[市況・概況]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (04/20)【銘柄フラッシュ】明治海運や廣済堂が急伸し明和産業は売買代金1位
記事一覧 (04/20)【株式市場】円安は好感するが「地政学的リスク」気にし自動車株など軟調
記事一覧 (04/19)【株式市場を検証】前日の大幅上昇の反動、重要イベント控えて様子見ムード
記事一覧 (04/19)【銘柄フラッシュ】「加藤氏」の明和産業がストップ高となりKNTは高値更新
記事一覧 (04/19)【株式市場】北朝鮮の対米強硬姿勢を警戒する中で「K氏」関連株は急騰
記事一覧 (04/19)【銘柄フラッシュ】明和産業がストップ高気配となり日本板硝子は安値更新
記事一覧 (04/19)【株式市場】円安基調を好感するが全体に重く「K氏」関連株など個別物色
記事一覧 (04/18)【株式市場を検証】米国株式の大幅上昇で安心感広がり主力大型株の上昇が牽引
記事一覧 (04/18)【銘柄フラッシュ】明和産が連日S高となり東芝テックやマクニカも高い
記事一覧 (04/18)【株式市場】日銀副総裁の講演を好感し「K氏」関連の2銘柄はストップ高
記事一覧 (04/18)【銘柄フラッシュ】東芝テックが高く大物仕手筋「K」氏の明和産はS高気配
記事一覧 (04/18)【株式市場】朝方急伸の後は一進一退で明和産業など仕手系株が人気
記事一覧 (04/17)【株式市場を検証】手掛かり材料難で様子見ムード、当面は個別物色の展開
記事一覧 (04/17)【銘柄フラッシュ】明和産業が「K氏」関連とストップ高し日本橋梁も人気化
記事一覧 (04/17)【株式市場】ユーロ安を懸念し小動きのなか大物仕手筋の関連株が急動意
記事一覧 (04/17)【株式市場】円高の一服を受け全般小高く「Twitter」関連も堅調
記事一覧 (04/16)【株式市場を検証】寄与度高い銘柄が指数押し上げたが全体としては伸び悩み
記事一覧 (04/16)【銘柄フラッシュ】特種東海製紙やカルビーが高くプレナスやシャープも堅調
記事一覧 (04/16)【株式市場】ユーロ安・円高が進み一段と手控える中キャンドゥなどは活況
記事一覧 (04/16)【銘柄フラッシュ】前沢工業やキャンドゥが高くソニー・シャープは反発
2012年04月20日

【銘柄フラッシュ】明治海運や廣済堂が急伸し明和産業は売買代金1位

 20日前場は、韓国がミサイルの配備を披露したため、円安基調よりも北朝鮮の対米強硬姿勢などの地政学的リスクを懸念する雰囲気が先行。トヨタ自動車<7203>(東1)は売買代金2位ながら2.1%安と反落。銀行・証券株も軟調で、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は0.8%安。東証1部の売買代金1位は明和産業<8103>(東1)となり、大物仕手筋の注力を思惑材料に4.6%高。4日連続ストップ高にはならなかったものの大活況。

 臨時株主総会を午前開催のオリンパス<7733>(東1)は朝安の後切り返して1.6%高と堅調。

 東証1部の値上がり率1位は廣済堂<7868>(東1)の15.1%高となり10時前に発表した業績予想の増額修正を好感、2位は明治海運<9115>(東1)の14.4%高となり北朝鮮を巡る地政学的リスクから「遠くの戦乱は買い」とされて急伸、3位の小松ウオール工業<7949>(東1)は昨日発表の3月決算を好感し8.9%高、4位は第一中央汽船<9132>(東1)の7.8%高となり明治海運と同様の軽量株妙味と急伸。

 スタートトゥデイ<3092>(東1)は13日の減額修正から一段続落だったものの業績自体は好調で昨日1200円を割らなかったと見直され急反発の7.3%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11 | 市況・概況

【株式市場】円安は好感するが「地政学的リスク」気にし自動車株など軟調

■東証1部銘柄は39%が高い

 20日前場の東京株式市場は、全般に弱もみあい。為替は円安基調に転じたものの、昨日の北朝鮮の対米強硬姿勢に続き、韓国がミサイルの配備を披露したため、地政学的リスクを懸念する雰囲気となった。トヨタ自動車<7203>(東1)は売買代金2位で2.1%安と反落。銀行・証券株も軟調。中で、臨時株主総会を午前開催のオリンパス<7733>(東1)は朝安の後切り返して堅調。大物仕手筋が注力の明和産業<8103>(東1)は4日連続ストップ高にはならなかったものの売買代金1位の活況で4.6%高。東証1部の値上がり銘柄数は650銘柄(約39%)だった。

 日経平均は続落。11時にかけて9532円68銭(55円70銭安)まで軟化し。前引けは9548円14銭(40円24銭安)。

 東証1部の出来高概算は、7億4341万株、売買代金は4513億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は650銘柄、値下がり銘柄数は783銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、その他金融、不動産、水産・農林、情報・通信、卸売り、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、証券・商品先物、輸送用機器、非鉄金属、銀行、鉱業、繊維製品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:53 | 市況・概況
2012年04月19日

【株式市場を検証】前日の大幅上昇の反動、重要イベント控えて様子見ムード

【日経平均株価、TOPIXともに反落】

■東証1部市場の売買代金は2営業日連続で1兆円を上回る

 19日は下落した。日経平均株価は前日比78円88銭(0.82%)安の9588円38銭、TOPIXは前日比5.14ポイント(0.63%)安の814.13となり、いずれも反落した。前日の大幅上昇の反動もあり、様子見ムードの強い展開だった。

 日経平均株価の日中値幅は52円10銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆43億円となり、前日の1兆851億円に比べて減少したが2営業日連続で1兆円を上回った。

 前日18日の米国株式市場は下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比82ドル79セント(0.63%)安の1万3032ドル75セントとなり3営業日ぶり反落した。17日の取引終了後に発表された米インテルや米IBMの1〜3月期決算が嫌気された。19日のスペイン国債入札を控えていたことも警戒感につながった。S&P500株価指数は前日比0.41%安と反落、ナスダック総合株価指数は前日比0.37%安と反落した。

 こうした流れを受けて日経平均株価は前日比88円58銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き580万株の買い越し観測だったが、前日の米国株式市場が下落したことが弱材料視された。

 寄り付き前に発表された日本の3月貿易収支は826億円の赤字(季節調整前)だったが、赤字額が市場予想を下回ったため、外国為替市場では一時的に円高方向に傾く場面があった。

 寄り付き後の日経平均株価は徐々に下落幅を縮小する展開となった。今晩のスペイン国債入札が警戒されたが、為替が朝方に比べてやや円安方向に傾いたことを好感した。中国株式市場が上昇でスタートしたことも支援材料だった。

 午後に入ると日経平均株価は、この日の高値圏から一転して下落幅を広げる展開となった。さらに午後の中盤になると、午前の安値を割り込んで一段安となる場面もあった。取引終了にかけては下落幅をやや縮小したが、今晩のスペイン国債入札を控えて様子見ムードの強い展開だった。

 東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄333(全体の20%)、値下がり銘柄1232(全体の74%)だった。セクター別には、ほぼ全面安の展開の中で輸送用機器と海運が上昇した。一方で水産・農林、建設、食品、パルプ・紙、医薬品、石油・石炭製品、鉄鋼、証券、陸運、空運、倉庫・運輸などの下落が目立った。

 東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の日立製作所(6501)、10位のイトーキ(7972)、21位の三菱電機(6503)の大幅上昇が目立った。また2位の三菱UFJFG(8306)、3位のトヨタ自動車(7203)、11位の日産自動車(7201)、12位のディー・エヌ・エー(2432)、19位の日東電工(6988)が上昇した。

 一方では24位の日本板硝子(5202)の大幅下落が目立った。また4位のグリー(3632)、5位のソニー(6758)、6位のホンダ(7267)、7位のファナック(6954)、9位の三井住友FG(8316)、13位のファーストリテイリング(9983)、14位の三井物産(8031)、15位の野村ホールディングス(8604)、16位のTDK(6762)、17位の日本たばこ産業(JT)(2914)、18位のソフトバンク(9984)、20位のNTT(9432)が下落した。

 前日の大幅上昇を説明する好材料が見当たらなかっただけに、今日の反動安はやむを得ないだろう。

 今晩のスペイン国債入札の結果、欧米株式市場と外国為替市場の反応次第だが、入札利回りの上昇は予想されており、事前に警戒感を強めているため、市場では大きな波乱なく通過する可能性もあるだろう。

 ただし、月末の重要イベントや企業決算発表の本格化を控えて動きづらい状況にも変化はないだけに、引き続き個別物色の展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:02 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】「加藤氏」の明和産業がストップ高となりKNTは高値更新

 19日後場は、北朝鮮の対米姿勢が強硬と伝えられたため、地政学的リスクの再燃を警戒する雰囲気が広がり、韓国ウォン安・円高の懸念も再燃。前引けは堅調だったホンダ<7267>(東1)が軟化し0.9%安。同じく三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も軟化し0.6%安。韓国地盤のゲーム企業ネクソン<3659>(東1)は後場は伸びきれず1.0%高。

 一方、防衛関連の石川製作所<6208>(東1)は本日の高値圏で4.0%高、三菱電機<6503>(東1)も本日の高値圏で3.0%高。

 東証1部の値上がり率1位は明和産業<8103>(東1)の17.6%ストップ高となり大物仕手筋「加藤氏」のホームページで言及されたことを材料に3日続けてS高、2位はイトーキ<7972>(東1)の14.0%高となり2月中旬から3月上旬にかけて2倍になった相場の第2波開始とされて高値を更新、3位はサクサホールディングス<6675>(東1)の10.7%高となりネットワーク機器の節電対策がいわれて前引けの8.9%高から一段ジリ高。

 KNT<9726>(東1)は旅行需要の回復とゴールデンウイーク接近を材料に低位株妙味を発揮と高値更新6.6%高の高値引け。住友軽金属工業<5738>(東1)は14時に業績予想の増額修正を発表し急反応となり6.3%高。大豊工業<6470>(東1)はいちよし証券の積極評価が伝えられたと急伸し6.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:21 | 市況・概況

【株式市場】北朝鮮の対米強硬姿勢を警戒する中で「K氏」関連株は急騰

■東証1部銘柄は20%が高い

 19日後場の東京株式市場は、引き続き全般軟調。北朝鮮が対米協議で強硬姿勢と伝えられたため、地政学的リスクの再燃を警戒する雰囲気が広がり、全体に様子見。韓国ウォン安・円高が進む場合、自動車株には逆風との見方があり、前引けは堅調だったホンダ<7267>(東1)が軟化。ソニー<6758>(東1)も軟調。半面、大物仕手筋「K氏」関連の明和産業<8103>(東1)は買い気配のままストップ高で大引けに売買が成立し3日連続S高。東証1部の値上がり銘柄数は333銘柄(約20%)だった。

 日経平均は小反落。後場は9565円83銭(101円43銭安)まで軟化し、終値は9588円38銭(78円88銭安)。

 東証1部の出来高概算は、16億2920万株、売買代金は1兆4億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は333(前引けは485)銘柄、値下がり銘柄数は1232(前引けは1040)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がりした業種は、海運、輸送用機器、のみ。値下がり率の低い業種をみると機械、電気機器、電力・ガス、非鉄金属など。
 一方、値下がり率上位の業種は、空運、陸運、食料品、鉄鋼、建設、水産・農林、パルプ・紙、倉庫・運輸、医薬品、などだった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:39 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】明和産業がストップ高気配となり日本板硝子は安値更新

 19日前場は、訪米中の白川日銀総裁がNYで「日銀は強力な金融緩和にコミットしている」と発言したことなどが伝えられ、円安が進んだため、トヨタ自動車<7203>(東1)が1.4%高で東証1部の売買代金3位になるなど、自動車株が堅調。売買代金1位は日立製作所<6501>(東1)となり3.3%高。

 日本板硝子<5202>(東1)は昨日夕方の社長交代発表が発表日付けでの交代とあって消化難の様子になり6.9%安。安値更新。

 大物仕手筋「K氏」関連の明和産業<8103>(東1)は19日も買い気配のままストップ高に達し、669円(100円高)の気配で17.6%高。売買成立すれば値上がり率1位になる。

 東証1部の値上がり率1位はイトーキ<7972>(東1)の12.7%高となり2月中旬から3月上旬にかけて2倍になった相場の第2波開始とされて高値を更新。2位は大豊工業<6470>(東1)の9.4%高となりいちよし証券の積極評価が伝えられたと急伸、3位はサクサホールディングス<6675>(東1)の8.9%高となりネットワーク機器の節電対策がいわれて8.9%高となった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12 | 市況・概況

【株式市場】円安基調を好感するが全体に重く「K氏」関連株など個別物色

■東証1部銘柄は29%が高い

 19日前場の東京株式市場は、全般小反落。訪米中の白川日銀総裁がNYで講演し「日銀は強力な金融緩和にコミットしている」と発言したことなどが伝えられ、円安が進んだものの、主力株は高安混在。日立製作所<6501>(東1)は高く東芝<6502>(東1)は軟調。北朝鮮が対米協議に強硬姿勢と伝えられたため、地政学的リスクを警戒する雰囲気があった。中で、大物仕手筋「K氏」関連の明和産業<8103>(東1)は19日も買い気配のままストップ高に達し、個別材料株の物色が活発。東証1部の値上がり銘柄数は485銘柄(約29%)だった。

 日経平均は小反落。朝方9573円70銭(93円56銭安)まで軟化し、前引けは9612円44銭(54円82銭安)だった。

 東証1部の出来高概算は、7億9850万株、売買代金は4610億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は485銘柄、値下がり銘柄数は1040銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、値上がりした業種は、海運、輸送用機器、非鉄金属、電気機器、ゴム製品、繊維製品、など。
 一方、値下がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、陸運、建設、食品、倉庫・運輸、鉱業、医薬品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:51 | 市況・概況
2012年04月18日

【株式市場を検証】米国株式の大幅上昇で安心感広がり主力大型株の上昇が牽引

【日経平均株価、TOPIXともに大幅反発】

■米株高で安心感

 18日は大幅上昇した。日経平均株価は前日比202円55銭(2.14%)高の9667円26銭、TOPIXは前日比16.18ポイント(2.01%)高の819.27となり、いずれも3営業日ぶりに大幅反発した。前日の米国株式市場の大幅上昇で安心感が広がり、主力大型株の上昇が牽引した。

 日経平均株価の日中値幅は88円58銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆851億円となり、前日の9964億円に比べて増加し、3営業日ぶりに1兆円を上回った。

 前日17日の米国株式市場は大幅に上昇した。ダウ工業株30種平均株価は前日比194ドル13セント(1.50%)高の1万3115ドル54セントとなり大幅続伸した。スペイン国債利回りが低下したことや、独ZEW景気期待指数が5カ月連続の上昇で市場予想を上回ったことを受けて警戒感が和らいだ。米コカ・コーラなどの1〜3月期決算なども好感した。

 S&P500株価指数は前日比1.55%高と3営業日ぶりに大幅反発、ナスダック総合株価指数は前日比1.82%高と3営業日ぶりに大幅反発した。

 米3月住宅着工件数は年率換算65.4万件となり、2月改定値の同69.4万件(同69.8万件から下方修正)に比べて減少して市場予想も下回った。しかし建設許可件数は同74.7万件となり、2月改定値の同71.5万件(同71.7万件から下方修正)に比べて増加して市場予想も上回った。米3月鉱工業生産は2月に続いて前月比横ばいとなり市場予想を下回った。

 なお、注目の米インテルの1〜3月期1株利益は市場予想を上回った。また4〜6月期売上見通しも市場予想を上回った。しかし株価は事前に上昇していたこともあり、決算発表後の時間外取引では下落した。

 こうした流れを受けて日経平均株価は前日比129円59銭高と買い優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き310万株の買い越し観測だった。前日の米国株式市場が大幅上昇したことや、外国為替市場でやや円安方向に傾いたことが安心感につながった。

 寄り付き後の日経平均株価は9600円近辺で小動きとなった。19日のスペイン10年債入札を控えた警戒感に加えて、米インテル決算に対する今晩の米国株式市場の反応を見たいとして、買い一巡後は膠着感を強めた。

 午後に入ると日経平均株価は午前の高値を上回り、株価指数先物取引が主導する形で上昇幅を広げる展開となった。日銀の追加緩和観測が強まり外国為替市場で円安方向に傾いたことや、中国株式市場が上昇したことが支援材料だった。日経平均株価、TOPIXともに、この日の高値圏で取引を終了した。

 東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄1413(全体の84%)、値下がり銘柄177(全体の11%)だった。セクター別には、電気・ガスだけが下落し、ほぼ全面高の展開だった。中でも、鉄鋼、非鉄金属、機械、自動車、銀行、証券、保険、その他金融、不動産、海運などの上昇が目立った。

 東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、7位の日産自動車(7201)、11位のコマツ(6301)、20位の丸紅(8002)の大幅上昇が目立った。また1位のグリー(3632)、2位のトヨタ自動車(7203)、3位の三井住友FG(8316)、4位の三菱UFJFG(8306)、6位のホンダ(7267)、8位の日立製作所(6501)、9位のファナック(6954)、10位のみずほFG(8411)、12位のディー・エヌ・エー(2432)、13位のソフトバンク(9984)、14位の野村ホールディングス(8604)、15位の三菱商事(8058)、16位のキヤノン(7751)、17位の日本たばこ産業(JT)(2914)、18位のファーストリテイリング(9983)、19位の伊藤忠商事(8001)が上昇した。

 一方で、5位のソニー(6758)、24位のシャープ(6753)は下落した。26位のアコーディア・ゴルフ(2131)の大幅下落も目立った。

 日経平均株価、TOPIXともに大幅反発した。調整一巡感が強まれば、引き続き堅調な展開も期待できそうだ。

 ただし前日比2%超も上昇するほどの好材料は見当たらないだけに、反動に警戒も必要だろう。また、月末の重要イベントや企業決算発表の本格化を控えて動きづらい状況に変化はなく、為替動向次第では警戒感を強める可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:02 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】明和産が連日S高となり東芝テックやマクニカも高い

 18日後場は、日銀副総裁の講演内容が一段の金融緩和に積極姿勢とされて不動産株や証券株、大手銀行株の動きが強まり、三井不動産<8801>(東1)は後場一段ジリ高で2.0%高。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は3.2%高。一方、東証1部の売買代金1位はグリー<3632>(東1)となり1.5%高。2位はトヨタ自動車<7203>(東1)の2.8%高。

 石原都知事の尖閣諸島「購入」発言について首相も否定はしない姿勢と伝えられたため、三菱重工業<7011>(東1)は後場一段ジリ高となり2.4%高、川崎重工業<7012>(東1)もジリ高になり2.1%高。

 大物仕手筋「K」氏のホームページに銘柄コード番号が登場したと思惑錯綜の明和産業<8103>(東1)新日本理化<4406>(大1)はともにストップ高気配のまま大引けで配分商いとなった。

 東証1部の値上がり率1位は明和産業<8103>(東1)の16.4%高となり2日連続ストップ高、2位はツカモトコーポレーション<8025>(東1)の15.5%高となり仕手色の強い銘柄で連動高妙味ありとされて朝高のあと大引けにかけて再騰「N」字型、3位は日産東京販売ホールディングス<8291>(東1)の8.3%高となり一説「K」氏が代表の会の注力銘柄との見方があり急反発。

 東芝テック<6588>(東1)は米社買収を材料に前引けの5.2%高から一段高の7.7%高となり値上がり率5位、アイコム<6820>(東1)は業績予想の増額修正を好感し7.5%高、日本高周波鋼業<5476>(東1)も業績予想の増額修正を好感し7.2%高、マクニカ<7631>(東1)は業績上ぶれの可能性がいわれて急反発の7.2%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:23 | 市況・概況

【株式市場】日銀副総裁の講演を好感し「K氏」関連の2銘柄はストップ高

■東証1部銘柄は84%が高い

 18日後場の東京株式市場は、全体に一段高。日銀の西村副総裁が講演で追加の金融緩和策に前向きな姿勢を示したと伝えられたため、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株が上値を追い、業種別指数では値上がり率1位。大手銀行株も全面高となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は3.2%高。また、大物仕手筋「K」氏のホームページに登場の明和産業<8103>(東1)新日本理化<4406>(大1)はともにストップ高気配のまま大引けで配分商い。東証1部の値上がり銘柄数は1413銘柄(約84%)だった。

 日経平均は急反発。後場はジリ高となり、14時30分前に9682円88銭(218円17銭高)まで上げ、終値は9667円26銭(202円55銭高)。終値での9600円台は4月13日以来となった。

 東証1部の出来高概算は、16億7456万株、売買代金は1兆851億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は1413(前引けは1379)銘柄、値下がり銘柄数は177(前引けは194)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは全業種)が値上がりし、値下がりしたのは電力・ガスのみ。値上がり率上位の業種は、不動産、非鉄金属、証券・商品先物、輸送用機器、鉄鋼、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、空運、陸運、小売り、食料品、サービス、情報・通信、その他製品、医薬品、水産・農林、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:31 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】東芝テックが高く大物仕手筋「K」氏の明和産はS高気配

 18日前場は、NY株式の194ドル高を受けて東芝<6502>(東1)が3日ぶりの340円台回復となり3.6%高、トヨタ自動車<7203>(東1)は東証1部の売買代金2位で2.6%高など、輸出関連の主力株が総じて堅調。売買代金1位はグリー<3632>(東1)となり1.0%安の小反落。ただ、ソニー<6758>(東1)は値を保てず、売買代金3位で0.6%安。

 石原都知事の尖閣諸島を東京都が購入との発言を受け三菱重工業<7011>(東1)が1.9%高、帝国繊維<3302>(東1)も2.7%高。

 大物仕手筋「K」氏のホームページで注目の明和産業<8103>(東1)新日本理化<4406>(大1)はともにストップ高気配のまま売買が成立しなかった。

 東証1部の値上がり率1位は日産東京販売ホールディングス<8291>(東1)の18.0%高となり一説「K」氏が代表の会の注力銘柄との見方があり急反発、2位はツカモトコーポレーション<8025>(東1)の12.2%高となり仕手色が強いからと急出直り、3位は宮越ホールディングス<6620>(東1)の10.9%高となり仕手株妙味ならこちらとの見方あり出直り急、ニチモウ<8091>(東1)は別クチの仕手筋が手がけるとの見方があり10.1%高。

 タダノ<6390>(東1)は業績予想と配当予想の増額修正を好感し5.6%高、東芝テック<6588>(東1)は米社買収を材料に5.2%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:18 | 市況・概況

【株式市場】朝方急伸の後は一進一退で明和産業など仕手系株が人気

■東証1部銘柄は82%が高い

 18日前場の東京株式市場は、朝方急伸のあと一進一退。NY株式の194ドル高を受けてホンダ<7267>(東1)が2日ぶりに2900円台を回復するなど、輸出関連の主力株が軒並み高。ただ、ソニー<6758>(東1)は値を保てず軟調転換するなど、買いの続かない銘柄もあった。なかで、大物仕手筋「K」氏のホームページで注目の明和産業<8103>(東1)新日本理化<4406>(大1)はともにストップ高気配のまま売買が成立しなかった。東証1部の値上がり銘柄数は1379銘柄(約82%)だった。

 日経平均は急反発。朝方急伸した後は9625円66銭(160円95銭高)を上値に一進一退となり、前引けは9622円39銭(157円68銭高)。

 東証1部の出来高概算は、7億7375万株、売買代金は4773億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は1379銘柄、値下がり銘柄数は194銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、海運、非鉄金属、証券・商品先物、輸送用機器、銀行、ゴム製品、鉄鋼、機械、など。
 一方、値上がり率の低い業種は、小売り、サービス、パルプ・紙、電力・ガス、水産・農林、食料品、情報・通信、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:50 | 市況・概況
2012年04月17日

【株式市場を検証】手掛かり材料難で様子見ムード、当面は個別物色の展開

【日経平均株価、TOPIXともに続落】

■東証1部市場の売買代金は2営業日連続で1兆円を下回る

 17日は小幅に下落した。日経平均株価は前日比5円93銭(0.06%)安の9464円71銭、TOPIXは前日比0.74ポイント(0.09%)安の803.09となり、いずれも小幅に続落した。小幅に買い優勢でスタートしたが、手掛かり材料難で様子見ムードを強めた。

 日経平均株価の日中値幅は64円48銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で9964億円となり、前日の9860億円に比べてやや増加したが2営業日連続で1兆円を下回った。

 前日16日の米国株式市場は高安まちまちだった。ダウ工業株30種平均株価は前日比71ドル82セント(0.56%)高の1万2921ドル41セントとなり反発した。米3月小売売上高が好調で市場予想を上回ったことや、米シティ・グループの1〜3月期1株当たり利益が市場予想を上回ったことなどを好感した。しかし、米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数や米4月住宅市場指数が悪化したこともありやや伸び悩んだ。S&P500株価指数は前日比0.05%安と続落、ナスダック総合株価指数は前日比0.76%安と続落した。米3月小売売上高は前月比0.8%増加となり、2月改定値の1.0%増加(同1.1%増加から下方修正)に比べて鈍化したが市場予想を上回った。米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数は6.56となり、3月の20.21に比べて低下し市場予想も下回った。米4月住宅市場指数は25となり、3月の28に比べて低下し市場予想も下回った。

 こうした流れを受けて日経平均株価は前日比5円51銭高と小幅に買い優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き60万株の売り越し観測だったが、前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が上昇したことが安心感につながった。

 寄り付き後の日経平均株価は前日比マイナス圏に転じる場面もあったが、その後は徐々に下値を切り上げて、上昇幅を広げる展開となった。ただし、今晩のスペイン短期債入札や米インテルの1〜3月期決算発表などを控えて、概ね小動きだった。午前の終盤になると株価指数先物取引に大口の売りが出て、急速に上昇幅を縮小する場面があった。

 午後に入ると日経平均株価は、上昇幅を縮小して前日比マイナス圏に転じる場面もあり、前日終値付近の狭いレンジでモミ合う展開となった。手掛かり材料難のうえに、外国為替市場で円が高止まりしたことやアジアの主要株式市場がやや軟調だったことも弱材料視された。日経平均株価、TOPIXともに、この日の安値圏で取引を終了した。

 東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄768(全体の46%)、値下がり銘柄745(全体の44%)だった。セクター別には、食品、小売、商社、陸運、空運、情報・通信、電気・ガスなどが堅調だった。一方で、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、機械、自動車、精密、銀行、証券、不動産などが軟調だった。

 東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のグリー(3632)の大幅上昇が目立った。また5位の伊藤忠商事(8005)、7位のディー・エヌ・エー(2432)、8位のソフトバンク(9984)、15位の三井物産(8031)、18位の日本たばこ産業(JT)(2914)が上昇した。

 一方では、2位の三菱UFJFG(8306)、3位のトヨタ自動車(7203)、4位のホンダ(7267)、6位のソニー(6758)、9位の日立製作所(6501)、10位のファナック(6954)、11位の三井住友FG(8316)、12位のみずほFG(8411)、13位の丸紅(8002)、14位のコマツ(6301)、16位のファーストリテイリング(9983)、17位の野村ホールディングス(8604)、19位の日産自動車(7201)、20位の三菱商事(8058)が下落した。

 外国為替市場で円が高止まりしたことに加えて、今晩のスペイン短期債入札や米インテルの1〜3月期決算発表を控えて、様子見ムードを強めた1日だった。

 月末の重要イベントや企業決算発表の本格化を控えて動きづらい状況に変化はなく、今晩の為替動向次第では明日も警戒感を強める可能性があり、当面は個別物色の展開が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:02 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】明和産業が「K氏」関連とストップ高し日本橋梁も人気化

 17日後場は、ECB(欧州中央銀行)ドラキ総裁の講演が日本時間の今夜予定と伝えられ、「ユーロ」への不透明感が再燃。前場は堅調だったトヨタ自動車<7203>(東1)が軟調で0.9%安となり、キヤノン<7751>(東1)は前日比変わらずまで値を消した。

 一方、大物仕手筋K氏に関するホームページが話題となり、文中に明和産業<8103>(東1)新日本理化<4406>(大1)の銘柄コード番号が「明記」されていると両銘柄ともストップ高。つれて日本橋梁<5912>(東1)大紀アルミニウム工業所<5702>(大1)など、仕手性の強い銘柄が活況高。

 グリー<3632>(東1)は東証1部の売買代金1位で9.1%高。メリルリンチ証券の目標株価引き上げに加え、Twitter(ツイッター)のコストロCEOが日本企業との協力関係に積極姿勢と伝えられたため思惑拡大。また、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は4.7%高となり売買代金7位。

 東証1部の値上がり率1位はMUTOHホールディングス<7999>(東1)の22.8%高となり特段のワケもなく上がる銘柄のイメージありと大物仕手筋・K氏関連株とともに午後から急動意、2位は明和産業<8103>(東1)の80円ストップ高の19.6%高となりK氏関連株のニューフェイスと注目殺到、3位は株価ひとケタのランド<8918>(東1)となり昨日の終値12円から2円高で16.7%高。

 古河電池<6937>(東1)は動き出せば値幅妙味が大と仕手材料株の動意活発化に触発されて後場から上値を追い11.6%高、ホウスイ<1352>(東1)も仕手妙味は十分とされて急出直りの11.3%高。日本橋梁<5912>(東1)も後場から急動意となり9.3%高、宮地エンジニアリンググループ<3431>(東1)も後場から急動意となり8.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | 市況・概況

【株式市場】ユーロ安を懸念し小動きのなか大物仕手筋の関連株が急動意

■東証1部銘柄は46%が高い

 17日後場の東京株式市場は、引き続き全般小動き。昨日のユーロ安・円高は一服したものの、今晩、ECB(欧州中央銀行)総裁の講演があると伝えられ、様子見。中で、大物仕手筋・K氏に関するホームページが話題となり、明和産業<8103>(東1)がストップ高となったほか、日本橋梁<5912>(東1)大紀アルミニウム工業所<5702>(大1)など、仕手性の強い銘柄が活況高。東証1部の値上がり銘柄数は768銘柄(約46%)だった。

 日経平均は小幅安続落。後場は小動きのまま堅調・軟調を繰り返し、終値は9464円71銭(5円93銭安)となった。

 東証1部の出来高概算は、15億4132万株、売買代金は2日続けて1兆円を割り込み9965億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は768(前引けは765)銘柄、値下がり銘柄数は745(前引けは690)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、陸運、空運、電力・ガス、小売り、情報・通信、食料品、卸売り、サービス、繊維製品、など。
 一方、値下がりした業種は、鉄鋼、輸送用機器、不動産、石油・石炭、証券・商品先物、精密機器、その他金融、非鉄金属、などだった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:42 | 市況・概況

【株式市場】円高の一服を受け全般小高く「Twitter」関連も堅調

■東証1部銘柄は46%が高い

 17日前場の東京株式市場は、全般小高くなり反発。昨日のユーロ安・円高が一服したため、トヨタ自動車<7203>(東1)キヤノン<7751>(東1)が反発。Twitter(ツイッター)のコストロCEOが日本企業との協力関係に積極姿勢と伝えられたため、グリー<3632>(東1)ディー・エヌ・エー<2432>(東1)が期待と思惑を膨らませて売買代金上位の活況高。東証1部の値上がり銘柄数は765銘柄(約46%)だった。

 日経平均は反発。朝方は軟調だったものの、9455円32銭(15円32銭安)を下値に切り返し、前引けは9487円59銭(16円95銭高)。

 東証1部の出来高概算は、7億4689万株、売買代金は4514億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は765銘柄、値下がり銘柄数は690銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、情報・通信、ゴム製品、卸売り、化学、電気機器、ガラス・土石、空運、繊維製品、不動産、など。
 一方、値下がりした業種は、電力・ガス、石油・石炭、鉄鋼、医薬品、非鉄金属、建設、などだった。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:48 | 市況・概況
2012年04月16日

【株式市場を検証】寄与度高い銘柄が指数押し上げたが全体としては伸び悩み

【日経平均株価、TOPIXともに続伸】

■米国株式市場下落や円高方向に傾いたことが弱材料

 16日は下落した。日経平均株価は前日比167円35銭(1.74%)安の9470円64銭となり3営業日ぶりに大幅反落した。一方のTOPIXは前日比11.65ポイント(1.43%)安の803.83となり3営業日ぶりに大幅反落した。前週末の米国株式市場が下落したことや、為替が円高方向に傾いたことが弱材料視された。

 日経平均株価の日中値幅は68円42銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で9860億円となり、前日の1兆5832億円に比べて大幅減少し、5営業日ぶりに1兆円を下回った。

 前週末13日の米国株式市場は下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比136ドル99セント(1.05%)安の1万2849ドル59セントとなり3営業日ぶり反落した。スペインの金融機関がECB(欧州中央銀行)から3月に借り入れた資金が3163億ユーロと2月比で急増したことを受けてスペイン国債利回り上昇したため、債務危機問題に対する警戒感が強まった。中国12年1〜3月実質GDPが5四半期連続の鈍化となり市場予想を下回ったことや、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が低下したことも弱材料視された。

 S&P500株価指数は前日比1.25%安と3営業日ぶり反落、ナスダック総合株価指数は前日比1.45%安と3営業日ぶり大幅反落した。米3月CPI(消費者物価指数)で総合指数は前月比0.3%上昇となり、2月の同0.4%上昇に比べてやや鈍化して市場予想と同水準だった。食品とエネルギーを除くコア指数は同0.2%上昇となり、2月の同0.1%上昇に比べてやや加速したが市場予想と同水準だった。米4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は75.7となり、3月確報値の76.2に比べて低下し市場予想も下回った。

 こうした流れを受けて日経平均株価は前日比115円29銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き500万株の買い越し観測だったが、前週末の米国株安や円高を弱材料視した。

 寄り付き後の日経平均株価は下落幅をやや広げる場面があった。ユーロ圏債務危機問題が警戒され、ユーロ・円相場が円高方向に傾いたことを嫌気した。売り一巡後は下げ渋り概ね9500円を挟んでモミ合う展開となったが、積極的な売買は手控えられた。

 午後に入ると日経平均株価は、日銀のETF買いに対する期待などが支援材料となって、下落幅をやや縮小する場面もあった。しかし概ね9500円台前半の狭いレンジでモミ合う展開が続き膠着感を強めた。午後の終盤になると再び下落幅を広げる展開となり、午前の安値を割り込んだ。為替が円高方向に傾いたことや、アジアの主要株式市場がやや軟調だったことが弱材料視された。日経平均株価、TOPIXともに、この日の安値圏で取引を終了した。

 東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄414(全体の25%)、値下がり銘柄1134(全体の68%)だった。セクター別には、非鉄金属、機械、電機・精密、自動車、総合商社、銀行、証券、保険、その他金融、不動産、海運などの下落が目立った。一方でパルプ・紙、陸運、電気・ガスなどが堅調だった。

 東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の三菱UFJFG(8306)、2位の三井住友FG(8316)、3位の日立製作所(6501)、6位の三井物産(8031)、7位の丸紅(8002)、13位の三菱商事(8058)、18位の商船三井(9104)、21位のみずほFG(8411)の大幅下落が目立った。

 また、4位のトヨタ自動車(7203)、5位のソニー(6758)、8位のファナック(6954)、9位のファーストリテイリング(9983)、10位のホンダ(7267)、11位の野村ホールディングス(8604)、12位のグリー(3632)、14位の日産自動車(7201)、16位のコマツ(6301)、17位のパナソニック(6752)、20位の日本たばこ産業(JT)(2914)も下落した。

 一方、東証1部市場売買代金上位20銘柄の中で上昇したのは、15位のシャープ(6753)、19位の新日本製鉄(5401)の2銘柄にとどまった。

 月末の重要イベントや企業決算発表の本格化を控えて動きづらい状況であることに加えて、ユーロ・円相場が1ユーロ=104円台と円高方向に傾いたこともあり、警戒感を強めた1日だった。

 前週末13日のように指数寄与度の高い一部の銘柄が指数を支える動きは見られず、全体としてユーロ圏債務危機問題に対する警戒感を強めている。

 今晩の為替動向次第では、明日も引き続き警戒感を強める可能性もあり、当面は個別物色の展開が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:03 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】特種東海製紙やカルビーが高くプレナスやシャープも堅調

 16日後場は、対ユーロで前週末から1円以上円高の104円台に入ったため、一段と見送りムードが拡大。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は東証1部の売買代金1位で3.5%安となり、メガバンク3銘柄の下落率はそろって3%台。やはり特段の悪材料が聞かれなかった丸紅<8002>(東1)が4.8%安、商船三井<9104>(東1)も4.1%安など、全体に軟弱地合い。

 なかで、シャープ<6753>(東1)は亀山工場で高性能液晶パネルの生産開始と伝えられ、売買代金は前引けの6位から15位に後退したものの1.2%高と反発基調を維持。一方、前場は反発のソニー<6758>(東1)は値を消し1.0%安。

 カルビー<2229>(東1)は中国での合弁展開に逆日歩妙味が加わる形で3日連続高値更新の3.7%高、ブックオフコーポレーション<3313>(東1)は京都市内に関西地方で最大の店舗を4月19日に開設と伝えられを3.8%高。

 東証1部の値上がり率1位は特種東海製紙<3708>(東1)の14.5%高となり14時に放射性物質を吸着する不織布を開発と発表し急伸、2位は上場投信を除くと前沢工業<6489>(東1)の9.4%高となり5月期末配当の4期ぶり復配を好感し前引けの8.5%高から一段ジリ高、3位には100円ショップのキャンドゥ<2698>(東1)が入り四半期決算を好感し高値更新の6.1%高。

 ベスト電器<8175>(東1)は12日に決算予想を減額修正し13日に発表したため週明けは冷静で出直り5.8%高、プレナス<9945>(東1)は13日の決算を受けて野村、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げが伝えられ高値更新の4.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:16 | 市況・概況

【株式市場】ユーロ安・円高が進み一段と手控える中キャンドゥなどは活況

■東証1部銘柄は24%が高い

 16日後場の東京株式市場は、全般軟調なまま反落。ユーロ安が一段と進み、前場の105円台から後場は一時104円台を見たため、手控え気分が一段と高まった。前場は高かったソニー<6758>(東1)が軟化し、野村ホールディングス<8604>(東1)は一段ジリ安。中で100円ショップのキャンドゥ<2698>(東1)などの売買が活発。東証1部の値上がり銘柄数は414銘柄(約24%)だった。

 日経平均は反落。後場は9464円49銭(173円50銭安)まで下げ、大引けも9470円64銭(167円35銭安)。終値での9500円割れは4月11日以来となった。

 東証1部の出来高概算は、15億2120万株、売買代金は9860億円となり、4月9日以来の1兆円割れ。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は414(前引けは424)銘柄、値下がり銘柄数は1134(前引けは1052)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種(前引けは3業種)が値上がりし、値上がりした業種は、パルプ・紙、陸運、電力・ガス、医薬品、水産・農林。
 一方、値下がり率上位の業種は、海運、証券・商品先物、卸売り、保険、その他金融、銀行、不動産、機械、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:36 | 市況・概況

【銘柄フラッシュ】前沢工業やキャンドゥが高くソニー・シャープは反発

 16日前場は、円相場が対ユーロで105円台に入る円高基調になったほか、北朝鮮の「次の一手」に対する警戒感もある様子で、全般に手控える雰囲気。東証1部の売買代金上位30銘柄の中で、高い銘柄は5銘柄にとどまり、ソニー<6758>(東1)が前週末の急落に対するリバウンドとされて代金3位の0.3%高。シャープ<6753>(東1)は亀山工場で高性能液晶パネルの生産開始と伝えられ、代金6位で2.3%高。新日本製鐵<5401>(東1)は第4四半期の増益観測を材料に代金12位で1.5%高。

 吉野家ホールディングス<9861>(東1)は13日の2月決算発表を好感し0.3%高ながら続伸。

 東証1部の値上がり率1位は、上場投信を除くと前沢工業<6489>(東1)の8.5%高となり、5月期末配当の4期ぶり復配を好感、2位はエス・エム・エス<2175>(東1)の6.6%高となり浮動株比率が低く介護報酬の改定効果などがいわれて出直り高、3位は蛇の目ミシン工業<6445>(東1)の6.3%高となり主力株が冴えないからと株価2ケタ妙味で出直り急。

 キャンドゥ<2698>(東1)は第1四半期決算を好感し高値更新の5.6%高、ゴールドウイン<8111>(東1)は逆日歩妙味に決算好調の期待がいわれ出直り急の4.3%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:17 | 市況・概況