3月1日後場は、NY株高・原油安に加えて円相場の軟化と中国株の堅調さも好感され、コマツ<6301>(東1)が一段高となり東証1部の売買代金5位で2.8%高、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も一段高で売買代金は1位キープのまま上げ幅100円で3.2%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き山水電気<6793>(東1)で2円が3円になり50.0%高、2位は2ケタの日本アジア投資<8518>(東1)で中東情勢のリスク回避から「円」資産に資金移動との見方あり14.6%高、3位のクボテック<7709>(東1)は「空中映像」で3日連続ストップ高のアスカネット<2438>(東マ)に関連の説と投機資金流入観測で13.5%高、4位は津田駒工業<6217>(東1)で売り手の平均コストを株価が3〜4割上回るとの見方あり10.3%高。
ジェイコムホールディングス<2462>(東1)は需給妙味に加え、いちよし経研の積極評価が伝えられ10.2%高、デジタルハーツ<3620>(東1)は25日から東証1部上場となり投信などの組み入れ需要に期待ありと9.2%高。
富士紡ホールディングス<3104>(東1)は中期計画を好感して昨年来の高値更新45.7%高、電通<4324>(東1)は中東のデモ拡散を誘引と注目の米フェイスブックとの提携を材料に昨年来の高値更新4.9%高、東レ<3402>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げがいわれて昨年来の高値更新2.4%高。
岡谷電機産業<6926>(東1)は後場ダレ模様だが入試問題のネット流出を受けて携帯電波の制御技術に関連するとかで6.5%高、パイオニア<6773>(東1)は業績上ブレ観測ありと朝方に昨年来の高値を更新し大引けは0.2%安となった。
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(03/01)【銘柄フラッシュ】東レや電通が昨年来の高値に進み三井住友FGは100円高
(03/01)【株式市場】NY株高と原油軟化に円安も加わり業種別指数はすべて上昇
(03/01)【銘柄フラッシュ】三菱重工業が3.8%高となり日本アジア投資やコジマも高い
(03/01)【株式市場】米国の株式続伸と原油軟化を好感し東証1部銘柄の70%が高い
(02/28)【銘柄フラッシュ】みずほ証券や岩崎通信機が急伸しフォーカスシステムズは高値
(02/28)【株式市場】次第に持ち直し自動車や精密機器などが堅調に転換し全般は続伸
(02/28)【銘柄フラッシュ】岩崎通信機が急伸しフォーカスシステムズなども高い
(02/28)【株式市場】円高傾向のため模様ながめ気分が強く日経平均は反落基調
(02/27)【外国為替市場展望】リビア情勢次第だがドル・円相場はボックスレンジの展開
(02/27)【外国為替市場を徹底検証】リスク回避の動きで1ドル=81円台に
(02/26)【相場展望】リビア情勢がポイント、重要経済指標も注目点
(02/26)【株式市況を徹底検証】日経平均株価、TOPIXともに5週ぶりに反落
(02/25)【銘柄フラッシュ】ユニデンが高くトヨタ自動車も上げ国際石油開発帝石はプラス転換
(02/25)【株式市場】中国株がしっかりで持ち直し日経平均は4日ぶり反発
(02/25)【銘柄フラッシュ】国際石油開発帝石が安い半面ホンダやユニデンなどが高い
(02/25)【株式市場】NY原油が時間外取引では軟調と伝えられ全般に持ち直す
(02/24)【銘柄フラッシュ】石油株が伸び悩むなかCSKが活況高となり浅沼組は急伸
(02/24)【株式市場】原油高に円高傾向も加わり東証1部の値上り銘柄は約10%
(02/24)【銘柄フラッシュ】国際石油開発帝石が高くTOBのCSKホールディングスは急伸
(02/24)【株式市場】原油高の影響など懸念し東証1部の値上りは約17%にとどまる
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2011年03月01日
【銘柄フラッシュ】東レや電通が昨年来の高値に進み三井住友FGは100円高
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:50
| 市況・概況
【株式市場】NY株高と原油軟化に円安も加わり業種別指数はすべて上昇

日経平均は続伸、本日の高値引け。朝方1万718円39銭(94円30銭高)まで上げ、後場は円相場の軟化も支援材料となり、大引けは1万754円03銭(129円94銭高)の高値引け。
東証1部の出来高概算は22億2319万株、売買代金は1兆5422億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は1244(前引けは1180)銘柄、値下がり銘柄数は300(前引けは327)銘柄。
また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、銀行、石油・石炭、機械、繊維製品、サービス、保険、金属製品、海運、化学、輸送用機器、ガラス・土石、卸売り、不動産、情報・通信、など。
一方、値上がり率の低い業種は、空運、電力・ガス、パルプ・紙、医薬品、その他製品、電気機器、鉄鋼、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:47
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】三菱重工業が3.8%高となり日本アジア投資やコジマも高い
3月1日前場は、米国で原油相場が軟化し株価は続伸となったため、3月の年度末高に期待が盛り上がる展開。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が2.1%高で東証の売買代金1位となり、ソフトバンク<9984>(東1)は同2位で0.9%高。三菱重工業<7011>(東1)は風力発電の大型受注を材料に3.8%高と目立って上昇し高値更新。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)で50.0%高、2位は2ケタの日本アジア投資<8518>(東1)で中東情勢を受けたリスク回避で「円」資産への資金移動が活発化との見方あり14.6%高、3位のクボテック<7709>(東1)は黒字転換を手がかりに在阪の北浜筋の資金の活動再燃とかで11.7%高。
ジェイコムホールディングス<2462>(東1)は需給妙味あるところにいちよし経研の積極評価が伝えられ8.9%高、岡谷電機産業<6926>(東1)は入試問題のネット流出を受けて携帯電波制御に関連するとかで7.2%高。
電通<4324>(東1)は「フェイスブック」との提携を好感し5.2%高、コジマ<7513>(東1)は低PBRと需給妙味で4.9%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタの山水電気<6793>(東1)で50.0%高、2位は2ケタの日本アジア投資<8518>(東1)で中東情勢を受けたリスク回避で「円」資産への資金移動が活発化との見方あり14.6%高、3位のクボテック<7709>(東1)は黒字転換を手がかりに在阪の北浜筋の資金の活動再燃とかで11.7%高。
ジェイコムホールディングス<2462>(東1)は需給妙味あるところにいちよし経研の積極評価が伝えられ8.9%高、岡谷電機産業<6926>(東1)は入試問題のネット流出を受けて携帯電波制御に関連するとかで7.2%高。
電通<4324>(東1)は「フェイスブック」との提携を好感し5.2%高、コジマ<7513>(東1)は低PBRと需給妙味で4.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:02
| 市況・概況
【株式市場】米国の株式続伸と原油軟化を好感し東証1部銘柄の70%が高い

日経平均は続伸歩調。朝方1万718円39銭(94円30銭高)まで上げ、前引けは1万697円21銭(73円12銭高)。
東証1部の出来高概算は10億5292万株、売買代金は6907億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は1180銘柄、値下がり銘柄数は327銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、銀行、サービス、保険、情報・通信、機械、繊維製品、金属製品、海運、倉庫・運輸、化学、卸売り、証券・商品先物、医薬品、陸運、など。
一方、値下がり率上位の業種は、空運、鉱業、パルプ・紙、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31
| 市況・概況
2011年02月28日
【銘柄フラッシュ】みずほ証券や岩崎通信機が急伸しフォーカスシステムズは高値
28日後場は、円高の一服傾向と中国株の底堅い動きを受けて次第に買い直す動きとなり、前場は軟調だったホンダ<7267>(東1)が0.1%高と堅調転換、ソニー<6758>(東1)も堅調に転じて0.9%高、ソフトバンク<9984>(東1)も東証1部の売買代金1位のまま堅調に転換。月末とあって株価指数ベースで値段を保たせるドレッシング期待もあった模様。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き岩崎通信機<6704>(東1)となり6期ぶりの復配などの発表を材料に32.4%高、2位も池上通信機<6771>(東1)で岩崎通信機と同様2ケタ低位株と連想が働いたようで14.8%高、3位もみずほ証券<8606>(東1)でグループ再編の観測おさまらず12.1%高、4位は丹青社<9743>(東1)となり1月決算は黒字を見込むため復配の期待が高まったとして11.3%高。
AOCホールディングス<5017>(東1)は原油高の期待再燃しジリジリと出直りランクを上げて9.7%高、日特建設<1929>(東1)は地震・津波関連と8.7%高値引け、東京鐵鋼<5445>(東1)はPBR0.4倍台で鉄鋼業界の再編進むなら割安妙味と8.5%高。
富士紡ホールディングス<3104>(東1)は首都圏の気温再低下で保温下着必要との見方あり8.0%高、JUKI<6440>(東1)はチャート観測のダブルトップ突破と目先資金が集まった様子で7.8%高。
京都大学などの入試問題がインターネット上に流出した問題を材料にUBIC<2158>(東マ)は15.6%高、フォーカスシステムズ<4662>(JQS)は昨年来高値更新の3.7%高となった。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続き岩崎通信機<6704>(東1)となり6期ぶりの復配などの発表を材料に32.4%高、2位も池上通信機<6771>(東1)で岩崎通信機と同様2ケタ低位株と連想が働いたようで14.8%高、3位もみずほ証券<8606>(東1)でグループ再編の観測おさまらず12.1%高、4位は丹青社<9743>(東1)となり1月決算は黒字を見込むため復配の期待が高まったとして11.3%高。
AOCホールディングス<5017>(東1)は原油高の期待再燃しジリジリと出直りランクを上げて9.7%高、日特建設<1929>(東1)は地震・津波関連と8.7%高値引け、東京鐵鋼<5445>(東1)はPBR0.4倍台で鉄鋼業界の再編進むなら割安妙味と8.5%高。
富士紡ホールディングス<3104>(東1)は首都圏の気温再低下で保温下着必要との見方あり8.0%高、JUKI<6440>(東1)はチャート観測のダブルトップ突破と目先資金が集まった様子で7.8%高。
京都大学などの入試問題がインターネット上に流出した問題を材料にUBIC<2158>(東マ)は15.6%高、フォーカスシステムズ<4662>(JQS)は昨年来高値更新の3.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:37
| 市況・概況
【株式市場】次第に持ち直し自動車や精密機器などが堅調に転換し全般は続伸

日経平均は持ち直し続伸。前場は1万448円83銭(77円93銭安)まで下げたが、後場は13時頃から堅調になり、大引けは1万624円09銭(97円33銭高)。
東証1部の出来高概算は25億254万株、売買代金は1兆6704億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は1371(前引けは732)銘柄、値下がり銘柄数は221(前引けは764)銘柄。
また、東証33業種別指数は28業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上り率の上位業種は、その他金融、証券・商品先物、機械、繊維製品、金属製品、ゴム製品、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、銀行、不動産、建設、サービス、精密機器、輸送用機器、など。
一方、値下がりした業種は、その他製品、空運、鉱業、パルプ・紙、電力・ガスだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】岩崎通信機が急伸しフォーカスシステムズなども高い
28日前場は、円相場が1ドル81円台の円高傾向となり模様ながめ。ホンダ<7267>(東1)が1.8%安、キヤノン<7751>(東1)は1.3%安。一方でトヨタ自動車<7203>(東1)は0.1%高、日立製作所<6501>(東1)は0.6%高など高安混在。東証1部の売買代金1位ソフトバンク<9984>(東1)は0.2%安。
東証1部の値上がり率1位は岩崎通信機<6704>(東1)で6期ぶりの復配発表を材料に33.8%高、2位の池上通信機<6771>(東1)はPBR割安に加え岩崎通信機に続き復配の思惑と18.0%高、3位のみずほ証券<8606>(東1)はみずほグループの再編観測で10.7%高。
東洋シヤッター<5936>(東1)は欧州の大手ハーマンとの資本・業務提携を材料に7.1%高、丹青社<9743>(東1)は1月決算良好の観測で6.9%高。
エーアンドエーマテリアル<5391>(東1)はスレート・セメント業界再編の思惑とかで5.5%高、フォーカスシステムズ<4662>(JQS)は京都大学などの入試問題がインターネット上に流出した問題を材料に4.4%高となった。
東証1部の値上がり率1位は岩崎通信機<6704>(東1)で6期ぶりの復配発表を材料に33.8%高、2位の池上通信機<6771>(東1)はPBR割安に加え岩崎通信機に続き復配の思惑と18.0%高、3位のみずほ証券<8606>(東1)はみずほグループの再編観測で10.7%高。
東洋シヤッター<5936>(東1)は欧州の大手ハーマンとの資本・業務提携を材料に7.1%高、丹青社<9743>(東1)は1月決算良好の観測で6.9%高。
エーアンドエーマテリアル<5391>(東1)はスレート・セメント業界再編の思惑とかで5.5%高、フォーカスシステムズ<4662>(JQS)は京都大学などの入試問題がインターネット上に流出した問題を材料に4.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:07
| 市況・概況
【株式市場】円高傾向のため模様ながめ気分が強く日経平均は反落基調

日経平均は小幅反落。朝方1万448円83銭(77円93銭安)まで下げ、小動きとなり、前引けは1万461円11銭(65円65銭安)。
東証1部の出来高概算は9億3770万株、売買代金は6149億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は732銘柄、値下がり銘柄数は764銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、値上り率の上位業種は、その他金融、証券・商品先物、繊維製品、サービス、金属製品、保険、医薬品、ガラス・土石。
一方、値下がり率上位の業種は、その他製品、鉱業、石油・石炭、海運、鉄鋼、卸売り、小売り、食料品、非鉄金属、輸送用機器、水産・農林、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36
| 市況・概況
2011年02月27日
【外国為替市場展望】リビア情勢次第だがドル・円相場はボックスレンジの展開
【外国為替市場フューチャー:2月28日〜3月4日】
■ドル・円相場は一方向に傾く可能性は低い
来週(2月28日〜3月4日)のドル・円相場については、引き続き大勢として1ドル=81円台〜83円台のボックスレンジでの展開が続きそうだ。
前週(2月21日〜25日)は、中東・北アフリカ情勢の不安定化懸念、特にリビア情勢が緊迫度を増したことや、原油先物価格が急騰したことで警戒感が広がった。そして、リスク回避でスイスフランや円を買う動きが強まり、ドル・円相場はドル安・円高方向の展開だった。
しかし、サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格が上昇一服感を強めたため、ドル・円相場も前週末25日には1ドル=81円60銭水準で円の上値が抑えられた形である。当面はリビア情勢次第だが、米国景気回復に対する期待も強いだけに、一方的に円が買われる可能性は小さいだろう。
ドル・円相場については、足元ではリスク回避のドル売り・円買いの動きでややドル安・円高水準に傾いたが、大勢としては引き続き1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開が続いている。長期金利の動向を見ても、足元では上昇一服感を強めているが、一方では世界的なインフレ懸念で、利上げ観測も高まっている。ただし、景気回復期待を背景として米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながりにくい。3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方も強いだけに、ドル・円相場は、当面はどちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。
そして基本的には、主要国の金融政策の動向が注目点となる。中国など新興国の利上げに加えて、英国やEUでも利上げ観測が浮上している。世界的にインフレ懸念が高まっている状況だけに、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。
■ユーロ買い・円売りの動きにつながりやすい状況
ユーロ・円相場についても、来週(2月28日〜3月4日)は前週(2月21日〜25日)の流れを引き継ぐ形だろう。前週は中東・北アフリカ情勢不安定化懸念に伴うリスク回避の動きと、EUや英国の早期利上げに対する思惑が交錯する形となり、概ね1ユーロ=112円台〜113円台で推移した。また前週末25日の海外市場では、EUや英国の早期利上げ観測が後退する形となり、ややユーロ売り・円買いの展開となった。
来週の波乱要因としては、リビア情勢の動向に加えて、26日のアイルランド総選挙の結果次第では財政不安問題再燃の可能性も考えられるため、注意が必要となるだろう。また3月3日のECB(欧州中央銀行)理事会とトリシェECB総裁の記者会見も注目点となるだろう。ただし大勢としては、大きな変化は予想しづらい。
ユーロ・円相場に関しては、足元ではEUや英国の早期利上げ観測が浮上しているため、ユーロ買い・円売りの動きにつながりやすい状況だろう。またEU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感も、一旦は和らいでいる。しかし4月以降には、ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えている。財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高い。当面は中東・北アフリカ情勢と、ECBの早期利上げに対する思惑次第の展開となりそうだが、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論も焦点だろう。
なお来週の注目スケジュールとしては、国内では28日の1月鉱工業生産速報値、1月商業販売統計、1月住宅着工戸数、3月1日の1月家計調査、1月失業率、1月有効求人倍率、3日の10年10〜12月期法人企業統計調査などがあるだろう。
海外では、28日のユーロ圏1月消費者物価指数改定値、米1月個人所得・消費支出、米1月中古住宅販売成約指数、米2月シカゴ地区購買部協会景気指数、1日のRBA(豪州中央銀行)理事会、米2月ISM製造業景気指数、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言(1日と2日)、2日の米2月ADP雇用リポート、米ベージュブック(地区連銀経済報告)、3日のECB(欧州中央銀行)理事会およびトリシェECB総裁記者会見、米2月ISM非製造業景気指数、4日の米2月雇用統計などがあるだろう。
主要な経済指標とともに、バーナンキ米FRB議長の議会証言やトリシェECB総裁の記者会見は、各国の金融政策の方向性を探るうえで注目度が高いだろう。
■ドル・円相場は一方向に傾く可能性は低い

前週(2月21日〜25日)は、中東・北アフリカ情勢の不安定化懸念、特にリビア情勢が緊迫度を増したことや、原油先物価格が急騰したことで警戒感が広がった。そして、リスク回避でスイスフランや円を買う動きが強まり、ドル・円相場はドル安・円高方向の展開だった。
しかし、サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格が上昇一服感を強めたため、ドル・円相場も前週末25日には1ドル=81円60銭水準で円の上値が抑えられた形である。当面はリビア情勢次第だが、米国景気回復に対する期待も強いだけに、一方的に円が買われる可能性は小さいだろう。
ドル・円相場については、足元ではリスク回避のドル売り・円買いの動きでややドル安・円高水準に傾いたが、大勢としては引き続き1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開が続いている。長期金利の動向を見ても、足元では上昇一服感を強めているが、一方では世界的なインフレ懸念で、利上げ観測も高まっている。ただし、景気回復期待を背景として米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながりにくい。3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方も強いだけに、ドル・円相場は、当面はどちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。
そして基本的には、主要国の金融政策の動向が注目点となる。中国など新興国の利上げに加えて、英国やEUでも利上げ観測が浮上している。世界的にインフレ懸念が高まっている状況だけに、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。
■ユーロ買い・円売りの動きにつながりやすい状況
ユーロ・円相場についても、来週(2月28日〜3月4日)は前週(2月21日〜25日)の流れを引き継ぐ形だろう。前週は中東・北アフリカ情勢不安定化懸念に伴うリスク回避の動きと、EUや英国の早期利上げに対する思惑が交錯する形となり、概ね1ユーロ=112円台〜113円台で推移した。また前週末25日の海外市場では、EUや英国の早期利上げ観測が後退する形となり、ややユーロ売り・円買いの展開となった。
来週の波乱要因としては、リビア情勢の動向に加えて、26日のアイルランド総選挙の結果次第では財政不安問題再燃の可能性も考えられるため、注意が必要となるだろう。また3月3日のECB(欧州中央銀行)理事会とトリシェECB総裁の記者会見も注目点となるだろう。ただし大勢としては、大きな変化は予想しづらい。
ユーロ・円相場に関しては、足元ではEUや英国の早期利上げ観測が浮上しているため、ユーロ買い・円売りの動きにつながりやすい状況だろう。またEU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感も、一旦は和らいでいる。しかし4月以降には、ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えている。財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高い。当面は中東・北アフリカ情勢と、ECBの早期利上げに対する思惑次第の展開となりそうだが、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論も焦点だろう。
なお来週の注目スケジュールとしては、国内では28日の1月鉱工業生産速報値、1月商業販売統計、1月住宅着工戸数、3月1日の1月家計調査、1月失業率、1月有効求人倍率、3日の10年10〜12月期法人企業統計調査などがあるだろう。
海外では、28日のユーロ圏1月消費者物価指数改定値、米1月個人所得・消費支出、米1月中古住宅販売成約指数、米2月シカゴ地区購買部協会景気指数、1日のRBA(豪州中央銀行)理事会、米2月ISM製造業景気指数、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言(1日と2日)、2日の米2月ADP雇用リポート、米ベージュブック(地区連銀経済報告)、3日のECB(欧州中央銀行)理事会およびトリシェECB総裁記者会見、米2月ISM非製造業景気指数、4日の米2月雇用統計などがあるだろう。
主要な経済指標とともに、バーナンキ米FRB議長の議会証言やトリシェECB総裁の記者会見は、各国の金融政策の方向性を探るうえで注目度が高いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:23
| 市況・概況
【外国為替市場を徹底検証】リスク回避の動きで1ドル=81円台に
【外国為替市場フラッシュ:2月21日〜25日の週】
■ドル・円相場はドル安・円高方向の展開だった
2月21日〜25日の週の外国為替市場では、中東・北アフリカ情勢の不安定化懸念、特にリビア情勢が緊迫度を増したことや、原油先物価格が急騰したことで警戒感が広がった。そして、リスク回避でスイスフランや円を買う動きが強まり、ドル・円相場はドル安・円高方向の展開だった。
週初21日の東京市場でのドル・円相場は、前週末18日の米国市場でドルが売られて、1ドル=83円00銭台に円が上昇した流れを引き継ぎ、1ドル=83円台前半で推移した。
そして、反政府デモ武力弾圧によりリビア情勢が緊迫度を増したため、原油先物価格が急騰するとともに、債券市場では長期金利が低下し、外国為替市場でもリスク回避でスイスフランや円を買う動きが急速に強まった。22日は1ドル=82円台後半〜83円台前半、23日は1ドル=82円台後半で推移し、24日には東京市場で1ドル=81円80銭近辺、海外市場では一時1ドル=81円60銭近辺まで円が上昇した。
25日は1ドル=81円台後半〜82円近辺で推移した。サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格上昇が一服したため、ドルを買い戻す動きも見られ、ドル安・円高の流れはやや一服した。25日の海外市場でも1ドル=81円台後半でモミ合う展開だった。
ドル・円相場については、足元ではリスク回避のドル売り・円買いの動きが強まったため、ややドル安・円高水準に傾いた。しかし大勢としては、引き続き1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開が続いている。
長期金利の動向を見ても、足元ではリスク回避で米国債が買われ、米国長期金利も上昇一服感を強めているが、一方では世界的なインフレ懸念で、利上げ観測も高まっている。ただし、景気回復期待を背景として米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながらない。3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方も強いだけに、ドル・円相場は、当面はどちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。
そして基本的には、主要国の金融政策の動向が注目点となる。英国やEUでも利上げ観測が浮上している。このため、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。
■1ユーロ=112円台前半〜113円台後半のレンジで推移した
一方、ユーロ・円相場については、前週末の海外市場でECB(欧州中央銀行)による早期利上げの思惑が広がり、ユーロを買う動きが強まった流れを引き継ぎ、週初21日は1ユーロ=113円台後半で推移した。その後はリビア情勢緊迫化に対するリスク回避で円を買う動きと、物価上昇に伴う早期利上げの思惑でユーロを買う動きが交錯し、1ユーロ=112円台前半〜113円台後半のレンジで推移した。
25日の海外市場では、1月ユーロ圏マネーサプライM3伸び率が12月に比べて鈍化したことや、英国の10年第4四半期GDP改定値が速報値に対して下方修正されたことなどで、早期利上げの思惑がやや後退してややユーロ売り・円買いが優勢となり、1ユーロ=112円台前半〜半ばで推移した。
ユーロ・円相場に関しては、EU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感が和らいでいるが、4月以降にはポルトガルやスペインの国債大量償還が控えている。財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高い。当面はECB(欧州中央銀行)の早期利上げに対する思惑次第の展開となりそうだが、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論も焦点だろう。
■ドル・円相場はドル安・円高方向の展開だった

週初21日の東京市場でのドル・円相場は、前週末18日の米国市場でドルが売られて、1ドル=83円00銭台に円が上昇した流れを引き継ぎ、1ドル=83円台前半で推移した。
そして、反政府デモ武力弾圧によりリビア情勢が緊迫度を増したため、原油先物価格が急騰するとともに、債券市場では長期金利が低下し、外国為替市場でもリスク回避でスイスフランや円を買う動きが急速に強まった。22日は1ドル=82円台後半〜83円台前半、23日は1ドル=82円台後半で推移し、24日には東京市場で1ドル=81円80銭近辺、海外市場では一時1ドル=81円60銭近辺まで円が上昇した。
25日は1ドル=81円台後半〜82円近辺で推移した。サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格上昇が一服したため、ドルを買い戻す動きも見られ、ドル安・円高の流れはやや一服した。25日の海外市場でも1ドル=81円台後半でモミ合う展開だった。
ドル・円相場については、足元ではリスク回避のドル売り・円買いの動きが強まったため、ややドル安・円高水準に傾いた。しかし大勢としては、引き続き1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開が続いている。
長期金利の動向を見ても、足元ではリスク回避で米国債が買われ、米国長期金利も上昇一服感を強めているが、一方では世界的なインフレ懸念で、利上げ観測も高まっている。ただし、景気回復期待を背景として米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながらない。3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方も強いだけに、ドル・円相場は、当面はどちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。
そして基本的には、主要国の金融政策の動向が注目点となる。英国やEUでも利上げ観測が浮上している。このため、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。
■1ユーロ=112円台前半〜113円台後半のレンジで推移した
一方、ユーロ・円相場については、前週末の海外市場でECB(欧州中央銀行)による早期利上げの思惑が広がり、ユーロを買う動きが強まった流れを引き継ぎ、週初21日は1ユーロ=113円台後半で推移した。その後はリビア情勢緊迫化に対するリスク回避で円を買う動きと、物価上昇に伴う早期利上げの思惑でユーロを買う動きが交錯し、1ユーロ=112円台前半〜113円台後半のレンジで推移した。
25日の海外市場では、1月ユーロ圏マネーサプライM3伸び率が12月に比べて鈍化したことや、英国の10年第4四半期GDP改定値が速報値に対して下方修正されたことなどで、早期利上げの思惑がやや後退してややユーロ売り・円買いが優勢となり、1ユーロ=112円台前半〜半ばで推移した。
ユーロ・円相場に関しては、EU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感が和らいでいるが、4月以降にはポルトガルやスペインの国債大量償還が控えている。財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高い。当面はECB(欧州中央銀行)の早期利上げに対する思惑次第の展開となりそうだが、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論も焦点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:04
| 市況・概況
2011年02月26日
【相場展望】リビア情勢がポイント、重要経済指標も注目点
【株式市場フューチャー(2月28日〜3月4日)】
■25日移動平均線を早期に回復できるかがポイント
来週(2月28日〜3月4日)の日本株式市場については、引き続き中東・北アフリカ情勢や、原油先物価格に対する警戒感が意識され、リビア情勢の動向次第の展開となりそうだ。また重要な経済指標の発表を控えているため、景気動向を探るうえでも重要な週となる。
前週(2月21日〜25日)は、バーレーンの反政府デモ拡大に加えて、リビア情勢が一気に緊迫化したことで、原油先物価格が急騰し、リスク回避の動きで世界的な株安展開となった。したがって、リビア情勢が早期に落ち着く見通しになれば、前週の下落が一時的な押し目となって反発する可能性が期待される。しかし武力衝突が拡大して混乱が長期化すれば、リスク回避の動きが強まり、世界的な株安展開が加速する可能性も高まる。
米国株式市場や外国為替市場の動向もポイントとなり、特に週末4日の2月米雇用統計の発表を控えて、様子見ムードが強まる可能性も考えられる。前週の下落に対するリバウンド期待、3月期末に向けての配当権利取りなどの買い要因が期待される一方で、世界的なインフレ圧力に対する警戒感、3月期末に向けての決算対策などの売り要因があり、強弱感も交錯するだろう。
日経平均株価をチャート面で見ると、日足チャートで25日移動平均線(2月25日現在、1万550円近辺)を割り込んだ形となり、上値抵抗線として意識される可能性も指摘されているだけに、この25日移動平均線を早期に回復できるかがポイントになるだろう。ただし日足チャートの一目均衡表で見れば、雲の上限で反発した形となっているだけに、この水準がサポートラインとして期待されている。また週足チャートで見ると13週移動平均線(2月25日現在、1万415円近辺)を維持しており、強基調は崩れていない。
■25日移動平均線を早期に回復できるかがポイント

前週(2月21日〜25日)は、バーレーンの反政府デモ拡大に加えて、リビア情勢が一気に緊迫化したことで、原油先物価格が急騰し、リスク回避の動きで世界的な株安展開となった。したがって、リビア情勢が早期に落ち着く見通しになれば、前週の下落が一時的な押し目となって反発する可能性が期待される。しかし武力衝突が拡大して混乱が長期化すれば、リスク回避の動きが強まり、世界的な株安展開が加速する可能性も高まる。
米国株式市場や外国為替市場の動向もポイントとなり、特に週末4日の2月米雇用統計の発表を控えて、様子見ムードが強まる可能性も考えられる。前週の下落に対するリバウンド期待、3月期末に向けての配当権利取りなどの買い要因が期待される一方で、世界的なインフレ圧力に対する警戒感、3月期末に向けての決算対策などの売り要因があり、強弱感も交錯するだろう。
日経平均株価をチャート面で見ると、日足チャートで25日移動平均線(2月25日現在、1万550円近辺)を割り込んだ形となり、上値抵抗線として意識される可能性も指摘されているだけに、この25日移動平均線を早期に回復できるかがポイントになるだろう。ただし日足チャートの一目均衡表で見れば、雲の上限で反発した形となっているだけに、この水準がサポートラインとして期待されている。また週足チャートで見ると13週移動平均線(2月25日現在、1万415円近辺)を維持しており、強基調は崩れていない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 23:03
| 市況・概況
【株式市況を徹底検証】日経平均株価、TOPIXともに5週ぶりに反落
【株式市場フラッシュ:2月21日〜25日の週】
■リビア情勢緊迫化でリスク回避の動き
2月21日〜25日の週の日本株式市場では、日経平均株価(225種)、TOPIXともに5週ぶりに反落した。中東・北アフリカ情勢の不安定化懸念、特にリビア情勢の緊迫化に伴う原油先物価格の急騰、米国株式市場の下落、外国為替市場でのドル安・円高進行などにより、日本の株式市場でもリスク回避の動きが強まった。
日経平均株価の終値ベースでの前日比騰落状況を確認しておこう。週初21日は前日(18日)比14円73銭高と6営業日続伸、22日は前日比192円83銭安と大幅に反落、23日は前日比85円60銭安と続落、24日は前日比126円39銭安と3営業日続落、週末25日は前日比74円05銭高と反発した。日中値幅は21日が69円98銭、22日が121円44銭、23日が96円79銭、24日が114円32銭、25日が77円75銭だった。
日経平均株価の25日の終値は1万526円76銭となり、前週末(18日)に比べて316円04銭(2.91%)下落した。取引時間中ベースの週間高値は21日の1万859円39銭、そして終値ベースの週間高値は21日の1万857円53銭だった。一方、取引時間中ベースの週間安値は24日の1万428円38銭、終値ベースの週間安値は24日の1万452円71銭で、いずれも2月3日以来の安値水準だった。1週間の取引時間中の値幅は431円01銭だった。
TOPIXの週間騰落状況を見ると、25日の終値は941.93となり、前週末(18日)に比べて31.67ポイント(3.25%)下落した。22日から24日まで3営業日続落し、25日は反発した。取引時間中ベースの週間高値は21日の974.64だった。そして終値ベースの週間高値は21日の974.63で、前週の高値(17日の974.14)を上回り、10年4月30日(987.04)以来の水準だった。取引時間中ベースの週間安値は24日の932.35で2月3日以来の安値水準となり、終値ベースの週間安値は24日の934.22で2月4日以来の安値水準となった。
■株式市況を振り返って
21日の日経平均株価は6営業日続伸した。短期的な高値警戒感、中東・北アフリカ情勢の混乱拡大、前週末18日の中国人民銀行による預金準備率引き上げ発表などを受けて、寄り付きはやや軟調なスタートだった。その後、前週末の米国株高に加え、中国・上海株式市場が堅調だったことも下支え要因となって前日比プラスに転じたが、21日の米国市場の休場を控えて様子見ムードが強く、小幅な上昇にとどまった。
22日の日経平均株価は大幅に反落した。中東・北アフリカ情勢に関して、エジプトのムバラク大統領辞任で不安定化懸念が一旦は和らいでいたが、バーレーンやリビアの情勢が急速に緊迫化したことで再び警戒感が広がり、リスク回避の動きが強まった。株価指数先物での仕掛け的な売りも指摘された。日経平均株価の前日比192円83銭(1.78%)安は今年最大の下落幅だった。
23日の日経平均株価は続落した。バーレーンやリビアなど中東・北アフリカ情勢の緊迫化、原油先物価格の上昇などで、前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が大幅安となった流れを引き継いだ。朝方の売り一巡後には買い戻しなどの動きで、一時的に前日比プラスに転じる場面もあったが、午後には再び売りが優勢となり、結局この日の安値圏で引けた。
24日の日経平均株価は3営業日続落した。引き続き、中東・北アフリカ情勢の緊迫化、原油先物価格の上昇、米国株式市場の下落などを嫌気し、リスク回避の動きを強めた。外国人投資家の売り越し観測が指摘されたことや、外国為替市場のドル・円相場で1ドル=81円台に円が上昇したことも嫌気された。22日〜24日の3営業日合計の下落幅は404円82銭(21日の終値に対して3.72%下落)に達した。
25日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発した。前日まで3営業日続落した反動で、自律反発狙いの買いが優勢になった。前日の米国市場で、サウジアラビアの原油増産観測により原油先物価格の上昇が一服したこと、ナスダック総合株価指数が反発したこと、そして中国・上海株式市場が堅調だったことなども下支え要因だった。
日足チャートで見ると、日経平均株価は一目均衡表の雲の上限で反発した形となり、サポートラインとして期待されている。しかし、日経平均株価、TOPIXともに25日移動平均線(2月25日現在、日経平均株価は1万550円近辺、TOPIXは940ポイント近辺)を割り込んだ形となり、来週に向けて上値抵抗線として意識される可能性も指摘されている。
25日の米国株式市場では、サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格上昇に一服感が強まり、主要株価指数はいずれも上昇した。ダウ工業株30種平均株価は前日比61ドル95セント(0.51%)高、S&P500株価指数は前日比13.78ポイント(1.06%)高と反発し、ナスダック総合株価指数は前日比43.15ポイント(1.58%)高と続伸した。
■リビア情勢緊迫化でリスク回避の動き

日経平均株価の終値ベースでの前日比騰落状況を確認しておこう。週初21日は前日(18日)比14円73銭高と6営業日続伸、22日は前日比192円83銭安と大幅に反落、23日は前日比85円60銭安と続落、24日は前日比126円39銭安と3営業日続落、週末25日は前日比74円05銭高と反発した。日中値幅は21日が69円98銭、22日が121円44銭、23日が96円79銭、24日が114円32銭、25日が77円75銭だった。
日経平均株価の25日の終値は1万526円76銭となり、前週末(18日)に比べて316円04銭(2.91%)下落した。取引時間中ベースの週間高値は21日の1万859円39銭、そして終値ベースの週間高値は21日の1万857円53銭だった。一方、取引時間中ベースの週間安値は24日の1万428円38銭、終値ベースの週間安値は24日の1万452円71銭で、いずれも2月3日以来の安値水準だった。1週間の取引時間中の値幅は431円01銭だった。
TOPIXの週間騰落状況を見ると、25日の終値は941.93となり、前週末(18日)に比べて31.67ポイント(3.25%)下落した。22日から24日まで3営業日続落し、25日は反発した。取引時間中ベースの週間高値は21日の974.64だった。そして終値ベースの週間高値は21日の974.63で、前週の高値(17日の974.14)を上回り、10年4月30日(987.04)以来の水準だった。取引時間中ベースの週間安値は24日の932.35で2月3日以来の安値水準となり、終値ベースの週間安値は24日の934.22で2月4日以来の安値水準となった。
■株式市況を振り返って
21日の日経平均株価は6営業日続伸した。短期的な高値警戒感、中東・北アフリカ情勢の混乱拡大、前週末18日の中国人民銀行による預金準備率引き上げ発表などを受けて、寄り付きはやや軟調なスタートだった。その後、前週末の米国株高に加え、中国・上海株式市場が堅調だったことも下支え要因となって前日比プラスに転じたが、21日の米国市場の休場を控えて様子見ムードが強く、小幅な上昇にとどまった。
22日の日経平均株価は大幅に反落した。中東・北アフリカ情勢に関して、エジプトのムバラク大統領辞任で不安定化懸念が一旦は和らいでいたが、バーレーンやリビアの情勢が急速に緊迫化したことで再び警戒感が広がり、リスク回避の動きが強まった。株価指数先物での仕掛け的な売りも指摘された。日経平均株価の前日比192円83銭(1.78%)安は今年最大の下落幅だった。
23日の日経平均株価は続落した。バーレーンやリビアなど中東・北アフリカ情勢の緊迫化、原油先物価格の上昇などで、前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が大幅安となった流れを引き継いだ。朝方の売り一巡後には買い戻しなどの動きで、一時的に前日比プラスに転じる場面もあったが、午後には再び売りが優勢となり、結局この日の安値圏で引けた。
24日の日経平均株価は3営業日続落した。引き続き、中東・北アフリカ情勢の緊迫化、原油先物価格の上昇、米国株式市場の下落などを嫌気し、リスク回避の動きを強めた。外国人投資家の売り越し観測が指摘されたことや、外国為替市場のドル・円相場で1ドル=81円台に円が上昇したことも嫌気された。22日〜24日の3営業日合計の下落幅は404円82銭(21日の終値に対して3.72%下落)に達した。
25日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発した。前日まで3営業日続落した反動で、自律反発狙いの買いが優勢になった。前日の米国市場で、サウジアラビアの原油増産観測により原油先物価格の上昇が一服したこと、ナスダック総合株価指数が反発したこと、そして中国・上海株式市場が堅調だったことなども下支え要因だった。
日足チャートで見ると、日経平均株価は一目均衡表の雲の上限で反発した形となり、サポートラインとして期待されている。しかし、日経平均株価、TOPIXともに25日移動平均線(2月25日現在、日経平均株価は1万550円近辺、TOPIXは940ポイント近辺)を割り込んだ形となり、来週に向けて上値抵抗線として意識される可能性も指摘されている。
25日の米国株式市場では、サウジアラビアの原油増産観測で原油先物価格上昇に一服感が強まり、主要株価指数はいずれも上昇した。ダウ工業株30種平均株価は前日比61ドル95セント(0.51%)高、S&P500株価指数は前日比13.78ポイント(1.06%)高と反発し、ナスダック総合株価指数は前日比43.15ポイント(1.58%)高と続伸した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:33
| 市況・概況
2011年02月25日
【銘柄フラッシュ】ユニデンが高くトヨタ自動車も上げ国際石油開発帝石はプラス転換
25日後場は、中国株の堅調さに加え、円相場の上値が重く一段の円高観測が後退。原油高の懸念はあったものの、トヨタ自動車<7203>(東1)が引き続き売買代金1位で前引けの1.6%高から2.2%高と上昇し4日ぶり反発、2位のソフトバンク<9984>(東1)は株主優待の拡充を好感し2.2%高で4日ぶりに反発、3位の日立製作所<6501>(東1)は7日ぶりの反発。
東証1部の値上がり率1位は日本アジア投資<8518>(東1)で新興の電力販売企業を伊藤忠エネクス<8133>(東1)が買収するのにともない株式譲渡と伝えられ後場尻上がりで31.4%高、2位は日本M&Aセンター<2127>(東1)で好業績などムシ返す形で急反発の8.7%高、3位はフェイス<4295>(東1)で携帯ゲーム関連の電子マネー決済増加観測と9月の上場10周年記念への期待で8.6%高。
ハニーズ<2792>(東1)はジーンズメイト<7448>(東1)など月次動向が回復した小売り株の急騰を手がけた筋の参入説と中堅証券の積極評価がいわれ前引けの6.2%高から7.5%高、ユニデン<6815>(東1)は低PBRと復配期待がいわれ淺沼組<1852>(東1)の4期ぶり復配大幅高を受けて前引けの5.3%高から7.5%高。
JUKI<6440>(東1)はコスモ証券の積極判断が伝えられ後場尻上がりで7.1%高、愛三工業<7283>(東1)は低PBRと浮動株比率の低さがいわれて昨年来の高値7.0%高。
オーイズミ<6428>(東1)は低PBRにカジノ関連法案の上程観測で6.9%高、JSP<7942>(東1)は低PBRに原油高を受け発泡樹脂材の値上げ期待と6.4%高。
石油株は総じて値を戻し、前場下落の国際石油開発帝石<1605>(東1)はジリジリ浮揚し0.4%高、昭和シェル石油<5002>(東1)も浮上し1.1%高となった。
東証1部の値上がり率1位は日本アジア投資<8518>(東1)で新興の電力販売企業を伊藤忠エネクス<8133>(東1)が買収するのにともない株式譲渡と伝えられ後場尻上がりで31.4%高、2位は日本M&Aセンター<2127>(東1)で好業績などムシ返す形で急反発の8.7%高、3位はフェイス<4295>(東1)で携帯ゲーム関連の電子マネー決済増加観測と9月の上場10周年記念への期待で8.6%高。
ハニーズ<2792>(東1)はジーンズメイト<7448>(東1)など月次動向が回復した小売り株の急騰を手がけた筋の参入説と中堅証券の積極評価がいわれ前引けの6.2%高から7.5%高、ユニデン<6815>(東1)は低PBRと復配期待がいわれ淺沼組<1852>(東1)の4期ぶり復配大幅高を受けて前引けの5.3%高から7.5%高。
JUKI<6440>(東1)はコスモ証券の積極判断が伝えられ後場尻上がりで7.1%高、愛三工業<7283>(東1)は低PBRと浮動株比率の低さがいわれて昨年来の高値7.0%高。
オーイズミ<6428>(東1)は低PBRにカジノ関連法案の上程観測で6.9%高、JSP<7942>(東1)は低PBRに原油高を受け発泡樹脂材の値上げ期待と6.4%高。
石油株は総じて値を戻し、前場下落の国際石油開発帝石<1605>(東1)はジリジリ浮揚し0.4%高、昭和シェル石油<5002>(東1)も浮上し1.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:32
| 市況・概況
【株式市場】中国株がしっかりで持ち直し日経平均は4日ぶり反発

日経平均は4日ぶりに反発。2進1退の雰囲気でジリ高となり、14時45分にかけて1万532円21銭(79円50銭高)まで上げ、大引けは1万526円76銭(74円05銭高)。
東証1部の出来高概算は21億4384万株、売買代金は1兆5719億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は1178(前引けは740)銘柄、値下がり銘柄数は356(前引けは725)銘柄。
また、東証33業種別指数は29業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ガラス・土石、その他製品、繊維製品、輸送用機器、精密機器、保険、金属製品、非鉄金属、化学、不動産、銀行、海運、電気機器、証券・商品先物、食品、その他金融、水産・農林、建設、など。
一方、値下がりした業種は、空運、医薬品、電力・ガス、ゴム製品、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:44
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】国際石油開発帝石が安い半面ホンダやユニデンなどが高い
25日前場は、NY原油が時間外取引では反落と伝えられたため、国際石油開発帝石<1605>(東1)が東証1部の値下がり幅2位の6000円安、出光興産<5019>(東1)は朝安のあと値を戻し0.5%高など高安混在。半面、トヨタ自動車<7203>(東1)が売買代金1位で1.6%高、ホンダ<7267>(東1)は同2位で0.7%高など、日本経済の「顔」銘柄をボチボチ買い直す動きが広がった。
東証1部の値上がり率1位はNISグループ<8571>(東1)で1円高の11.1%高、2位は日本アジア投資<8518>(東1)は7円高で10.0%高、3位の豊和工業<6203>(東1)も7円高で7.0%高、物色内容が今ひとつ。
値上がり率4位のハニーズ<2792>(東1)はジーンズメイト<7448>(東1)など月次回復の小売り株の急騰を手がけた筋の参入説と中堅証券の積極評価がいわれ6.2%高、ユニデン<6815>(東1)は低PBRと復配期待がいわれ4期ぶり復配の淺沼組<1852>(東1)の大幅続伸の連想と5.3%高。
愛三工業<7283>(東1)は低PBRと浮動株比率の低さがいわれて昨年来の高値5.1%高、アイカ工業<4206>(東1)は一昨日の大手証券の積極評価に低PBRと需給妙味がいわれて昨年来の高値3.5%高となった。
東証1部の値上がり率1位はNISグループ<8571>(東1)で1円高の11.1%高、2位は日本アジア投資<8518>(東1)は7円高で10.0%高、3位の豊和工業<6203>(東1)も7円高で7.0%高、物色内容が今ひとつ。
値上がり率4位のハニーズ<2792>(東1)はジーンズメイト<7448>(東1)など月次回復の小売り株の急騰を手がけた筋の参入説と中堅証券の積極評価がいわれ6.2%高、ユニデン<6815>(東1)は低PBRと復配期待がいわれ4期ぶり復配の淺沼組<1852>(東1)の大幅続伸の連想と5.3%高。
愛三工業<7283>(東1)は低PBRと浮動株比率の低さがいわれて昨年来の高値5.1%高、アイカ工業<4206>(東1)は一昨日の大手証券の積極評価に低PBRと需給妙味がいわれて昨年来の高値3.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11
| 市況・概況
【株式市場】NY原油が時間外取引では軟調と伝えられ全般に持ち直す

日経平均は小幅反発。朝方は1万511円45銭(58円74錢高)まで上げ、一進一退ながら堅調で、前引けは1万475円68銭(22円97銭高)。
東証1部の出来高概算は10億2490万株、売買代金は7291億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は740銘柄、値下がり銘柄数は725銘柄。
また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、値上がり率上位は、ガラス・土石、精密機器、その他製品、保険、輸送用機器、繊維製品、非鉄金属、陸運、金属製品、化学、水産・農林、空運、電気機器、など。一方、値下がり率の大きい業種は、鉱業、不動産、その他金融、石油・石炭、機械、証券・商品先物、ゴム製品、卸売り、情報・通信、医薬品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34
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2011年02月24日
【銘柄フラッシュ】石油株が伸び悩むなかCSKが活況高となり浅沼組は急伸
24日後場は、NY原油の一時100ドル乗せに加え、円相場が対ドルで82円01銭などと円高傾向になったため、全体に手控え気分が強まり、東証1部1673銘柄のうち1454銘柄(約87%)が値下がり。
売買代金1位の三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は0.2%高で値をこらえたものの、2位のトヨタ自動車<7203>(東1)は1.7%安、3位の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は軟調に転じて0.2%安。4位のソフトバンク<9984>(東1)はスマートフォンの輸入価格が安くなる期待はあったものの、日経平均構成225銘柄のため225先物の売りにともなう影響がいわれた。
国際石油開発帝石<1605>(東1)は前引けに続き東証1部の値上り幅1位だが伸び悩み1万円高。三菱商事<8058>(東1)は1.6%安。
東証1部の値上がり率1位は淺沼組<1852>(東1)となり4期ぶりの復配を材料に32.1%高、2位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)で25.0%高、3位はCSKホールディングス<9737>(東1)で住商情報システム<9719>(東1)などによるTOB観測を材料に14.6%高、4位は株価2ケタのランド<8918>(東1)で10.0%高。
フィデック<8423>(東1)は大株主の資本支援期待があるとかで7.0%高、乃村工藝社<9716>(東1)は大型商業施設の閉店で動く性質あるとかで東京・そごう八王子店の閉鎖を受けて4.9%高。
文化シヤッター<5930>(東1)は自己株の取得を好感し4.9%高、アイカ工業<4206>(東1)は野村證券の積極評価で昨年来の高値を一時更新し大引けは1.5%高、ユナイテッドアローズ<7606>(東1)は月次動向の良好な小売り株の相次ぐ急伸をみて連想が働き昨年来の高値を一時更新し2.1%高となった。
売買代金1位の三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は0.2%高で値をこらえたものの、2位のトヨタ自動車<7203>(東1)は1.7%安、3位の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は軟調に転じて0.2%安。4位のソフトバンク<9984>(東1)はスマートフォンの輸入価格が安くなる期待はあったものの、日経平均構成225銘柄のため225先物の売りにともなう影響がいわれた。
国際石油開発帝石<1605>(東1)は前引けに続き東証1部の値上り幅1位だが伸び悩み1万円高。三菱商事<8058>(東1)は1.6%安。
東証1部の値上がり率1位は淺沼組<1852>(東1)となり4期ぶりの復配を材料に32.1%高、2位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)で25.0%高、3位はCSKホールディングス<9737>(東1)で住商情報システム<9719>(東1)などによるTOB観測を材料に14.6%高、4位は株価2ケタのランド<8918>(東1)で10.0%高。
フィデック<8423>(東1)は大株主の資本支援期待があるとかで7.0%高、乃村工藝社<9716>(東1)は大型商業施設の閉店で動く性質あるとかで東京・そごう八王子店の閉鎖を受けて4.9%高。
文化シヤッター<5930>(東1)は自己株の取得を好感し4.9%高、アイカ工業<4206>(東1)は野村證券の積極評価で昨年来の高値を一時更新し大引けは1.5%高、ユナイテッドアローズ<7606>(東1)は月次動向の良好な小売り株の相次ぐ急伸をみて連想が働き昨年来の高値を一時更新し2.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:24
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【株式市場】原油高に円高傾向も加わり東証1部の値上り銘柄は約10%

日経平均は一段下値を探る相場となり続落。14時30分過ぎに1万428円38銭(150円72銭安)まで下げ、大引けは1万452円71銭(126円39銭安)。
東証1部の出来高概算は25億7905万株、売買代金は1兆7416億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は159(前引けは290)銘柄、値下がり銘柄数は1454(前引けは1259)銘柄。
また、東証33業種別指数は1業種(前引けは6業種)が値上がりし、鉱業が高いのみ。値下がり率の低い業種は、精密機器、情報・通信、食品、銀行、医薬品、水産・農林、など。
一方、値下がり率上位の業種は、ゴム製品、繊維製品、ガラス・土石、海運、非鉄金属、化学、保険、卸売り、輸送用機器、機械、空運、不動産、小売り、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40
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【銘柄フラッシュ】国際石油開発帝石が高くTOBのCSKホールディングスは急伸
24日前場は、原油相場が米国でも一時100ドルに達したため、国際石油開発帝石<1605>(東1)が東証1部の値上り幅1位の1万2000円高となり石油株が軒並み反発。売買代金1位は三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)の1.3%高、中東情勢のリスク回避で「円」資産の魅力向上とされてメガバンクは総じて堅調。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)、2位は2ケタのランド<8918>(東1)、3位はCSKホールディングス<9737>(東1)で住商情報システム<9719>(東1)などによるTOB観測を材料に14.6%高、4位は2ケタの淺沼組<1852>(東1)で早朝4期ぶりの復配を発表したことを材料視し8.9%高。
乃村工藝社<9716>(東1)は2月決算好調の期待で4.9%高、文化シヤッター<5930>(東1)は自己株の取得を好感し4.6%高、サンリオ<8136>(東1)は収益上ブレ期待と需給妙味で4.0%高となった。
東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのC&Iホールディングス<9609>(東1)、2位は2ケタのランド<8918>(東1)、3位はCSKホールディングス<9737>(東1)で住商情報システム<9719>(東1)などによるTOB観測を材料に14.6%高、4位は2ケタの淺沼組<1852>(東1)で早朝4期ぶりの復配を発表したことを材料視し8.9%高。
乃村工藝社<9716>(東1)は2月決算好調の期待で4.9%高、文化シヤッター<5930>(東1)は自己株の取得を好感し4.6%高、サンリオ<8136>(東1)は収益上ブレ期待と需給妙味で4.0%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:02
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【株式市場】原油高の影響など懸念し東証1部の値上りは約17%にとどまる

日経平均は小幅続落。10時過ぎに1万474円78銭(104円32銭安)まで下げ、前引けは1万534円55銭(44円55銭安)。
東証1部の出来高概算は11億6139万株、売買代金は7743億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数290銘柄、値下がり銘柄数は1259銘柄。
また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、銀行、その他金融、証券・商品先物、情報・通信、精密機器。
一方、値下がり業種は、繊維製品、ガラス・土石、海運、ゴム製品、卸売り、小売り、化学、空運、鉄鋼、陸運、機械、非鉄金属、保険、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37
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