【日経平均株価、TOPIXともに4営業日続落】
■日経平均株価は終値ベースで3月7日以来の9700円台割れ
6日は、日経平均株価が前日比79円16銭(0.81%)安の9688円45銭となり4営業日続落した。一方、TOPIXは前日比6.86ポイント(0.82%)安の825.71となり4営業日続落した。週末に加えて、今晩の米3月雇用統計を控えて様子見ムードを強めた。
日経平均株価は終値ベースで3月7日(9576円06銭)以来の9700円台割れとなった。日経平均株価の日中値幅は80円43銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆532億円となり、前日の1兆4175億円に比べて大幅減少したが、48営業日連続で1兆円を上回った。
前日5日の米国株式市場は高安まちまちだった。ダウ工業株30種平均株価は前日比14ドル61セント(0.11%)安の1万3060ドル14セントとなり小幅に3営業日続落した。米3月雇用統計や3連休を控えていたことに加えて、スペインとイタリアの国債利回り上昇が弱材料視された。ただし下値も限定的だった。新規失業保険申請件数は08年4月以来約4年ぶりの低水準だったが反応は限定的だった。S&P500株価指数は前日比0.06%安と小幅に3営業日続落、ナスダック総合株価指数は前日比0.40%高と3営業日ぶりに反発した。米新規失業保険申請件数は35.7万件となり、前週改定値の36.3万件(35.9万件から上方修正)に比べて減少した。市場予想をやや上回ったが08年4月以来約4年ぶりの低水準だった。4週移動平均は36.175万件となり、前週改定値の36.6万件に比べて低下した。
こうした流れを受けて日経平均株価は前日比57円36銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き450万株の買い越し観測だったが、前日の海外市場でユーロ・円相場が円高方向に傾いたことが弱材料視された。
寄り付き後の日経平均株価は、売り一巡後に下落幅をやや縮小する場面もあったが、反発力は鈍く9700円を挟むレンジでモミ合う展開となった。3月上中旬の貿易統計は1912億円の赤字だったが、為替がやや円高方向に傾いたことが弱材料視された。
午後に入ると日経平均株価は、午前に比べてややレンジを切り下げる展開となり、この日の安値となる前日比108円45銭安の9659円16銭まで下落する場面もあった。その後は下落幅をやや縮小する場面もあったが、結局、日経平均株価は9700円台を割り込んで取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄576(全体の34%)、値下がり銘柄940(全体の56%)だった。セクター別には建設、パルプ・紙、ゴム製品、ガラス・土石、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、機械、電機、自動車、その他製品、商社、証券、保険など景気敏感関連を中心に下落した。一方で水産・農林、医薬品、空運、倉庫・運輸、電気・ガス、そして小売の一角などディフェンシブ系が堅調だった。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の三菱UFJFG(8306)、2位のトヨタ自動車(7203)、3位の日立製作所(6501)、5位のキヤノン(7751)、6位の東芝(6502)、7位のみずほFG(8411)、8位のホンダ(7267)、9位のファナック(6954)、10位の日産自動車(7201)、12位のKDDI(9433)、14位のコマツ(6301)、15位の野村ホールディングス(8604)、16位の三井住友FG(8316)、17位のセブン&アイ・ホールディングス(3382)、18位の三菱商事(8058)、19位のソニー(6758)、20位のディー・エヌ・エー(2432)が下落した。
一方で、東証1部市場売買代金上位20銘柄のうち上昇したのは、4位のグリー(3632)、11位のソフトバンク(9984)、13位のファーストリテイリング(9983)の3銘柄にとどまった。この他では、21位のアステラス製薬(4503)、22位の関西電力(9503)、26位の東京電力(9501)の上昇が目立った。
週末、米3月雇用統計、欧米株式市場の休場、ユーロ圏債務危機問題の再燃に対する警戒感に加えて、前日の海外市場でユーロ・円相場が円高方向に傾くなど、様子見ムードを強める材料が揃った。
日経平均株価は4営業日続落して、1カ月ぶりの安値圏となっただけに、調整局面の長期化も意識されるだろう。
今晩の米3月雇用統計次第だが、サプライズがなければ、来週も個別物色の展開となりそうだ。
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(04/06)【株式市場を検証】週末と米3月雇用統計を控えて様子見ムード、為替の円高も弱材料
(04/06)【銘柄フラッシュ】クックパッドや関西電力が高くエイチームはストップ高
(04/06)【株式市場】週末の海外で「ユーロ」気になる中アステラス製薬など堅調
(04/06)【銘柄フラッシュ】ポケットカードや関西電力が高くエイチームはストップ高
(04/06)【株式市場】ユーロ安・円高の懸念漂い様子見の中ソフトバンクは堅調
(04/05)【株式市場を検証】欧米株安受けて軟調展開だが一旦は下げ止まりの兆し
(04/05)【銘柄フラッシュ】クラリオンやカカクコムが高く電力株も堅調
(04/05)【株式市場】円高基調の鈍化などから次第に持ち直しソニーは堅調転換
(04/05)【銘柄フラッシュ】サクラダや昭和電工が高く東京電力も小じっかり
(04/05)【株式市場】NY株安などで輸出関連株が冴えないなか日本橋梁は続伸
(04/04)【株式市場を検証】日経平均株価は終値ベースで3月13日以来の1万円大台割れ
(04/04)【銘柄フラッシュ】日本橋梁が高く新規上場エイチームは買い気配のまま大幅高
(04/04)【株式市場】3月13日以来の1万円割れのなか新規上場のエイチームは大幅高気配
(04/04)【銘柄フラッシュ】エンプラスや日本橋梁が高くディー・エヌ・エーは反発
(04/04)【株式市場】円高基調で主力株から軟化し3月23日以来の水準に戻る
(04/03)【株式市場を検証】売買高が減少する中で利益確定売りが優勢
(04/03)【銘柄フラッシュ】三協・立山HLDやツツミが急動意となりキリン堂はS高
(04/03)【株式市場】円高基調が続き大手銀行や不動産株も全般に手控える
(04/03)【銘柄フラッシュ】キリン堂やドリームインキュベータが高く不動産株は安い
(04/03)【株式市場】円高基調のなか自動車株など伸び悩み新日本製鐵は堅調
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2012年04月06日
【株式市場を検証】週末と米3月雇用統計を控えて様子見ムード、為替の円高も弱材料
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:02
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】クックパッドや関西電力が高くエイチームはストップ高
6日後場は、週末の海外でユーロ安・円高の懸念があり、自動車株が前場に続き軟調。トヨタ自動車<7203>(東1)は東証1部の売買代金2位で2.0%安。株式市場全体がさえないためか、野村ホールディングス<8604>(東1)も軟調で1.7%安。売買代金1位は前引けに続いて三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)となり1.0%安。一方、上場3日目のエイチーム<3662>(東マ)はストップ高の20.4%高。
本日、東証2部から1部に昇格した亀田製菓<2220>(東1)は続伸となり、輸出関連株が総じて冴えないためか、後場も売買を集めて高値引けの1.5%高。ニコン<7731>(東1)は米国での勝訴を好感し反発の1.0%高。
関西電力<9503>(東1)は、大飯原発の再稼働に関する安全基準を政府が来週にも妥当と判断と伝えられたことを好感し、週末に一発ひと回転を狙う動きが活発で一時6%近い上昇となり、大引けは2.8%高。東京電力<9501>(東1)も4.3%高。
東証1部の値上がり率1位はシー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>(東1)となりローソン<2651>(東1)への看板替えに対する期待で需給妙味を強めるなかで急伸し3日ぶりに高値更新の19.4%高、2位はエス・エム・エス<2175>(東1)の8.3%高となり介護報酬の改定などを手がかり材料に3月初の急伸相場が再燃とされて出直り急、3位は石川製作所<6208>(東1)の7.3%高となり北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため防衛関連の2ケタ株として妙味を強め高値を更新。
クックパッド<2193>(東1)は3月下旬からの急伸相場を続ける形で月間のアクセス数2ケタ増加など材料に一気に反騰し高値更新の7.1%高、ポケットカード<8519>(東1)は前場の1位からは後退も三井住友系のプロミスが3月末で完全子会社化されたことを思惑材料に急反発となり6.8%高、あみやき亭<2753>(東1)は2日の決算発表を継続材料に高値更新の6.5%高となった。
本日、東証2部から1部に昇格した亀田製菓<2220>(東1)は続伸となり、輸出関連株が総じて冴えないためか、後場も売買を集めて高値引けの1.5%高。ニコン<7731>(東1)は米国での勝訴を好感し反発の1.0%高。
関西電力<9503>(東1)は、大飯原発の再稼働に関する安全基準を政府が来週にも妥当と判断と伝えられたことを好感し、週末に一発ひと回転を狙う動きが活発で一時6%近い上昇となり、大引けは2.8%高。東京電力<9501>(東1)も4.3%高。
東証1部の値上がり率1位はシー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>(東1)となりローソン<2651>(東1)への看板替えに対する期待で需給妙味を強めるなかで急伸し3日ぶりに高値更新の19.4%高、2位はエス・エム・エス<2175>(東1)の8.3%高となり介護報酬の改定などを手がかり材料に3月初の急伸相場が再燃とされて出直り急、3位は石川製作所<6208>(東1)の7.3%高となり北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため防衛関連の2ケタ株として妙味を強め高値を更新。
クックパッド<2193>(東1)は3月下旬からの急伸相場を続ける形で月間のアクセス数2ケタ増加など材料に一気に反騰し高値更新の7.1%高、ポケットカード<8519>(東1)は前場の1位からは後退も三井住友系のプロミスが3月末で完全子会社化されたことを思惑材料に急反発となり6.8%高、あみやき亭<2753>(東1)は2日の決算発表を継続材料に高値更新の6.5%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:28
| 市況・概況
【株式市場】週末の海外で「ユーロ」気になる中アステラス製薬など堅調
■東証1部銘柄は34%が高い
6日後場の東京株式市場は、全般小安いまま小動き。この週末に海外でユーロ安・円高が再燃する懸念があり、様子見気分を継続。自動車や電機機器、機械株などが軟調で、証券・銀行株もさえない。半面、PHS事業の好調や3月の携帯純増数1位が伝えられたソフトバンク<9984>(東1)は堅調で、米国で新薬承認の可能性を発表したアステラス製薬<4503>(東1)も高い。東証1部の値上がり銘柄数は576銘柄(約34%)だった。
日経平均は小幅続落。後場は、13時過ぎに9659円16銭(108円45銭安)まで軟化し、大引けは9688円45銭(79円16銭安)。
東証1部の出来高概算は、16億4598万株、売買代金は1兆532億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は576(前引けは425)銘柄、値下がり銘柄数は940(前引けは1081)銘柄。
また、東証33業種別指数は9業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がりした業種は、空運、医薬品、電力・ガス、倉庫・運輸、水産・農林、陸運、海運、など。
一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、輸送用機器、機械、その他製品、電気機器、パルプ・紙、卸売り、非鉄金属、保険、ガラス・土石、などだった。
6日後場の東京株式市場は、全般小安いまま小動き。この週末に海外でユーロ安・円高が再燃する懸念があり、様子見気分を継続。自動車や電機機器、機械株などが軟調で、証券・銀行株もさえない。半面、PHS事業の好調や3月の携帯純増数1位が伝えられたソフトバンク<9984>(東1)は堅調で、米国で新薬承認の可能性を発表したアステラス製薬<4503>(東1)も高い。東証1部の値上がり銘柄数は576銘柄(約34%)だった。
日経平均は小幅続落。後場は、13時過ぎに9659円16銭(108円45銭安)まで軟化し、大引けは9688円45銭(79円16銭安)。
東証1部の出来高概算は、16億4598万株、売買代金は1兆532億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は576(前引けは425)銘柄、値下がり銘柄数は940(前引けは1081)銘柄。
また、東証33業種別指数は9業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がりした業種は、空運、医薬品、電力・ガス、倉庫・運輸、水産・農林、陸運、海運、など。
一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、輸送用機器、機械、その他製品、電気機器、パルプ・紙、卸売り、非鉄金属、保険、ガラス・土石、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】ポケットカードや関西電力が高くエイチームはストップ高
6日前場は、再びユーロ安・円高の懸念が漂ったため、輸出関連株が高安マチマチとなり、ニコン<7731>(東1)は1.6%高の半面キヤノン<7751>(東1)は1.0%安。東証1部の売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)となり1.0%安、2位はトヨタ自動車<7203>(東1)になり1.3%安。新規上場3日目のエイチーム<3662>(東マ)はストップ高。
関西電力<9503>(東1)は、大飯原発の再稼働に関する安全基準を政府が来週にも妥当と判断と伝えられたことを好感し4.4%高。東京電力<9501>(東1)も3.8%高。全体に冴えない相場の中で週末に一発ひと回転を狙う動き活発。
米国で新薬承認の可能性を発表したアステラス製薬<4503>(東1)は3.4%高の好反応をみせ6日ぶりに反発。
東証1部の値上がり率1位はポケットカード<8519>(東1)の6.5%高となり同じ三井住友系のプロミスが3月末で完全子会社化されたことを思惑材料に急反発、2位はわらべや日洋<2918>(東1)の5.8%高となり大手納入先セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)の好決算を手がかりに急反発。
石川製作所<6208>(東1)は通信社報道で北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため防衛関連の2ケタ株として妙味を強め高値更新の4.9%高、イエローハット<9882>(東1)は出光興産<5019>(東1)の資本受け入れを材料ムシ返す形で反発4.7%高となった。
関西電力<9503>(東1)は、大飯原発の再稼働に関する安全基準を政府が来週にも妥当と判断と伝えられたことを好感し4.4%高。東京電力<9501>(東1)も3.8%高。全体に冴えない相場の中で週末に一発ひと回転を狙う動き活発。
米国で新薬承認の可能性を発表したアステラス製薬<4503>(東1)は3.4%高の好反応をみせ6日ぶりに反発。
東証1部の値上がり率1位はポケットカード<8519>(東1)の6.5%高となり同じ三井住友系のプロミスが3月末で完全子会社化されたことを思惑材料に急反発、2位はわらべや日洋<2918>(東1)の5.8%高となり大手納入先セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)の好決算を手がかりに急反発。
石川製作所<6208>(東1)は通信社報道で北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため防衛関連の2ケタ株として妙味を強め高値更新の4.9%高、イエローハット<9882>(東1)は出光興産<5019>(東1)の資本受け入れを材料ムシ返す形で反発4.7%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16
| 市況・概況
【株式市場】ユーロ安・円高の懸念漂い様子見の中ソフトバンクは堅調
■東証1部銘柄は25%が高い
6日前場の東京株式市場は、全般に様子見。スペインの財政を巡り、再びユーロ安・円高の懸念が漂った上、通信社報道で北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため、手控える雰囲気。最高益更新の決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が軟調で、新車開発の現地化が伝えられたトヨタ自動車<7203>(東1)も軟調。半面、PHS携帯会社の好調が伝えられたソフトバンク<9984>(東1)は4日ぶりに反発。東証1部の値上がり銘柄数は425銘柄(約25%)だった。
日経平均は小幅続落。朝方9665円44銭(102円17銭安)まで軟化のあとは底堅く、前引けは9699円28銭(68円33銭安)。
東証1部の出来高概算は、7億9662万株、売買代金は4699億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は425銘柄、値下がり銘柄数は1081銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、海運、空運、医薬品、倉庫・運輸、陸運、など。
一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、輸送用機器、パルプ・紙、ゴム製品、機械、卸売り、電気機器、ガラス・土石、金属製品、などだった。
6日前場の東京株式市場は、全般に様子見。スペインの財政を巡り、再びユーロ安・円高の懸念が漂った上、通信社報道で北朝鮮が数日中にミサイルを据え付ける可能性があると伝えられたため、手控える雰囲気。最高益更新の決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が軟調で、新車開発の現地化が伝えられたトヨタ自動車<7203>(東1)も軟調。半面、PHS携帯会社の好調が伝えられたソフトバンク<9984>(東1)は4日ぶりに反発。東証1部の値上がり銘柄数は425銘柄(約25%)だった。
日経平均は小幅続落。朝方9665円44銭(102円17銭安)まで軟化のあとは底堅く、前引けは9699円28銭(68円33銭安)。
東証1部の出来高概算は、7億9662万株、売買代金は4699億円。1部上場1676銘柄のうち、値上がり銘柄数は425銘柄、値下がり銘柄数は1081銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、海運、空運、医薬品、倉庫・運輸、陸運、など。
一方、値下がり率上位の業種は、鉄鋼、輸送用機器、パルプ・紙、ゴム製品、機械、卸売り、電気機器、ガラス・土石、金属製品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:51
| 市況・概況
2012年04月05日
【株式市場を検証】欧米株安受けて軟調展開だが一旦は下げ止まりの兆し
【日経平均株価、TOPIXともに3営業日続落】
■中国関連に加えて電機の一角や総合商社が前日比プラス圏に転じる
5日は、日経平均株価が前日比52円38銭(0.53%)安の9767円61銭となり3営業日続落した。一方、TOPIXは前日比2.79ポイント(0.33%)安の832.57となり3営業日続落した。前日の欧米株式市場の大幅下落を受けて軟調な展開だったが、午後には下げ渋る場面もあった。
日経平均株価は終値ベースで、3月8日(9768円96銭)以来の安値水準となった。日経平均株価の日中値幅は113円70銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆4175億円となり、前日の1兆3661億円に比べて増加し、47営業日連続で1兆円を上回った。
前日4日の米国株式市場で主要株価指数は下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比124ドル80セント(0.95%)安の1万3074ドル75セントとなり続落した。スペイン国債入札で調達額が目標の下限にとどまり、スペイン国債利回りが急上昇したため、リスク回避の動きで欧州株式市場が大幅下落したことが弱材料視された。前日の米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3月13日分)公開で追加緩和期待が後退したことも引き続き弱材料視された。
米3月ADP雇用報告は市場予想を上回ったが反応薄だった。S&P500株価指数は前日比1.02%安と続落、ナスダック総合株価指数は前日比1.46%安と続落した。米3月ADP雇用報告で民間部門雇用者数は前月比20.9万人増加となり、2月改定値の同23.0万人増加(同21.6万人増加から上方修正)に比べて鈍化したが市場予想を上回った。米3月ISM非製造業景気指数は56.0となり、2月の57.3に比べて低下して市場予想も下回った。
こうした流れを受けて日経平均株価は前日比82円49銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き1260万株の大幅売り越し観測だった。
寄り付き後の日経平均株価は、徐々に下落幅を広げる展開となった。午前の中盤には、この日の安値となる前日比127円29銭安の9692円70銭まで下落して、9700円台を割り込む場面もあった。その後は、休場明けの中国・上海株式市場が堅調だったこともあり、下落幅をやや縮小した。
午後に入ると日経平均株価は、株価指数先物取引が主導する形で、下落幅をやや縮小する展開となった。金融大手HSBCが発表した中国3月サービス部門PMI(購買担当者景気指数)は53.3となり、2月の53.9に比べてやや低下したが依然として堅調と受け止められ、中国・上海株式市場が上昇幅を広げる展開となったことが安心感につながった。日経平均株価は、この日の高値となる前日比13円59銭安の9806円40銭まで値を戻す場面もあった。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄512(全体の31%)、値下がり銘柄1019(全体の61%)だった。セクター別には、鉱業、銀行、保険、その他金融、海運などの下落が目立った。一方で、パルプ・紙、非鉄金属、不動産、陸運、電気・ガスなどが上昇した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のトヨタ自動車(7203)、2位の三菱UFJFG(8306)、3位のホンダ(7267)、5位のファーストリテイリング(9983)、7位のグリー(3632)、8位のみずほFG(8411)、9位のファナック(6954)、10位の日産自動車(7201)、11位の三井住友FG(8316)、16位のキヤノン(7751)、19位のソフトバンク(9984)が下落した。
一方で、4位の日立製作所(6501)、6位の東芝(6502)、12位の野村ホールディングス(8604)、13位の三菱商事(8058)、14位のコマツ(6301)、15位のシャープ(6753)、17位の三井物産(8031)、20位のソニー(6758)が上昇した。
前日の欧米株式市場の大幅下落を受けて、全体としては軟調展開だったが、中国・上海株式市場の上昇を受けて下げ渋る場面があり、中国関連に加えて電機の一角や総合商社が前日比プラス圏に転じるなど、一旦は下げ止まりの兆しを見せている。
明日は週末で米3月雇用統計を控えており、売り買いとも動きにくい状況だろう。一方では、2月決算期の小売大手の決算発表が始まり、12年3月期業績見通しの修正発表も増えているだけに、個別物色が活発になりそうだ。
■中国関連に加えて電機の一角や総合商社が前日比プラス圏に転じる
5日は、日経平均株価が前日比52円38銭(0.53%)安の9767円61銭となり3営業日続落した。一方、TOPIXは前日比2.79ポイント(0.33%)安の832.57となり3営業日続落した。前日の欧米株式市場の大幅下落を受けて軟調な展開だったが、午後には下げ渋る場面もあった。
日経平均株価は終値ベースで、3月8日(9768円96銭)以来の安値水準となった。日経平均株価の日中値幅は113円70銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆4175億円となり、前日の1兆3661億円に比べて増加し、47営業日連続で1兆円を上回った。
前日4日の米国株式市場で主要株価指数は下落した。ダウ工業株30種平均株価は前日比124ドル80セント(0.95%)安の1万3074ドル75セントとなり続落した。スペイン国債入札で調達額が目標の下限にとどまり、スペイン国債利回りが急上昇したため、リスク回避の動きで欧州株式市場が大幅下落したことが弱材料視された。前日の米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3月13日分)公開で追加緩和期待が後退したことも引き続き弱材料視された。
米3月ADP雇用報告は市場予想を上回ったが反応薄だった。S&P500株価指数は前日比1.02%安と続落、ナスダック総合株価指数は前日比1.46%安と続落した。米3月ADP雇用報告で民間部門雇用者数は前月比20.9万人増加となり、2月改定値の同23.0万人増加(同21.6万人増加から上方修正)に比べて鈍化したが市場予想を上回った。米3月ISM非製造業景気指数は56.0となり、2月の57.3に比べて低下して市場予想も下回った。
こうした流れを受けて日経平均株価は前日比82円49銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き1260万株の大幅売り越し観測だった。
寄り付き後の日経平均株価は、徐々に下落幅を広げる展開となった。午前の中盤には、この日の安値となる前日比127円29銭安の9692円70銭まで下落して、9700円台を割り込む場面もあった。その後は、休場明けの中国・上海株式市場が堅調だったこともあり、下落幅をやや縮小した。
午後に入ると日経平均株価は、株価指数先物取引が主導する形で、下落幅をやや縮小する展開となった。金融大手HSBCが発表した中国3月サービス部門PMI(購買担当者景気指数)は53.3となり、2月の53.9に比べてやや低下したが依然として堅調と受け止められ、中国・上海株式市場が上昇幅を広げる展開となったことが安心感につながった。日経平均株価は、この日の高値となる前日比13円59銭安の9806円40銭まで値を戻す場面もあった。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄512(全体の31%)、値下がり銘柄1019(全体の61%)だった。セクター別には、鉱業、銀行、保険、その他金融、海運などの下落が目立った。一方で、パルプ・紙、非鉄金属、不動産、陸運、電気・ガスなどが上昇した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のトヨタ自動車(7203)、2位の三菱UFJFG(8306)、3位のホンダ(7267)、5位のファーストリテイリング(9983)、7位のグリー(3632)、8位のみずほFG(8411)、9位のファナック(6954)、10位の日産自動車(7201)、11位の三井住友FG(8316)、16位のキヤノン(7751)、19位のソフトバンク(9984)が下落した。
一方で、4位の日立製作所(6501)、6位の東芝(6502)、12位の野村ホールディングス(8604)、13位の三菱商事(8058)、14位のコマツ(6301)、15位のシャープ(6753)、17位の三井物産(8031)、20位のソニー(6758)が上昇した。
前日の欧米株式市場の大幅下落を受けて、全体としては軟調展開だったが、中国・上海株式市場の上昇を受けて下げ渋る場面があり、中国関連に加えて電機の一角や総合商社が前日比プラス圏に転じるなど、一旦は下げ止まりの兆しを見せている。
明日は週末で米3月雇用統計を控えており、売り買いとも動きにくい状況だろう。一方では、2月決算期の小売大手の決算発表が始まり、12年3月期業績見通しの修正発表も増えているだけに、個別物色が活発になりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:00
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【銘柄フラッシュ】クラリオンやカカクコムが高く電力株も堅調
5日後場は、シャープ<6753>(東1)が持ち直して大引けには堅調転換の0.4%高になり、野村ホールディングス<8604>(東1)も堅調に転じて0.6%高など、全般に値を戻す相場。昨日来の円高基調が鈍化したため、日経平均は3日間で400円前後の下落となっただけに、先物から買い戻す動きが強まった。東証1部の売買代金1位はトヨタ自動車<7203>(東1)となり、前場は一時3000円を割ったものの持ち直し0.7%安。売買代金2位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)となり1.2%安。
新規上場2日目のエイチーム<3662>(東マ)は9時32分に初めて売買成立となり、2923円(前日最終気配値に対し439円高)で初値。その後はストップ高の3425円で買い気配のまま終了。
ソニー<6758>(東1)は後場、平井新社長兼CEOが12日に経営方針説明会を開催と伝えられ、期待が広がる形で値を戻し、堅調に転じて0.7%高。
関西電力<9503>(東1)は大飯原発の再稼働を巡り経産相が来週にも地元を訪問説明と伝えられ3.2%高、また、東京電力<9501>(東1)は、政府が議決権の過半を握る場合、株価に影響の少ない「種類株式」を活用と伝えられ安堵感が広がり1.9%高。
東証1部の値上がり率上位銘柄は前引けと顔ぶれが変わり、1位はメディカルシステムネットワーク<4350>(東1)の15.1%高となり株式分割を材料にした相場が需給相場に発展の様相と値幅狙いも買いが集まったようで高値更新、2位はクラリオン<6796>(東1)の7.9%高となり27日の業績予想増額から動意を活発化させ高値を更新、3位はコナカ<7494>(東1)の7.5%高となりタカキュー<8166>(東1)とともに注力の向きありと7.5%高。
カカクコム<2371>(東1)は昨日発表の月次動向が好調で輸出関連株を避ける資金が流入と戻り高値の6.7%高、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)は右肩上がり堅実で1株1万円未満で投資可能なため勝ちグセを取り戻す腕試しに好適とされて後場もジリ高の6.1%高となった。
新規上場2日目のエイチーム<3662>(東マ)は9時32分に初めて売買成立となり、2923円(前日最終気配値に対し439円高)で初値。その後はストップ高の3425円で買い気配のまま終了。
ソニー<6758>(東1)は後場、平井新社長兼CEOが12日に経営方針説明会を開催と伝えられ、期待が広がる形で値を戻し、堅調に転じて0.7%高。
関西電力<9503>(東1)は大飯原発の再稼働を巡り経産相が来週にも地元を訪問説明と伝えられ3.2%高、また、東京電力<9501>(東1)は、政府が議決権の過半を握る場合、株価に影響の少ない「種類株式」を活用と伝えられ安堵感が広がり1.9%高。
東証1部の値上がり率上位銘柄は前引けと顔ぶれが変わり、1位はメディカルシステムネットワーク<4350>(東1)の15.1%高となり株式分割を材料にした相場が需給相場に発展の様相と値幅狙いも買いが集まったようで高値更新、2位はクラリオン<6796>(東1)の7.9%高となり27日の業績予想増額から動意を活発化させ高値を更新、3位はコナカ<7494>(東1)の7.5%高となりタカキュー<8166>(東1)とともに注力の向きありと7.5%高。
カカクコム<2371>(東1)は昨日発表の月次動向が好調で輸出関連株を避ける資金が流入と戻り高値の6.7%高、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)は右肩上がり堅実で1株1万円未満で投資可能なため勝ちグセを取り戻す腕試しに好適とされて後場もジリ高の6.1%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:22
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【株式市場】円高基調の鈍化などから次第に持ち直しソニーは堅調転換
■東証1部銘柄は31%が高い
5日後場の東京株式市場は、全般戻り足。前場の円高基調が鈍化し、軟調に始まった上海株式が堅調に転換と伝えられ、次第に持ち直した。午後は、ソニー<6758>(東1)が平井新社長兼CEOによる経営方針説明会を12日に開催すると伝えられ、堅調相場に転換。前場3000円を割る場面があったホンダ<7267>(東1)も一時3080円台まで回復。新規上場2日目のエイチーム<3662>(東マ)は9時32分に初めて売買成立となり、2923円(前日最終気配値に対し439円高)で初値。その後はストップ高の3425円で買い気配のまま終了。東証1部の値上がり銘柄数は512銘柄(約31%)だった。
日経平均は後場、値戻し基調に転じ、14時過ぎに9806円40銭(13円59銭安)まで浮上。終値は9767円61銭(52円38銭安)。
東証1部の出来高概算は、22億1760万株、売買代金は1兆4175億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は512(前引けは271)銘柄、値下がり銘柄数は1019(前引けは1283)銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、パルプ・紙、陸運、非鉄金属、不動産、卸売り、など。
一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、鉱業、その他金融、銀行、倉庫・運輸、情報・通信、空運、輸送用機器、鉄鋼、小売り、などだった。
5日後場の東京株式市場は、全般戻り足。前場の円高基調が鈍化し、軟調に始まった上海株式が堅調に転換と伝えられ、次第に持ち直した。午後は、ソニー<6758>(東1)が平井新社長兼CEOによる経営方針説明会を12日に開催すると伝えられ、堅調相場に転換。前場3000円を割る場面があったホンダ<7267>(東1)も一時3080円台まで回復。新規上場2日目のエイチーム<3662>(東マ)は9時32分に初めて売買成立となり、2923円(前日最終気配値に対し439円高)で初値。その後はストップ高の3425円で買い気配のまま終了。東証1部の値上がり銘柄数は512銘柄(約31%)だった。
日経平均は後場、値戻し基調に転じ、14時過ぎに9806円40銭(13円59銭安)まで浮上。終値は9767円61銭(52円38銭安)。
東証1部の出来高概算は、22億1760万株、売買代金は1兆4175億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は512(前引けは271)銘柄、値下がり銘柄数は1019(前引けは1283)銘柄。
また、東証33業種別指数は8業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、パルプ・紙、陸運、非鉄金属、不動産、卸売り、など。
一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、鉱業、その他金融、銀行、倉庫・運輸、情報・通信、空運、輸送用機器、鉄鋼、小売り、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:33
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【銘柄フラッシュ】サクラダや昭和電工が高く東京電力も小じっかり
5日前場は、NY株の124ドル安や1ユーロ108円台への円高を受け、ホンダ<7267>(東1)が一時3000円を割りながら東証1部の売買代金1位。トヨタ自動車<7203>(東1)は3400円を割る場面をみせて売買代金2位。売買代金上位30銘柄で高い銘柄は武田薬品工業<4502>(東1)など2銘柄のみ。
東京電力<9501>(東1)は小じっかりの0.9%高となり、政府が議決権の過半を握る観測が伝えられたものの、株価に影響の少ない「種類株式」を活用と伝えられ安堵感。また、関西電力<9503>(東1)は大飯原発の再稼働を巡り経産相が来週にも地元を訪問説明と伝えられ3.1%高。
東証1部の値上がり率1位はサクラダ<5917>(東1)の5.6%高となり輸出関連の主力株が冴えないため復興関連の材料仕手株の出番と日本橋梁<5912>(東1)の4.1%高とともに活況高、2位は共立印刷<7838>(東1)の4.8%高となり浮動株比率が低く最近続落でリバウンドの好機と4.8%高。
昭和電工<4004>(東1)はHDD(ハードディスク駆動装置)用ディスクの拡大が伝えられ4.4%高、マルカキカイ<7594>(東1)は昨日発表の第1四半期決算を好感し4.0%高となった。
東京電力<9501>(東1)は小じっかりの0.9%高となり、政府が議決権の過半を握る観測が伝えられたものの、株価に影響の少ない「種類株式」を活用と伝えられ安堵感。また、関西電力<9503>(東1)は大飯原発の再稼働を巡り経産相が来週にも地元を訪問説明と伝えられ3.1%高。
東証1部の値上がり率1位はサクラダ<5917>(東1)の5.6%高となり輸出関連の主力株が冴えないため復興関連の材料仕手株の出番と日本橋梁<5912>(東1)の4.1%高とともに活況高、2位は共立印刷<7838>(東1)の4.8%高となり浮動株比率が低く最近続落でリバウンドの好機と4.8%高。
昭和電工<4004>(東1)はHDD(ハードディスク駆動装置)用ディスクの拡大が伝えられ4.4%高、マルカキカイ<7594>(東1)は昨日発表の第1四半期決算を好感し4.0%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16
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【株式市場】NY株安などで輸出関連株が冴えないなか日本橋梁は続伸
■東証1部銘柄は16%が高い
5日前場の東京株式市場は、全般続落。NY株の124ドル安に加え、円相場が1ユーロ108円台の円高基調になったほか、昨日の日経平均1万円割れを境に、日経平均先物にロスカットの強制売りが継続と伝えられ、手控えムードが継続。ホンダ<7267>(東1)が東証1部の売買代金1位になり一時3000円を割り、トヨタ自動車<7203>(東1)は売買代金2位で一時3400円を割り込んだ。輸出関連株が冴えない時に買われる傾向のあるグリー<3632>(東1)も軟調。半面、日本橋梁<5912>(東1)は続伸。東証1部の値上がり銘柄数は271銘柄(約16%)だった。
日経平均は続落。昨日の1万円割れに続き、10時30分過ぎに9692円70銭(127円29銭安)まで下押し、前引けは9727円99銭(92円00銭安)。
東証1部の出来高概算は、10億7642万株、売買代金は6590億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は271銘柄、値下がり銘柄数は1283銘柄。
また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、パルプ・紙、陸運、医薬品。
一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、輸送用機器、鉱業、鉄鋼、などだった。
5日前場の東京株式市場は、全般続落。NY株の124ドル安に加え、円相場が1ユーロ108円台の円高基調になったほか、昨日の日経平均1万円割れを境に、日経平均先物にロスカットの強制売りが継続と伝えられ、手控えムードが継続。ホンダ<7267>(東1)が東証1部の売買代金1位になり一時3000円を割り、トヨタ自動車<7203>(東1)は売買代金2位で一時3400円を割り込んだ。輸出関連株が冴えない時に買われる傾向のあるグリー<3632>(東1)も軟調。半面、日本橋梁<5912>(東1)は続伸。東証1部の値上がり銘柄数は271銘柄(約16%)だった。
日経平均は続落。昨日の1万円割れに続き、10時30分過ぎに9692円70銭(127円29銭安)まで下押し、前引けは9727円99銭(92円00銭安)。
東証1部の出来高概算は、10億7642万株、売買代金は6590億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は271銘柄、値下がり銘柄数は1283銘柄。
また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、パルプ・紙、陸運、医薬品。
一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、輸送用機器、鉱業、鉄鋼、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:45
| 市況・概況
2012年04月04日
【株式市場を検証】日経平均株価は終値ベースで3月13日以来の1万円大台割れ
【日経平均株価、TOPIXともに大幅続落】
■先物の売りが主導して一段安
4日は大幅下落した。日経平均株価は前日比230円40銭(2.29%)安の9819円99銭となり大幅続落した。TOPIXは前日比15.66ポイント(1.84%)安の835.36となり大幅続落した。株価指数先物取引での売りが主導する形となり、取引終了にかけて一段安の展開となった。
日経平均株価は終値ベースで、3月13日(9899円08銭)以来の1万円大台割れとなった。また日経平均株価の日中値幅は239円92銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆3661億円となり、前日の1兆469億円に比べて大幅増加し、46営業日連続で1兆円を上回った。
前日3日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比64ドル94セント(0.49%)安の1万3199ドル55セントとなり4営業日ぶり反落した。米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3月13日分)で追加緩和を支持する意見が少数だったため、追加緩和期待が後退して売り優勢になった。前日比133ドル28セント安まで下落する場面もあった。
S&P500株価指数は前日比0.40%安と3営業日ぶり反落、ナスダック総合株価指数は前日比0.20%安と反落した。米2月製造業新規受注は前月比1.3%増加となり、1月改定値の同1.1%減少(同1.0%減少から下方修正)に比べて改善したが市場予想を下回った。
こうした流れに対して日経平均株価は前日比4円51銭安と小幅に売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き50万株の買い越し観測だった。
寄り付き後の日経平均株価は、前日終値付近でモミ合う展開となり、様子見ムードを強めた。しかし午前の中盤になると、徐々に下落幅を広げる展開となった。ユーロ・円相場が円高方向に傾いたことも弱材料視された。さらに1万円大台を割り込むと、株価指数先物取引が主導する形で9800円台まで急落した。
午後に入ると日経平均株価は、やはり株価指数先物取引が主導する形で、午前に比べて一段と下落幅を広げる展開となった。下値での買いも限定的となり結局、日経平均株価はこの日の安値、TOPIXはこの日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄174(全体の10%)、値下がり銘柄1429(全体の85%)だった。セクター別には全業種が下落した。中でも、ゴム製品、ガラス・土石、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、電機、自動車、証券、保険、その他金融、不動産、海運、倉庫・運輸、電気・ガスなどが大幅に下落した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のファーストリテイリング(9983)の大幅下落が目立った。また、2位のトヨタ自動車(7203)、3位の三菱UFJFG(8306)、4位の日立製作所(6501)、5位のホンダ(7267)、6位のみずほFG(8411)、8位の東芝(6502)、9位の日産自動車(7201)、10位のソフトバンク(9984)、11位のコマツ(6301)、12位の三井住友FG(8316)、14位の三菱商事(8058)、17位の野村ホールディングス(8604)、18位のファナック(6954)、19位のキヤノン(7751)、20位のソニー(6758)も下落した。
一方で、7位の日本たばこ産業(JT)(2914)、13位のディー・エヌ・エー(2432)、15位のNTTドコモ(9437)、16位のグリー(3632)が上昇した。売買代金上位20銘柄の中で上昇したのは、この4銘柄にとどまった。
日経平均株価の下落幅は今年最大となり、東証1部市場の値下がり銘柄数は全体の8割を超えた。特段の売り材料は見当たらないが、全体として手詰まり感が台頭していたところに、株価指数先物取引での仕掛け的な売りが主導した形だろう。
週末6日の米3月雇用統計、そして来週9日〜10日の日銀金融政策決定会合を控えて、積極的な買いが入りにくい状況であることに加えて、チャート面で見れば、日経平均株価、TOPIXともに、25日移動平均線を割り込んだだけに、調整局面入りが警戒されそうだ。
■先物の売りが主導して一段安
4日は大幅下落した。日経平均株価は前日比230円40銭(2.29%)安の9819円99銭となり大幅続落した。TOPIXは前日比15.66ポイント(1.84%)安の835.36となり大幅続落した。株価指数先物取引での売りが主導する形となり、取引終了にかけて一段安の展開となった。
日経平均株価は終値ベースで、3月13日(9899円08銭)以来の1万円大台割れとなった。また日経平均株価の日中値幅は239円92銭だった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆3661億円となり、前日の1兆469億円に比べて大幅増加し、46営業日連続で1兆円を上回った。
前日3日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比64ドル94セント(0.49%)安の1万3199ドル55セントとなり4営業日ぶり反落した。米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(3月13日分)で追加緩和を支持する意見が少数だったため、追加緩和期待が後退して売り優勢になった。前日比133ドル28セント安まで下落する場面もあった。
S&P500株価指数は前日比0.40%安と3営業日ぶり反落、ナスダック総合株価指数は前日比0.20%安と反落した。米2月製造業新規受注は前月比1.3%増加となり、1月改定値の同1.1%減少(同1.0%減少から下方修正)に比べて改善したが市場予想を下回った。
こうした流れに対して日経平均株価は前日比4円51銭安と小幅に売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き50万株の買い越し観測だった。
寄り付き後の日経平均株価は、前日終値付近でモミ合う展開となり、様子見ムードを強めた。しかし午前の中盤になると、徐々に下落幅を広げる展開となった。ユーロ・円相場が円高方向に傾いたことも弱材料視された。さらに1万円大台を割り込むと、株価指数先物取引が主導する形で9800円台まで急落した。
午後に入ると日経平均株価は、やはり株価指数先物取引が主導する形で、午前に比べて一段と下落幅を広げる展開となった。下値での買いも限定的となり結局、日経平均株価はこの日の安値、TOPIXはこの日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄174(全体の10%)、値下がり銘柄1429(全体の85%)だった。セクター別には全業種が下落した。中でも、ゴム製品、ガラス・土石、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、電機、自動車、証券、保険、その他金融、不動産、海運、倉庫・運輸、電気・ガスなどが大幅に下落した。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位のファーストリテイリング(9983)の大幅下落が目立った。また、2位のトヨタ自動車(7203)、3位の三菱UFJFG(8306)、4位の日立製作所(6501)、5位のホンダ(7267)、6位のみずほFG(8411)、8位の東芝(6502)、9位の日産自動車(7201)、10位のソフトバンク(9984)、11位のコマツ(6301)、12位の三井住友FG(8316)、14位の三菱商事(8058)、17位の野村ホールディングス(8604)、18位のファナック(6954)、19位のキヤノン(7751)、20位のソニー(6758)も下落した。
一方で、7位の日本たばこ産業(JT)(2914)、13位のディー・エヌ・エー(2432)、15位のNTTドコモ(9437)、16位のグリー(3632)が上昇した。売買代金上位20銘柄の中で上昇したのは、この4銘柄にとどまった。
日経平均株価の下落幅は今年最大となり、東証1部市場の値下がり銘柄数は全体の8割を超えた。特段の売り材料は見当たらないが、全体として手詰まり感が台頭していたところに、株価指数先物取引での仕掛け的な売りが主導した形だろう。
週末6日の米3月雇用統計、そして来週9日〜10日の日銀金融政策決定会合を控えて、積極的な買いが入りにくい状況であることに加えて、チャート面で見れば、日経平均株価、TOPIXともに、25日移動平均線を割り込んだだけに、調整局面入りが警戒されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:51
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【銘柄フラッシュ】日本橋梁が高く新規上場エイチームは買い気配のまま大幅高
4日後場は、円高基調を受けて自動車株が一段安となり、大手商社も下値を探り三菱商事<8058>(東1)は2.1%安。日経平均の1万円割れは株価指数先物にロスカットの売りを誘発させるとの見方もあり、日経225種に連動性の強いファーストリテイリング<9983>(東1)は東証1部の売買代金1位で5.7%安。売買代金2位はトヨタ自動車<7203>(東1)の2.0%安、3位は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の1.7%安。
大飯原発の運転再開を巡り注目の関西電力<9503>(東1)は朝方堅調だったものの後場は軟調で1.5%安。夏のボーナス取りやめ方針と伝えられた東京電力<9501>(東1)は1円安の206円で0.5%安。
一方、本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格1080円の2.3倍の2484円買い気配で終了。初値は明日以降に持ち越し。
「切りもち訴訟」を控訴するとともに引当金を発表したサトウ食品工業<2923>(東2)は出来高1枚(100株)ながら1.8%高。
東証1部の値上がり率1位はエンプラス<6961>(東1)の9.8%高となり決算発表への期待とみずほ証券の積極評価を材料に前引けの7.8%高から一段ジリ高、2位は日本橋梁<5912>(東1)の8.3%高となり主力銘柄がダメな相場でこそ出番との期待、3位には高砂香料工業<4914>(東1)の5.2%高が入りセーラー万年筆<7992>(東2)が4月下旬にアロマオイルの香りを楽しめるボールペンを発売すると伝えられたことを手がかりに連想買いと急伸。
東京個別指導学院<4745>(東1)は2月決算の発表が4月9日と伝えられ前回の4月15日から早まるのは自信がある証拠とかで4.9%高、河合楽器製作所<7952>(東1)は仕手色が強く中国でピアノの需要が活発とされて4.8%高、日本無線<6751>(東1)は「ミリ波」による豪雨監視の話が4月1日付けの新聞に乗る前に急動意となり次は北朝鮮の「人工衛星」発射に備える政府の全国自治体向け緊急通報「Jアラート」に関連とかで早耳筋暗躍の様子で4.0%高となった。
大飯原発の運転再開を巡り注目の関西電力<9503>(東1)は朝方堅調だったものの後場は軟調で1.5%安。夏のボーナス取りやめ方針と伝えられた東京電力<9501>(東1)は1円安の206円で0.5%安。
一方、本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格1080円の2.3倍の2484円買い気配で終了。初値は明日以降に持ち越し。
「切りもち訴訟」を控訴するとともに引当金を発表したサトウ食品工業<2923>(東2)は出来高1枚(100株)ながら1.8%高。
東証1部の値上がり率1位はエンプラス<6961>(東1)の9.8%高となり決算発表への期待とみずほ証券の積極評価を材料に前引けの7.8%高から一段ジリ高、2位は日本橋梁<5912>(東1)の8.3%高となり主力銘柄がダメな相場でこそ出番との期待、3位には高砂香料工業<4914>(東1)の5.2%高が入りセーラー万年筆<7992>(東2)が4月下旬にアロマオイルの香りを楽しめるボールペンを発売すると伝えられたことを手がかりに連想買いと急伸。
東京個別指導学院<4745>(東1)は2月決算の発表が4月9日と伝えられ前回の4月15日から早まるのは自信がある証拠とかで4.9%高、河合楽器製作所<7952>(東1)は仕手色が強く中国でピアノの需要が活発とされて4.8%高、日本無線<6751>(東1)は「ミリ波」による豪雨監視の話が4月1日付けの新聞に乗る前に急動意となり次は北朝鮮の「人工衛星」発射に備える政府の全国自治体向け緊急通報「Jアラート」に関連とかで早耳筋暗躍の様子で4.0%高となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:27
| 市況・概況
【株式市場】3月13日以来の1万円割れのなか新規上場のエイチームは大幅高気配
■東証1部銘柄は10%が高い
4日後場の東京株式市場は、全般一段安。円高基調の中でも、韓国ウォンとの対比で円高基調を懸念する動きがあり、価格競争力の見地から自動車株が全般一段安。日経平均の1万円割れは株価指数先物にロスカットの売りを誘発させるとの見方もあり、連動性の高いソフトバンク<9984>(東1)なども安い。一方、物色の流れが中小型の個別材料株に移り、日本橋梁<5912>(東1)などは値上がり率上位に進出。本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格1080円の2.3倍の2484円買い気配。「初値」は明日に持ち越した。東証1部の値上がり銘柄数は174銘柄(約10%)だった。
日経平均は続落。後場は一段軟化し、大引けにかけて9819円99銭(230円40銭安)まで下げ、終値もこの値で安値引け。終値では3月13日以来の1万円台割れとなった。
東証1部の出来高概算は、20億9548万株、売買代金は1兆3662億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は174(前引けは268)銘柄、値下がり銘柄数は1429(前引けは1268)銘柄。
また、東証33業種別指数は全業種が安くなり(前引けは2業種が値上がり)、値下がり率の低い業種は、食料品、石油・石炭、情報・通信、サービス、繊維製品、小売り、医薬品、機械、など。
一方、値下がり率の大きい業種は、保険、不動産、証券・商品先物、非鉄金属、海運、その他金融、ゴム製品、輸送用機器、電気機器、などだった。
4日後場の東京株式市場は、全般一段安。円高基調の中でも、韓国ウォンとの対比で円高基調を懸念する動きがあり、価格競争力の見地から自動車株が全般一段安。日経平均の1万円割れは株価指数先物にロスカットの売りを誘発させるとの見方もあり、連動性の高いソフトバンク<9984>(東1)なども安い。一方、物色の流れが中小型の個別材料株に移り、日本橋梁<5912>(東1)などは値上がり率上位に進出。本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格1080円の2.3倍の2484円買い気配。「初値」は明日に持ち越した。東証1部の値上がり銘柄数は174銘柄(約10%)だった。
日経平均は続落。後場は一段軟化し、大引けにかけて9819円99銭(230円40銭安)まで下げ、終値もこの値で安値引け。終値では3月13日以来の1万円台割れとなった。
東証1部の出来高概算は、20億9548万株、売買代金は1兆3662億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は174(前引けは268)銘柄、値下がり銘柄数は1429(前引けは1268)銘柄。
また、東証33業種別指数は全業種が安くなり(前引けは2業種が値上がり)、値下がり率の低い業種は、食料品、石油・石炭、情報・通信、サービス、繊維製品、小売り、医薬品、機械、など。
一方、値下がり率の大きい業種は、保険、不動産、証券・商品先物、非鉄金属、海運、その他金融、ゴム製品、輸送用機器、電気機器、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:34
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】エンプラスや日本橋梁が高くディー・エヌ・エーは反発
4日前場は、円相場が対ユーロで一時109円台前半に入る円高基調のため、自動車株が総じて安く、トヨタ自動車<7203>(東1)は東証1部の売買代金2位で0.4%安、ホンダ<7267>(東1)は売買代金3位で1.3%安。半面、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は反発し3.8%高で売買代金7位。日経平均は一時164円05銭安の9886円34銭まで下げ、取引時間中としては3月23日以来の1万円台割れとなった。
ファーストリテイリング<9983>(東1)は売買代金1位で4.4%安。3月の月次売上高は好調だったものの、ユナイテッドアローズ<7606>(東1)の方が数字が良いとして物色が移ったこともあり、値下がり幅830円で、日経平均を同社株だけで33円引き下げた計算。
大飯原発の運転再開を巡り注目の関西電力<9501>(東1)は一時小安くなったものの持ち直し0.5%高。筆頭株主の大阪市が「原発全廃」を株主提案する方針と伝えられていることは気にする様子も。
東証1部の値上がり率1位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり8.3%高、2位はエンプラス<6961>(東1)の7.8%高となり前3月期の配当増額などを発表済みのため決算発表に期待あり2日ぶりに高値を更新、3位はリンクアンドモチベーション<2170>(東1)の6.3%高となり4月1日から6月末まで行なう自社株買いに期待。
日経平均の1万円割れを受けて材料仕手株の動きが活発化し、日本橋梁<5912>(東1)が5.4%高で値上がり率5位。ピーエス三菱<1871>(東1)は3.5%高で値上がり率9位となった。
ファーストリテイリング<9983>(東1)は売買代金1位で4.4%安。3月の月次売上高は好調だったものの、ユナイテッドアローズ<7606>(東1)の方が数字が良いとして物色が移ったこともあり、値下がり幅830円で、日経平均を同社株だけで33円引き下げた計算。
大飯原発の運転再開を巡り注目の関西電力<9501>(東1)は一時小安くなったものの持ち直し0.5%高。筆頭株主の大阪市が「原発全廃」を株主提案する方針と伝えられていることは気にする様子も。
東証1部の値上がり率1位は株価2ケタのランド<8918>(東1)となり8.3%高、2位はエンプラス<6961>(東1)の7.8%高となり前3月期の配当増額などを発表済みのため決算発表に期待あり2日ぶりに高値を更新、3位はリンクアンドモチベーション<2170>(東1)の6.3%高となり4月1日から6月末まで行なう自社株買いに期待。
日経平均の1万円割れを受けて材料仕手株の動きが活発化し、日本橋梁<5912>(東1)が5.4%高で値上がり率5位。ピーエス三菱<1871>(東1)は3.5%高で値上がり率9位となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:10
| 市況・概況
【株式市場】円高基調で主力株から軟化し3月23日以来の水準に戻る
■東証1部銘柄は16%が高い
4日前場の東京株式市場は、中盤から全般下落。円相場が対ユーロで109円台前半の円高基調になり、主力株から模様ながめに転じた。また、日経平均との相関性の強いファーストリテイリング<9983>(東1)が月次動向のモノ足りなさから4.4%安となり、日経平均の下げに影響した面もある様子。半面、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は反発し、本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は1836円(公開価格比756円高)買い気配。東証1部の値上がり銘柄数は268銘柄(約16%)だった。
日経平均は続落。10時30分にかけて9886円34銭(164円05銭安)まで下げ、取引時間中としては3月23日以来の1万円台を割り、前引けは9910円84銭(139円55銭安)。
東証1部の出来高概算は、10億1613万株、売買代金は6301億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は268銘柄、値下がり銘柄数は1268銘柄。
また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、値上がりした業種は、食料品、石油・石炭、のみ。
一方、値下がりした業種は、非鉄金属、海運、ゴム製品、倉庫・運輸、ガラス・土石、などだった。
4日前場の東京株式市場は、中盤から全般下落。円相場が対ユーロで109円台前半の円高基調になり、主力株から模様ながめに転じた。また、日経平均との相関性の強いファーストリテイリング<9983>(東1)が月次動向のモノ足りなさから4.4%安となり、日経平均の下げに影響した面もある様子。半面、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)は反発し、本日新規上場のエイチーム<3662>(東マ)は1836円(公開価格比756円高)買い気配。東証1部の値上がり銘柄数は268銘柄(約16%)だった。
日経平均は続落。10時30分にかけて9886円34銭(164円05銭安)まで下げ、取引時間中としては3月23日以来の1万円台を割り、前引けは9910円84銭(139円55銭安)。
東証1部の出来高概算は、10億1613万株、売買代金は6301億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は268銘柄、値下がり銘柄数は1268銘柄。
また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、値上がりした業種は、食料品、石油・石炭、のみ。
一方、値下がりした業種は、非鉄金属、海運、ゴム製品、倉庫・運輸、ガラス・土石、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:47
| 市況・概況
2012年04月03日
【株式市場を検証】売買高が減少する中で利益確定売りが優勢
【日経平均株価、TOPIXともに反落】
■手控えムード強く利益確定売りが優勢
3日は下落した。日経平均株価は前日比59円48銭(0.59%)安の1万50円39銭となり反落した。一方のTOPIXは前日比5.03ポイント(0.59%)安の851.02となり反落した。全体として手控えムードが強く、売買高が減少する中で利益確定売りが優勢だった。
日経平均株価の日中値幅は43円08銭にとどまった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆469億円となり、前日の1兆3349億円に比べて大幅に減少したが、45営業日連続で1兆円を上回った。
前日2日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比52ドル45セント(0.40%)高の1万3264ドル49セントとなり3営業日続伸した。売り優勢でスタートしたが、米3月ISM製造業景気指数を好感して買いが優勢になった。S&P500株価指数は前日比0.75%高と続伸、ナスダック総合株価指数は前日比0.91%高と5営業日ぶり反発した。米3月ISM製造業景気指数は53.4となり、2月の52.4に比べて上昇して市場予想も上回った。米2月建設支出は前月比1.1%減少となり、1月改定値の同0.8%減少(同0.1%減少から下方修正)に比べて悪化して市場予想も下回った。
こうした流れに対して日経平均株価は前日比27円66銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き1670万株の買い越し観測だったが、前日の海外市場で為替が円高方向に傾いたため輸出関連を中心に売りが優勢だった。
寄り付き後の日経平均株価は1万台半ばの水準でモミ合う展開だった。3月マネタリーベースが前年同月比0.2%減少と3年7カ月ぶりの減少に転じ、為替が序盤に1ドル=81円50銭台、1ユーロ=108円70銭台の円高水準に傾いたことが弱材料視された。中国3月非製造業PMI(購買担当者景気指数)は58.0となり、2月の57.3に比べて上昇したが、反応は限定的だった。
午後の中盤になると、日経平均株価は午前に比べて下落幅を広げ、この日の安値圏でモミ合う展開だった。終盤には為替がやや円安方向に傾いたことが支援材料となり、下落幅を縮小してこの日の高値(前日比25円80銭安の1万84円07銭)を付ける場面もあったが、再び売りに押された。結局この日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄400(全体の24%)、値下がり銘柄1154(全体の69%)だった。セクター別には、ほぼ全面安の中で、繊維、医薬品、銀行、証券、不動産、海運、空運、倉庫・運輸などの下落が目立った。一方で、食品、鉄鋼、電気・ガスが堅調だった。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の日立製作所(6501)、7位の日産自動車(7201)、18位の日本たばこ産業(JT)(2914)が上昇した。売買代金上位20銘柄で上昇したのは、この3銘柄にとどまった。
一方では、2位の三菱UFJFG(8306)、3位のトヨタ自動車(7203)、4位のグリー(3632)、5位のみずほFG(8411)、6位のホンダ(7267)、8位の三井住友FG(8316)、9位のソフトバンク(9984)、10位のシャープ(6753)、11位のディー・エヌ・エー(2432)、12位の三菱地所(8802)、13位の東芝(6502)、14位の住友不動産(8830)、15位の武田薬品(4502)、16位のキヤノン(7751)、17位の三菱商事(8058)、19位のソニー(6758)、20位のコマツ(6301)が下落した。主力株が総じて軟調だった。
売買高が大幅に減少し、東証1部市場の値下がり銘柄数が約7割に達するなど、全体としては手控えムードの強い展開だった。
テクニカル面での短期的な過熱感は解消されつつあるが、為替の円安進行が一服感を強めているだけでなく、全体として手詰まり感も台頭し始めているようだ。上値を追うには新規の材料が欲しいところだろう。
決算発表や業績見通し修正発表が本格化するため、当面は個別物色の展開だろう。
■手控えムード強く利益確定売りが優勢
3日は下落した。日経平均株価は前日比59円48銭(0.59%)安の1万50円39銭となり反落した。一方のTOPIXは前日比5.03ポイント(0.59%)安の851.02となり反落した。全体として手控えムードが強く、売買高が減少する中で利益確定売りが優勢だった。
日経平均株価の日中値幅は43円08銭にとどまった。東証1部市場の売買代金は概算で1兆469億円となり、前日の1兆3349億円に比べて大幅に減少したが、45営業日連続で1兆円を上回った。
前日2日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比52ドル45セント(0.40%)高の1万3264ドル49セントとなり3営業日続伸した。売り優勢でスタートしたが、米3月ISM製造業景気指数を好感して買いが優勢になった。S&P500株価指数は前日比0.75%高と続伸、ナスダック総合株価指数は前日比0.91%高と5営業日ぶり反発した。米3月ISM製造業景気指数は53.4となり、2月の52.4に比べて上昇して市場予想も上回った。米2月建設支出は前月比1.1%減少となり、1月改定値の同0.8%減少(同0.1%減少から下方修正)に比べて悪化して市場予想も下回った。
こうした流れに対して日経平均株価は前日比27円66銭安と売り優勢でスタートした。外資系証券9社経由の寄り付き前の注文状況は差し引き1670万株の買い越し観測だったが、前日の海外市場で為替が円高方向に傾いたため輸出関連を中心に売りが優勢だった。
寄り付き後の日経平均株価は1万台半ばの水準でモミ合う展開だった。3月マネタリーベースが前年同月比0.2%減少と3年7カ月ぶりの減少に転じ、為替が序盤に1ドル=81円50銭台、1ユーロ=108円70銭台の円高水準に傾いたことが弱材料視された。中国3月非製造業PMI(購買担当者景気指数)は58.0となり、2月の57.3に比べて上昇したが、反応は限定的だった。
午後の中盤になると、日経平均株価は午前に比べて下落幅を広げ、この日の安値圏でモミ合う展開だった。終盤には為替がやや円安方向に傾いたことが支援材料となり、下落幅を縮小してこの日の高値(前日比25円80銭安の1万84円07銭)を付ける場面もあったが、再び売りに押された。結局この日の安値圏で取引を終了した。
東証1部市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄400(全体の24%)、値下がり銘柄1154(全体の69%)だった。セクター別には、ほぼ全面安の中で、繊維、医薬品、銀行、証券、不動産、海運、空運、倉庫・運輸などの下落が目立った。一方で、食品、鉄鋼、電気・ガスが堅調だった。
東証1部市場の売買代金上位の個別銘柄で見ると、1位の日立製作所(6501)、7位の日産自動車(7201)、18位の日本たばこ産業(JT)(2914)が上昇した。売買代金上位20銘柄で上昇したのは、この3銘柄にとどまった。
一方では、2位の三菱UFJFG(8306)、3位のトヨタ自動車(7203)、4位のグリー(3632)、5位のみずほFG(8411)、6位のホンダ(7267)、8位の三井住友FG(8316)、9位のソフトバンク(9984)、10位のシャープ(6753)、11位のディー・エヌ・エー(2432)、12位の三菱地所(8802)、13位の東芝(6502)、14位の住友不動産(8830)、15位の武田薬品(4502)、16位のキヤノン(7751)、17位の三菱商事(8058)、19位のソニー(6758)、20位のコマツ(6301)が下落した。主力株が総じて軟調だった。
売買高が大幅に減少し、東証1部市場の値下がり銘柄数が約7割に達するなど、全体としては手控えムードの強い展開だった。
テクニカル面での短期的な過熱感は解消されつつあるが、為替の円安進行が一服感を強めているだけでなく、全体として手詰まり感も台頭し始めているようだ。上値を追うには新規の材料が欲しいところだろう。
決算発表や業績見通し修正発表が本格化するため、当面は個別物色の展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:04
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】三協・立山HLDやツツミが急動意となりキリン堂はS高
3日後場は、円相場が対ユーロで109円台に戻る円高基調になり、日銀による3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられたことも前場に続いて手控え要因。自動車株や大手銀行、不動産株が軟調で、トヨタ自動車<7203>(東1)は東証1部の売買代金3位で0.3%安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は売買代金2位で1.9%安。日立製作所<6501>(東1)は売買代金1位で0.2%高。
大手不動産株が安く、住友不動産<8830>(東1)は3.6%安。日銀が朝発表した3月の資金供給動向が2008年8月以来3年7カ月ぶりにマイナスに転じたと伝えられ、このところの金融緩和感や脱デフレ期待が後退。中堅・新興のマンション銘柄も総じて安い。
評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は前引けに0.5%高と堅調だったものの伸びきれず大引けは前日比変わらずの223円。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくキリン堂<2660>(東1)となり昨日発表の2月決算を好感して引き続き18.6%ストップ高、2位も前引けと同じドリームインキュベータ<4310>(東1)の9.5%高となり約91%出資するペットの保険会社が損害保険の免許を取得と前週伝えられたことを材料に連日高値、3位には三協・立山ホールディングス<3432>(東1)の9.6%高が入りアルミ建材の復興需要を手がかりに軽量株妙味を発揮と高値更新9.6%高。
ツツミ<7937>(東1)は需給妙味があり宝飾品の需要堅調観測がいわれて7.8%高、石川製作所<6208>(東1)は北朝鮮の「宇宙衛星」を手がかりに株価2ケタの防衛関連株と7.6%高になった。
大手不動産株が安く、住友不動産<8830>(東1)は3.6%安。日銀が朝発表した3月の資金供給動向が2008年8月以来3年7カ月ぶりにマイナスに転じたと伝えられ、このところの金融緩和感や脱デフレ期待が後退。中堅・新興のマンション銘柄も総じて安い。
評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は前引けに0.5%高と堅調だったものの伸びきれず大引けは前日比変わらずの223円。
東証1部の値上がり率1位は前引けと同じくキリン堂<2660>(東1)となり昨日発表の2月決算を好感して引き続き18.6%ストップ高、2位も前引けと同じドリームインキュベータ<4310>(東1)の9.5%高となり約91%出資するペットの保険会社が損害保険の免許を取得と前週伝えられたことを材料に連日高値、3位には三協・立山ホールディングス<3432>(東1)の9.6%高が入りアルミ建材の復興需要を手がかりに軽量株妙味を発揮と高値更新9.6%高。
ツツミ<7937>(東1)は需給妙味があり宝飾品の需要堅調観測がいわれて7.8%高、石川製作所<6208>(東1)は北朝鮮の「宇宙衛星」を手がかりに株価2ケタの防衛関連株と7.6%高になった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:50
| 市況・概況
【株式市場】円高基調が続き大手銀行や不動産株も全般に手控える
■東証1部銘柄は24%が高い
3日後場の東京株式市場は、引き続き全般軟調。円相場が対ユーロで109円台に戻る円高基調になり、日銀による3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられたことも前場に続いて手控え要因になった。自動車株や大手銀行、不動産株が軟調で、ファーストリテイリング<9983>(東1)やソフトバンク<9984>(東1)も軟調。東証1部の値上がり銘柄数は400銘柄(約24%)だった。ただ、機関投資家の新年度の運用姿勢は来週から本格化するとの予想がある。
日経平均は小反落。後場は1万40円99銭(68円88銭安)まで軟化し、終値は1万50円39銭(59円48銭安)。
東証1部の出来高概算は、16億8176万株、売買代金は1兆470億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は400銘柄、値下がり銘柄数は1154銘柄。
また、東証33業種別指数は3業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、鉄鋼、食料品、などだった。
3日後場の東京株式市場は、引き続き全般軟調。円相場が対ユーロで109円台に戻る円高基調になり、日銀による3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられたことも前場に続いて手控え要因になった。自動車株や大手銀行、不動産株が軟調で、ファーストリテイリング<9983>(東1)やソフトバンク<9984>(東1)も軟調。東証1部の値上がり銘柄数は400銘柄(約24%)だった。ただ、機関投資家の新年度の運用姿勢は来週から本格化するとの予想がある。
日経平均は小反落。後場は1万40円99銭(68円88銭安)まで軟化し、終値は1万50円39銭(59円48銭安)。
東証1部の出来高概算は、16億8176万株、売買代金は1兆470億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は400銘柄、値下がり銘柄数は1154銘柄。
また、東証33業種別指数は3業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりした業種は、電力・ガス、鉄鋼、食料品、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:34
| 市況・概況
【銘柄フラッシュ】キリン堂やドリームインキュベータが高く不動産株は安い
3日前場は、日銀が発表した3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられ、このところの金融緩和感が後退し、大手不動産株や大手銀行株が軒並み軟化。三菱地所<8802>(東1)は3.4%安。また、デフレ再燃の見方から円高傾向となり、自動車株も総じて軟調になり、トヨタ自動車<7203>(東1)は1.0%安。
関西電力<9503>(東1)は原発について首相が関係閣僚と政治判断に向けて協議と伝えられ様子見のまま軟調0.5%安。一方、J−POWER(電源開発)<9513>(東1)は経済産業省による電力取引規制の大幅緩和方針が伝えられ反発1.1%高。
評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は堅調0.5%高。
東証1部の値上がり率1位はキリン堂<2660>(東1)の18.6%ストップ高となり昨日発表の2月決算を好感して高値更新、2位はドリームインキュベータ<4310>(東1)の9.5%高となり約91%出資するペットの保険会社が損害保険の免許を取得と前週伝えられたことを材料に連日高値更新、3位は日本鋳鉄管<5612>(東1)の8.4%高となり仕手色強く一部情報紙の推奨とされて急反発となった。
関西電力<9503>(東1)は原発について首相が関係閣僚と政治判断に向けて協議と伝えられ様子見のまま軟調0.5%安。一方、J−POWER(電源開発)<9513>(東1)は経済産業省による電力取引規制の大幅緩和方針が伝えられ反発1.1%高。
評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は堅調0.5%高。
東証1部の値上がり率1位はキリン堂<2660>(東1)の18.6%ストップ高となり昨日発表の2月決算を好感して高値更新、2位はドリームインキュベータ<4310>(東1)の9.5%高となり約91%出資するペットの保険会社が損害保険の免許を取得と前週伝えられたことを材料に連日高値更新、3位は日本鋳鉄管<5612>(東1)の8.4%高となり仕手色強く一部情報紙の推奨とされて急反発となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16
| 市況・概況
【株式市場】円高基調のなか自動車株など伸び悩み新日本製鐵は堅調
■東証1部銘柄は26%が高い
3日前場の東京株式市場は、全般小反落。日銀が発表した3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられ、円高基調になり、自動車、電機・精密、不動産、銀行などから軟調。原発について首相が関係閣僚と政治判断に向けて協議と伝えられた関西電力<9503>(東1)は続落。半面、評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は堅調。東証1部の値上がり銘柄数は440銘柄(約26%)だった。
日経平均は小反落。1万100円台に届かないまま小動きを続け、前引けは1万68円19銭(41円68銭安)。
東証1部の出来高概算は、8億620万株、売買代金は4971億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は440銘柄、値下がり銘柄数は1050銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、鉄鋼、ガラス・土石、金属製品、電力・ガス、保険、など。
一方、値下がりした業種は、空運、不動産、海運、銀行、医薬品、倉庫・運輸、などだった。
3日前場の東京株式市場は、全般小反落。日銀が発表した3月の資金供給動向がマイナス転換と伝えられ、円高基調になり、自動車、電機・精密、不動産、銀行などから軟調。原発について首相が関係閣僚と政治判断に向けて協議と伝えられた関西電力<9503>(東1)は続落。半面、評価損の大幅減少を発表した新日本製鐵<5401>(東1)は堅調。東証1部の値上がり銘柄数は440銘柄(約26%)だった。
日経平均は小反落。1万100円台に届かないまま小動きを続け、前引けは1万68円19銭(41円68銭安)。
東証1部の出来高概算は、8億620万株、売買代金は4971億円。1部上場1675銘柄のうち、値上がり銘柄数は440銘柄、値下がり銘柄数は1050銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、鉄鋼、ガラス・土石、金属製品、電力・ガス、保険、など。
一方、値下がりした業種は、空運、不動産、海運、銀行、医薬品、倉庫・運輸、などだった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:35
| 市況・概況