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記事一覧 (02/18)【株式市場】為替の安定とNY続伸を好感し全般堅調で金融株など高い
記事一覧 (02/17)【銘柄フラッシュ】ダイエーが割安顕著と急伸しソニーやキヤノンも活況高
記事一覧 (02/17)【株式市場】海外資金の流入観測など好感し日経平均は今年の高値を更新
記事一覧 (02/17)【銘柄フラッシュ】ソニーやキヤノンが活況高となりソフトブレーンなど連日高
記事一覧 (02/17)【株式市場】NY株式の続伸など好感し日経平均は今年の高値を更新
記事一覧 (02/16)【銘柄フラッシュ】ベルーナやプリマハムが高値更新しタカキューは急伸
記事一覧 (02/16)【株式市場】欧米資金の国内シフト観測などあり日経平均は連日今年の高値
記事一覧 (02/16)【銘柄フラッシュ】りそなホールディングスなど金融株が強く住友鋼管も高い
記事一覧 (02/16)【株式市場】中国からの資金シフト観測などあり金融株先導で全般堅調
記事一覧 (02/15)【銘柄フラッシュ】ヤマハ発動機が下げパイオニアは高く第一生命保険も続伸
記事一覧 (02/15)【株式市場】為替の安定と資源市況高など受け日経平均は今年の高値を更新
記事一覧 (02/15)【銘柄フラッシュ】ジーエス・ユアサが高くソフトバンクは売買代金1位
記事一覧 (02/15)【株式市場】量的緩和の継続期待と資源市況高を受け全般に堅調
記事一覧 (02/14)【銘柄フラッシュ】パイオニアが高値を更新し第一生命保険は活況高
記事一覧 (02/14)【株式市場】エジプト情勢の一段落やGDPを好感し日経平均は今年の高値
記事一覧 (02/14)【銘柄フラッシュ】ソフトブレーンや東京精密が急伸しトヨタ自動車は連日高値
記事一覧 (02/14)【株式市場】GDP底堅くエジプト情勢の一段落も好感し全般堅調
記事一覧 (02/13)【外国為替市場展望】ドル・円相場は手掛かり難でボックスレンジの展開を予想
記事一覧 (02/13)【外国為替市場を徹底検証】週末の米国市場で1ドル=83円台半ばに円が下落
記事一覧 (02/12)【相場展望】米国株高と業界再編期待!1月13日の戻り高値突破などで強基調
2011年02月18日

【株式市場】為替の安定とNY続伸を好感し全般堅調で金融株など高い

110218前引け 18日前場の東京株式市場は、全般に強もちあい。民主党の内紛は朝方気にされたものの、円相場の安定とNY株式の続伸を受けて各業種に高い銘柄が点在。業種別では銀行、海運、その他金融株などが高く、薬品、電力・ガスもしっかり。東証1部の値上がり銘柄数は982銘柄(約41%)だった。

 日経平均は小幅続伸。朝方は1万810円12銭(26円52銭安)まで下げたものの、次第に持ち直し、前引けは1万839円19銭(2円55銭高)。

 東証1部の出来高概算は9億9358万株、売買代金は6947億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は682銘柄、値下がり銘柄数は744銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、値上がり率上位は、空運、その他金融、海運、銀行、石油・石炭、情報・通信、医薬品、鉱業、小売り、電力・ガス、など。
 一方、値下がり率の大きい業種は、保険、証券・商品先物、パルプ・紙、その他製品、鉄鋼、食品、建設、輸送用機器、卸売り、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:44 | 市況・概況
2011年02月17日

【銘柄フラッシュ】ダイエーが割安顕著と急伸しソニーやキヤノンも活況高

 17日後場は、海外資金の流入観測やNY株高などを好感し、キヤノン<7751>(東1)が引き続き売買代金2位で3.9%高、ソニー<6758>(東1)も同5位で1.8%高と1月13日以来の3000円台を回復、ホンダ<7267>(東1)は同9位で昨年来の高値を更新し1.1%高。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタ銘柄で、2位のMUTOHホールディングス<7999>(東1)は昨日の17年ぶり復配を好感し17.8%高、3位のクボテック<7709>(東1)は太陽電池の輸出増加を手がかりに需給相場の色彩を強めストップ高の17.5%高、4位のソフトブレーン<4779>(東1)は新規売り停止などの規制措置を材料に前場1位の大幅続伸だったが後場は一服気味となり13.7%高。

 ダイエー<8263>(東1)は1株純資産の半分以下の低PBRがいわれて10.6%高、共栄タンカー<9130>(東1)は季刊会社情報誌の昨日速報で積極評価とされ低PBRもいわれ8.7%高。コープケミカル<4003>(東1)も低PBRと農地活性化政策を材料に6.6%高、東洋シヤッター<5936>(東1)も1株純資産の半分前後の低PBRがいわれて6.4%高。

 住友精密工業<6355>(東1)は収益拡大予想と需給妙味がいわれて連日昨年来の高値5.8%高、三井金属<5706>(東1)は国際「銅」市況高とUBS証券の積極評価で連日昨年来の高値3.4%高、オークマ<6103>(東1)は受注好調観測と需給妙味で昨年来の高値3.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:32 | 市況・概況

【株式市場】海外資金の流入観測など好感し日経平均は今年の高値を更新

110217大引け 17日後場の東京株式市場は、買い一巡感が漂い全般は一進一退。NY株高と海外資金の流入観測を受け銀行、証券、保険株が堅調で、不動産株もしっかり。ただ、前場堅調だった総合電機・重電株や精密機器、大手商社の一角は軟化。東証1部の値上がり銘柄数は1044銘柄(約62%)だった。

 日経平均はややダレ模様に転じながらも続伸。前場1万891円60銭(83円31銭高)まで上げ、4日連続で今年に入っての高値を更新し、大引けは1万836円64銭(28円35銭高)。

 東証1部の出来高概算は24億4502万株、売買代金は1兆8289億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は1044(前引けは953)銘柄、値下がり銘柄数は498(前引けは512)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、ゴム製品、電力・ガス、海運、保険、不動産、情報・通信、証券・商品先物、陸運、食品、銀行、電気機器、など。
 一方、値下がり率の大きい業種は、その他金融、繊維製品、精密機器、機械、小売り、だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:44 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ソニーやキヤノンが活況高となりソフトブレーンなど連日高

 17日前場は、為替の動きが静かなため、NY株の61ドル高を好感し、米国預託証券が高かったキヤノン<7751>(東1)が3.4%高で売買代金2位、ソニー<6758>(東1)は2.0%高で同4位となり1月13日以来の3000円台回復、ホンダ<7267>(東1)は同10位で2.3%高となり昨年来の高値を更新。

 東証1部の値上がり率1位のソフトブレーン<4779>(東1)は昨日2位で新規売り停止などの規制措置を手がかりに連日急騰19.7%高、2位のクボテック<7709>(東1)は太陽電池輸出増加を手がかりに需給相場の色彩を強めストップ高の17.5%高、3位はアイフル<8515>(東1)で昨日の1位に続き過払い利息返還金の伸び鈍化など材料に16.9%高。

 MUTOHホールディングス<7999>(東1)は昨日の17年ぶり復配を好感し8.5%高、ユニデン<6815>(東1)は低PBRと米国株高がいわれて5.4%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:55 | 市況・概況

【株式市場】NY株式の続伸など好感し日経平均は今年の高値を更新

110217前引け 17日前場の東京株式市場は、主力銘柄を中心に堅調。円相場の安定とNY株式の続伸をベースに電機・精密、自動車、海運株などが高く、海外資金の流入観測もあり証券、銀行、保険株も堅調。東証1部の値上がり銘柄数は953銘柄(約57%)だった。

 日経平均は続伸。9時30分過ぎに1万891円60銭(83円31銭高)まで上げ、前引けも1万849円57銭(41円28銭高)。4日連続で今年に入っての高値を更新。

 東証1部の出来高概算は12億3314万株、売買代金は8692億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は953銘柄、値下がり銘柄数は512銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、値上がり率上位は、保険、その他製品、鉱業、ゴム製品、証券・商品先物、情報・通信、海運、石油・石炭、電力・ガス、不動産、電気機器、金属製品、銀行、輸送用機器、食品、など。
 一方、値下がり率の大きい業種は、繊維製品、パルプ・紙、鉄鋼、小売り、建設、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 市況・概況
2011年02月16日

【銘柄フラッシュ】ベルーナやプリマハムが高値更新しタカキューは急伸

 16日後場は、利上げ警戒感のある中国株から欧米資金が日本にシフトとの観測もあり、銀行・証券・保険・その他金融株が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が東証1部の売買代金トップ。社名がバンクのためかソフトバンク<9984>(東1)も売買代金4位で1.3%高と昨年来の高値。第一生命保険<8750>(東1)は15万円台に乗って戻り高値。

 東証1部の値上がり率1位は前場と同様にアイフル<8515>(東1)で業界団体による12月の月次統計で過払い利息の返還金の増加率が鈍化傾向とされて一段高の29.4%高、2位も前場に続きソフトブレーン<4779>(東1)で9日売買分から新規売り停止などの規制措置を手がかりに連日急騰のストップ高26.7%高、3位のタカキュー<8166>(東1)は午後に決算と増配を発表してから急伸し12.3%高、4位はジャックス<8584>(東1)で12.3%高、5位はアコム<8572>(東1)で11.2%高、6位はプロミス<8574>(東1)で11.2%高。

 東光<6801>(東1)は超小型コイルのスマートフォン向け好調がいわれて8.3%高、双信電機<6938>(東1)は低PBRがいわれて7.6%高、チタン工業<4098>(東1)はリチウムイオン電池材料への期待と業界再編の思惑がいわれて6.8%高、大建工業<7905>(東1)は低PBRと高収益がいわれて6.8%高。

 パイオニア<6773>(東1)は3日続伸で昨年来の高値3.1%高、プリマハム(2281)は低PBRと業界再編の思惑がいわれて昨年来の高値2.8%高、サンケン電気<6707>(東1)は2日続伸で昨年来の高値2.5%高、ベルーナ<9997>(東1)は食品スーパー事業に期待集まり6日連続高値の0.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | 市況・概況

【株式市場】欧米資金の国内シフト観測などあり日経平均は連日今年の高値

110216大引け 16日後場の東京株式市場は、全般ジリ高で底上げムード。円安基調に加え、米欧の資金が利上げ警戒感のある中国株から日本にシフトとの観測もあり、銀行・証券・保険・消費者金融株など先導型で堅調。東証1部の値上がり銘柄数は711銘柄(約42%)だった。

 日経平均は3日連続で今年の高値を更新。後場寄り後に1万842円31銭(95円64銭高)まで上げ、大引けは1万808円29銭(61円62銭高)。昨年5月6日以来の1万800円台回復となった。

 東証1部の出来高概算は26億841万株、売買代金は1兆8357億円。1部上場1673銘柄のうち、値上がり銘柄数は711(前場は790)銘柄、値下がり銘柄数は760(前引けは635)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、証券・商品先物、保険、その他製品、ガラス・土石、不動産、銀行、ゴム製品、非鉄金属、電気機器、パルプ・紙、化学、など。
 一方、値下がり業種は、鉱業、石油・石炭、機械、倉庫・運輸、卸売り、繊維製品、輸送用機器、医薬品、建設、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】りそなホールディングスなど金融株が強く住友鋼管も高い

 16日前場は、利上げ警戒感のある中国株から資金がシフトとの観測もあり、りそなホールディングス<8308>(東1)が東証1部の売買代金トップで1月の公募増資価格440円を回復し4.3%高など、大手銀行株が全面高。トヨタ自動車<7203>(東1)は0.5%高で同3位、野村ホールディングス<8604>(東1)は1.8%高で同9位。

 東証1部の値上がり率1位はアイフル<8515>(東1)で業界団体による12月の月次統計で過払い利息の返還金の増加率が鈍化傾向とされて21.0%高、2位は昨日3位のソフトブレーン<4779>(東1)で9日売買分から新規売り停止などの規制措置を手がかりに連日急騰17.9%高、3位のジャフコ<8595>(東1)は業績予想を非開示だが投資事業好調との見方あり10.0%高、4位の日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は低PBRと5月決算好調の観測で8.8%高。

 大同メタル工業<7245>(東1)は好決算と需給妙味がいわれて5.4%高、住友鋼管<5457>(東1)は鉄鋼再編の思惑と低PBRがいわれ5.0%高、ゴールドウイン<8111>(東1)は14期ぶりの復配など業績急回復を引き続き好感し4.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:08 | 市況・概況

【株式市場】中国からの資金シフト観測などあり金融株先導で全般堅調

110216前引け 16日前場の東京株式市場は、全般堅調。日経平均は昨年5月6日以来の1万800円台。円相場が1ドル83円台後半に軟化した上、一説では、利上げ警戒感のある中国株から資金がシフトとの観測もあり、銀行・証券・保険株や不動産株などが堅調。東証1部の値上がり銘柄数は790銘柄(約47%)だった。

 日経平均は小幅続伸。朝方1万802円96銭(56円29銭高)まで上げ、昨年5月6日以来の1万800円台。前引けは1万788円13銭(41円46銭高)。

 東証1部の出来高概算は11億5350万株、売買代金は7753億円。1部上場1672銘柄のうち、値上がり銘柄数は790銘柄、値下がり銘柄数は635銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、値上がり率上位は、保険、証券・商品先物、その他金融、ガラス・土石、不動産、銀行、非鉄金属、ゴム製品、化学、その他製品、など。
 一方、値下がり業種は、鉱業、石油・石炭、卸売り、倉庫・運輸、医薬品、機械、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:39 | 市況・概況
2011年02月15日

【銘柄フラッシュ】ヤマハ発動機が下げパイオニアは高く第一生命保険も続伸

 15日後場は、ヤマハ発動機<7272>(東1)が前引け後に発表した四半期決算を受けて売買急増の10.6%安。ただ、中国株の堅調が伝えられ13時以降は下げ渋る相場。売買代金1位はトヨタ自動車<7203>(東1)で出直り色を強め戻り高値を更新1.0%高、2位はソフトバンク<9984>(東1)で前引けの1位から後退ながら中国やインドの携帯大手との提携を材料に3.4%高で昨年来高値、3位の日立製作所<6501>(東1)はドイツ証券の積極判断が伝えられ1.4%高で昨年来の高値。

 第一生命保険<8750>(東1)は前週末の決算を受けて野村、ゴールドマン・サックス証券の積極判断が続き1.3%高続伸、終値では昨年5月21日以来の15万円台を回復。

 東証1部の値上がり率1位はユニプレス<5949>(東1)で昨日の好決算を材料に前引けの2位からランクアップし13.6%高、2位のNISグループ<8571>(東1)は1円高の10円で11%高、3位はソフトブレーン<4779>(東1)で9日売買分から新規売り停止などの規制措置を手がかりに10.4%高、4位はKIMOTO<7908>(東1)で大手スーパーのネット通販用タッチパッドの思惑とされ9.1%高。

 荏原ユージライト<4975>(東1)は中国資本接近とかで後場一段高の8.8%高、ラウンドワン<4680>(東1)は低PBRがいわれ6.7%高、ティラド<7236>(東1)は昨日発表の決算を好感し急騰のまま値を保ち8.3%高。

 サンケン電気<6707>(東1)はJPモルガン証券の積極評価がいわれ昨年来の高値7.2%高、ヒューリック<3265>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価がいわれ7.0%高、パイオニア<6773>(東1)はメリルリンチ日本証券の積極評価で昨年来の高値3.5%高。

 フマキラー<4998>(東2)アース製薬<4985>(東1)による売却発表を受け朝方5.1%安となったが終値は1.5%安、アース製薬は0.1%安となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:40 | 市況・概況

【株式市場】為替の安定と資源市況高など受け日経平均は今年の高値を更新

110215大引け 15日後場の東京株式市場は、水準を一段上げる形で全般堅調。為替が横ばい圏で安定した上、中国株が消費者物価指数に戸惑いながらも堅調と伝えられ、四半期決算の好調な銘柄への物色が活発。不動産株は後退したものの、金相場の上昇と中国の銅の輸入増加が伝えられ非鉄株、商社株は引き続き堅調、情報・通信、自動車株もしっかり。東証1部の値上がり銘柄数は802銘柄(約48%)だった。

 日経平均は今年の高値を連日更新。後場寄り後に1万760円99銭(35円45銭高)まで上げ、大引けは1万746円67銭(21円13銭高)。

 東証1部の出来高概算は20億3144万株、売買代金は1兆5878億円。1部上場1672銘柄のうち、値上がり銘柄数は802(前引けは803)銘柄、値下がり銘柄数は685(前引けは643)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、卸売り、ガラス・土石、鉱業、機械、金属製品、情報・通信、輸送用機器、繊維製品、その他金融、鉄鋼、化学、保険、電力・ガス、など。
 一方、値下がり率上位は、精密機器、ゴム製品、空運、不動産、海運、水産・農林、パルプ・紙、建設、倉庫・運輸、石油・石炭、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:46 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ジーエス・ユアサが高くソフトバンクは売買代金1位

 15日前場は、ソフトバンク<9984>(東1)が中国やインドの携帯大手との提携観測を材料に東証1部の売買代金トップで3.4%高となり昨年来高値、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)は昨日の好決算を材料に同3位で5.4%高、第一生命保険<8750>(東1)は前週末の決算を受けて証券会社の積極判断が続き同5位で0.8%高続伸の15万円台回復。

 東証1部の値上がり率1位は昨日に続きソフトブレーン<4779>(東1)で9日売買分から新規売り停止などの規制措置を手がかりに14.8%高、2位のユニプレス<5949>(東1)は昨日の好決算を材料に11.9%高、3位のアサックス<8772>(東1)は業績好調と低PBRがいわれて9.6%高、5位の日本セラミック<6929>(東1)は前週末の決算発表に続き野村證券の積極評価が出て6.8%高。

 ここ値上がり率上位だったフルキャストホールディングス<4848>(東1)は朝方5.7%高まで上げて高値を更新も前引けは0.4%安だが、寝たふりとの見方も。

 KIMOTO<7908>(東1)は大手スーパーのネット通販用タッチパッドの思惑とされ7.8%高、関西アーバン銀行<8545>(大1)は海外機関投資家の買いとかで一時8.4%高、住江織物<3501>(東1)は低PBRと5月決算への期待とされて高値更新6.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:06 | 市況・概況

【株式市場】量的緩和の継続期待と資源市況高を受け全般に堅調

110215前引け 15日前場の東京株式市場は、全般堅調。日銀総裁の会見を控えて量的緩和の継続期待が広がり、不動産、鉄鋼株などが堅調。また、金相場の上昇と中国の銅の輸入増加が伝えられ非鉄株、商社株も高い。東証1部の値上がり銘柄数は803銘柄(約48%)だった。

 日経平均は小幅だが今年の高値を連日更新し堅調。朝方1万738円81銭(13円27銭高)まで上げ、前引けは1万725円82銭(28銭高)。

 東証1部の出来高概算は8億7527万株、売買代金は6940億円。1部上場1672銘柄のうち、値上がり銘柄数は803銘柄、値下がり銘柄数は643銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、卸売り、不動産、鉄鋼、金属製品、情報・通信、鉱業、ガラス・土石、繊維製品、輸送用機器、など。
 一方、値下がり率上位は、精密機器、ゴム製品、海運、空運、石油・石炭、建設、証券・商品先物、保険、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 市況・概況
2011年02月14日

【銘柄フラッシュ】パイオニアが高値を更新し第一生命保険は活況高

 14日後場は、第一生命保険<8750>(東1)が野村、ゴールドマン・サックス証券の積極評価を手がかりに5.9%高の高値引けとなり売買代金2位の活況高。朝発表のGDP(国内総生産・10〜12月)が比較的底堅かったため、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンクは引き続き売買代金上位を占めて堅調。

 東証1部の値上がり率1位は前引けに続きソフトブレーン<4779>(東1)で9日売買分から新規売り停止などの規制措置発動を手がかりに連日ストップ高の28.3%高、2位も富士火災海上保険<8763>(東1)で米保険大手AIG系の公開買い付けを材料に一時買い付け価格146円に到達し25.0%高、3位はサンシティ<8910>(東1)で2月初に時価総額不足を脱し1部上場継続となった頃から仕手化の様子と22.8%高。

 アロン化成<7882>(東1)は親会社による完全子会社化を材料にストップ高の20.5%高、ジェイコムホールディングス<2462>(東1)は月次動向の発表が迫るとの期待あり12.8%高、ゴールドウイン<8111>(東1)は14年ぶりの復配に信用売りの逆日歩がいわれて11.5%高。

 フェイス<4295>(東1)は前週末発表の決算好調で22.1%高、東京精密<7729>(東1)も好決算を受けて14.4%高、セイノーホールディングス<9076>(東1)も好決算を受けて11.0%高。コナカ<7494>(東1)は正午発表の決算を材料に13.2%高、ラサ工業<4022>(東1)は14時発表の決算を材料に10.5%高。

 パイオニア<6773>(東1)は好決算をベースに三菱UFJモルガン・スタンレー証券の積極評価が出て6.1%高で昨年来の高値、東急不動産<8815>(東1)は需給妙味がいわれて昨年来の高値を更新した。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:38 | 市況・概況

【株式市場】エジプト情勢の一段落やGDPを好感し日経平均は今年の高値

110214大引け 14日後場の東京株式市場は、全般堅調。日経平均は今年の高値を更新。朝発表のGDP(国内総生産・10〜12月)が比較的底堅かった上、エジプト情勢の一段落も好感。海運、自動車株などの外需株に加えて銀行、不動産、消費者金融株などもしっかり。東証1部の値上がり銘柄数は1190銘柄(約71%)だった。

 日経平均は反発。後場に入りジリ高基調となり、大引けは本日の高値引けの1万725円54銭(119円89銭高)。2月9日につけた今年の高値を更新した。

 東証1部の出来高概算は20億7769万株、売買代金は1兆5242億円。1部上場1672銘柄のうち、値上がり銘柄数は1190(前引けは1079)銘柄、値下がり銘柄数は343(前引けは403)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、鉱業、不動産、保険、海運、精密機器、輸送用機器、証券・商品先物、銀行、機械、陸運、電気機器、空運、パルプ・紙、繊維製品、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、医薬品、倉庫・運輸、電力・ガス、ゴム製品、石油・石炭、化学、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:46 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】ソフトブレーンや東京精密が急伸しトヨタ自動車は連日高値

 14日前場は、朝発表のGDP(国内総生産・10〜12月)が比較的底堅かった上、エジプト情勢の一段落も好感され、日本経済の代表銘柄としてトヨタ自動車<7203>(東1)が売買代金1位で2.4%高となり連日戻り高値。株価堅調を映して第一生命保険<8750>(東1)が同2位で戻り高値、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は同3位。

 東証1部の値上がり率1位ソフトブレーン<4779>(東1)は9日売買分からの新規売り停止などの規制措置を手がかりに連日ストップ高の28.3%高、2位の富士火災海上保険<8763>(東1)は米保険大手AIG系の公開買い付けを材料に一時買い付け価格146円に到達し25.0%高、3位のフルキャストホールディングス<4848>(東1)は前週末発表の四半期決算が好調で高値更新16.0%高。

 東京精密<7729>(東1)は前週末発表の四半期決算を受けて大手証券の積極評価が伝えられ急伸11.1%高、セイノーホールディングス<9076>(東1)も前週末発表の四半期決算を受けて急伸10.6%高。レオパレス21<8848>(東1)は低PBRとチャート妙味がいわれて8.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:07 | 市況・概況

【株式市場】GDP底堅くエジプト情勢の一段落も好感し全般堅調

110214前引け 14日前場の東京株式市場は、朝発表の10〜12月期の国内総生産(GDP)が比較的底堅かった上、エジプト情勢の一段落も好材料となって全般堅調。海運株や不動産株が高く、自動車、精密機器などもしっかり。四半期決算の好調な銘柄なども物色。東証1部の値上がり銘柄数は1079銘柄(約65%)だった。

 日経平均は反発。9時30分にかけて1万700円95銭(95円30銭高)まで上げたあとも堅調で、前引けは1万686円43銭(80円78銭高)。

 東証1部の出来高概算は9億3428万株、売買代金は6671億円。1部上場1672銘柄のうち、値上がり銘柄数は1079銘柄、値下がり銘柄数は403銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、不動産、海運、精密機器、保険、輸送用機器、陸運、銀行、ガラス・土石、電気機器、金属製品、証券・商品先物、機械、繊維製品、水産・農林、など。
 一方、値下がり業種は、鉄鋼、石油・石炭、ゴム製品だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 市況・概況
2011年02月13日

【外国為替市場展望】ドル・円相場は手掛かり難でボックスレンジの展開を予想

【外国為替市場フューチャー:2月14日〜18日】

■ドル・円相場は1ドル=81円近辺〜83円近辺のボックスレンジの展開へ

為替市場フューチャー 前週(2月7日〜10日)の外国為替市場で、ドル・円相場は全体としてドル高・円安方向の展開だった。中国の追加利上げ発表を受けて、一時1ドル=81円台後半に円が上昇したものの、米国の景気回復期待を背景として、週後半は特にドル買い・円売りの流れとなった。

 週末11日の米国市場では、1ドル=83円台半ばまでドル高・円安方向の展開となった。2月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が前月比上昇したことで景気回復期待が高まった。

 来週(2月14日〜2月18日)のドル・円相場については、前週末に1ドル=83円台半ばまで円が下落したものの、円買い需要も根強いため一段とドル高・円安が進行する可能性は小さいだろう。手掛かり難で引き続き1ドル=81円台〜83円台のボックスレンジでの展開が予想される。

 ドル・円相場については、1月の米FOMC(連邦公開市場委員会)、S&Pによる日本国債の格付け引き下げ、エジプトの政情不安定化懸念、中国の追加利上げなどで一時的に動意付いても、影響は限定的なものにとどまり、全体としては1ドル=81円近辺〜83円近辺のボックスレンジで、膠着感の強い展開が続いている。

 景気回復期待で米国の10年債利回りは4日に3.6%台、8日には3.7%台に上昇した。そして日本の10年債利回りも7日には1.30%台、9日には1.35%台に上昇した。米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながらない。

 また3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方が強く、ドル・円相場は、当面はドル高・円安、ドル安・円高どちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。

 米国の景気回復期待を背景として、中期的にドル高・円安の進行を予想する見方も増えているが、基本的には主要国の金融政策の動向が注目点となる。特に、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。

■ユーロ・円相場は1ユーロ=111円台〜113円台のボックスレンジでの展開へ

 ユーロ・円相場の前週(2月7日〜10日)前半は、概ね1ユーロ=111円台後半〜112円台前半で推移した。ECB(欧州中央銀行)による早期利上げに対する思惑が後退した流れを引き継いで、円を買う動きがやや優勢だった。ただし週後半にはユーロを買う動きが強まり、1ユーロ=113円近辺に円が下落した。

 来週(2月14日〜18日)のユーロ・円相場に関しても、ECBによる早期利上げに対する思惑がポイントだが、やや手掛かり難となるだけに大きな動きは予想しづらい。1ユーロ=111円台〜113円台のボックスレンジでの展開だろう。

 ユーロ・円相場に関しては、足元ではEU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感が和らぎ、ECBの早期利上げに対する思惑がポイントになっている。しかし、トリシェECB総裁の3日の記者会見で、早期利上げに対する思惑は後退している。また4月以降には、ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えているだけに、一方的にユーロが買われる展開は予想しづらい。

 また、財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高いだけに、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論が進むかどうかが焦点だろう。4日のEU首脳会議では、基金の機能強化を検討することで合意したが、具体策については不透明感を懸念する指摘が多いだけに、注意が必要だろう。

 来週の注目スケジュールとしては、国内では14日の10年10〜12月期GDP(国内総生産)1次速報値、日銀金融政策決定会合(15日まで)があるだろう。GDPについては、エコカー補助金終了や猛暑効果の反動などで、5四半期ぶりのマイナス成長が予想されている。日銀金融政策決定会合では現状維持が予想されている。

 海外では、14日の米予算教書、15日の中国1月生産者物価および消費者物価、ユーロ圏10年10〜12月期GDP、米1月小売売上高、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米1月鉱工業生産および設備稼働率、米1月住宅着工件数および着工許可件数、米1月生産者物価指数、17日の米1月消費者物価指数、米2月フィラデルフィア連銀景況指数、18日のG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議(パリ、19日まで)などがあるだろう。また16日には、米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録(1月25日〜26日分)が公表される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 市況・概況

【外国為替市場を徹底検証】週末の米国市場で1ドル=83円台半ばに円が下落

【外国為替市場フラッシュ:2月7日〜10日の週】

■1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開

為替市場フラッシュ 2月7日〜10日の週の外国為替市場で、ドル・円相場は週前半に膠着感を強めたが、全体としてはドル高・円安方向の展開だった。

 前週末4日の米国市場では、米1月雇用統計で失業率が改善したことで景気回復期待が高まり、米国10年債利回りが3.6%台に上昇した。そして外国為替市場でも、1ドル=82円前半にドル高・円安が進んだ。この流れを引き継いで東京市場でも、週初7日は1ドル=82円台前半、そして8日も1ドル=82円台前半で推移した。

 8日の中国の追加利上げ発表を受けて、一時1ドル=81円台後半に円が上昇したものの、影響は限定的だった。その後は米国長期金利上昇などで円が反落し、9日は1ドル=82円台前半〜半ば、10日は1ドル=82円台半ば〜後半で推移した。

 さらに、東京市場が休場だった週末11日には、2月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が前月比上昇したことで、景気回復期待が高まり、米国市場でドル高・円安が進行し、1ドル=83円60銭台まで円が下落した。

 ドル・円相場については一時的に動意付いても、全体としては1ドル=81円台〜83円台のレンジでボックス展開が続いている。景気回復期待で米国の10年債利回りは4日に3.6%台、8日には3.7%台に上昇した。そして日本の10年債利回りも7日には1.30%台、9日には1.35%台に上昇した。米国の長期金利が上昇すれば、日本の長期金利も連動して上昇する傾向を強めており、日米の長期金利差拡大につながらない。

 3月の年度末に向けて、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむとの見方もある。ドル・円相場は、当面はどちらか一方向に傾く可能性は低いだろう。

 そして基本的には、主要国の金融政策の動向が注目点となる。特に、米FRB(連邦準備制度理事会)による国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点となる。

■1ユーロ=111円台後半〜112円台前半で推移

 一方、2月7日〜10日の週のユーロ・円相場は、週前半の7日〜9日は、概ね1ユーロ=111円台後半〜112円台前半で推移した。前週3日にECB(欧州中央銀行)が金利据え置きを発表し、トリシェECB総裁の記者会見で早期利上げに対する思惑が後退した流れを引き継いだ。ただし10日〜11日にはユーロを買う動きが強まり、1ユーロ=113円近辺に円が下落した。

 ユーロ・円相場に関しては、足元ではEU域内諸国の財政不安問題に対する警戒感が和らぎ、当面はECBの早期利上げに対する思惑がポイントになりそうだ。しかし、トリシェECB総裁の3日の記者会見で、早期利上げに対する思惑は後退している。また4月以降には、ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えているだけに、一方的にユーロが買われる展開は予想しづらい。

 また、財政危機国に対する支援策の状況次第では、再びユーロ売りが広がる可能性も高いだけに、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大について具体策の議論が進むかどうかが焦点だろう。前週4日のEU首脳会議では、基金の機能強化を検討することで合意したが、具体策については不透明感を懸念する指摘が多いだけに、注意が必要だろう。

 なお、8日の中国の追加利上げ発表、11日のエジプトのムバラク大統領の辞任発表については、外国為替市場への影響はいずれも一時的、そして限定的だった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:02 | 市況・概況
2011年02月12日

【相場展望】米国株高と業界再編期待!1月13日の戻り高値突破などで強基調

【株式市場フューチャー(2月14日〜18日)】

■引き続き堅調な推移を予想

来週の相場展望 前週(2月7日〜10日)の日本株式市場では、米国株式市場の上昇や国内主要企業の決算などを好感して買いが優勢になり、日経平均株価(225種)は取引時間中に一時1万700円台を回復した。

 休場明けの中国・上海株式市場が軟調だったことや、3連休を控えて週後半は様子見ムードが強まったが、日経平均株価は週末終値ベースで1万600円台を回復した。また日経平均株価をチャート面で見ると、1月13日の戻り高値を突破したことで強基調となった。

 来週(2月14日〜18日)の日本株式市場については、引き続き堅調な推移が予想される。

 前週末11日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が約2年8カ月ぶり、ナスダック総合株価指数が約3年3カ月ぶりの高値水準となった。また外国為替市場でも1ドル=83円台半ばに円が下落した。これを好感して、週初14日の日本株式市場も堅調なスタートとなるだろう。

 日経平均株価をチャート面で見ても、直近戻り高値(取引時間中ベースで1月13日の1万620円57銭、終値ベースで1月13日の1万589円76銭)を突破したことで、強基調となっている。

 ただし、国内主要企業の10年10〜12月期決算発表はほぼ一巡する。このため国内要因の面では、やや手掛かり難となりそうだ。それだけに、米国株式市場や中国・上海株式市場の影響を受けやすくなるだろう。

 主要企業の10年10〜12月期決算に対する反応については、市場の期待が過大なだけに、好決算でも売り込まれている銘柄は少なくない。ただし徐々に落ち着きを取り戻し、あらためて好業績に対する見直し買いが入るだろう。

 新日本製鉄<5401>住友金属工業<5405>の経営統合発表をきっかけとして、幅広いセクターで業界再編が加速するとの期待が広がっていることは、相場全体を押し上げる要因となるだろう。

 また、2月決算や3月決算の銘柄について、期末配当権利取りの動きが活発化する可能性も考えられるが、一方では3月末に向けて、国内機関投資家などの決算対策売りが始まれば、上値を抑える要因となりそうだ。

 なお来週の注目スケジュールとしては、国内では14日の10年10〜12月期GDP(国内総生産)1次速報値、日銀金融政策決定会合(15日まで)があるだろう。GDPについては、エコカー補助金終了や猛暑効果の反動などで、5四半期ぶりのマイナス成長が予想されている。日銀金融政策決定会合では現状維持が予想されている。また大証で14日、デリバティブ(金融派生商品)の新システム「J−GATE」が稼働する。この影響にも注意しておきたい。

 海外では、14日の米予算教書、15日の中国1月生産者物価および消費者物価、ユーロ圏10年10〜12月期GDP、米1月小売売上高、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日の米1月鉱工業生産および設備稼働率、米1月住宅着工件数および着工許可件数、米1月生産者物価指数、17日の米1月消費者物価指数、米2月フィラデルフィア連銀景況指数、18日のG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議(パリ、19日まで)などがあるだろう。また16日には、米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録(1月25日〜26日分)が公表される。

 エジプト政情不安定化問題については、引き続き予断を許さず、周辺諸国への波及も懸念要因だが、ムバラク大統領の辞任発表で事態が鎮静化するのではという期待が高まっている。また欧州の財政不安問題については、4月の国債大量償還に向けて不安再燃に対する警戒が必要だが、EFSF(欧州金融安定基金)の融資規模拡大に向けて、議論が進むのではないかという期待で警戒感が後退している。

 一方で、中国の金融引き締め策については、ある程度は織り込み済みと考えられるが、引き続き売り口実に使われやすいだろう。中国、インド、ブラジルなどの新興国では、インフレ進行懸念で利上げが相次いでいるため、新興国の経済成長減速や世界景気への悪影響、世界的な過剰流動性の後退などを懸念する見方も増えている。さらに食糧、非鉄金属、エネルギー価格上昇の世界景気への悪影響も、弱材料視される可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:52 | 市況・概況