[市況・概況]の記事一覧
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記事一覧 (01/13)【株式市場】ユーロ回復など好感し日経平均は昨年5月以来の1万600円台
記事一覧 (01/12)【銘柄フラッシュ】前澤工業が急伸し東洋シヤッターや住友不動産も高い
記事一覧 (01/12)【株式市場】出来高概算25億株の活況で日経平均は一時戻り高値を更新
記事一覧 (01/12)【銘柄フラッシュ】三菱電機が連日高値、大倉工業や文化シヤッターが急伸
記事一覧 (01/12)【株式市場】円安を受けて全般反発となり日経平均は戻り高値を更新
記事一覧 (01/11)【銘柄フラッシュ】タクマ・日本コロムビアなどの思惑株が急騰し好決算のイオンも高い
記事一覧 (01/11)【株式市場】予算成立への期待などで値上り銘柄数が徐々に増え地合い堅調
記事一覧 (01/11)【銘柄フラッシュ】東洋シヤッターが急伸し値上げ説のペガサスミシン・鉄鋼株など高い
記事一覧 (01/11)【株式市場】為替の安定を受け全般に底堅く鉄鋼・繊維製品など堅調
記事一覧 (01/09)【外国為替市場展望】米FRBの金融政策に対する見方が焦点
記事一覧 (01/09)【外国為替市場を徹底検証】米国の景気回復期待が高まりドルを買う動きが優勢
記事一覧 (01/08)【相場展望】米国主要企業の10年10〜12月期決算と米国株式の反応に注目
記事一覧 (01/08)【株式市況を徹底検証】日経平均は米国の景気回復期待が高まり大幅反発
記事一覧 (01/07)【銘柄フラッシュ】日産自動車が昨年来の高値となり吉野家HDやパイオニアも高い
記事一覧 (01/07)【株式市場】後場持ち直し日経平均は4日連続で戻り高値を更新
記事一覧 (01/07)【銘柄フラッシュ】日立製作所が連日高値となり吉野家HDやフランスベッドHDも高い
記事一覧 (01/07)【株式市場】全般もちあい相場で上げ一服のなか自動車、機械株などが堅調
記事一覧 (01/06)【銘柄フラッシュ】みずほFGが一段高となり日本車輌製造や澤藤電機が急騰
記事一覧 (01/06)【株式市場】全体的な底上げ相場となり材料株も活況で全業種が高い
記事一覧 (01/06)【銘柄フラッシュ】日立製作所が昨年来の高値、JVC・ケンウッドや東光が急伸
2011年01月13日

【株式市場】ユーロ回復など好感し日経平均は昨年5月以来の1万600円台

110113前引け 13日前場の東京株式市場は、全般堅調。欧州債務国の財政不安が後退し、大手銀行株が全面高。つれて不動産、その他金融、証券株などが高くなり、ユーロ回復・円安を受けて輸出関連株も総じて堅調。東証1部の値上がり銘柄数は986銘柄(約59%)だった。

 日経平均は続伸となり、昨年5月以来の1万600円台を回復し、戻り高値を更新。朝方1万620円57銭(107円77銭高)まで上げ、前引けは1万580円58銭(67円78銭高)。

 東証1部の出来高概算は10億9673万株、売買代金は7002億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は986銘柄、値下がり銘柄数は482銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、値上り率上位の業種は、不動産、鉱業、銀行、証券・商品先物、その他金融、石油・石炭、金属製品、その他製品、パルプ・紙、水産・農林、保険、輸送用機器、ガラス・土石、化学、など。
 一方、値下がり率上位は、ゴム製品、鉄鋼、情報・通信、機械、電力・ガス、倉庫・運輸、海運、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 市況・概況
2011年01月12日

【銘柄フラッシュ】前澤工業が急伸し東洋シヤッターや住友不動産も高い

 12日後場は、円安傾向の一服を受けて、トヨタ自動車<7203>(東1)がダレ模様となり、帝人<3401>(東1)は前場の昨年来高値から大引けは1円安、日立製作所<6501>(東1)も連日の昨年来高値のあとダレて軟調。

 東証1部の値上がり率1位は前澤工業<6489>(東1)でPBR0.3倍と中国の水処理事業拡大がいわれてストップ高の29.9%高、2位は大倉工業<4221>(東1)で前引けの1位を譲ったが12月決算への期待がいわれ27.6%高、3位は東洋シヤッター<5936>(東1)でPBR0.6倍がいわれ2日連続ストップ高の21.7%高。

 図書印刷<7913>(東1)は1位株主の凸版印刷(7911)が朝日新聞社などと開始した電子書籍配信サービスに関連する思惑に低PBRがいわれて12.0%高、高田機工<5923>(東1)も低PBRが注目されて9.7%高。

 井筒屋<8260>(東1)は増額修正を好感し7.7%高、宇部興産<4208>(東1)は収益上ブレ観測記事で6.2%高。住友不動産<8830>(東1)は政府の景気ウオッチャー調査で街角景気が2カ月連続改善と伝えられたとして4.2%高。田崎真珠<7968>(東1)も街角景気の改善が言われて3.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:24 | 市況・概況

【株式市場】出来高概算25億株の活況で日経平均は一時戻り高値を更新

110112大引け 12日後場の東京株式市場は、上げ一服傾向。前場の円安傾向が止まり、日経平均は前場に戻り高値を更新したこともあり利食い先行の雰囲気。電機・精密、機械株などが値を消し、自動車株は高安マチマチ。ただ、銀行、不動産株は堅調。東証1部の値上がり銘柄数は595銘柄(約36%)だった。

 日経平均は後場ダレ模様。朝方は1万576円51銭(65円81銭高)まで上げ戻り高値を更新したが、大引けは1万512円80銭(2円12銭高)。

 東証1部の出来高概算は25億1026万株、売買代金は1兆5493億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は595(前引けは1041)銘柄、値下がり銘柄数は911(前引けは454)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は不動産、銀行、保険、その他金融、食品、輸送用機器、倉庫・運輸、情報・通信、金属製品、石油・石炭、陸運。
 一方、値下がり業種はその他製品、海運、鉱業、パルプ・紙、鉄鋼、精密機器、機械、電気機器、空運、非鉄金属、ガラス・土石、繊維製品などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:43 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】三菱電機が連日高値、大倉工業や文化シヤッターが急伸

 12日前場は、円が対ユーロで108円台に入る円安となり、トヨタ自動車<7203>(東1)が戻り高値を更新し、三菱電機<6503>(東1)は連日の昨年来高値、旭化成<3407>(東1)も連日の昨年来高値。

 東証1部の値上がり率1位大倉工業<4221>(東1)は12月決算への期待がいわれ25.2%高、2位の文化シヤッター<5930>(東1)は低PBRを材料に14.9%高、3位の千代田インテグレ<6915>(東1)は昨日の好決算を材料に9.1%高。

 井筒屋<8260>(東1)は増額修正を好感し7.7%高、堺化学工業<4078>(大1)は低PBRとリチウムイオン電池を材料に東証で6.7%高、主市場の大阪で5.7%高。セントラル硝子<4044>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資判断を材料に5.0%高。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:41 | 市況・概況

【株式市場】円安を受けて全般反発となり日経平均は戻り高値を更新

110112前引け 12日前場の東京株式市場は、全般反発。円安傾向を受けて電機・精密、自動車株などが高く、第一生命保険<8750>(東1)が公開価格14万円を上回ったため銀行、証券株なども堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1041銘柄(約62%)だった。

 日経平均は反発となり、朝方1万576円51銭(65円81銭高)まで上げ戻り高値を更新。前引けは1万563円33銭(52円65銭高)。

 東証1部の出来高概算は12億7953万株、売買代金は7236億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は1041銘柄、値下がり銘柄数は454銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、証券・商品先物、その他金融、保険、不動産、金属製品、輸送用機器、石油・石炭、繊維製品、卸売り、食品、情報・通信、鉄鋼、機械、化学、など。
 一方、値下がり業種は、その他製品、パルプ・紙だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:38 | 市況・概況
2011年01月11日

【銘柄フラッシュ】タクマ・日本コロムビアなどの思惑株が急騰し好決算のイオンも高い

 11日後場は、三菱商事<8058>(東1)が北米での風力発電事業を材料に一段上値を追う場面があり東証1部の売買代金3位。イオン<8267>(東1)は第3四半期決算が好調で2.9%高だった半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は第3四半期が不調で0.7%安。

 鉄鋼株が値上げ交渉決着と伝えられ新日本製鐵<5401>(東1)の3.8%高など全面高となり、東証の業種別指数33業種で「鉄鋼」は値上がり率2.2%で前引けに続いて1位。

 東証1部の値上がり率1位・3位は株価ひとケタ銘柄で、2位は前引けに続き東洋シヤッター<5936>(東1)で低PBRの割安修正高とストップ高の27.7%高、4位のタクマ<6013>(東1)は仕手筋介入がいわれて16.7%高、5位の日本コロムビア<6791>(東1)は昨年末に物故のアーティストの曲が人気とかで16.7%高。

 岩崎電気<6924>(東1)は液晶向け紫外線硬化素材と低PBRなど見直され13.2%高、サンフロンティア不動産<8934>(東1)は都心部に保有の土地に思惑があるとかで12.6%高、イマージュホールディングス<9947>(東1)は経営陣による自社買収価格にサヤ寄せと11.4%高。

 エンシュウ<6218>(東1)ヤマハ発動機<7272>(東1)の東南アジアでの2輪車拡大を材料に10.8%高、石井鐵工所<6362>(東1)は大畠経産相の中東トップセールスで受注拡大期待と9.4%高だった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:33 | 市況・概況

【株式市場】予算成立への期待などで値上り銘柄数が徐々に増え地合い堅調

110111大引け 11日後場の東京株式市場は、全般堅調。日経平均は水面下だったものの、来年度予算の成立に向けた障害の後退などがいわれ、値上り銘柄数は徐々に増加。上海株式の続落などの影響は薄く、海運、大手商社、鉄鋼、建設株などが堅調。東証1部の値上がり銘柄数は1069銘柄(約64%)だった。

 日経平均は小反落だがけっこう戻し、後場寄り後に1万538円39銭(2円65銭安)まで浮上。大引けは1万510円68銭(30円36銭安)だった。

 東証1部の出来高概算は21億1291万株、売買代金は1兆3455億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は1069(前引けは917)銘柄、値下がり銘柄数は462(前引けは578)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けも16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、繊維製品、ゴム製品、海運、卸売り、その他製品、水産・農林、建設、サービス、小売り、化学、など。
 一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、不動産、精密機器、その他金融、ガラス・土石、保険、情報・通信、空運、医薬品、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:41 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】東洋シヤッターが急伸し値上げ説のペガサスミシン・鉄鋼株など高い

 11日前場は、新日本製鐵<5401>(東1)が4.1%高で東証1部の売買代金7位など、鉄鋼株が家電大手との値上げ交渉決着と伝えられ全面高。業種別指数は「鉄鋼」が値上がり率1位。三菱商事<8058>(東1)は北米で風力発電事業と伝えられ1.1%高で売買代金5位。

 東証1部の値上がり率1位は株価2ケタ銘柄で、2位の東洋シヤッター<5936>(東1)は低PBRの割安修正高と値幅妙味が高まった様子で27.7%高、3位の澤藤電機<6901>(東1)は需給妙味あり業績好調でPER割安と16.0%高、5位のJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)は大型増資にともなうカラ売りを規制する動きが強まっていることが幸いしストップ高目前まで大幅続伸11.6%高。

 岩崎電気<6924>(東1)は液晶向け紫外線硬化素材など見直されPBR低いと11.3%高、ペガサスミシン製造<6262>(東1)は工業用ミシンの値上げが前週末に伝えられ仕手性を発揮し9.2%高、良品計画<7453>(東1)は第3四半期の決算好調で6.8%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:01 | 市況・概況

【株式市場】為替の安定を受け全般に底堅く鉄鋼・繊維製品など堅調

110111前引け 11日前場の東京株式市場は、全般に底堅い相場。日経平均の先物は、NY株式が前週末から週明けにかけて小幅続落となったことがあり重かったものの、為替が横ばい圏で安定したため自動車、繊維製品などが高く、精密機器や機械株の一角も堅調。東証1部の値上がり銘柄数は917銘柄(約55%)だった。

 日経平均は小反落。朝方に1万476円29銭(64円75銭安)まで下げた後は次第に戻し、前引けは1万516円97銭(24円07銭安)。

 東証1部の出来高概算は10億7184万株、売買代金は6557億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は917銘柄、値下がり銘柄数は578銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上り率上位の業種は、鉄鋼、ゴム製品、海運、繊維製品、その他製品、卸売り、サービス、小売り、化学、水産・農林、建設、など。
 一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、不動産、保険、精密機器、その他金融、情報・通信、電気機器、鉱業、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 市況・概況
2011年01月09日

【外国為替市場展望】米FRBの金融政策に対する見方が焦点

【外国為替市場フューチャー(2011年1月11日〜14日)】

■ドル・円相場は80円台〜84円台でモミ合いを予想

為替市場フューチャー 前週(11年1月4日〜7日)の外国為替市場でドル・円相場は、昨年末の流れが一転してドル高・円安方向に振れ、週後半には一時1ドル=83円50銭台まで円が下落した。米国の景気回復期待が高まり、ドルを買う動きが優勢になった。ただし週末7日のニューヨーク市場では、ドル・円相場は1ドル=83円10銭近辺に円が上昇した。一時は1ドル=82円80銭台まで円が上昇している。7日に発表された10年12月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったため、ドル売り・円買いの動きが優勢になった。

 ユーロ・円相場については、一旦はユーロ高・円安方向に振れたが、EU(欧州連合)域内諸国の財政不安問題への警戒感は根強く、再びユーロが弱含む動きとなった。週末7日のニューヨーク市場では、1ユーロ=107円30銭近辺に円が上昇し、一時は1ユーロ=106円90銭台まで円が上昇している。

 来週(1月11日〜14日)の外国為替市場は、日本市場が休場となる週初10日は、前週末7日のニューヨーク市場の流れを引き継いで、円が強含む形でスタートする可能性が考えられる。このため3連休(1月8日〜10日)明けの11日の日本市場は、10日の海外市場の動向次第だろう。

 米国の景気回復に対する期待が高いだけに、一方的にドル売り・円買いの動きとなる可能性は低いだろう。しかし1ドル=84円台になると、日本の輸出企業のドル売り・円買い需要が膨らむ。したがって当面のドル・円相場は、米国の長期金利の動向を睨みながら、1ドル=80円台〜84円台でモミ合う展開が予想される。

 ユーロ・円相場については、EU域内のポルトガル、スペイン、イタリアで国債入札が予定されている。入札結果が低調になれば、再びユーロ売りの流れが加速する可能性を警戒しておきたい。

 来週の注目スケジュールとしては、国内では11日に11月景気動向指数、12日に11月経常収支、12月景気ウォッチャー調査、13日に11月機械受注などがあり、米国では12日に米ベージュブック(地区連銀経済報告)、米住宅ローン・借り換え申請指数、13日に米新規失業保険申請件数、14日に12月米小売売上高、12月米鉱工業生産・設備稼働率、1月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)などがある。EU関連では13日のECB(欧州中銀)理事会と、トリシェECB総裁の記者会見が注目されている。

 また米国では、10年10〜12月期の主要企業の決算発表が本格化する。10日のアルミ大手のアルコアを皮切りに、13日に半導体大手のインテル、14日に銀行大手のJPモルガンチェースが決算発表を予定している。

 ドル・円相場は引き続き、米国の長期金利および日米の金利差の動向を睨みながらの展開が基本となる。米国では、景気回復期待と財政悪化懸念の両面で長期金利が上昇しやすい状況にあるため、ドル買い・円売りの動きが強まるとの見方が増えている。しかし一方では、米FRB(連邦準備制度理事会)による金融緩和策が長期化するとの観測も根強い。足元では日米ともに長期金利上昇の一服感を強めており、1ドル=80円台突破のドル安・円高方向を予想する見方も再び目立ち始めている。

 当面は米国の長期金利の動向を睨みながら、1ドル=80円〜84円でモミ合う展開が予想されるが、米FRBによる国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点になる。したがって経済指標で米国の景気回復ペースを見極めることが重要となり、景気回復を示す指標が続けば米国長期金利上昇、ドル高・円安の展開だが、逆に景気指標が市場予想を下回る内容になれば米国長期金利低下、ドル売り・円買いの動きが加速する。

 ユーロに関しては引き続き、EU域内の財政不安問題に対する警戒感が根強い。欧州版IMF(国際通貨基金)となる「欧州安定メカニズム(ESM)」の創設合意や、中国によるEU域内の財政危機国に対する支援方針表明などで、財政危機国の格付け引き下げなどに対する過度な警戒感は後退したが、ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えており、再びユーロ売りが広がる可能性も予想され、引き続き波乱要因として注意が必要になる。

 中国の金融政策については、11年末までに3〜4回の利上げとの見方が大勢となっている。現時点での市場への影響は限定的のようだが、今後の追加利上げのペース次第では波乱要因として注意が必要だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28 | 市況・概況

【外国為替市場を徹底検証】米国の景気回復期待が高まりドルを買う動きが優勢

【外国為替市場フラッシュ:2011年1月4日〜7日の週】

■週前半はドル高・円安方向に反転したが、週末の海外市場では円が強含みの動き

為替市場フラッシュ 11年1月4日〜7日の週の外国為替市場で、ドル・円相場については、昨年末に一時1ドル=80円台後半までドル安・円高方向に振れた流れが一転して、ドル高・円安方向に振れた。そして週後半には一時1ドル=83円50銭台まで円が下落した。米国の景気回復期待が高まり、ドルを買う動きが優勢になった。ただし週末7日のニューヨーク市場では円が強含んだ。

 ユーロ・円相場は、週前半に一旦はユーロ高・円安方向に振れたが、EU(欧州連合)域内諸国の財政不安問題への警戒感は根強く、再びユーロが弱含む動きとなり、週後半には1ユーロ=107円台〜108円台に円が上昇した。

 東京市場が休場だった3日に、海外市場ではドルを買う動きが優勢となり、ニューヨーク市場では、ドル・円相場が1ドル=81円台後半まで円が反落した。昨年末に1ドル=80円台後半までドル安・円高方向に振れた流れが、一転してドル高・円安方向に流れを変えた形である。年末商戦の好調などで米国の景気回復への期待が高まり、ドルを買う動きが優勢になった。

 そして4日の東京市場も、3日の海外市場の流れを引き継ぐ形となった。ドル・円相場では、ドル買い・円売りの動きが優勢となり、1ドル=82円20銭台まで円が下落した。さらにユーロ・円相場でも、ユーロを買い戻す動きが優勢となり、1ユーロ=109台後半まで円が下落した。昨年末の円を買う動きは、年末を控えたポジション調整だったとの見方もある。

 5日の東京市場は小動きとなり、ドル・円相場は概ね1ドル=81円90銭〜82円10銭近辺のレンジで推移した。商品市況の下落などでリスク回避の動きが見られ、円は対ドル、対ユーロともにやや強含みとなった。

 6日のドル・円相場は、1ドル=83円10銭台まで円が下落した。前日5日のニューヨーク市場で1ドル=83円台に円が下落した流れを引き継いだ。米国では5日、米雇用サービス関連会社のADP(オートマチック・データ・プロセッシング)が発表した全米雇用リポートが市場予想を上回り、米ISM(サプライマネジメント協会)の10年12月の非製造業景況感指数が4カ月連続で前月比上昇したため、景気回復期待で10年物国債利回りが3.46%まで上昇し、外国為替市場でもドルを買う動きが優勢だった。

 7日のドル・円相場は、一時1ドル=83円50銭台まで円が下落した。米国の景気回復期待でドル買い・円売りが優勢となった前日までの流れを引き継いだ形である。ただし10年12月米雇用統計の発表を控えて、様子見ムードも広がった。ユーロ・円相場については、EU域内の財政不安問題が再び意識されてユーロ売りが優勢となり、1ユーロ=108円台前半に円が上昇した。

 なお、7日のニューヨーク市場では、ドル・円相場が1ドル=83円10銭近辺、ユーロ・円相場が1ユーロ=107円30銭近辺に、いずれも円が上昇した。一時は円・ドル相場で1ドル=82円80銭台、ユーロ・円相場で1ユーロ=106円90銭台まで円が上昇している。ドル・円相場については、7日発表の10年12月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったため失望感を誘い、ドル売り・円買いの動きが優勢になった。ユーロ・円相場については、EU域内の財政不安問題が再び意識されている。

 ドル・円相場は引き続き、米国の長期金利および日米の金利差の動向を睨みながらの展開である。米国では、景気回復期待と財政悪化懸念の両面で長期金利が上昇しやすい状況にあるため、ドル買い・円売りの動きが強まるとの見方が増えているが、米FRB(連邦準備制度理事会)による量的緩和策が長期化するとの観測も根強く、1ドル=80円台突破のドル安・円高方向を予想する見方も再び目立ち始めている。そして今後は、米FRBによる国債買い取りが11年6月末で終了するのか、出口戦略に向かうのか、量的緩和策を継続するのか、追加緩和策があるのかなど、米FRBの金融政策に対する見方が最大の焦点になる。波乱に対する警戒は必要だろう。

 ユーロに関しては、EU域内の財政不安問題に対する警戒感が根強い。ポルトガルやスペインの国債大量償還が控えており、再びユーロ売りが広がる可能性も予想され、引き続き波乱要因として注意が必要になる。中国の金融政策については、11年末までに3〜4回の利上げとの見方が大勢となっている。現時点での市場への影響は限定的のようだが、今後の追加利上げのペース次第では波乱要因として注意が必要だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:22 | 市況・概況
2011年01月08日

【相場展望】米国主要企業の10年10〜12月期決算と米国株式の反応に注目

【株式市場フューチャー(2011年1月11日〜14日)】

■米国景気回復期待で堅調な展開を予想だが調整局面の意識も必要

来週の相場展望 11年の世界の株式市場は好スタートとなった。そして前週(1月4日〜7日)の日本の株式市場も大幅に反発した。日経平均株価は6日に12月SQ値(1万420円74銭)を突破して、約8カ月ぶりに1万500円台も回復した。米国の景気回復に対する期待が膨らみ、買いが優勢になった。外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことや、米国の株式市場が堅調だったことも下支え要因だった。

 ただし相変わらず日中の値幅は小さく、寄り付きの買いが一巡した後は膠着感の強い展開となっている。また前週末7日には、3連休(1月8日〜10日)を控えた週末要因に加えて、10年12月米雇用統計の発表を控えて様子見ムードを強めた。

 来週(1月11日〜14日)の日本の株式市場については、米国の景気回復に対する期待が高まっているため、引き続き堅調な展開が予想される。国内では主要な経済指標など新たな材料に欠けるが、米国では主要企業の10年10〜12月期の決算発表が本格化するため、半導体大手インテルなど主要企業の業績動向と、それに対する米国株式市場の反応が注目点となるだろう。

 またチャート面で見ても、日経平均株価(225種)、TOPIXともに、週足ベースの一目均衡表で雲を上抜けた形となり、先高観を強めている。

 ただし、一方的に楽観視できない状況でもある。前週末7日のニューヨーク外国為替市場のドル・円相場で、円が強含みの動きとなったため、3連休明けのスタートとなる11日は、日本市場が休場となる10日の海外市場の動向次第だろう。

 さらに、依然として高水準の騰落レシオ(25日移動平均)に対する警戒感は、引き続き根強いだろう。そして、ほぼ一本調子の上昇が続いた米国の株式市場についても、主要企業の10年10〜12月期決算発表を機に、調整局面が警戒され始めるだろう。

 1月下旬から本格化する日本企業の10年10〜12月期決算発表も控えており、11年1〜3月期や12年3月期の業績動向を見極めたいとして、上値を追う動きは限定的となる可能性も考えられる。また、1月限の日経平均オプションSQ算出での波乱を警戒する見方もあるだけに、株価指数先物の仕掛け的な動きにも注意が必要となる。市場関係者の間では全体として強気見通しが増えているだけに、調整局面への意識も必要になるだろう。

 来週の注目スケジュールとしては、国内では11日に11月景気動向指数、12日に11月経常収支、12月景気ウォッチャー調査、13日に11月機械受注などがあり、米国では12日に米ベージュブック(地区連銀経済報告)、米住宅ローン・借り換え申請指数、13日に米新規失業保険申請件数、14日には12月米小売売上高、12月米鉱工業生産・設備稼働率、11年1月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)などがある。EU(欧州連合)関連では13日のECB(欧州中銀)理事会が注目されるだろう。

 また米国では、10年10〜12月期の主要企業の決算発表が本格化する。10日の米アルミ大手のアルコアを皮切りに、13日には米半導体大手のインテル、14日には米銀行大手のJPモルガンチェースが決算発表を予定している。特にインテルの決算発表では、11年1〜3月期について、どのような見通しを示すかに注目が集まる。インテルの決算発表を機に、株式市場全体の流れが反転する傾向を強めているため、今回も注意が必要だろう。

 世界的な過剰流動性に加えて、米国の景気回復期待が高まっており、株式市場や商品市場など、リスク資産へのマネーシフトを予想する見方が優勢になっている。日本の株式市場についても先高観は強い。ただし年初の段階では、世界的な景気回復に対する確信が持てない状況であり、株式市場が調整色を強める可能性にも注意しておきたい。EU域内諸国の財政不安問題の広がりや、中国の金融政策の動向についても、足元では過度な警戒感が後退しているが、引き続き波乱要因として注意が必要だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:51 | 市況・概況

【株式市況を徹底検証】日経平均は米国の景気回復期待が高まり大幅反発

【株式市場フラッシュ:2011年1月4日〜7日の週】

■日経平均株価は1万500円台を回復

株式市場フラッシュ 11年1月4日〜7日の週の日本株式市場は大幅に反発し、日経平均株価は約8カ月ぶりに1万500円台を回復した。米国の景気回復に対する期待が膨らみ買いが優勢になった。外国為替市場でドル・円相場が昨年末の円高方向から一転して円安方向に振れたことや、米国株式市場が堅調だったことも下支え要因だった。

 ただし、相変わらず日中の値幅は小さく、寄り付きの買いが一巡した後は膠着感の強い展開となっている。週末7日発表の10年12月米雇用統計を控えていたため、上値を追う動きも限定的だった。

 日経平均株価(225種)の終値ベースでの前日比騰落状況を確認しておこう。大発会の4日は前日(大納会10年12月30日)に比べて169円18銭高と大幅に反発、5日は前日比17円33銭安と小幅に反落、6日は前日比148円99銭高と大幅に反発、週末の7日は前日比11円28銭高と小幅に続伸して1週間の取引を終了した。なお日中の値幅は、4日が87円89銭、5日が55円44銭、6日が52円59銭、7日が47円69銭だった。

 日経平均株価の騰落状況を週間で見ると、7日の終値は1万541円04銭となり、前週末(大納会10年12月30日)に比べて312円12銭(3.06%)上昇した。また取引時間中の高値は7日の1万550円71銭、安値は4日の1万321円28銭、週間の値幅は229円43銭だった。日経平均株価は3週ぶりに反発し、終値ベースとしては10年5月13日の1万620円55銭以来の水準に回復している。

 TOPIXの騰落状況を週間で見ると、週末7日の終値は926.42となり、前週末(大納会10年12月30日)に比べて27.62ポイント(3.08%)上昇した。また取引時間中の高値は7日の928.27、安値は4日の906.86だった。TOPIXも3週ぶりの反発となり、終値ベースとしては10年5月14日の936.45以来の水準に回復している。

 大発会4日はほぼ全面高の展開となり、日経平均株価は大幅に反発した。米国の景気回復に対する期待が膨らみ、寄り付きから買いが優勢となった。年末年始休暇で休場だった間に米国株式市場が堅調に推移したことや、前日3日の外国為替市場でドル・円相場がドル高・円安方向に振れ、4日もドル高・円安が進行したことも下支え要因だった。

 5日の日経平均株価は小幅に反落した。前日の大幅高の反動、商品市況の下落、中国・上海株式市場の反落などに加えて、週末7日発表の10年12月米雇用統計の内容を見極めたいとして買い手控えムードが広がった。ただし、利益確定を急ぐ売りは見られず、下値も限定的で底堅い展開だった。

 6日は大幅に反発した。日経平均株価は12月のSQ値(1万420円74銭)を突破して、約8カ月ぶりに1万500円台も回復した。前日5日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が約2年5カ月ぶりの水準まで上昇し、外国為替市場のドル・円相場で1ドル=83円台までドル高・円安方向に進んだことが好感された。米国では5日、米雇用サービス関連会社のADP(オートマチック・データ・プロセッシング)が発表した全米雇用リポートが市場予想を上回り、米ISM(サプライマネジメント協会)が発表した10年12月の非製造業景況感指数が前月比2.1ポイント上昇したことを好感した。

 7日は日経平均株価、TOPIXともに小幅続伸だった。3連休(1月8日〜10日)を控えた週末要因に加えて、10年12月米雇用統計の発表を控えて様子見ムードを強めた。しかし外国為替市場のドル・円相場が1ドル=83円台で推移したことが下支え要因となり、利益確定売りも限定的だった。

 なお7日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均株価は小幅に続落した。注目の10年12月米雇用統計が発表された。12月の失業率は9.4%となり11月の9.8%から0.4ポイント低下し、09年5月以来の水準に改善した。一方で、12月の非農業部門雇用者数は前月比10万3千人増加にとどまり、市場予想を下回った。非農業部門雇用者数については市場予想が高すぎたとする見方が多いが、材料出尽くし感で売りが優勢になったようだ。ダウ工業株30種平均株価は約2年5カ月ぶりの高値水準に回復しているため、利益確定売りが出やすい状況だったことも影響しているだろう。

 10年12月米雇用統計については、雇用回復のペースは遅いが底堅い内容で、米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策変更には至らないという受け止め方が優勢のようだ。またバーナンキ米FRB議長が、議会証言で「消費と企業活動で自律回復の兆しが増しているが、雇用情勢の改善には力不足」との判断を示したため、米FRBによる金融緩和策継続の観測が強まっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:18 | 市況・概況
2011年01月07日

【銘柄フラッシュ】日産自動車が昨年来の高値となり吉野家HDやパイオニアも高い

 後場は、今夜発表の米12月雇用統計への期待があり、日産自動車<7201>(東1)が一段高となって昨年来の高値を更新。売上高の海外割合87%のユニデン<6815>(東1)は8.2%高で戻り高値。

 東証1部の値上がり率1位はアーク<7873>(東1・JQS重複上場)で政府の部品メーカー国内投資助成を材料に22.3%高、2位はJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)で大型増資とJPモルガン証券の積極評価でストップ高の20.7%高、3位の津田駒工業<6217>(東1)は低PBRと衣料業界の海外発注先の多様化を材料に11.3%高。

 住江織物<3501>(東1)は米ディズニーとの提携を材料に10.4%高、トウペ<4614>(東1)は80円前後のカベ突破とチャート妙味がいわれ9.9%高、フランスベッドホールディングス<7840>(東1)は低PBR株物色の順番がやっと回ってきたとかで7.2%高。東洋シヤッター<5936>(東1)も低PBR物色のお鉢が回ったと5.9%高。

 高砂香料工業<4914>(東1)はコンビニなどでタバコの売上げ回復と伝えられ5.7%高、パイオニア<6773>(東1)は準天頂衛星を使った新事業の思惑がいわれて5.2%高となった。
 吉野家ホールディングス<9861>(東1)は業績予想の増額修正を好感し3.4%高、いすゞ自動車<7202>(東1)は来期の収益拡大の期待がいわれ昨年来の高値を更新し4.9%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:21 | 市況・概況

【株式市場】後場持ち直し日経平均は4日連続で戻り高値を更新

110107大引け 7日後場の東京株式市場は、全般持ち直し堅調。上海株式は軟調と伝えられたものの、機械株が堅調で自動車、海運株なども値を保ち、前場は軟調な不動産株も小じっかり。東証1部の値上がり銘柄数は701銘柄(約42%)だった。

 日経平均は後場小反発に転じ、14時過ぎに1万550円71銭(20円95銭高)まで上げ、4日続けて戻り高値を更新。大引けは1万541円04銭(11円28銭高)。

 東証1部の出来高概算は22億8826万株、売買代金は1兆4542億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は701(前引けは870)銘柄、値下がり銘柄数は775(前引けは562)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上り率上位の業種は、ゴム製品、海運、輸送用機器、保険、食品、機械、その他製品、化学、石油・石炭、空運、金属製品、陸運、ガラス・土石、繊維製品、精密機器、など。
 一方、値下がり率上位は、鉱業、倉庫・運輸、小売り、情報・通信、卸売り、その他金融、パルプ・紙、サービス、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】日立製作所が連日高値となり吉野家HDやフランスベッドHDも高い

 前場は、円相場の軟化を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が昨年5月以来の3400円台を回復し、日立製作所<6501>(東1)も一時年初来の高値を連日更新。ただ、年初から2日続けて売買代金1位のまま上値を追い注目された三菱商事<8058>(東1)は3位で反落基調。

 東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタ銘柄。2位のアーク<7873>(東1・JQS重複上場)はレアアース利用の部品メーカーの国内投資に政府が補助金と伝えられ19.0%高、3位のJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)はJPモルガン証券の積極評価で一時ストップ高を交えて15.0%高。

 アイロムホールディングス<2372>(東1)は低PBRと信用売りの逆日歩がいわれて8.8%高、吉野家ホールディングス<9861>(東1)は業績予想の増額修正を好感し4.4%高。フランスベッドホールディングス<7840>(東1)も低PBRで水準訂正の余地と3.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:04 | 市況・概況

【株式市場】全般もちあい相場で上げ一服のなか自動車、機械株などが堅調

110107前引け 7日前場の東京株式市場は、全般もちあい。円相場は軟調だったため自動車、機械株が堅調で精密株も比較的しっかり。ただ大手小売り株や不動産、鉄鋼株が重く、東証1部の値上がり銘柄数は870銘柄(約52%)だった。

 日経平均は小反落。朝方から軟調で、高値と安値の差が約24円にとどまり、前引けは1万514円37銭(15円39銭安)。

 東証1部の出来高概算は9億6803万株、売買代金は6109億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は870銘柄、値下がり銘柄数は562銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、値上り率上位の業種は、ゴム製品、輸送用機器、海運、食品、その他製品、繊維製品、水産・農林、石油・石炭、化学、機械、など。
 一方、値下がり率上位は、鉱業、卸売り、その他金融、証券・商品先物、小売り、銀行、不動産、倉庫・運輸、情報・通信、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 市況・概況
2011年01月06日

【銘柄フラッシュ】みずほFGが一段高となり日本車輌製造や澤藤電機が急騰

 後場は、為替の反落基調が続いたため物色の裾野が拡大。前場の自動車、電機・精密株に代わってみずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)が一段高となり、戻り高値を更新。新日本製鐵<5401>(東1)も一段高。東証1部の売買代金1位はりそなホールディングス<8308>(東1)となり、大発会から連日1位だった三菱商事<8058>(東1)は2位。

 東証1部の値上がり率1位は後場急伸の澤藤電機<6901>(東1)で豪雪のため転覆した漁船の電装品は水びたしで全交換といった思惑で一時ストップ高となり29.9%高、2位のJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)は最大106億円の大型増資を好感しストップ高の26.1%高、3位の東光<6801>(東1)は高性能のメタルアロイ・コイル増産と伝えられスマートフォン向け好調と25.8%高。

 日本車輌製造<7102>(東1)は後場、台湾で大口受注と伝えられ14時を回ってから急伸となり14.9%高、ニチレキ<5011>(東1)は後場一服だがPBR0.5倍前後に加え政府の「環境都市」輸出を材料に9.8%高、大豊工業<6470>(東1)は低PBR・PERでインドネシア好調と9.4%高。

 クラウディア<3607>(東1)は昨日の業績予想増額修正を材料に8.9%高、新日本無線<6911>(東1)は低PERと3期ぶりの黒字化幅拡大期待あり7.6%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | 市況・概況

【株式市場】全体的な底上げ相場となり材料株も活況で全業種が高い

110106大引け 6日後場の東京株式市場は、底上げムードが拡大の雰囲気。円安傾向の継続を受けて自動車、電機・精密、機械株が高く、大手商社株は連日強調。材料株の物色も活発で、コイル増産などスマートフォン関連株が活況高。東証1部の値上がり銘柄数は1250銘柄(約75%)に増えた。

 日経平均は大幅反発となり戻り高値を更新。後場1万530円11銭(149円34銭高)まで上げ、大引けも1万529円76銭(148円99銭高)。終値での1万500円台は10年5月13日以来。

 東証1部の出来高概算は23億9815万株、売買代金は1兆5695億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は1250(前引けは1209)銘柄、値下がり銘柄数は302(前引けは274)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値上がりし、値上がり率上位は、証券・商品先物、精密機器、繊維製品、輸送用機器、機械、その他製品、電気機器、銀行、卸売り、建設、非鉄金属、化学、倉庫・運輸、金属製品、鉄鋼、ガラス・土石、など。
 一方、値上がり率の低い業種は空運、電力・ガス、食品、石油・石炭、パルプ・紙、その他金融などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】日立製作所が昨年来の高値、JVC・ケンウッドや東光が急伸

 前場は、円が1ドル83円に入る円安となり、トヨタ自動車<7203>(東1)が戻り高値を更新し、日立製作所<6501>(東1)村田製作所<6981>(東1)やコマツ<6301>(東1)や富士重工業<7270>(東1)が昨年来の高値。資源関連株も堅調で三菱商事<8058>(東1)は大発会から3日連続で東証1部の売買代金1位。

 東証1部の値上がり率1位はJVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)で最大106億円の大型増資の発表を好感しストップ高の26.1%高、2位の東光<6801>(東1)は高性能のメタルアロイ・コイル増産と伝えられスマートフォン向け好調と25.8%高、3位のニチレキ<5011>(東1)はPBR0.5倍前後に加え政府の「環境都市」輸出を材料に11.3%高、4位のルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は携帯カメラ用の高機能LSI開発が昨日に続き材料視され逆日歩締め上げとかで9.7%高。

 ライト工業<1926>(東1)は低PBR修正高と7.0%高、第一工業製薬<4461>(東1)もPBR0.7倍前後で政府の「環境都市」輸出にも絡むとかで6.4%高。太陽誘電<6976>(東1)はスマートフォン関連と信用売りに逆日歩発生の需給妙味がいわれ5.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:59 | 市況・概況