[市況・概況]の記事一覧
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記事一覧 (04/24)【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ECBの追加利上げ期待と警戒感交錯へ
記事一覧 (04/23)【株式市場・この1週間】日経平均の日中値幅は69円89銭で震災後最小
記事一覧 (04/23)【株式市況を検証】企業業績への警戒感強く、買い手控えムード継続
記事一覧 (04/23)【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開
記事一覧 (04/23)【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ややユーロ買い・円売りの展開
記事一覧 (04/22)【銘柄フラッシュ】大日精化工業やクラリオン急伸し日産自動車など高い
記事一覧 (04/22)【株式市場】半導体素材の生産再開を好感し自動車株などから持ち直す
記事一覧 (04/22)【銘柄フラッシュ】サンワテクノスや理想科学工業が急伸しキヤノンは軟調
記事一覧 (04/22)【株式市場】円の反発を受け電機・自動車などから弱もみあい
記事一覧 (04/21)【銘柄フラッシュ】岩崎電気やトプコンが急伸しTDKは6日ぶりに高い
記事一覧 (04/21)【株式市場】電力節約15%に緩和と伝えられ電機・精密株などから堅調
記事一覧 (04/21)【銘柄フラッシュ】池上通信機や岩崎電気が急伸しソフトバンクは売買代金1位
記事一覧 (04/21)【株式市場】NY急騰に比べて重いものの電機・精密株などから堅調
記事一覧 (04/20)【銘柄フラッシュ】ソースネクストやタカキューが急伸し山崎製パンは高値更新
記事一覧 (04/20)【株式市場】円の反落と中国株の反騰を受け買い直し進む
記事一覧 (04/20)【銘柄フラッシュ】タカキューや淺沼組が急伸し自動車株も軒並み反発
記事一覧 (04/20)【株式市場】円相場の反落を受け「建設」除き全業種が高い
記事一覧 (04/19)【銘柄フラッシュ】西松建設など急伸しエービーシー・マートは4%高
記事一覧 (04/19)【株式市場】円の高止まり警戒するなか復興関連株などの物色は活発
記事一覧 (04/19)【銘柄フラッシュ】ダントーホールディングスや東京特殊電線など急伸
2011年04月24日

【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ECBの追加利上げ期待と警戒感交錯へ

【外国為替市場フューチャー:4月25日〜28日】

■新たな火種にも注意

 来週(4月25日〜28日)の外国為替市場でユーロ・円相場は、引き続きECB(欧州中央銀行)の追加利上げ期待と、EU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感が交錯する形だろう。27日のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見の内容次第では、短期的にドル売りが加速するなど波乱要因となる可能性もあり、ユーロ・円相場でも注意が必要となるだろう。

 前週(4月18日〜22日)のユーロ・円相場は、ポジション調整やリスク回避の動きなどが交錯した。週前半は円の買い戻しが優勢となり一時1ユーロ=116円台に円が上昇し、週後半はユーロの買い戻しが優勢となり一時1ユーロ=120円台に円が下落した。そして週末22日は1ユーロ=119円台前半でモミ合う展開となった。

 市場では、ECBによる継続的追加利上げ期待が根強い。5月5日開催予定の理事会での追加利上げ観測は後退している模様だが、基本的な流れとしては金利差拡大観測を背景に、ユーロ買い・円売り優勢の展開が想定される。理事会後のトリシェECB総裁の記者会見が注目されるだろう。

 昨年5月は日本のゴールデンウィーク中に、ギリシャの財政不安問題などでリスク回避の動きが強まり、急速にユーロ安・円高が進行しただけに、今年も警戒感が高まっている。ただしユーロ安・円高が加速した場合には、G7による協調円売り介入が警戒されるだろう。

 また足元では、ギリシャやポルトガルの国債利回りが上昇するなど、南欧諸国の財政不安問題に対する警戒感も根強い。ギリシャ政府は債務再編の可能性を否定したが、懸念はくすぶるだろう。フィンランド議会選挙で反EUの立場を取る政党が躍進するなど、新たな火種にも注意が必要となる。欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充策なども引き続き注目点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:14 | 市況・概況
2011年04月23日

【株式市場・この1週間】日経平均の日中値幅は69円89銭で震災後最小

■株式市況を振り返って(4月18日〜22日の週)

今週はこう動いた 週初18日の日経平均株価は前日比34円87銭(0.36%)下落、TOPIXは前日比4.95ポイント(0.58%)下落した。前週末の米国株式市場の上昇を好感して小高く寄り付いたが、自動車や電機などを中心として企業業績の見通しに対して警戒感が強い中、積極的な買いは続かず値を崩した。為替が円高方向に振れたことも嫌気された。買い手控えムードは強く、日経平均株価の日中値幅は69円89銭で東日本大震災後の最小となり、東証1部の売買代金は1兆299億円で今年最低となった。

 19日の日経平均株価は前日比115円62銭(1.21%)下落、TOPIXは前日比8.78ポイント(1.05%)下落した。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期格付け見通しをネガティブに変更したことや、欧州の財政不安問題が意識されたことなどで、前日の欧米の株式市場が大幅に下落し、外国為替市場でもリスク回避で円を買う動きが強まった。このため買い手控えムードが一段と広がり、日本の株式市場は寄り付きからほぼ全面安の展開となった。日経平均株価の終値は3月29日以来、3週間ぶりに9500円台を割り込んだ。

 20日の日経平均株価は前日比165円79銭(1.76%)上昇、TOPIXは前日比9.61ポイント(1.17%)上昇となり、ともに4営業日ぶりに反発した。米インテルが発表した11年1〜3月期業績が市場予想以上に好調だった。これを好感する形で、日本の株式市場も寄り付きから買い戻しが優勢になった。日経平均株価は午後に入って上昇幅を広げ、終値で4月14日以来の9600円台を回復した。ただし東証1部の売買代金は低水準であり、企業業績への警戒感で手控えムードも強い。

 21日の日経平均株価は前日比78円95銭(0.83%)上昇、TOPIXは前日比4.55ポイント(0.55%)上昇した。前日の米国株式市場の大幅上昇や、米アップルの11年1〜3月期の市場予想を上回る好業績を好感して、日本の株式市場も寄り付きから買いが優勢だった。午後には主力銘柄へのまとまった買い注文が観測され、日経平均株価の上昇幅は一時100円を超えた。ただし企業業績への警戒感が根強い中、外国為替市場でドル・円相場がややドル安・円高方向に振れたことなどから、大引けにかけて上昇幅を縮小した。

 22日の日経平均株価は前日比3円56銭(0.03%)下落、TOPIXは前日比0.46ポイント(0.06%)上昇した。企業業績に対する警戒感に加えて、週末要因や海外主要市場のイースター休暇入りなどで買い手控えムードが強く、午前は売りが先行した。午後に入ると、ルネサスエレクトロニクスが、被災で停止していた那珂工場の生産再開を前倒しすると発表したことを手掛かりに、自動車セクターが買い戻されて、日経平均株価も前日比プラス圏に浮上した。ただし大引け間際には手仕舞い売りが優勢となり、日経平均株価は再び小幅な下落に転じた。TOPIXは3営業日続伸した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27 | 市況・概況

【株式市況を検証】企業業績への警戒感強く、買い手控えムード継続

【株式市場フラッシュ:4月18日〜22日の週】

■膠着感が強い1週間

株式市場フラッシュ 4月18日〜22日の週の日本の株式市場は、日経平均株価(225種)、TOPIXともに、週末の終値が前週末に比べて小幅に上昇した。ただし企業業績への警戒感が強く、買い手控えムードが強い展開だった。東証1部の売買高と売買代金は低水準であり、全体として膠着感が強い1週間だった。

 企業業績への警戒感が強い中、週前半は売りが優勢だった。外国為替市場でドル・円相場、ユーロ・円相場ともに円高方向に振れたことも、企業業績への警戒感につながった。米国債の長期格付け見通し変更で米国株式市場が大幅下落したことも投資家心理を冷やした。東日本大震災後に大幅買い越しを続けてきた外国人投資家の動きも鈍っている。

 ただし売り込む動きも見られず、週後半になると買い戻しの動きが優勢になった。米インテルや米アップルなどが市場予想を上回る好決算を発表したことで、米国株式市場が2年10カ月ぶりの高値水準に上昇したことも買い安心感につながった。週末22日には、ルネサスエレクトロニクスが、被災で停止していた那珂工場の生産再開を前倒しすると発表したことを手掛かりに、自動車セクターが大幅上昇に転じた。

 自動車や電機など主力の輸出企業では、工場被災や部品調達停滞の影響で当面の生産は低稼働の状況が続く模様であり、電力供給不足の影響で今夏は国内の生産活動が制約を受ける可能性が高まっている。現在の株価水準は、企業業績の悪化をある程度織り込んだ水準と考えられるが、不透明感は強い。企業業績に対する判断材料が乏しいため、来週(4月25日〜28日)以降に本格化する11年3月期決算発表の場で、12年3月期業績見通しについてのコメントが注目されるだろう。

 日経平均株価の終値ベースでの前日比騰落状況を確認しておこう。18日は前日(15日)比34円87銭安と続落、19日は前日比115円62銭安と3営業日続落、20日は前日比165円79銭高と反発、21日は前日比78円95銭高と続伸、22日は前日比3円56銭安と小幅に反落した。日中値幅は18日が69円89銭、19日が73円68銭、20日が111円64銭、21日が81円20銭、22日が121円25銭だった。

 日経平均株価の週末22日の終値は9682円21銭で、前週末(15日)の終値に比べて90円69銭(0.95%)上昇した。取引時間中ベースの週間高値は22日の9732円63銭、週間安値は19日の9405円19銭、1週間の取引時間中の値幅は327円44銭だった。

 TOPIXの週間騰落状況を見ると、週末22日の終値は842.18となり、前週末(15日)の終値に比べて0.89ポイント(0.11%)上昇した。取引時間中ベースの週間高値は22日の845.13、週間安値は19日の824.61だった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:26 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ドル・円相場】ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開

【外国為替市場フラッシュ:4月18日〜22日の週】

■円を買い戻す動きが優勢

 4月18日〜22日の週の外国為替市場で、ドル・円相場はドル安・円高方向の展開となった。ポジション調整に加えて、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開となったことや、世界的にリスク回避の動きが強まったことも円買いにつながった。

 ドル・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末15日はリスク回避の動きが強まり、東京市場では一時1ドル=82円90銭台に円が上昇し、海外市場では1ドル=83円台前半の小幅レンジでモミ合う展開だった。この流れを受け継ぎ、週初18日の東京市場でも1ドル=83円台前半でモミ合った後、円を買い戻す動きが強まり1ドル=82円80銭台に円が上昇した。

 18日の海外市場では一時1ドル=82円10銭台まで円が上昇した。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期格付け見通しをネガティブに変更したことが嫌気され、ドルは主要通貨に対してほぼ全面安の展開となった。その後は米国債が買い戻され、格付け見通し変更は政権への警告との受け止め方も広がり1ドル=82円60銭台に円が下落した。

 19日は東京市場、海外市場ともに、1ドル=82円台半ばを中心とする小幅レンジでモミ合う展開だった。やや手掛かり材料難となり、前日のリスク回避でのドル売り・円買いの動きが一巡した。さらに20日も、東京市場、海外市場ともに、リスク回避の動きが後退して一時的に1ドル=83円台に円が下落する場面もあったが、概ね1ドル=82円台半ば〜後半のレンジでモミ合う展開だった。日本の3月貿易統計では、貿易黒字額が市場予想を大幅に下回ったが、市場への影響は限定的だった。

 21日の東京市場では一時1ドル=81円80銭台に円が上昇した。米国の長期金利低下などを背景に、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安の展開となり、ドル売り・円買いにつながった。21日の海外市場でも、米国の金融緩和策継続観測や財政赤字問題などを背景としてドル売りの流れが続き、1ドル=81円60銭台まで円が上昇した。フィラデルフィア連銀が発表した4月製造業景況指数が市場予想を下回ったことなどもドル売りにつながった。

 22日は東京市場、海外市場ともに1ドル=81円台後半の小幅レンジでモミ合う展開だった。海外勢がイースター休暇入りしたうえに、米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えているため小動きだった。また1ドル=81円台前半の水準では、G7による協調円売り介入も警戒されているようだ。

 足元では、米国の金融緩和策が継続されるとの見方が広がり、米国の長期金利が低下しているため、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して売られやすい状況となっている。このため次週26日〜27日開催予定の米FOMCと、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見に注目が集まっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 市況・概況

【外国為替市場を検証:ユーロ・円相場】ややユーロ買い・円売りの展開

【外国為替市場フラッシュ:4月18日〜22日の週】

■ECBによる追加利上げ観測が根強い

 4月18日〜22日の週の外国為替市場で、ユーロ・円相場は強弱材料が交錯した。週前半は、欧州の財政不安問題などでリスク回避のユーロ売り・円買いの動きが強まり、週後半は、ECB(欧州中央銀行)による追加利上げ観測が根強く、ややユーロ買い・円売りの展開となった。

 ユーロ・円相場の1週間の動きを振り返ってみよう。前週末15日の海外市場では1ユーロ=119円台半ば〜120円台半ばのレンジで、ややユーロ安・円高方向の展開だった。アイルランド国債の格付け引き下げなどで、リスク回避の動きが強まった。この流れを受け継ぎ、週初18日の東京市場では1ユーロ=118円90銭台に円が上昇した。

 18日の海外市場では一時1ユーロ=116円40銭台まで円が上昇した。ギリシャの債務再編懸念に加えて、フィンランド議会選挙で反EUの立場を取る政党が躍進したことなどで、EU域内諸国の財政不安問題が意識された。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期格付け見通しをネガティブに変更したことも、リスク回避でのユーロ売り・円買いの動きにつながった。ただし、その後はユーロが買い戻されて1ユーロ=117円60銭台に円が下落した。

 19日の東京市場では概ね1ユーロ=117円10銭台〜70銭台、海外市場では概ね1ユーロ=117円台後半〜118円台前半で推移し、20日の東京市場では1ユーロ=119円台半ばに円が下落した。リスク回避に伴うユーロ売り・円買いの動きが後退した。そして20日の海外市場では概ね1ユーロ=119円台前半〜120円台前半でモミ合う展開だった。21日の東京市場では、スペインの国債入札が順調だったことなどから、ユーロ買い・円売りが優勢となり1ユーロ=120円10銭台に円が下落した。

 21日の海外市場は概ね1ユーロ=119円台で推移し、ややユーロ安・円高方向の展開だった。そして22日は東京市場、海外市場ともに、1ユーロ=119円台前半で小動きだった。海外勢がイースター休暇入りしたため様子見ムードを強めた。

 ユーロ・円相場については、ECBによる追加利上げ観測が根強いだけに、5月のECB理事会が焦点となるだろう。基本的にはユーロ高・円安の流れとする見方が優勢だが、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題の再燃が波乱要因だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:23 | 市況・概況
2011年04月22日

【銘柄フラッシュ】大日精化工業やクラリオン急伸し日産自動車など高い

 22日後場は、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が後場寄り前にシリコンウエハー生産ラインの一部再開メドを発表したため、頭脳部品の不足解消期待が広がり、トヨタ自動車<7203>(東1)が堅調さを取り戻して東証1部の売買代金1位となり3.1%高、日産自動車<7201>(東1)も前日比プラスに浮上して代金3位で3.6%高、代金2位は証券子会社の巨額損失で話題の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)となり反発に転じて0.3%高。

 東証1部の値上がり率1位はサンワテクノス<8137>(東1)となり有機EL関連として欧フィリップスとコニカミノルタホールディングス<4902>(東1)の有機EL新製品報道を受けて100円ストップ高のまま15.9%高で前場の2位からランクアップ、2位は大日精化工業<4116>(東1)となり主製品の顔料に放射性物質の吸着効果があるとの見方で一段高の15.0%高、3位は株価ひとケタのNISグループ<8571>(東1)で14.3%高、4位の理想科学工業<6413>(東1)は業績・配当予想の増額を好感し14.1%高。

 丹青社<9743>(東1)は関西の大手ホームセンターの東北出店積極化を手がかりにする動きあり後場上値を追い10.0%高、プレス工業<7246>(東1)は大口需要家いすゞ自動車<7202>(東1)のフォルクスワーゲンとの提携観測が材料視され9.4%高だが前場は静かだったため実態は思惑資金の介入説。

 保土谷化学工業<4112>(東1)は有機EL精製が材料視され8.3%高、東洋シヤッター<5936>(東1)は復興関連の低PBR銘柄を循環物色する順番が回ってきたとされ8.0%高、ハニーズ<2792>(東1)はゴールデンウイークの動向によっては5月決算が上ぶれるとの期待と逆日歩の需給妙味がいわれて8.0%高。

 クラリオン<6796>(東1)はルネサスエレクトロニクスの生産再開メドを受けて自動車生産の回復とカーナビ回復に期待し6.9%高、グリー<3632>(東1)は米社買収を好感し6.4%高で年初来の高値となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | 市況・概況

【株式市場】半導体素材の生産再開を好感し自動車株などから持ち直す

110422大引け 22日後場の東京株式市場は、日経平均が一時9700円台を回復し、全般買い直す雰囲気。円相場の反発が一服した上、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が後場寄り前にシリコンウエハー生産ラインの一部再開メドを発表したため、部品不足の自動車・電機・精密株などに値を戻す銘柄が増加した。東京電力<9501>(東1)は4.5%安の404円(19円安)。東証1部の値上がり銘柄数は760銘柄(約45%)。

 日経平均は小反落。13時35分にかけては9732円63銭(46円86銭高)まで上げたものの、大引けは9682円21銭(3円56銭安)。

 東証1部の出来高概算は17億7007万株、売買代金は1兆1660億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は760(前引けは402)銘柄、値下がり銘柄数は735(前引けは1042)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、輸送用機器、証券・商品先物、機械、空運、石油・石炭、化学、ゴム製品、卸売り、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、パルプ・紙、電力・ガス、医薬品、不動産、倉庫・運輸、小売り、鉱業、鉄鋼、陸運、その他製品、精密機器、情報・通信、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:35 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】サンワテクノスや理想科学工業が急伸しキヤノンは軟調

 22日前場は、円相場の1ドル81円台に入る円高基調に加え、米欧の株式市場が今夜イースター休場のため、物色は総じて材料株にシフト。

 東証1部の売買代金1位の東京電力<9501>(東1)は7日続落基調となり5.9%安の398円(25円安)となり400円割れ。2位の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は1.3%安、3位のキヤノン<7751>(東1)は業績鈍化観測が伝えられたこともあり2.3%安。

 東証1部の値上がり率1位はダントーホールディングス<5337>(東1)となり復興関連株を交互物色する順番が回ってきたとされ急出直り17.9%高、2位のサンワテクノス<8137>(東1)は有機EL関連として欧フィリップスとコニカミノルタホールディングス<4902>(東1)の有機EL新製品報道を受けて100円ストップ高の15.9%高、3位の理想科学工業<6413>(東1)は業績・配当予想の増額を好感し14.5%高。

 ベリサーブ<3724>(東1)は業績予想の増額を好感し11.5%高、タツタ電線<5809>(東1)も業績予想の増額を好感し7.2%高、安川電機<6506>(東1)は一昨日の増額と外資系証券の積極評価を好感し5.9%高。

 大日精化工業<4116>(東1)は主製品の顔料に放射性物質の吸着効果があるとの見方で8.8%高、小松ウオール工業<7949>(東1)は避難所の間仕切りの思惑高揚とされ4.2%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:05 | 市況・概況

【株式市場】円の反発を受け電機・自動車などから弱もみあい

 22日前場の東京株式市場は、軟調もみあい。円相場が1ドル81円台に入る円高基調となった上、米欧の株式市場が今夜は休場のため、出来高が少なめで手控え感。電気機器、自動車などが軟調で大手銀行株、不動産株も安い。東京電力<9501>(東1)は7日続落歩調となり400円を割った。東証1部の値上がり銘柄数は402銘柄(約24%)。

 日経平均は反落。朝方9611円38銭(74円39銭安)まで下げたあとは一進一退となり、前引けは9639円16銭(46円61銭安)。

 東証1部の出来高概算は6億7036万株、売買代金は4109億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は402銘柄、値下がり銘柄数は1042銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、石油・石炭、証券・商品先物、機械。
 一方、値下がり率上位の業種は、不動産、パルプ・紙、電力・ガス、鉄鋼、倉庫・運輸、小売り、医薬品、銀行、保険、ゴム製品、繊維製品、卸売り、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 市況・概況
2011年04月21日

【銘柄フラッシュ】岩崎電気やトプコンが急伸しTDKは6日ぶりに高い

 21日後場は、産業界の節電目標が「25%」から「15%」に緩和もと伝えられ、日立製作所<6501>(東1)がジリ高となり東証1部の売買代金2位で3.0%高。トヨタ自動車<7203>(東1)は一段高となり代金3位で0.8%高。代金1位は前引けに続きソフトバンク<9984>(東1)で反落幅を縮めて0.4%安。TDK<6762>(東1)はここ5日続落だったこともあり4.1%高の反発。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)となり1円高で50%高、2位は杉本商事<9932>(東1)となり昨日の業績予想増額を好感し10.4%高、3位は石塚硝子<5204>(東1)となり13時の決算発表の「食べるラー油」容器など好感し10.1%高。4位は第一実業<8059>(東1)で太陽光発電機器など手がかりに出遅れ物色と後場寄りから急伸し9.4%高。

 岩崎電気<6924>(東1)はLED照明や節電システムを材料に一段上値を追い8.0%高、総合メディカル<4775>(東1)は昨日発表の決算好調で7.8%高、巴工業<6309>(東1)は後場ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>(東1)の決算好感高に連動とされたほか遠心分離機と放射性物質の連想もあったようで7.0%高。

 岩崎通信機<6704>(東1)池上通信機<6771>(東1)は貸借取引停止の解除が好感されて順に6.9%高、6.9%高。

 トプコン<7732>(東1)はLED照明などの検査装置をハヤす動きありと5.6%高、東陽テクニカ<8151>(東1)は14時の決算予想増額を好感し5.4%高、

 マネックスグループ<8698>(東1)は米オンライン証券の買収を朝発表し一時売買停止となり再開後7%高まで急伸したものの前引けは0.3%安、大引けは2.9%安となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:34 | 市況・概況

【株式市場】電力節約15%に緩和と伝えられ電機・精密株などから堅調

110421大引け 21日後場の東京株式市場は、全般一段上値を追う場面をみせて堅調。電力節約目標が「25%」から「15%」に緩和と伝えられ、円相場は一時1ドル81円台に反騰したものの、自動車、電機・精密株などは堅調さを保った。東京電力<9501>(東1)は22円安の423円となり6日続落。東証1部の値上がり銘柄数は812銘柄(約48%)。

 日経平均は続伸。14時にかけて9725円12銭(118円30銭高)まで上げ、大引けは9685円77銭(78円95銭高)。

 東証1部の出来高概算16億8307万株、売買代金は1兆1381億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は812(前引けは788)銘柄、値下がり銘柄数は700(前引けは644)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、鉄鋼、海運、卸売り、その他金融、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、精密機器、ガラス・土石、証券・商品先物、ゴム製品、機械、不動産、医薬品、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、電力・ガス、保険、小売り、陸運、建設、銀行、その他製品、水産・農林、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:38 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】池上通信機や岩崎電気が急伸しソフトバンクは売買代金1位

 21日前場は、NY株式186ドル高の割に日経平均が重く、日経平均と連動性の強いソフトバンク<9984>(東1)は孫社長の「東日本ソーラーベルト」構想などが伝えられ東証1部の売買代金1位ながら1.2%安。代金2位のTDK<6762>(東1)はここ4日続落だったこともあり3.6%高の反発。東京電力<9501>(東1)は2.7%安で6日続落。

 マネックスグループ<8698>(東1)は米オンライン証券の買収を発表し一時売買停止となり再開後に7%高まで急伸したものの前引けは0.3%安。

 東証1部の値上がり率1位は宝飾店のF&Aアクアホールディングス<8008>(東1)となり自己株の取得を好感し8.5%高、2位は池上通信機<6771>(東1)で貸借取引停止の解除が好感され8.2%高、3位の総合メディカル<4775>(東1)は昨日発表の決算好調で8.2%高。4位の岩崎通信機<6704>(東1)も貸借取引停止の解除が好感され6.9%高。

 岩崎電気<6924>(東1)はLED照明や節電システムを材料に値上がり率5位で6.6%高、ヘリオス テクノ ホールディング<6927>(東1)はOA機器の節電製品を手がかりに5.8%高。ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)は繰り返し停電に対応する高機能バックアップ電源を材料に4.6%高となった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:06 | 市況・概況

【株式市場】NY急騰に比べて重いものの電機・精密株などから堅調

 21日前場の東京株式市場は、強もちあい。NY株式の186ドル急騰に比べて全体に重い相場だったものの、ユーロの回復による円安、中国株式の堅調な始まりが支えになった。電機・精密、海運株など中心にしっかり。東京電力<9501>(東1)は12円安の433円。東証1部の値上がり銘柄数は788銘柄(約47%)。

 日経平均は小幅続伸。朝方9707円38銭(100円56銭高)まで上げ、前引けは9662円67銭(55円85銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億6407万株、売買代金は4873億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は788銘柄、値下がり銘柄数は644銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、海運、その他金融、非鉄金属、電気機器、精密機器、卸売り、ガラス・土石、機械、証券・商品先物、鉄鋼、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、電力・ガス、陸運、保険、銀行、その他製品、不動産、小売り、パルプ・紙、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 市況・概況
2011年04月20日

【銘柄フラッシュ】ソースネクストやタカキューが急伸し山崎製パンは高値更新

 20日後場は、円相場の反落が一巡した半面、中国株の反発が支援材料となり、日経平均の次第高に連動する形でソフトバンク<9984>(東1)が東証1部の売買代金1位となり3.9%高、中国景気関連のファナック<6954>(東1)は一段上値を追い2.3%高、また、ソニー<6758>(東1)はスマートフォンのエリクソンが減益決算だったにもかかわらず高値もちあいを続け0.9%高。東京電力<9501>(東1)は代金9位で0.5%安。

 東証1部の値上がり率1位はソースネクスト<4344>(東1)となり13時に発表した増額修正を好感し4000円ストップ高の24.8%高、2位は株価ひとケタ銘柄で、3位はタカキュー<8166>(東1)が夏のクールビズ新スーツに期待とされ11.1%高、4位のフェイス<4295>(東1)は9月の上場10周年に株主還元策の期待とされ10.5%高。

 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>(東1)は東北地盤のバイタルネットの復興関連と逆日歩の需給妙味が言われて7.7%高、駒井ハルテック<5915>(東1)は太陽光発電関連の思惑で7.1%高、津田駒工業<6217>(東1)は前週発表の好決算を見直す動きとされて6.8%高。

 東都水産<8038>(東1)は東日本大震災の被災地の漁業拠点再構築で好機との思惑あり6.3%高、コーナン商事<7516>(東1)は東日本での展開が進むとの見方あり年初来の高値5.8%高。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:26 | 市況・概況

【株式市場】円の反落と中国株の反騰を受け買い直し進む

110420大引け 20日後場の東京株式市場は、買い直し進み全般強もちあい。円相場の反落に加え、上海株式の反発を好感し、前場に続いて自動車、電機・精密株を中心に堅調。東証33業種別指数で安い業種は「建設」「水産・農林」のみだった。東京電力<9501>(東1)は上値が重く445円(2円安)。東証1部の値上がり銘柄数は1034銘柄(約62%)となった。

 日経平均は急反発。後場寄り後に9631円ちょうど(189円97銭高)まで上げ、大引けも9606円82銭(165円79銭高)。

 東証1部の出来高概算は17億6091万株、売買代金は1兆1916億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は1034(前引けは1121)銘柄、値下がり銘柄数は493(前引けは368)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは32業種)が値上がりし、安い業種は建設、水産・農林のみ。値上がり率上位の業種は、鉱業、非鉄金属、輸送用機器、精密機器、繊維製品、情報・通信、不動産、電気機器、機械、化学、石油・石炭、鉄鋼、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、空運、陸運、倉庫運輸、パルプ・紙、海運、サービス、ゴム製品、電力・ガス、小売り、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:39 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】タカキューや淺沼組が急伸し自動車株も軒並み反発

 20日前場は、円相場の反落を好感してトヨタ自動車<7203>(東1)が反発し0.8%高で東証1部の売買代金2位、東芝<6502>(東1)は原発の放射性物質水の処理で仏アレバの本格支援も材料視され4.0%高で代金3位。ただ、代金1位のTDK<6762>(東1)はHDD磁気ヘッドの有力顧客の米国企業傘下入りが手控え要因となり、1.4%安。東京電力<9501>(東1)は代金9位で0.5%安。

 東証1部の値上がり率1位はタカキュー<8166>(東1)となり夏のクールビズ新スーツに期待とされ22.2%高、2位は日本アジア投資<8518>(東1)で大震災の復興に中国資本も積極的とかで10.5%高、3位の淺沼組<1852>(東1)は株価2ケタの手軽さに関西ゼネコンの中では東北に強いとの見方あり10.3%高。

 新光電気工業<6967>(東1)は米インテルの好決算を好感と6.9%高、イビデン<4062>(東1)も同様の見方で6.3%高。第一屋製パン<2215>(東1)は低PBRで5.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11 | 市況・概況

【株式市場】円相場の反落を受け「建設」除き全業種が高い

 20日前場の東京株式市場は、円相場の反落を好感し強調相場。自動車、電機・精密株などから買い直され、東証33業種別指数で安い業種は「建設」のみだった。東京電力<9501>(東1)は朝方反発したが上値重く前引けは445円(2円安)。東証1部の値上がり銘柄数は1121銘柄(約67%)となった。

 日経平均は急反発。10時40分にかけて9596円50銭(155円47銭高)まで上げ、前引けも9575円64銭(134円61銭高)。

 東証1部の出来高概算は7億9033万株、売買代金は5189億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は1121銘柄、値下がり銘柄数は368銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、安い業種は建設のみ。値上がり率上位の業種は、鉱業、輸送用機器、精密機器、非鉄金属、不動産、繊維製品、電気機器、機械、ガラス・土石、化学、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、電力・ガス、陸運、ゴム製品、石油・石炭、その他金融、サービス、証券・商品先物、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 市況・概況
2011年04月19日

【銘柄フラッシュ】西松建設など急伸しエービーシー・マートは4%高

 19日後場は、円相場の高止まりを受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が下げ幅を広げ3.1%安で前場に続き東証1部の売買代金1位。TDK<6762>(東1)は外資系証券の目標株価引き下げもあり下げ幅を広げて7.6%安となり代金3位から2位に浮上、3位の東京電力<9501>(東1)は4.3%安続落。

 東証1部の値上がり率1位は前場に続きC&Iホールディングス<9609>(東1)となり株価ひとケタのため1円高で50%高、2位は前引け同様に共立印刷<7838>(東1)となり決算予想の増額を好感して21.1%高、3位にはサイバネットシステム<4312>(東1)が入り13時の業績予想の増額修正を好感し4000円ストップ高の20.2%高、4位は東日カーライフグループ<8291>(東1)となり販売網の再編効果に期待と8.5%高。

 西松建設<1820>(東1)は14時の業績予想の増額発表後に急伸し5.7%高、アサックス<8772>(東1)は円高で資金調達が有利との見方あり5.1%高、カルビー<2229>(東1)はゴールデンウイークの行楽落ち込みが追い風との見方で高値更新4.7%高。

 エービーシー・マート<2670>(東1)節電によりこの夏は靴にもクールビズ需要との思惑が出たようで4.1%高、コーナン商事<7516>(東1)はPBR低く東日本拡大進展との見方で4.1%高。

 いすゞ自動車<7202>(東1)はドイツ証券の積極評価がいわれて前週伝えられた独フォルクスワーゲンの資本参加説が再燃し1.9%高、丸全昭和運輸<9068>(東1)は建機など大型重量物に強い地2.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:43 | 市況・概況

【株式市場】円の高止まり警戒するなか復興関連株などの物色は活発

 19日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高の進行は一服したものの、依然ユーロは117円台で高どまりなど不透明感の強い状況のため、自動車、電気機器、機械株などから手控える相場。東京電力<9501>(東1)も軟調で4.3%安の447円(20円安)続落。ただ、復興関連株や材料株の物色は活発で、東証1部の値上がり銘柄数は274銘柄(約16%)。

 日経平均は続落。前場の安値9405円19銭(151円46銭安)目前まで下げる場面を交えて一進一退となり、大引けは9441円03銭(115円62銭安)となった。

 東証1部の出来高概算は18億6293万株、売買代金は1兆1611億円。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は274(前引けは148)銘柄、値下がり銘柄数は1281(前引けは1382)銘柄。

 また、東証33業種別指数は「保険」1業種が値上がり(前引けは全業種が下落)。値下がり率の小さい業種は、証券・商品先物、水産・農林、陸運、繊維製品、ゴム製品、小売り、卸売り、その他金融、食料品、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、空運、鉱業、ガラス・土石、輸送用機器、海運、機械、不動産、精密機器、電気機器、鉄鋼、電力・ガス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:39 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ダントーホールディングスや東京特殊電線など急伸

 19日前場は、ポルトガルの財政懸念や米国国債の格下げなどを要因に円高が進み、トヨタ自動車<7203>(東1)が2.8%安で東証1部の売買代金1位。TDK<6762>(東1)は外資系証券の目標株価引き下げもあり6.5%安で同3位。2位のソフトバンク<9984>(東1)は特段の悪材料がなかったものの日経平均との連動性が高く引きづられた形で0.5%安。

 東証1部の値上がり率1位と3位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)NISグループ<8571>(東1)となり、1円高で順に50%高、14.3%高。2位の共立印刷<7838>(東1)は決算予想の増額を好感して21.1%高、4位のダントーホールディングス<5337>(東1)はPBR激安の復興関連株と14.1%高。

 東京特殊電線<5807>(東1)は東日本大震災の被災地で配電ケーブル需要拡大と伝えられ電線株の中でも低株価・業績変貌・需給妙味ありと6.3%高、世紀東急工業<1898>(東1)は首都圏のゲリラ的な液状化現象の道路補修が思惑材料と6.0%高。

 鳥居薬品<4551>(東1)は決算予想の増額修正を好感し4.5%高、カルビー<2229>(東1)は行楽需要の減少傾向を受けスナック菓子の需要増加に期待と2.7%高で上場来高値を更新した。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:02 | 市況・概況