期待する雰囲気となり、平均株価の先物や好決算銘柄には、売り建てを清算する買い注文もあった模様。引き続き精密、自動車、機械株などが高く建設、銀行株なども堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1255銘柄(約75%)だった。
個人情報漏れのソニー<6758>(東1)は、後場は下げ止まり底ばい相場に転じ4.5%安。
日経平均は続伸。後場は9800円前後で強もみあいを続けたあとジリ高となり、本日の高値引けとなり9849円74銭(157円90銭高)。大震災後の相場で高値を更新。
東証1部の出来高概算は21億8440万株、売買代金は1兆6028億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1255(前引けは1244)銘柄、値下がり銘柄数は295(前引けは268)銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種(前引けは32業種)が値上がりし、安い業種は、その他製品、海運のみ。値上がり率上位の業種は、空運、ガラス・土石、ゴム製品、電力・ガス、精密機器、小売り、機械、建設、銀行、その他金融、情報・通信、陸運、食料品、輸送用機器、サービス、水産・農林、化学、などだった。
個人情報漏れのソニー<6758>(東1)は、後場は下げ止まり底ばい相場に転じ4.5%安。
日経平均は続伸。後場は9800円前後で強もみあいを続けたあとジリ高となり、本日の高値引けとなり9849円74銭(157円90銭高)。大震災後の相場で高値を更新。
東証1部の出来高概算は21億8440万株、売買代金は1兆6028億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1255(前引けは1244)銘柄、値下がり銘柄数は295(前引けは268)銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種(前引けは32業種)が値上がりし、安い業種は、その他製品、海運のみ。値上がり率上位の業種は、空運、ガラス・土石、ゴム製品、電力・ガス、精密機器、小売り、機械、建設、銀行、その他金融、情報・通信、陸運、食料品、輸送用機器、サービス、水産・農林、化学、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:25
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】キヤノンやコマツが活況高となりソニーは安い
28日前場は、NY株の続伸・年初来の高値を映してキヤノン<7751>(東1)が東証1部の売買代金2位で1.1%高、コマツ<6301>(東1)は同3位で2.4%高、日立製作所<6501>(東1)は同4位で3.6%高、トヨタ自動車<7203>(東1)は同5位で1.1%高。
売買代金1位はソニー<6758>(東1)となり、個人情報漏洩が手控えられて4.8%安の2252円(114円安)。東京電力<9501>(東1)は代金14位で小反発1.2%高の417円(5円高)。
東証1部の値上がり率1位・2位は株価2ケタ銘柄となり、山水電気<6793>(東1)が1円高で2倍となり、NISグループ<8571>(東1)は1円高で14.3%高。3位は分譲マンションのフージャースコーポレーション<8907>(東1)で中古再販も好調との見方あり10.3%高、4位は精密金型のアーク<7873>(東1)となり企業再生支援の進展がいわれ9.3%高。
クボテック<7709>(東1)は増額修正を好感し8.2%高、日本航空電子工業<6807>(東1)は好決算を材料に8.0%高、第一工業製薬<4461>(東1)も増額修正を好感し7.7%高となった。
売買代金1位はソニー<6758>(東1)となり、個人情報漏洩が手控えられて4.8%安の2252円(114円安)。東京電力<9501>(東1)は代金14位で小反発1.2%高の417円(5円高)。
東証1部の値上がり率1位・2位は株価2ケタ銘柄となり、山水電気<6793>(東1)が1円高で2倍となり、NISグループ<8571>(東1)は1円高で14.3%高。3位は分譲マンションのフージャースコーポレーション<8907>(東1)で中古再販も好調との見方あり10.3%高、4位は精密金型のアーク<7873>(東1)となり企業再生支援の進展がいわれ9.3%高。
クボテック<7709>(東1)は増額修正を好感し8.2%高、日本航空電子工業<6807>(東1)は好決算を材料に8.0%高、第一工業製薬<4461>(東1)も増額修正を好感し7.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:58
| 市況・概況
【株式市場】NY株式の続伸高値など好感し東証1部の74%が高い
28日前場の東京株式市場は、軒並み高で続伸基調。為替は一時円高に振れたものの、大型連休前の一時的な円調達の動きと静観され、NY株が95ドル高続伸となって年初来高値を更新した相場を素直に好感する雰囲気になった。機械、精密、自動車株から建設、銀行株などが堅調で、東証1部の値上がり銘柄数は1244銘柄(約74%)。
日経平均は続伸。ジリ高基調のまま10時30分にかけて9800円台に達し、前引けも9815円49銭(123円65銭高)。
東証1部の出来高概算は9億3784万株、売買代金は6915億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1244銘柄、値下がり銘柄数は268銘柄。
また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、安い業種は「その他製品」のみ。値上がり率上位の業種は、空運、ガラス・土石、ゴム製品、精密機器、機械、小売り、輸送用機器、海運、証券・商品先物、建設、銀行、陸運、電力・ガス、などだった。
日経平均は続伸。ジリ高基調のまま10時30分にかけて9800円台に達し、前引けも9815円49銭(123円65銭高)。
東証1部の出来高概算は9億3784万株、売買代金は6915億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1244銘柄、値下がり銘柄数は268銘柄。
また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、安い業種は「その他製品」のみ。値上がり率上位の業種は、空運、ガラス・土石、ゴム製品、精密機器、機械、小売り、輸送用機器、海運、証券・商品先物、建設、銀行、陸運、電力・ガス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29
| 市況・概況
2011年04月27日
【銘柄フラッシュ】クラレやパナホームが高くダイハツ工業も後場急伸
27日後場は、為替の安定に加えて中国株の堅調さが伝えられ、ファナック<6954>(東1)が次第高となり東証1部の売買代金2位で3.6%高、代金1位は前引けに続きキヤノン<7751>(東1)となり今期の業績予想は減額したものの大震災の影響は軽いと7.0%高、3位には第一生命保険<8750>(東1)が入り減損損失の計上を通過して一部指標に割安感との見方で3.0%高。
東証1部の値上がり率1位は富山の置き薬が発祥のダイト<4577>(東1)となり新薬開発の噂とされ11.8%高、2位はクラレ<3405>(東1)となり前引け後の決算発表を好感し10.5%高、3位の大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)は後場の決算発表を好感し9.5%高。4位は富士通ゼネラル<6755>(東1)で前引けの2位から後退も昨日の好決算を好感し8.7%高。
パナホーム<1924>(東1)も昨日の好決算を好感し一段高の8.0%高、JFE商事ホールディングス<3332>(東1)は13時の決算発表を好感し7.6%高、住友精密工業<6355>(東1)は14時の決算発表を好感し6.8%高。ダイハツ工業<7262>(東1)は前引け後の決算発表を好感し6.5%高。
クスリのアオキ<3398>(東1)は5月決算好調の見方で年初来の高値に進み4.6%高、大塚ホールディングス<4578>(東1)は防災・節電・猛暑関連との見方で年初来の高値に進み2.5%高となった。
東証1部の値上がり率1位は富山の置き薬が発祥のダイト<4577>(東1)となり新薬開発の噂とされ11.8%高、2位はクラレ<3405>(東1)となり前引け後の決算発表を好感し10.5%高、3位の大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東1)は後場の決算発表を好感し9.5%高。4位は富士通ゼネラル<6755>(東1)で前引けの2位から後退も昨日の好決算を好感し8.7%高。
パナホーム<1924>(東1)も昨日の好決算を好感し一段高の8.0%高、JFE商事ホールディングス<3332>(東1)は13時の決算発表を好感し7.6%高、住友精密工業<6355>(東1)は14時の決算発表を好感し6.8%高。ダイハツ工業<7262>(東1)は前引け後の決算発表を好感し6.5%高。
クスリのアオキ<3398>(東1)は5月決算好調の見方で年初来の高値に進み4.6%高、大塚ホールディングス<4578>(東1)は防災・節電・猛暑関連との見方で年初来の高値に進み2.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:19
| 市況・概況
【株式市場】為替の安定など地合い堅調で増額・好決算の銘柄など物色
27日後場の東京株式市場は、引き続き全般堅調。円相場が小動きのまま安定し、中国株の堅調が伝えられたこともあり、決算予想の増額修正銘柄や好決算銘柄の物色が活発。電気機器、自動車、医薬品、食品株などが高く、東証1部の値上がり銘柄数はやや減ったものの867銘柄(約52%)となった。
日経平均は反発。前場の9728円03銭(169円34銭高)には届かなかったが堅調に推移し、大引けは9691円84銭(133円15銭高)。
東証1部の出来高概算は17億4972万株、売買代金は1兆3181億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は867(前引けは1043)銘柄、値下がり銘柄数は642(前引けは451)銘柄。
また、東証33業種別指数は27業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電気機器、繊維製品、化学、保険、鉱業、食料品、医薬品、ゴム製品、輸送用機器、石油・石炭、水産・農林、精密機器、情報・通信、鉄鋼、など。
一方、値下がり業種は、証券・商品先物、電力・ガス、空運、パルプ・紙、陸運、その他製品、だった。
日経平均は反発。前場の9728円03銭(169円34銭高)には届かなかったが堅調に推移し、大引けは9691円84銭(133円15銭高)。
東証1部の出来高概算は17億4972万株、売買代金は1兆3181億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は867(前引けは1043)銘柄、値下がり銘柄数は642(前引けは451)銘柄。
また、東証33業種別指数は27業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電気機器、繊維製品、化学、保険、鉱業、食料品、医薬品、ゴム製品、輸送用機器、石油・石炭、水産・農林、精密機器、情報・通信、鉄鋼、など。
一方、値下がり業種は、証券・商品先物、電力・ガス、空運、パルプ・紙、陸運、その他製品、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:39
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】富士通ゼネラルや田崎真珠が急伸し減額のキヤノンも高い
27日前場は、1ユーロ120円台に戻る円安傾向やNY株高を好感し、業績予想を減額したキヤノン<7751>(東1)が6.2%高となり東証1部の売買代金1位、代金2位の三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)はシティグループ証券による目標株価引き上げを好感し0.9%高、3位のソフトバンク<9984>(東1)は中国でファッションの電子販売開始を材料に1.4%高。東京電力<9501>(東1)は代金7位だが出来高は1位となり3.1%安となった。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)で1円上がって14%高、2位の富士通ゼネラル<6755>(東1)は好決算の発表を好感し9.5%高、3位の角川グループホールディングス<9477>(東1)も好決算の発表を好感し7.9%高、4位のパナホーム<1924>(東1)も好決算の発表を好感し6.6%高。
田崎真珠<7968>(東1)は創業者・田崎俊作氏の逝去していたことが伝えられて一時23%高となり前引けは6.6%高、ジェコス<9991>(東1)は業績予想の増額を好感し6.5%高。
京三製作所<6742>(東1)は25日に前期の業績予想を減額修正したものの、27日に今期の受注回復観測などが伝えられ6.1%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)で1円上がって14%高、2位の富士通ゼネラル<6755>(東1)は好決算の発表を好感し9.5%高、3位の角川グループホールディングス<9477>(東1)も好決算の発表を好感し7.9%高、4位のパナホーム<1924>(東1)も好決算の発表を好感し6.6%高。
田崎真珠<7968>(東1)は創業者・田崎俊作氏の逝去していたことが伝えられて一時23%高となり前引けは6.6%高、ジェコス<9991>(東1)は業績予想の増額を好感し6.5%高。
京三製作所<6742>(東1)は25日に前期の業績予想を減額修正したものの、27日に今期の受注回復観測などが伝えられ6.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:06
| 市況・概況
【株式市場】NY株高や日銀の国債買い入れ受け電機・精密株などから堅調
27日前場の東京株式市場は、全般堅調。米国の金融政策会合は気にされたものの、NY株式の115ドル高が好感され、円相場は安定推移し、日銀の国債買い入れが伝えられ、買い直す動きとなった。電機・精密、食品株などが強く、東証1部の値上がり銘柄数は1043銘柄(約62%)。
日経平均は反発。10時30分にかけて9728円03銭(169円34銭高)まで上げ、前引けは9682円21銭(123円52銭高)。
東証1部の出来高概算は7億3438万株、売買代金は5289億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1043銘柄、値下がり銘柄数は451銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電気機器、鉱業、精密機器、食料品、医薬品、情報・通信、水産・農林、化学、輸送用機器、銀行、機械、鉄鋼、など。
一方、値下がり業種は証券・商品先物、電力・ガス、などだった。
日経平均は反発。10時30分にかけて9728円03銭(169円34銭高)まで上げ、前引けは9682円21銭(123円52銭高)。
東証1部の出来高概算は7億3438万株、売買代金は5289億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1043銘柄、値下がり銘柄数は451銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電気機器、鉱業、精密機器、食料品、医薬品、情報・通信、水産・農林、化学、輸送用機器、銀行、機械、鉄鋼、など。
一方、値下がり業種は証券・商品先物、電力・ガス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38
| 市況・概況
2011年04月26日
【銘柄フラッシュ】ディー・エヌ・エーが急伸しグリーやタカキューも高い
26日後場は、円の反発に加え、上海・香港・インド株式の軟調が伝えられ、トヨタ自動車<7203>(東1)が前引けに続き東証1部の売買代金トップのまま下げ率を広げ2.4%安、一方、日産自動車<7201>(東1)は一部で5月の生産台数が大震災前の計画の9割まで回復の見込みと伝えられて堅調転換し代金2位に急伸し0.3%高。ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は代金4位を継続しNTTドコモ<9437>(東1)との提携を好感し5.5%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き図書印刷<7913>(東1)で伸び悩んだものの昨日の決算予想の増額を好感し20.0%高、2位も前引けと同じモリテックス<7714>(東1)で節電関連のLED銘柄として2日連続ストップ高のまま18.7%高、3位のユアサ商事<8074>(東1)は14時の増額修正発表を好感して急伸し13.7%高。
エス・バイ・エル<1919>(東1)はLED夜間照明の小型蓄電池システムが材料視され10.1%高、ミツウロコ<8131>(東1)は風力・太陽光・バイオマス発電が注目され東日本に強い燃料商社と復興関連がいわれて9.5%高。
日本鋳鉄管<5612>(東1)は復興関連に加え昨日の増額修正を好感し9.2%高、東洋機械金属<6210>(東1)は朝から目立って高いまま15時に決算を発表し7.3%高。
タカキュー<8166>(東1)はPBR割安で涼感衣料に期待とされて6.5%高、グリー<3632>(東1)は22日の米社買収に加えディー・エヌ・エー高も刺激材料と高値更新3.1%高となった。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き図書印刷<7913>(東1)で伸び悩んだものの昨日の決算予想の増額を好感し20.0%高、2位も前引けと同じモリテックス<7714>(東1)で節電関連のLED銘柄として2日連続ストップ高のまま18.7%高、3位のユアサ商事<8074>(東1)は14時の増額修正発表を好感して急伸し13.7%高。
エス・バイ・エル<1919>(東1)はLED夜間照明の小型蓄電池システムが材料視され10.1%高、ミツウロコ<8131>(東1)は風力・太陽光・バイオマス発電が注目され東日本に強い燃料商社と復興関連がいわれて9.5%高。
日本鋳鉄管<5612>(東1)は復興関連に加え昨日の増額修正を好感し9.2%高、東洋機械金属<6210>(東1)は朝から目立って高いまま15時に決算を発表し7.3%高。
タカキュー<8166>(東1)はPBR割安で涼感衣料に期待とされて6.5%高、グリー<3632>(東1)は22日の米社買収に加えディー・エヌ・エー高も刺激材料と高値更新3.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:24
| 市況・概況
【株式市場】円の反発にアジア株安が加わり主力株は模様ながめ
26日後場の東京株式市場は、引き続き模様ながめ。円相場の反発基調に加え、上海・香港・インド株式の軟調が伝えられ、復興関連株や省電力関連株などの材料株を除くと売買は低調。なかで、第一生命保険<8750>(東1)は有価証券の評価損計上を発表した割に強く、朝安のあと切り返し、後場は堅調。東証1部の値上がり銘柄数は364銘柄(約22%)。
日経平均は弱もみあい。12時45分にかけて9536円51銭(135円45銭安)をつけたあとは小戻し、大引けは9558円69銭(113円27銭安)。
東証1部の出来高概算は15億4010万株、売買代金は1兆420億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は364(前引けは372)銘柄、値下がり銘柄数は1177(前引けは1099)銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり業種は、石油・石炭、ゴム製品、その他金融、不動産、繊維製品、保険、水産・農林。
一方、値下がり率上位の業種は、輸送用機器、証券・商品先物、海運、その他製品、ガラス・土石、電気機器、鉄鋼、パルプ・紙、精密機器、電力・ガス、機械、医薬品、非鉄金属、空運、化学、銀行、などだった。
日経平均は弱もみあい。12時45分にかけて9536円51銭(135円45銭安)をつけたあとは小戻し、大引けは9558円69銭(113円27銭安)。
東証1部の出来高概算は15億4010万株、売買代金は1兆420億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は364(前引けは372)銘柄、値下がり銘柄数は1177(前引けは1099)銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり業種は、石油・石炭、ゴム製品、その他金融、不動産、繊維製品、保険、水産・農林。
一方、値下がり率上位の業種は、輸送用機器、証券・商品先物、海運、その他製品、ガラス・土石、電気機器、鉄鋼、パルプ・紙、精密機器、電力・ガス、機械、医薬品、非鉄金属、空運、化学、銀行、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:31
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】ディー・エヌ・エーや図書印刷が急伸しKDDIも高い
26日前場は、円相場の反発を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が東証1部の売買代金トップで1.8%安、KDDI<9433>(東1)は決算を好感し同2位で4.7%高、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)はNTTドコモ<9437>(東1)との提携を好感し同4位で5.7%高。
東証1部の値上がり率1位は図書印刷<7913>(東1)が躍進し昨日の決算予想の増額を好感し24.2%高、2位はモリテックス<7714>(東1)となり節電関連のLED銘柄として2日連続ストップ高の33.0%高。
ミツウロコ<8131>(東1)は東日本に強い燃料商社で風力・太陽光・バイオマス発電に注目とされ8.9%高、メルコホールディングス<6676>(東1)は昨日の決算予想の増額を好感し8.3%高、極東開発工業<7226>(東1)は塵芥処理車への期待と決算予想の増額を好感し7.8%高。
イオンファンタジー<4343>(東1)節電目標の緩和期待と低PBR割安株とされて3.8%高、グリー<3632>(東1)は22日の米社買収に加えディー・エヌ・エー高も刺激材料と高値更新3.3%高となった。
東証1部の値上がり率1位は図書印刷<7913>(東1)が躍進し昨日の決算予想の増額を好感し24.2%高、2位はモリテックス<7714>(東1)となり節電関連のLED銘柄として2日連続ストップ高の33.0%高。
ミツウロコ<8131>(東1)は東日本に強い燃料商社で風力・太陽光・バイオマス発電に注目とされ8.9%高、メルコホールディングス<6676>(東1)は昨日の決算予想の増額を好感し8.3%高、極東開発工業<7226>(東1)は塵芥処理車への期待と決算予想の増額を好感し7.8%高。
イオンファンタジー<4343>(東1)節電目標の緩和期待と低PBR割安株とされて3.8%高、グリー<3632>(東1)は22日の米社買収に加えディー・エヌ・エー高も刺激材料と高値更新3.3%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:21
| 市況・概況
【株式市場】円の反発など受け自動車や電機・精密などから軟調もちあい
26日前場の東京株式市場は、全般軟調もちあい。円相場が1ドル81円台の円高基調に反発した上、自動車業界の3月の生産台数の落ち込みが予想を上回ったとの見方があり、業種別指数33業種のうち、値上りは6業種にとどまった。なかで、有価証券の評価損計上を発表した第一生命保険<8750>(東1)は朝安のあと切り返し堅調。東証1部の値上がり銘柄数は372銘柄(約22%)。
日経平均は弱もみあい。10時にかけて9554円39銭(115円31銭安)をつけたあとは小戻し、前引けは9577円64銭(94円32銭安)。
東証1部の出来高概算は7億2570万株、売買代金は4750億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は372銘柄、値下がり銘柄数は1099銘柄。
また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、値上がりした業種は、石油・石炭、ゴム製品、情報・通信、水産・農林、その他金融、不動産。
一方、値下がり率上位の業種は、その他製品、ガラス・土石、輸送用機器、鉱業、証券・商品先物、電気機器、海運、精密機器、電力・ガス、鉄鋼、医薬品、などだった。
日経平均は弱もみあい。10時にかけて9554円39銭(115円31銭安)をつけたあとは小戻し、前引けは9577円64銭(94円32銭安)。
東証1部の出来高概算は7億2570万株、売買代金は4750億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は372銘柄、値下がり銘柄数は1099銘柄。
また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、値上がりした業種は、石油・石炭、ゴム製品、情報・通信、水産・農林、その他金融、不動産。
一方、値下がり率上位の業種は、その他製品、ガラス・土石、輸送用機器、鉱業、証券・商品先物、電気機器、海運、精密機器、電力・ガス、鉄鋼、医薬品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38
| 市況・概況
2011年04月25日
【銘柄フラッシュ】プリマハムが高くモリテックス急伸しグリーは年初来の高値
25日後場は、米国の金融緩和を左右するFOMC(米連邦公開市場委員会・26〜27日)を控え、トヨタ自動車<7203>(東1)が東証1部の売買代金2位のまま軟調に転じ0.6%安となるなど、全般は手控え模様。代金1位は前場に続き東京電力<9501>(東1)となり伸び悩んだものの株式の上場は維持との見方で8.4%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続きモリテックス<7714>(東1)となりLED照明式の検査装置など材料に前場から80円ストップ高の23.0%高、2位は駒井ハルテック<5915>(東1)が前引けの3位からランクアップし風力発電を手がかりに大引けにかけ一段高の20.8%高、3位のシンフォニアテクノロジー<6507>(東1)も風力発電関連機器や産業用の省電力システムが材料とされて15.0%高。
リケンテクノス<4220>(東1)は10時頃から急動意となり14時過ぎに業績予想などの増額発表が出たものの前場の高値は抜けず早耳筋有利のまま12.6%高、その点、日立ビジネスソリューション<4738>(東1)は14時の決算発表を受けて急騰となり7.3%高、プリマハム<2281>(東1)も14時の増額発表から急伸6.3%高。
ミツウロコ<8131>(東1)は風力発電にバイオマス発電もいわれて出遅れ物色とされ7.7%高、小野測器<6858>(東1)は14時の四半期決算発表を好感し6.3%高、マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)は自己株の取得を材料に4.9%高。
三菱重工業<7011>(東1)は業績上ブレ観測が伝えられ年初来の高値更新後も堅調で1.0%高、グリー<3632>(東1)も米社買収を材料に年初来の高値を更新し大引けは0.8%高となった。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続きモリテックス<7714>(東1)となりLED照明式の検査装置など材料に前場から80円ストップ高の23.0%高、2位は駒井ハルテック<5915>(東1)が前引けの3位からランクアップし風力発電を手がかりに大引けにかけ一段高の20.8%高、3位のシンフォニアテクノロジー<6507>(東1)も風力発電関連機器や産業用の省電力システムが材料とされて15.0%高。
リケンテクノス<4220>(東1)は10時頃から急動意となり14時過ぎに業績予想などの増額発表が出たものの前場の高値は抜けず早耳筋有利のまま12.6%高、その点、日立ビジネスソリューション<4738>(東1)は14時の決算発表を受けて急騰となり7.3%高、プリマハム<2281>(東1)も14時の増額発表から急伸6.3%高。
ミツウロコ<8131>(東1)は風力発電にバイオマス発電もいわれて出遅れ物色とされ7.7%高、小野測器<6858>(東1)は14時の四半期決算発表を好感し6.3%高、マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)は自己株の取得を材料に4.9%高。
三菱重工業<7011>(東1)は業績上ブレ観測が伝えられ年初来の高値更新後も堅調で1.0%高、グリー<3632>(東1)も米社買収を材料に年初来の高値を更新し大引けは0.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:33
| 市況・概況
【株式市場】米FOMCを前に手控えるなか増額銘柄などを物色
25日後場の東京株式市場は、全般もちあいの中で材料株物色が活発。米国のFOMC(米連邦公開市場委員会・26〜27日)を控えて金融緩和姿勢が注目された半面、3月決算企業の業績予想の増額修正が相次いだため、増額銘柄や復興関連株を物色。前場に続き銀行株、不動産株が業種別の値上がり率上位になり、東京電力<9501>(東1)は8日ぶりに高い。東証1部の値上がり銘柄数は677銘柄(約40%)。
日経平均は小反落。後場は13時20分にかけて9657円24銭(24円97銭安)まで下げて一進一退で推移し、大引けは9671円96銭(10円25銭安)。
東証1部の出来高概算は14億6194万株、売買代金は1兆円に届かず9079億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は677(前引けは850)銘柄、値下がり銘柄数は802(前引けは593)銘柄。
また、東証33業種別指数は16業種(前場は25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は海運、不動産、その他金融、銀行、空運、証券・商品先物、その他製品、繊維製品、金属製品、水産・農林、石油・石炭、ガラス・土石、など。
一方、値下がり率上位の業種はゴム製品、輸送用機器、鉱業、医薬品、パルプ・加味、卸売り、倉庫・運輸、非鉄金属、などだった。
日経平均は小反落。後場は13時20分にかけて9657円24銭(24円97銭安)まで下げて一進一退で推移し、大引けは9671円96銭(10円25銭安)。
東証1部の出来高概算は14億6194万株、売買代金は1兆円に届かず9079億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は677(前引けは850)銘柄、値下がり銘柄数は802(前引けは593)銘柄。
また、東証33業種別指数は16業種(前場は25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は海運、不動産、その他金融、銀行、空運、証券・商品先物、その他製品、繊維製品、金属製品、水産・農林、石油・石炭、ガラス・土石、など。
一方、値下がり率上位の業種はゴム製品、輸送用機器、鉱業、医薬品、パルプ・加味、卸売り、倉庫・運輸、非鉄金属、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:39
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】モリテックスが急伸し三菱重工業は年初来の高値
25日前場は、東証1部の売買代金1位に東京電力<9501>(東1)が入り株式の上場は維持との見方が出て8.7%高、2位はトヨタ自動車<7203>(東1)となりフル生産の見込みが年末と伝えられ時間的な懸念は後退とされ0.2%高、3位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)の1.1%高。
東証1部の値上がり率1位はモリテックス<7714>(東1)となり節電照明のLEDによる検査装置を材料に80円ストップ高の23.0%高、2位のリケンテクノス<4220>(東1)は低PBRの復興関連株と一部資金が仕掛け買いとされ10.9%高、3位の駒井ハルテック<5915>(東1)は風力発電を手がかりに9.8%高。
蝶理<8014>(東1)は欧州の太陽光発電設備企業に出資と伝えられ8.3%高、愛知時計電機<7723>(東1)は水道・ガスメーターが復興関連とされ6.1%高。
三菱重工業<7011>(東1)は業績上ブレ観測が伝えられ年初来の高値1.6%高、グリー<3632>(東1)は米社買収で期待が広がり年初来の高値0.9%高となった。
東証1部の値上がり率1位はモリテックス<7714>(東1)となり節電照明のLEDによる検査装置を材料に80円ストップ高の23.0%高、2位のリケンテクノス<4220>(東1)は低PBRの復興関連株と一部資金が仕掛け買いとされ10.9%高、3位の駒井ハルテック<5915>(東1)は風力発電を手がかりに9.8%高。
蝶理<8014>(東1)は欧州の太陽光発電設備企業に出資と伝えられ8.3%高、愛知時計電機<7723>(東1)は水道・ガスメーターが復興関連とされ6.1%高。
三菱重工業<7011>(東1)は業績上ブレ観測が伝えられ年初来の高値1.6%高、グリー<3632>(東1)は米社買収で期待が広がり年初来の高値0.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:06
| 市況・概況
【株式市場】企業業績の増額修正が意外に多いとの見方で全般堅調
25日前場の東京株式市場は、全般しっかり。円高の一服に加え、3月決算企業の業績予想の増額修正が意外に多いとの見方があり、銀行株、不動産株が業種別の値上がり率上位。復興関連株をはじめとする材料株も物色活発で、東証1部の値上がり銘柄数は850銘柄(約51%)。
日経平均は小反発。朝方9700円台を回復したまま堅調に推移し、前引けは9710円11銭(27円90銭高)。
東証1部の出来高概算は7億2737万株、売買代金は4073億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は850銘柄、値下がり銘柄数は593銘柄。
また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、高い業種は不動産、海運、銀行、空運、石油・石炭、その他製品、その他金融、証券・商品先物、ガラス・土石、金属製品、水産・農林、など。
一方、値下がり率上位の業種はゴム製品、輸送用機器、鉱業、倉庫・運輸、医薬品、などだった。
日経平均は小反発。朝方9700円台を回復したまま堅調に推移し、前引けは9710円11銭(27円90銭高)。
東証1部の出来高概算は7億2737万株、売買代金は4073億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は850銘柄、値下がり銘柄数は593銘柄。
また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、高い業種は不動産、海運、銀行、空運、石油・石炭、その他製品、その他金融、証券・商品先物、ガラス・土石、金属製品、水産・農林、など。
一方、値下がり率上位の業種はゴム製品、輸送用機器、鉱業、倉庫・運輸、医薬品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36
| 市況・概況
2011年04月24日
【相場展望】重要イベントやGWで買い手控え継続、ただしマインド改善の兆しも
【4月25日〜28日】
来週(4月25日〜28日)の日本の株式市場については、主力銘柄の11年3月期決算発表が本格化するため、その内容次第で個別物色の展開となりそうだ。現在の株価水準が業績悪化見通しを、どの程度織り込んでいるのかを探るうえで、市場の反応が注目されるだろう。決算発表時に12年3月期業績見通しを公表するかどうかも注目点となる。
企業業績への警戒感が強いうえに、27日の米FOMC(連邦公開市場委員会)とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見も、外国為替市場での波乱要因として注意が必要となる。さらに週末からは、日本のゴールデンウィーク(GW)連休、5月6日発表予定の米4月雇用統計などを控えているため、引き続き主力銘柄への買い手控えムードは強いだろう。
東京電力福島第一原子力発電所の事故に関しては、依然として楽観視はできないが、過度な警戒感は後退した。チャート面では、日経平均株価の200日移動平均線9800円近辺が上値抵抗線として意識される一方で、下値では心理的節目となる9500円を維持できるかがポイントになる。需給面では、買い越しペースが鈍った外国人投資家の動向がカギとなるだろう。
企業業績に関しては、被災に伴う設備の復旧費用や減損損失はどの程度なのか、部品調達の正常化や生産の全面再開にどの程度の期間を要するのか、生産再開後の稼働率はどの程度の見通しなのか、電力不足の影響や稼働率低下の影響はどの程度の見通しなのか、こうした内容を見極めることが焦点になる。しかし現時点では判断材料に乏しいだけに、結局は12年3月期業績見通しの発表を待たざるを得ないだろう。
ただし前週末22日には、ルネサスエレクトロニクスが被災した那珂工場の生産再開を前倒しすると発表したことを手掛かりに、自動車セクターが大幅上昇に転じるなど明るい兆しも見え始めた。22日の引け後にはトヨタ自動車の豊田章男社長が記者会見を行ない、生産正常化に向けた見通しを明らかにしたため、市場に買い安心感が広がる可能性もあるだろう。さらに電力供給問題についても、東京電力の供給能力積み増しなどで、産業界への節電目標を緩和する方向で検討されている。企業活動への制約が従来見通しよりも緩和されることになるため、投資家のマインドが改善する可能性もあるだろう。
また民間調査機関の予測では、日本の実質経済成長率は、11年4〜6月期が東日本大震災の影響で一時的にマイナス成長に転じても、11年7〜9月期以降はプラス成長に回復するとの見方が優勢になっている。復興需要が内需を下支える要因となり、生産が徐々に上向いて輸出が回復するとのシナリオである。企業の11年3月期決算発表では、12年3月期業績について慎重な見通しを公表する可能性が高く、見通しを公表しない企業も多いとみられるが、決算発表が進むにつれて、上述のような民間調査機関のシナリオを織り込む動きも徐々に出始めるだろう。
【注目スケジュール】
来週の注目スケジュールとしては、国内では、25日の3月企業向けサービス価格指数、27日の3月商業販売統計、28日の日銀金融政策決定会合、日銀「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」、3月全国消費者物価指数および4月東京都区部消費者物価指数、3月家計調査、3月有効求人倍率、3月完全失業率、3月鉱工業生産速報、3月住宅着工戸数などがあるだろう。なお29日の東京市場は休場となる。
海外では、25日の米3月新築一戸建て住宅販売、26日の米2月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米3月住宅着工許可件数改定値、米4月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、米2年債入札、米FOMC(連邦公開市場委員会)(〜27日)、27日のニュージーランド中銀金利発表、ユーロ圏2月鉱工業受注、英1〜3月期GDP速報値、米3月耐久財受注、米住宅ローン借り換え申請指数、米5年債入札、米FOMC声明発表およびバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見、28日の米1〜3月期GDP速報値、米3月シカゴ連銀全米活動指数、米新規失業保険申請件数、米7年債入札、29日のユーロ圏3月失業率、ユーロ圏4月消費者物価指数速報値、ユーロ圏4月景況感・業況感指数、米3月個人所得・消費支出、米4月シカゴ地区購買部協会景気指数、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、バーナンキ米FRB議長の講演などがあるだろう。なお香港、フランス、ドイツは25日が休場、オーストラリアは25日〜26日が休場、英国は25日と29日が休場となる。
来週(4月25日〜28日)の日本の株式市場については、主力銘柄の11年3月期決算発表が本格化するため、その内容次第で個別物色の展開となりそうだ。現在の株価水準が業績悪化見通しを、どの程度織り込んでいるのかを探るうえで、市場の反応が注目されるだろう。決算発表時に12年3月期業績見通しを公表するかどうかも注目点となる。
企業業績への警戒感が強いうえに、27日の米FOMC(連邦公開市場委員会)とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見も、外国為替市場での波乱要因として注意が必要となる。さらに週末からは、日本のゴールデンウィーク(GW)連休、5月6日発表予定の米4月雇用統計などを控えているため、引き続き主力銘柄への買い手控えムードは強いだろう。
東京電力福島第一原子力発電所の事故に関しては、依然として楽観視はできないが、過度な警戒感は後退した。チャート面では、日経平均株価の200日移動平均線9800円近辺が上値抵抗線として意識される一方で、下値では心理的節目となる9500円を維持できるかがポイントになる。需給面では、買い越しペースが鈍った外国人投資家の動向がカギとなるだろう。
企業業績に関しては、被災に伴う設備の復旧費用や減損損失はどの程度なのか、部品調達の正常化や生産の全面再開にどの程度の期間を要するのか、生産再開後の稼働率はどの程度の見通しなのか、電力不足の影響や稼働率低下の影響はどの程度の見通しなのか、こうした内容を見極めることが焦点になる。しかし現時点では判断材料に乏しいだけに、結局は12年3月期業績見通しの発表を待たざるを得ないだろう。
ただし前週末22日には、ルネサスエレクトロニクスが被災した那珂工場の生産再開を前倒しすると発表したことを手掛かりに、自動車セクターが大幅上昇に転じるなど明るい兆しも見え始めた。22日の引け後にはトヨタ自動車の豊田章男社長が記者会見を行ない、生産正常化に向けた見通しを明らかにしたため、市場に買い安心感が広がる可能性もあるだろう。さらに電力供給問題についても、東京電力の供給能力積み増しなどで、産業界への節電目標を緩和する方向で検討されている。企業活動への制約が従来見通しよりも緩和されることになるため、投資家のマインドが改善する可能性もあるだろう。
また民間調査機関の予測では、日本の実質経済成長率は、11年4〜6月期が東日本大震災の影響で一時的にマイナス成長に転じても、11年7〜9月期以降はプラス成長に回復するとの見方が優勢になっている。復興需要が内需を下支える要因となり、生産が徐々に上向いて輸出が回復するとのシナリオである。企業の11年3月期決算発表では、12年3月期業績について慎重な見通しを公表する可能性が高く、見通しを公表しない企業も多いとみられるが、決算発表が進むにつれて、上述のような民間調査機関のシナリオを織り込む動きも徐々に出始めるだろう。
【注目スケジュール】
来週の注目スケジュールとしては、国内では、25日の3月企業向けサービス価格指数、27日の3月商業販売統計、28日の日銀金融政策決定会合、日銀「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」、3月全国消費者物価指数および4月東京都区部消費者物価指数、3月家計調査、3月有効求人倍率、3月完全失業率、3月鉱工業生産速報、3月住宅着工戸数などがあるだろう。なお29日の東京市場は休場となる。
海外では、25日の米3月新築一戸建て住宅販売、26日の米2月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米3月住宅着工許可件数改定値、米4月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、米2年債入札、米FOMC(連邦公開市場委員会)(〜27日)、27日のニュージーランド中銀金利発表、ユーロ圏2月鉱工業受注、英1〜3月期GDP速報値、米3月耐久財受注、米住宅ローン借り換え申請指数、米5年債入札、米FOMC声明発表およびバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見、28日の米1〜3月期GDP速報値、米3月シカゴ連銀全米活動指数、米新規失業保険申請件数、米7年債入札、29日のユーロ圏3月失業率、ユーロ圏4月消費者物価指数速報値、ユーロ圏4月景況感・業況感指数、米3月個人所得・消費支出、米4月シカゴ地区購買部協会景気指数、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、バーナンキ米FRB議長の講演などがあるだろう。なお香港、フランス、ドイツは25日が休場、オーストラリアは25日〜26日が休場、英国は25日と29日が休場となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19
| 市況・概況
【外国為替市場展望:ドル・円相場】バーナンキ米FRB議長の会見が焦点
【外国為替市場フューチャー:4月25日〜28日】
■内容次第では短期的な波乱も
来週(4月25日〜28日)の外国為替市場でドル・相場は、26日〜27日開催予定の米FOMC(連邦公開市場委員会)と、FOMC終了後のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見(27日)が最大の焦点となる。
前週(4月18日〜22日)のドル・円相場は、一時1ドル=81円60銭近辺まで円が上昇するなど、ドル安・円高方向の展開となった。ポジション調整、米国債の長期格付け見通し変更、米国の金融緩和策継続観測と長期金利低下、リスク回避などを背景として、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開となり、ドル・円相場でもドル売り・円買いの動きが優勢だった。
基本的には、米FRBの金融政策転換観測、日米の金利差拡大観測という流れに大きな変化はなく、ドル買い・円売り優勢の展開が想定されている。しかし来週については、27日のバーナンキ米FRB議長の記者会見の内容次第では、早期の出口戦略に対する期待が後退するなどで、主要通貨に対するドル売りが短期的に加速する可能性も指摘されている。5月6日発表予定の米4月雇用統計も、短期的な波乱要因の可能性があるだろう。
また昨年5月は日本のゴールデンウィーク中に、ギリシャの財政不安問題などでリスク回避の動きが強まり、急速にドル安・円高が進行しただけに、今年も警戒感が高まっている。ただしドル安・円高が加速した場合には、G7による協調円売り介入が警戒されることも考慮すれば、引き続きレンジ内での展開となる可能性が高いだろう。
なおFRBの金融政策については、量的緩和策第2弾(QE2)を予定どおり11年6月末で終了するが、米国景気の回復が緩慢であるため早期利上げの可能性は低いとの見方が優勢になっている。一方の日本では、28日の日銀金融政策決定会合でも現状の金融政策に変更はなく、東日本大震災の影響で超低金利政策を継続するとみられている。したがって日米金利差を探るうえで、QE2終了後のどの時期に出口戦略に向けて動き出すのか、米FRBの金融政策に対する見方が引き続き最大の焦点となる。
■内容次第では短期的な波乱も
来週(4月25日〜28日)の外国為替市場でドル・相場は、26日〜27日開催予定の米FOMC(連邦公開市場委員会)と、FOMC終了後のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見(27日)が最大の焦点となる。
前週(4月18日〜22日)のドル・円相場は、一時1ドル=81円60銭近辺まで円が上昇するなど、ドル安・円高方向の展開となった。ポジション調整、米国債の長期格付け見通し変更、米国の金融緩和策継続観測と長期金利低下、リスク回避などを背景として、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開となり、ドル・円相場でもドル売り・円買いの動きが優勢だった。
基本的には、米FRBの金融政策転換観測、日米の金利差拡大観測という流れに大きな変化はなく、ドル買い・円売り優勢の展開が想定されている。しかし来週については、27日のバーナンキ米FRB議長の記者会見の内容次第では、早期の出口戦略に対する期待が後退するなどで、主要通貨に対するドル売りが短期的に加速する可能性も指摘されている。5月6日発表予定の米4月雇用統計も、短期的な波乱要因の可能性があるだろう。
また昨年5月は日本のゴールデンウィーク中に、ギリシャの財政不安問題などでリスク回避の動きが強まり、急速にドル安・円高が進行しただけに、今年も警戒感が高まっている。ただしドル安・円高が加速した場合には、G7による協調円売り介入が警戒されることも考慮すれば、引き続きレンジ内での展開となる可能性が高いだろう。
なおFRBの金融政策については、量的緩和策第2弾(QE2)を予定どおり11年6月末で終了するが、米国景気の回復が緩慢であるため早期利上げの可能性は低いとの見方が優勢になっている。一方の日本では、28日の日銀金融政策決定会合でも現状の金融政策に変更はなく、東日本大震災の影響で超低金利政策を継続するとみられている。したがって日米金利差を探るうえで、QE2終了後のどの時期に出口戦略に向けて動き出すのか、米FRBの金融政策に対する見方が引き続き最大の焦点となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16
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